優勝の喜び

674:名無したんはエロカワイイ:2006/04/11(火) 15:43:33 ID:0K7ILyjj


レオルキに対抗すべく(するな)サンルキに挑戦。
ルキア視点で。


「優勝は・・ルキアちゃん!おめでとー!」

マロン先生の声が教室に響いた瞬間、私は頭の中が真っ白になった。
首にメダルがかけられる重みで、漸く自分が優勝出来たことを実感した。

    • 横では、サンダースが心底悔しそうに歯ぎしりをしている。
彼が貰ったのは、シルバーメダルらしい。
最近幾度か続けて優勝していただけに、悔しいのだろうか。

「あ・・あの、今回は私が勝ったけどさ?」
「その先は言うな。慰めなどいらんよ。・・私の努力不足、君の努力が私の上をいっただけだ」
「・・でも・・・」

サンダースは明るく振る舞おうとするケド、悔しさは隠しきれてない。
でも、私がかける言葉を探している間にサンダースは自室に帰ってしまったようだった。

その後、私はみんなに褒められておめでとうと言われて、夕飯も少し豪華になっていた。
初めてのゴールドメダルが、こんなに嬉しいなんて思わなかった!


真夜中。
私は寝苦しさに目を覚ました。
どうやら制服のまま、お風呂にも入らずに寝ちゃってたみたい。
寝てる間に汗もかいちゃったし、リフレッシュの意味も込めてお風呂に入った。

きっとサンダースは優勝しても誰にも誉められたりしないのだろう。
少し温くなったお湯につかって、私は決めた。


私がサンダースを誉めてあげよう、おめでとうといってあげようと。

675:名無したんはエロカワイイ:2006/04/12(水) 01:14:54 ID:i8kzVHBA

≫674
健気でいいですねぇ
ルキアなら男女問わず誰とでもうまく行きそうな気がする
最終更新:2006年04月13日 14:43
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