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お題 |
黒 |
開催期間 |
2002/09/07~2002/09/18 |
参加作品数 |
29 |
審査員 |
3人 |
本スレ |
3の354-439 |
議論スレ |
3の400-403 |
【チャンプ】
【準チャンプ】
作品一覧
【審査員】
- 霧都 ◆LWQf3H.k
- Canopus ◆j1h.j3e.
- 撫子さん ◆eEr7LE3I
【採点レス】
433 名前:霧都 ◆LWQf3H.k [sage] 投稿日:02/09/17 00:06 ID:mzVbgHUj
>>392-393 フィリピンの太陽 → 3点
>>389 白い遺伝子 → 2点
>>424-426 黒いはね → 1点
434 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/17 00:40 ID:9KmRvi/B
>>401-404
3点。
>>419-421
3点。
>>357
2点です。
435 名前:Canopus ◆j1h.j3e. [] 投稿日:02/09/17 01:14 ID:9KmRvi/B
>>378
2点。
>>362
1点。
>>369-370
1点。
>>379
1点。
>>395-398
1点。
436 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/17 22:18 ID:Q+lBWzKl
>>419-421「深い森」=3点
>>357「暗室」=2点
>>401-404「moment」=2点
437 名前:撫子さん ◆eEr7LE3I [] 投稿日:02/09/17 22:19 ID:Q+lBWzKl
>>395-398「黒は真夜中の空にも(以下略」=1点
>>369-370「私の黒」=1点
作品
呟き
356 名前:呟き[sage] 投稿日:02/09/07 03:11 ID:BFjwUEfU
私は呟く
極まれり ここに極まれり君の残酷
なにもそれは、罪悪だけを意味しているのではないのに
何故、そうも忌み嫌われなければならないのか
例えるならば
それは、とばり
遥かなる眠りの世界への緞帳(どんちょう)
星の瞬きのしとね
愛するあの人の瞳にも似た
温かく心地の良い深淵の色
その深さゆえに 光は輝きを増し
死は意味を持つ
祝福された
塵の帰り着く、誰問わぬ故郷
極まれり ここに極まれり君の残酷
どうしてそうも恐れを以って見るのか
何よりも近しいこの色を
【コメント】
【得点】 0点
暗室
357 名前:暗室[sage] 投稿日:02/09/07 04:03 ID:PJdxJUL9
ふらりとゆれてわたしの顔を
おかしくゆがめる 現像液
そのなかに現世でうけた ひかりに焦げて
黒く濁った コダツクをひたした
そうして 赤くかなしひ ひかりをあびて
ぜんたいがでてくるまで
幾百秒とたち すぎて
陰画のなかに ぼんやりみえる
地獄のやうな あかりのなかでも
ゆつくりとゆらゆら
しろうくうつる ちいさなしみは
打ち棄てられたストオブだつたり
くるしくしかめた顔に彫られた 深い深い陰影だつたり
ほんたうのものは黒くて暗く つめたひはずのそれらの像は
これらこの世のさびしひものを
うつすことにはたえかねて
はっきりするのをついにはやめた
ぱあっぱあっとひかりだし
しろくしろく ついにはわたくしのうでへとおよび
すべてをやわらかく けしさりはじめた
【コメント】
【得点】 0点
無題
362 名前:無題[] 投稿日:02/09/07 16:13 ID:Ej9de0Us
じっとして
夕暮れ溶かす
落窪に
床白きまで
熱灯す
【コメント】
【得点】 0点
黒部長
363 名前:黒部長[] 投稿日:02/09/08 13:50 ID:lhDvPsHl
俺の名前は黒いさお
会社じゃ部長って言われてる
といっても
げっぷが染まるほど腹黒くはない
黒いタクシーに乗ることがある
黒いタクシーに乗っちゃぁいけないって事はないからだよ
世の中そんなもんだろ?
俺の名前は黒いさお
年齢(とし)のわりには子沢山
葬式には黒を着ていく
ダークグレイってわけにはいかないからな
そいつは休日用なんだよね
世の中そんなもんだろ?
俺の名前は黒いさお
世の中そんなもんだろ?
俺の名前は黒いさお
会社じゃ部長って言われてる
会社じゃ部長って言われてる
【コメント】
【得点】 0点
黒焦げ詩人
364 名前:黒焦げ詩人[] 投稿日:02/09/08 14:46 ID:tZf4eYbz
日焼けの黒と
雨夜の黒
どっちもやっぱし黒だけど
黒といえば。。。XXXX(報道規制させていただきます)
何で黒いんでしょうねえ。。。
特にブラ●ル人の方なんか。。。
↑
ぶらぶらぶらぶらブラックホール
さかさにすればラブラブだ♪
【コメント】
【得点】 0点
新月
367 名前:新月[] 投稿日:02/09/09 00:47 ID:mSULCFmb
空と海が
一つに成り
何時もより大きく
闇が鳴る
黒い月はローレライ
包まれて
僕はもう帰って来ない
【コメント】
【得点】 0点
私の黒
369 名前:私の黒[sage] 投稿日:02/09/09 14:27 ID:KqZgKxx1
アスファルトは タールの匂いを残す青み
車輪は 艶を奪い取られて今や木炭色に
一本だけ ぴかぴかの新品が黒耀石みたい
ブラック塗装のボンネットは 青空を映している
星の輝きはじめた夜空は 幻想を誘う宇宙
真っ黒なブナの葉っぱも よく見れば生命の色で溢れている
足元に寄り添う黒猫 背中が月光色に濡れて綺麗
370 名前:私の黒(続き)[sage] 投稿日:02/09/09 14:30 ID:KqZgKxx1
挟まれた夕刻
その刻になると
すべては同じく オレンジ色に己の色を奪われて
たやすく自分の影を地に脱け出させ
木々の影も 人の影も
長く伸びて
まるで一度に千年も成長した 蛇のよう
そしてそれが
私の黒
【コメント】
【得点】 0点
黒い男
371 名前:黒い男[sage] 投稿日:02/09/09 23:24 ID:QB35f4CM
瞳は黒いダイヤモンドの輝きで
顔全体を占領していた
黒いリボンタイは胸元の三角形を覆い
髪は年に不相応なほど漆黒
目を縁取る隈は深い孤独
顔を刻む皺はエッチングの線に似て
遠目にはなめらかに見えた
心が黒い物に侵されている者が
したり顔で語れば
暗雲のように立ち上がり
帰れと雷鳴のような声を轟かせた
カフカは言った
「意識と存在との間のクレバス
水滴と大海との間の緊張
彼はそこに身を置いている」
男は全てを知っていて
平明な言葉で語ったのに
誰も理解出来なかった
その男の名 Rudolf Steiner
【コメント】
【得点】 0点
黒
375 名前:黒[] 投稿日:02/09/11 01:28 ID:xtt0lOyU
純白の心だけをを
純粋な笑顔だけを
白い輝きだけを
ただ
集めて
そうやって埋め尽くされた庭園で
影を消すために閃光が埋め尽くした
ちくり
痛んだ
それは
自分でも気づけなかった
ボクの黒のあげた
幽かな悲鳴
【コメント】
【得点】 0点
最終更新:2006年11月05日 10:56