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MBV-707-J/c テムジン707J/c

装甲値:900 ジャンプ高度:70(ジャンプ(ターボ)攻撃中に徐々に高度が下がる)
レアリティ…派生機体
通称 J/c(ジェイスラシー、ジェイシー(備考))、テムシー、マグロ(備考)
特殊技 「ブリッツ・トーネード ver.707」

概要

全系列の中で階級が特務曹長に届かなくても支給される唯一の指揮官機。
設定上は707Jの指揮官機とされており(公式サイト参照)、攻撃モーションもほぼ707Jと同じだが、ゲーム上では707J+と同様に、707Jとは別種の性能を持った機体である。
(707J+の「+」もプラジナー系指揮官機に付く文字であるがあちらは指揮官機という設定ではない)
頭部アンテナが右側のみの大型のタイプに換装され、
支援戦闘用に開発されたという大型の専用スライプナーを装備している。

一部で「マグロ」と呼ばれるこの大型スライプナーの性能はたしかに高く、
TRWの威力は320(テムJクラスの機体を3発で沈める威力)で、かつゲージ消費も少なめと、見栄を張れば連発可能な簡易版ライデンレーザーと言えないこともない。

反面足が遅く、装甲も平均より低い。
全機体中、標準機体より機動性・装甲値共に下げられているのは本機体のみであり、
プログラムミスなのではないかと疑う見解すらあったが、結局バージョンアップもなく、Xbox360版でもそのままであるため、
そういう仕様なのだと納得するしかない。

と、これだけでも不遇なのに、3発射出する前DRWはゲージ消費こそ劇的に少ないものの、発生が遅く、威力減少、硬直増大、しかも3発出るのにほとんど多段ヒットしない。
一応、ダメージを取るための大技全般の燃費ないし射程が向上しており、その気になれば途切れる間もないガン攻めが可能な反面、
LJ前ビやしゃがみRWといった、大技の隙をフォローしてテクニカルに立ち回るのに必用な攻撃の性能や燃費が著しく低下している。
大技ぶっぱが有効な初心者同士の対戦では強い機体のように感じるかも知れないが、中級者以上が747A、707Jの感覚で小器用に立ち回ろうとすると死ぬ。
ほとんどの武器の見た目は平均的なテムジンなのに、扱いにくさから敬遠される、恵まれない機体。

巨大なソードを抱えた見た目から、近接戦に強い機体のように見えるかも知れないが、
D近を含めた近接のリーチこそ伸びているものの、威力、発生、踏み込み(及びD近の滑り)が弱体化している。
ブリッツ・トーネードという大技もあるものの、近距離で張り付いてプレッシャーを与え続けるような戦いは他のテムジン系列機の方が向いている。
前衛ではなく後衛よりのテムジンと言える。

バスターランチャーのような大型火器で戦うロボが好きな人、大剣好きな人、
他のテムジン系列機で思い通りに戦おうとするとRWゲージが足りなくなる人は、頑張って乗りこなしてみよう。

※以下、数値は箱版における検証。

目次


機動性

-ダッシュ性能:707Jより遅い。伝統的なテムジン系列機の例に漏れず、前方向は比較的速いが、横、後ろ方向がとても遅い。
-ジャンプ性能
-バーティカル性能
-旋回性能

武装

RW:スライプナー Mk5(ニュートラル・ランチャー)
CW:スライプナー Mk5(ブリッツ・セイバー)
LW:パワーボム Mk3

T→ターボ、c→しゃがみ、J→ジャンプ、D→ダッシュ、JD→空中ダッシュ LJ→低空ダッシュ

RW射撃

大威力のTRW、三発出る前DRWといった派手でRWゲージ消費の多そうに見える攻撃に加えて、牽制までこなさければならないとなると、リソース管理が大変だろう……と思いきや、
いずれも(派手な見た目の割には)ビックリするほどの省燃費。
その一方、空中ダッシュ射撃系の燃費や威力が良くないので、747Aや707Jの感覚で使っていると、RWゲージが思いがけないところで足りなくなったり、変なところで余ったりする。

【RW】
[威力100~70弱] : 射程距離855
707Jに比べてゲージ効率が良い(1発でRWゲージを5%消費、707Jの半分)。
その他の性能も強化されていると思いきや、威力(減衰率含む)、連射力は707Jと変わらない。
更に射程は707J+や747H、アファームドJAなどと同じく約850と、707Jと比べて大幅に短くなっており、後衛向けの707J/cにおいては弱体化していると言える。
とはいえ、前衛としては活躍しづらいこの機体にとっては、重要な援護武器である。
マグロバスター(TRW)や前ビの前後にマシンガンを垂れ流してもゲージ切れを起こさない燃費性能は大したものなので、テムジンの運用のセオリーを外したところに強みがあるのかも知れない。

銃がでかい分707Jとはちょっと弾の出所が違うので使って覚えよう。

【TRW】
[威力320] : 射程距離1580
通称マグロバスター。
707Jとモーションこそ同じだが威力がすさまじい(E系ライデンのノーマルレーザーの約7割に匹敵)。
テムジンとは思えない超火力を出せる。

747A、707J、707J+、および747HのTRWよりゲージ消費が少なめで、RWゲージが75%あれば撃てる。
つまりRWゲージ100%から撃てば25%残るので、そこから75%まで回復すれば第二射が撃てる。
707J/cのRWゲージ回復速度自体はやや遅めだが(ゲージ容量を参照)、それでも25%から75%まで回復するのに、時間にしてわずか3.3カウント。
撃ち尽くして残量がゼロだったとしても5カウント弱(E系ライデンの立ちレーザーの1.8倍速)で発射に必用な75%までのチャージが完了するので、
「絶好のチャンスなのにRWゲージが不足して撃てない」という状況が起こりにくいのが強み。
もっとも硬直が大きいので、連発できるからと言って無闇に撃ったりせず、撃つタイミングを見極めよう。

【cRW】
[威力90~50]×1 : 射程距離245
他の707系列と違い、弾は1発。使いどころが難しい。
弾数が少ない分、RWゲージ消費は15%程度と、消費量それ自体は747Aや他の707系より少ないが、
立ちRWの3倍のゲージ消費で威力が低いという点を考えると頼りなく感じる。

【JRW】
[威力50弱]×2 : 射程距離約950
跳躍頂点で2発の弾を射出。 これも他の707系列より弾数が少ない。

【JTRW】
[威力240] : 射程約1600~
空中マグロバスター。
テムジン系列のJTRWには珍しく、ダウン値がかなり高い。

【DRW】
・前
[威力200~100]×3 : 射程距離約1100
ダウン値の高い大玉を3発発射。しかも747Aや707Jの前ビと比べてRWゲージの消費が1発当たり半分程度でしかなく(3発合計で約55%消費)。前ビ→前ビ→前ビを繰り返しても弾切れを起こしにくい。
RWゲージ残量がほぼ底をついていて、これが747Aならギリギリ1発出るか出ないか……という状況でも、ダッシュを始めてから発生までの間にゲージ回復が間に合って、平然と2~3発出たりする。
あたかも泳ぎを止めると死ぬマグロのごとく走り回りながら延々と撃ち続けることすら可能な反面、代償として707Jより威力が1割少なく、発生が遅く、硬直が増大している。
3発出ると言ってもダウン値が高く、多段しにくいので、威力の低下は手痛い。
機体によっては遠距離で2HITすることもあり(Tetsuoには3HITすることもある)、多段すれば密着と同等かそれ以上のダメージにはなるが、どう頑張っても1HITにしかならない機体も多い。
弾数が1.5倍になった分、弾が出ている時間が長く判定も大きく、ラフに撃っても硬直を取りやすく、相手にとって避けにくくなっているはずだが、
こちらの硬直も長く元々の装甲も薄いので、適当に撃つと相手にとっても反撃しやすい攻撃になってしまう。
相手の援護にも注意しつつ、確実に当ててダウンを取ろう。段差落ちも重要。
弾数の多さを生かし、相手を巻き込むように撃つのがベターか。

・斜め前
[威力140~60]×2 : 射程距離約1250
小ビーム弾を2発発射。弾数は707Jと同じで、747Aより1発少ないが、密着で当てたときの威力が約1.5倍になにっている。
射程、誘導共に優秀なので援護にも使える。
また、J/cの斜め前RWは近距離の威力が高く多段HITも非常にしやすいため、
近距離でうまく2HITさせると、747Aの前DRW(威力225)を上回るダメージを与えられる。
反面距離減衰が激しく、遠距離でのダメージは707Jと同等。また707J+の前DRW(威力360)ほどの威力はないので、こればかりやっていれば強いというわけではない。
RWゲージ消費は2発で65%程度。前DRWより多いが、707Jの斜め前よりは省燃費。

・横
[威力80~30]×2
ビーム弾2発。707J+と同じく、707Jより1発、747Aより2発少ない。
RWゲージ消費は2発で25%程度。弾数が少ないこともあってか、消費量の合計は707Jより少ない。

・斜め後
[威力80~30]×2
ビーム弾2発。他の707系と同じく、747Aより1発少ない。

・後
[威力80~30]×1
ビーム弾1発。707J+と同じく、707Jや747Aより1発少ない。

【JDRW】/【LJRW】
・前
[威力120~60] : 射程距離約1600弱
地上より1発少なく、大玉2発。威力も地上より低い。前DRWより多段はしやすい。
弾数は747Aや707Jと同じだが、707Jのものと比べて威力が2割、747Aのものと比べて2割5分低いなど、他のテムジンより威力が低くなっている。
しかもRWゲージの消費量は地上で3発撃った時よりも多く(2発合計で約75%消費)、747Aや707Jの地上前ビと同程度の消費量で、
前JDRWのゲージ消費量としては707Jと同程度だが、747Aと比べると燃費が悪い。

・斜め前
[威力80~40]×2
地上と同じく2発。747Aや他の707系と同じ弾数。
RWゲージ消費は2発で65%で、707Jと同程度。

・横
[威力70~20]×3
地上より1発多く、3発。747Aや707Jと同じ弾数で、707J+より1発多い。
707Jのものより燃費が悪く、75%程度のRWゲージを消費する。

・斜め後
[威力70~20]×2
地上と同じく2発。他の707系と同じく、747Aより1発少ない。

・後
[威力70~20]×1
地上と同じく1発。707J+と同じく、747Aや707Jより1発少ない。


CW射撃

【CW】
[威力60~40] : 射程距離390弱
707Jに比べ、1.5倍~2倍の威力を獲得したカッター。
その分CWゲージ消費が約85%程度と、707Jより消費が多め。
ゲージ100%時に旋回しながら出すと特殊技になるので注意。

【TCW】
[威力180~120] : 射程距離625
立ちCWの3倍の威力があるカッターを射出。
立ちCWと違って、707Jに比べて威力は変わらないが、射程が伸びている。
これにより撃ち所が増大した。
ゲージ消費は707Jと同じく、CWゲージを100%消費する。

硬直が大きいので撃つタイミングを間違えないように。

【cCW】
[威力40~20] : 射程距離約410
【JCW】
[威力40~20] : 射程距離約390
【JTCW】
[威力120~100] : 射程距離約330

これらは707Jから変化なし。

【DCW】
・前
[威力50~30]
707Jより威力が10低い。
立ちCWの方がダメージが高いが、射程はこちらが上。

・斜め前・横・斜め後
[威力30~20]
707Jと同等の威力。


[威力20~10]
707Jと同等の威力。

【JDCW】
・前
[威力60~40]
地上より威力が高く、707Jと同等。

・斜め前・横・斜め後
[威力30~20]
地上と同じ威力。


[威力20~10]
地上と同じ威力。


LW射撃

747A707J707J+10/80advJATDと同じく、どの体勢から投げてもドーム型の爆風を伴い、状態異常効果のないタイプのボム。
バリアのように爆風で敵弾をかき消すことができるものの、ターボ以外はダメージがほとんどなく、前ダッシュから投げても威力が低いのは上記機体と同様。TLWのみ機体ごとに仕様が異なる。
箱版においてはTLWの爆風ダメージを除いて、707Jとほとんど変わりない。LWのゲージ消費量も同程度。
詳細は707J参照のこと。

他のテムジン系列機では「敵を追いかけることが多い特性とマッチしていない」と揶揄される武装だが、
足が遅く装甲が薄く、硬直の長い攻撃にダメージソースが偏る707J/cでは、他のテムジン系列機とは重要度や運用法が異なる。
TRW、TCWを撃つときの壁として使うことも出来るので覚えておこう。

【LW】
[威力5] : 有効射程約140

【TLW】
[威力100](本体) : 有効射程距離400(ロック時) : 射程距離530(ノーロック時) /[威力100](爆風) : 半径50
707系の中で最も爆風の威力が高く、直撃と同等のダメージが出る。
ただし747AやJA、TDと比べると威力が低い。

【cLW】
[威力5] : 有効射程距離約520

【JLW】
[威力5] : 有効射程距離∞
相手を目がけて一直線に飛ぶ。

【JTLW】
[威力80](本体) : 射程約400で直当て/威力50(爆風)
場合によっては地面でバウンドする。


近接攻撃

モーションは707Jと同じだが、全体的に振りが遅い。威力が747Aと比べて20低く、707Jと比べても10低い。
RWのダブルロックオン距離は747Aと同じで、707Jより5長い。
CWのダブルロックオン距離が747Aや707Jと比べて5短い。

ダブルロックオン距離
RW:74
CW:94
LW:79

通常近接

707Jより威力、発生、踏み込みが弱体化している。
【RW】
[威力215](1段目)→[威力140](2段目)
マグロによる突き。

【CW】
[威力300]
マグロを左後ろから右へと振る。

【LW】
[威力236](1段目)→[威力155](2段目)
マグロを右から左へと振る。

【小ジャンプ近接】
[威力330]
ジャンプしてマグロを振り下ろす。

【アッパー近接】
[威力310]
マグロを振り上げつつ上昇する。

【追い討ち近接】
ダウンしている相手をマグロで刺す。
当たれば約14.2%のダメージという点は全機体共通。


ターボ近接

【TRW】
[威力300]
マグロによる右からのなぎ払い。
モーションは707Jと同じ。
振りは遅いがマグロが長いのでしっかりリーチ勝ちを狙おう。
なお、J+と違って右側にもしっかり判定はある。

【TCW】
[威力340]
マグロを使って707Jと同じく一回転。
ただし出の遅さは最悪。
右側の判定も上部にしかない。
威力は高く、左側の判定はそこそこ強いので読み勝てば当てることは可能だが、
姿勢の低いキャラ相手に振るのは無謀の極み。

【TLW】
[威力320]
テムジンパンチ。
指揮官による鉄拳制裁。


ダッシュ近接

707Jに比べてリーチは伸びているが滑りが悪くなった。

【DRW】
[威力231]
マグロを右後方から左へと振る。

【DCW】
[威力246]
マグロを振り下ろす。

【DLW】
[威力236]
マグロを左から右へと振る。


特殊攻撃

【ブリッツ・トーネード ver.707】CWゲージ100%時、旋回中にCW
[威力400]
通称メガスピン。OMGドルカス→前作オラタンの707F/707Gから継承された、J/cで最大の威力を誇る技。
747Hのブリッツ・トーネードver.747とは見た目も性質も威力も別物で、
コマのようにマグロを振り回して全方位に近接判定の攻撃を出しつつ、ロックした相手に向かって、およそ200ほどの距離を滑る。
右旋回で出すと右回りに、左旋回で出すと左回りに回転する。
画面外にいる相手に向かって出すと、真SLC程ではないものの、相手を補足しようと旋回しつつ曲がって進む性質がある。障害物やステージ端に当たると障害物に沿って移動する。段差から落ちると止まる。
相手との距離にかかわらず、遠距離からでもいきなり出すことが可能だが、
近接封印の状態異常を受けてしまうとダブルロックオン間合いで出せなくなり、CW射撃封印の状態異常を受けてしまうと遠距離で出せなくなる。

当たったときの威力は大きいので、着地を狙ったり、ネタ技だと油断して無警戒だった相手が背後から近づいてくるのを予想して出したりと、活用される場合もあるが、
隙は大きく、ミスで出た場合はそれ相応の代償を支払うことになるので注意。


運用方法

707J/cならではという長所を活かせないと、単なる遅くて脆いだけの707Jになってしまう。
しかし大技を連発できるという長所を生かしてガン攻めしようとすれば、硬直の長さと装甲の薄さのせいであっという間に轟沈するし、
装甲の薄さと遅さという短所を補うべく硬直の少ない攻撃で手堅く削ろうとすれば、LJ前ビやしゃがみRWの性能が低いせいでジリ貧になる。

他のテムジンのように積極的に前に出る機体ではない。
迎撃に少し比重を置きつつ、(LJ)斜め前DRWや立ちCWなどで自己主張しよう。

TRWが320とバカにならない威力を誇りゲージ回復も早いが、そう何発も当たるものでもない。
その機体特性からテムジンと言うよりはライデンに近い戦術が向いている。
しかし回避や相殺に重点をおかないとすぐに解体されてしまう。

トーネードが暴発すると目も当てられないが、立ちカッターの威力は魅力。
特に軽量級相手には猛威を振るう。

余裕が出来れば援護に回ろう。
立ちRWのマシンガンは他のテムジンと変わらないとはいえ、この機体がやれる行動としては強い。

放置された場合に意外と強さを発揮するので、
簡易版E2として動くのも一つの手であるので頭に入れておこう。
またTCWは他のテムのと違い、距離が600以上まで伸び、放置されても意外と脅威になる。
ただTRW、TCWを撃つ時は足が止まる上装甲がE2より遥かに薄いので、
計器をしっかり見る、ボムを張る等しっかりと安全を確認しよう。

近接間合いに入られたら一番遠い間合いから近接をガードさせるのが最良であるが
発生、回り込みが遅いので、基本的に良い間合い・タイミング以外では逃げよう。


2on2

  • 相方考察
ダブルアタックを凌ぎきることが困難なので、狙われやすいか援護武器でダメージの期待値勝ちができる機体が良い。
〈例〉E系ライデン、罪、戦、Jane、Tetsuo...etc.

備考

「じぇいしー」と言うと本機なのかアファJCなのか混乱を招く事がある。「じぇいすらしー」と言おう。

「マグロ」は、インフォメーションで表示されるワイヤーフレームがマグロを抱えているように見えることから。

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