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お題
開催期間 2002/12/11~2002/12/28
参加作品数 34
審査員 6人
本スレ 4の734-5の187
議論スレ 4の403-436


【チャンプ】

【準チャンプ】

作品一覧


No. タイトル 作者 点数
5 胸がこわれそう - -
6 ブランデーグラス ドン亀 1
7-8 気胸 - -
17 彼女の胸が痛むのは - -
18 名前はいらない - 2
20 通り過ぎて来た季節は - -
30-33 ふくらみ - -
36 おみやさん たもい 10
37-38 乳房 たけ 8
42 tibusa5 詩のみ - -
46 わだかまり - -
51 ある男の胸の内 - 1
52 「別離」仮題~バイバイひろぷー~ - -
56 無題 - 1
61 おかあさんの暖炉 - 6
66 HALLU - -
68ー71 針男とトゲ女 - 2
73 母が詠む名前は クロラ -
74 冬の寒さに - 1
75-77 グラスフィッシュの心 しいな まほろ 7
79 鼓動 - -
99 胸に水 葉悟@北の国から 3
100 白と赤 - -
104 鼓動の夢 - -
106 名前はいらない - 5
107 胸のなかの世界 - -
121 - -
122 かたつむり - -
123 胸が痛い - -
129 繰り返し - -
130 - -
131 癒身矢 - -
132 「」の中の謎は深まるばかりです ame 3
133-136 名前はいらない 激辛正当派 2

【審査員】
  • Canopus ◆DYj1h.j3e.
  • ドン亀 ◆YdTp8oxx7.
  • クロラ ◆oNwpnhIJYU
  • yuki ◆whnocyk5hk
  • 名無しの雄 ◆YWbBGuPijI
  • 激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q

【採点レス】

149 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/12/26 23:35 ID:PUf6i213
>>106
3点。

>>61
2点です。

150 名前:Canopus ◆DYj1h.j3e. [] 投稿日:02/12/26 23:54 ID:PUf6i213
あとは1点です。

>>36
>>75-77
>>133-136

153 名前:ドン亀 ◆YdTp8oxx7. [] 投稿日:02/12/27 00:26 ID:vwu82dtV
【3点】
>>37-38「乳房」

【2点】
>>61「おかあさんの暖炉」
>>75-77「グラスフィッシュの心」

【1点】
>>74「冬の寒さに」
>>99「胸に水」
>>106「なまえはいらない」
>>132「「」の中の謎は深まるばかりです」
>>133-136「吹き抜ける2002」

154 名前:クロラ ◆oNwpnhIJYU [] 投稿日:02/12/27 07:06 ID:uFKUa9/M
2点 >>18 (タイトルなし)
    >>75-77 グラスフィッシュの心
    >>99 胸に水

1点 >>36 おみやさん
    >>37-38 乳房
    >>68-71 針男とトゲ女
    >>132 「」の中の謎は深まるばかりです

155 名前:yuki ◆whnocyk5hk [sage] 投稿日:02/12/27 07:42 ID:30m+6N5v
>>36    おみやさん  3点
>>37-38  乳房     2点
>>106 名前はいらないさん 1点

164 名前:名無しの雄 ◆YWbBGuPijI [] 投稿日:02/12/27 22:51 ID:kWOR9KGI
【3点】>>37おみやさん

【1点】>>51ある男の胸の内

170 名前:激辛正当派 ◆PmUYNHN29Q [] 投稿日:02/12/27 23:46 ID:IB1aXOom
2点
>>36 おみやさん
>>37-38 乳房
>>75-77 グラスフィッシュの心
>>61 おかあさんの暖炉

1点
>>56 無題
>>68-71 針男とトゲ女
>>6 ブランデーグラス
>>132 「」の中の謎は深まるばかりです


作品





胸がこわれそう



5 名前:胸がこわれそう[sage] 投稿日:02/12/12 01:54 ID:75xQqE5r
===================
無茶苦茶な想像力で 私を犯してほしい
叫び声が途絶えるまで 底の無い真っ暗な
空間を高速で 落ちて行くような
快感に私は 飢えているの

生きて行くすべての理由が
そこにしか見出せないでいる私は
とても純粋だと思うわ
===================
そういう置手紙を残し 彼女は俺の家から
いなくなった


===================
春の日ざしが優しく 二人を包んでいた
海沿いの公園を 自転車で走り抜け
息を切らしながら 入ったレストランで
愛してるって 言った君は

きれいな心の持ち主
だから僕はうれしくて 胸がいっぱいだったさ
====================
そういう思い出を残して 彼女は俺の家から
いなくなった




【コメント】



【得点】 0点





ブランデーグラス



6 名前:ブランデーグラス[sage] 投稿日:02/12/12 01:55 ID:75xQqE5r

お相撲さんの胸って いいよね
おっぱいと 違ってね

母のように 少女のように 柔和な色の
鳩胸バーテンダーが 眉をひそめて笑う

そこだけ尖ったおっぱいが あまりに危険
はっけよいのこったら 女の必勝
掴んだが最後 土俵際から飛ばされる
ブランデーの色へ 沈んで行くだろう

裏返して乾杯




【コメント】



【得点】 0点





気胸



7 名前:気胸      1[sage] 投稿日:02/12/12 01:56 ID:75xQqE5r
西経零度のグリニッヂ線は
歩くたび緊張と恐慌で
北方向に湾曲する
きっちりとした線を
映写するため
神経を再緊張させる
まっすぐさを取り戻したら
今度は南へ
そしてもっと集中して
空へ

それが心筋が躍動したあげくの鼓動
水平線のイタチ遊びで
走れ、走れ、硬直と直角のはざま
痙攣と麻痺が全身を幾何学化する


8 名前:気胸      2[sage] 投稿日:02/12/12 01:56 ID:75xQqE5r

"スーダン・リビア国境上で
少年が折半された"

警笛が鳴る
脳内分泌が狂う
"陽気だ"、とほざく男
それを聞いた途端潰れて
ふるえ寝そべりながら
こんにちわ
水をください
こんにちわ
水をください
水呑人形か百姓のように
御辞儀を自動的に繰り返し
戦慄とともに冷凍され
気絶する

"自動安定化装置(ビルトインスタビライザー)は作用した?"




【コメント】



【得点】 0点





彼女の胸が痛むのは



17 名前:「彼女の胸が痛むのは」[sage] 投稿日:02/12/12 04:40 ID:OAAOzPry

煙草の吸い過ぎで肺が痛いとか
寒さから来る肋間神経痛ではない
と言う事だけ覚えておいてくれたまえ
いかんせん
彼女が何故
深夜に胸を押さえ
そんなにも瞳を潤ませているのか
その濡れた目に映したい物は何なのか
君たち紳士諸君にはわからないだろう

それだよ

そこにある、そうそれ
それが彼女の落ちたもので
溺れた物で
心を蝕む病だよ


紳士諸君にはもうおわかりかどうか。




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名前はいらない



18 名前:名前はいらない[] 投稿日:02/12/12 19:06 ID:OPt9rwxh
胸先三寸六寸九寸このままどんどん下がっていけばやがて足を過ぎ地中深く潜る事
も考えられるがそのままであればやがてマントル部分にまで到達しかねないのでや
むなくグッとこらえこらえてちょうどいいあたりで止めておくといいかも知れない
と思いつつも引きずられるように下がっていくのが胸先というものではないかいな
ないかいなしかしそうすると何かを決めるのにもいちいち下まで潜っていかなくて
はならぬので面倒な事になるだろうなとありもしないもち米を所望してみるのみか




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【得点】 0点





通り過ぎて来た季節は



20 名前:通り過ぎて来た季節は[] 投稿日:02/12/13 00:10 ID:QBCYlMYp
四月とは何だったのか?
という問いかけが
脳髄から若葉のように 葉脈を伸ばして
私の胸の小さな火を覆いはじめていた あの頃
手を差し伸べてくれる人は 無く
ただ私は本の中に住み
暇潰しのための音楽を聴くともなく 聞きながら
食べ物も 摂らず
底を突いた冒険に 毎日を費やしていた

水浸しの遊園地へ
燻る炎の車輪で出かけて行った 六月
芝草は 稲妻を吸い込んだ赤い海のなか
陸にあるものはすべて 曖昧な風に姿を匿されようとしていた
黒の退屈に沈むまで あとほんの猫の肉球の一押しで
メリーゴーラウンドは味を失い 鉄の動物達はことごとく錆びつき
それでも私は希っていたのだ
煌く海の新生を

紅いカラカラの落ち葉が
月のような音を立て転がる十一月に
最期の十円で うまい棒を買った
もはやサーロインの肉汁に憧れる歳でもなく
鏡のなかの私は マッチ棒で組み立てた笑い顔
しかしアジの開きとなった私の胸には
産毛を纏った冬芽が 浅緑色に光りはじめていた

通り過ぎて来た季節は 胸に確かに 積み重なっている
そしてまた 次の回にむかって新たな お題が出される




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【得点】 0点





ふくらみ



30 名前:ふくらみ    1[sage] 投稿日:02/12/13 12:34 ID:a6k1No6Q
side F

あたしが
毎日のように
遅刻ぎりぎりで家を出る理由が
あいつにあるなんて
もちろん
あいつは知らない

息弾ませて
バス停にたどり着くと
向こうから同じように駆けてくる
あの寝坊助のためだなんて
言えるはずがない

遅いぞ
お前こそ
いつものやりとりの後
小さな胸の疼きは
学校に着くまで続くなんて
あいつは知らないだろう
もう1年以上も




31 名前:ふくらみ    2[sage] 投稿日:02/12/13 12:35 ID:a6k1No6Q
でも
まだ足りないから
だまっていよう
あいつはいつでも
子供あつかいだから
うっすいムネして
なんてセクハラだから

この想いは
まだ胸の内に秘めておこう
想いがふくらんでふくらんで
やがては
このペッタンコのふくらみとも
言えないふくらみが
想いでいっぱいになるまで

せめてBからCになる日まで
ふくらみが女のそれに変わるまで
あいつの視線で溶ける日まで


32 名前:ふくらみ    3[sage] 投稿日:02/12/13 12:36 ID:a6k1No6Q
side M

あいつが
毎日のように
遅刻ぎりぎりで家を出ている理由が
おれにあることを
もちろん
おれは知っている

息弾ませて
バス停にたどり着くと
何気ない振りをしておれの姿を目で追う
そんなあいつを
おれも待ってるなんて
言えるわけもない

いつものやりとりの内に
あいつが見せる切ない色に
グッときているなんて
あいつは思っても見ないだろう
もう1年以上も


33 名前:ふくらみ    4(完)[sage] 投稿日:02/12/13 12:56 ID:9AI2ip3l
もう
いいじゃないか
言ってしまえよ
うっすいムネして
なんてセクハラを
いつまでおれに言わせるつもりだ
あいつに女を感じ始めてる

この想いは
もう胸の内に抑えきれない
想いはふくらんでふくらんで
やがては
この胸から
あふれ出してくるのだろう
でも
想いでいっぱいになっても

せめてBからCになる日まで
ふくらみがあいつを女にする日まで
おれの視線で溶かす日まで




【コメント】



【得点】 0点





おみやさん



36 名前:おみやさん[sage] 投稿日:02/12/14 00:15 ID:bvuik03Z
雌木は匂いをきつくして
裸の枝を切なく濡らし
昨日と違う誰かと一緒

雌木を嫌う神木の立つ
虚勢の飾りで潮のそば
曲がりつつ
彼女に唾をかけ
朝と晩に唾かけ

詣での少女に恋して
胸と尻を2回で食べた

泣かぬ少女は神木のそば
潮を仰いで一人語り
胸は無くとも私の枝は
あなたの愛した母のそれ
尻は無くとも私の匂いは
あなたの唾する母のそれ

神木泣いた潮のそば
ずれた飾りを直すのは
切なく濡れた裸の枝
小さい方の裸の枝




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最終更新:2006年11月03日 22:39