344氏@SS1

夏休みの合宿で、みんなで肝試しをやろうという事になり、
どうしてもルキアたんと一緒に回りたくて進行役のカイル&クララに
細工を頼み込む○○。

カ&ク「しょうがないですねぇ…」

月明かりの下、一緒に回る事が分かったルキアたんの顔が
嬉しそうに見えるのは俺の妄想なんだろうか…?

ル「あなたと一緒なんだー。よろしくね。あれ、どうしたの?何かヘンだよ?」
○「そんなこと…ないよ。よろしく、ルキア」

ルキアたんの方から手を差し出された為、流れ的に握手する二人。

ル「よしっ、私達の番になったから行っくよー!!やるからには最速で戻るからね?」
○「う、うん」
ル「声が小さいよー?」
○「う、うん(さっきより大きい声で)」
ル「返事は「おー!!!」だよ?」
○「お、おー!!!(照れ)」
ル(笑顔で)「うんうん、良い返事。それじゃーLet's go!!!!!」

周囲の人達「………クスクス」

実際には急ぐわけではないものの、ルキアはハイテンションで
しゃべりまくり、ふと気が付くとペース速めの展開に。

ル「あの時シャロンがさぁ~………」「あの日はイベントメダルが……」云々。
俺(せっかく二人きりなんだからゆっくり行きたいんだけど……ま、いいか)

楽しそうに話すルキアを否定する必要なんかどこにも無かったから。
しかしそれは急に終わりを告げる。

???「!!!!!」
ル「キャアアアアアー!!!!!」
俺「ルキアァー!!!!!」

ちょうど峠道に差し掛かった辺りで先行して後ろ向きに歩いていたルキアは、
急に出てきた何かに驚き、つい後ずさりして崖の方へ飛んでしまったのだ。
可愛い悲鳴だな、と思う間も無く俺は何とかルキアの片手を掴む事に成功した。

俺「大丈夫か?今助けるから!」
ル「……………」

何とか引っ張り上げようとは思うものの、腰から上は全部崖に身を乗り出している
状態なのであまり力が入らない。ふとルキアの方を見ると何か言っている。

ル「ごめんなさい、ごめんなさい…」

顔が月明かりで何やら光っている。涙だ。さっきまで笑いながら楽しそうに
話していた彼女がさっきからずっと「ごめんなさい」と謝りながら泣きじゃくっているのだ。

(何でルキアが謝ってるんだよ…。ルキアは悪くないだろ…。)
俺は自分が何も出来ないという無力感に打ちのめされそうになり、
こっちが泣きそうになるのを懸命にこらえた。泣いてもルキアが助かるわけじゃないから。
(好きになった女の子を助けられないのか、俺は…)

ル「えっ…」

次の瞬間、つい力を抜いてしまった俺とルキアは崖下に落ちていった…。

黒。只ひたすらに黒い。それが闇なのだと自覚出来た頃―――俺は、眼が覚めた。

(?????)

眼の前に眼、というかまぶたがある。それがよく見知った人物のものだということに気が付いた。
そして、口の辺りが何か生ぬるい、というか暖かい感じがする…。
口を切ってしまったのかと思い、視線を下に向けて俺はハッとする。

(!!!!!!!!!!)

ル、ルキアとキ、キスをしている…。いや、正確にはしてしまった、のだと思うが
何せ今意識が戻ったばかりなので分かりようがない。急な状況に混乱する。

(そういえば何か手の感覚も変だな…?)指を動かしてみる。
ムニッ
(ムニッ?)もっと動かしてみた。
ムニムニッ
(ムニムニッ?………何かあったかくってやわらかいな………ってあああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!)

・・・・・・・・・・・・・・・思いっきりルキアの双丘を両手を使って揉んでいた。
もっと混乱してきて何が何だかわけが分からない。
(!?!?!?!?!?・・・・・・・・・あwせdrftgyhって違うだろ俺。餅ケツ、餅尻)←まだ混乱している

数分後(もっとも、時間なんて分かりようがなかったのだが)、
俺はとりあえずルキアの上から起き上がるべきだと判断し、それを実行した。
―――――名残惜しくはあったが。

ル「すぅ………すぅ………ムニャムニャ………zzz………」

ルキアは泣き疲れたのか、どうやら眠っているようだ。体全体を見てみたが、
生命の危険があるような外傷などは無さそうだ。腕や足に細かい傷が出来ているようだが
血だまりが出来ているということもなく、俺は色々な意味でホッっとする。
(気づいてない、よな…?)

落ちてきた、と思われる崖の方を見てみる。距離感がいまいちよく分からないが2・3mくらいだろうか。
上から見た感じだと結構高度がありそうだったが、それほどの事もないらしい。
それに―――この辺の地面は落ち葉や枯れ草、雑草などがびっしりと敷いたような感じになっていて、
ある程度の衝撃緩和を見込めるようだった。

そこで再びルキアを見る。薄暗い場所の中、ルキアの体全体に月光が当たり、
まるで二度と起き上がってこないかの様な―――二度と!?

「ルキア、ルキア!?」
ル「・・・・・・・・・・・・」

いつの間にか俺はルキアの傍で名前を呼び続けていた。
二度とルキアが眼を覚まさないかもしれないと思ったから。
恐怖感や喪失感と言ってもいいかもしれない。

「ルキア、ルキアー!!」
ル「・・・・・・・・・・・・」

「ルキア、ルキアー!!、起きてくれよ・・・頼むよ・・・」
ル「・・・・・・・・・・・・」

「ルキア、ルキアー!!!!!、お願いだから、眼を開けてくれよ・・・・・・・・・」
ル「・・・・・・・・・・・・」

「ルキア、ルキアァァァァァー!!!!!、俺を一人っきりにしないでくれよ・・・。俺、ルキアのいない世界なんて嫌なんだよ・・・」
ル「んっ、んー?うるさいなあもぉ~」

「ルキア!?」
ル「あれ、どうしたの凄い泣き顔して。賢神・賢王15人と全部苦手ジャンルの回でもあったのー?????」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

俺は眼が覚めてからの事を(一部伏せて)ルキアに話した。

ル「ああ、そういえばそうだったね・・・その・・・色々とごめん、ね・・・」
「何であやまってばかりいるの?」
ル「うん、はしゃいでたから落ちちゃったのかな、私の・・・胸が大きいから落ちたのかな、
  あなたに重い女の子だと思われたかな、とか考えてたら頭の中がグシャグシャしてきて・・・。
  自分でもよく分かんないんだけどいつの間にかごめんなさいって言ってたんだよ」
「体とか、大丈夫?どこも痛くない?」
ル「う~んと、大丈夫・・・みたい・・・。」
「そっか、じゃあみんなの所に戻ろう、って・・・。」

この周辺だけ空き地の様に木が生えていないが、少し行くとどこも崖と森林のようである。
つまり・・・ここがどこか、どの方向に行けば元の場所に戻れるのかが分からないのだ。
(どうしよう・・・。)下手に動くと無駄に体力を消耗してしまい危険だ。
しばらく沈黙が続く。

そのうち、ルキアが「野宿しようよ」と言ってきた。もちろん俺もその可能性を考えないわけでは無かった。
ただ、ルキアと二人きりで一夜を過ごすという点だけが問題だった。
ひたすら嫌だとは言ったのだが他に現在の状況を打開する良い案もなく、しぶしぶその提案を受け入れる。

ル「ほら、もっと肩寄せないと冷えるよ?」
「でも・・・」
ル「こんな時に何言ってんの?それとも・・・私の事、実は嫌いなの?」
「そんなわけないだろっ!!!!!」

思わず大声を出してしまった。赤面するルキア。多分俺も同じ様な顔をしてるんだろう。
そしてルキアはしばらく逡巡したのち、こう言った。

ル「・・・・・・・・・・・・・・・寝よっか。あまり夜更かしするとお肌に悪いし」
「そうだな」

こんな状況というか肝試ししてる時点でお肌も何もないと思うが、何も言わない事にした。
もしかすると彼女なりの照れ隠しなのかもしれない。

夜空が綺麗だ。月や星がくっきりと見える。これなら雨は心配しなくてもいいだろう。

ル「おやすみ、○○」
「おやすみ、ルキア」

ルキアはしばらく俺の顔をじっと見ていた。

「ん?どうしたの?」
ル「・・・・・・・・・・・・・・・なっ、なんでもないよっ!おやすみっ!」

肩寄せないと~とか自分で言ってたくせに怒ったようなあわてたような感じでそう言うと、
俺とは逆の方へ体を向けてしまった。まあ、それだけ元気が出てきたということか。
俺はルキアが無事だったという事と、彼女自身から薫る女の子特有の匂いに包まれ、いつの間にか眠ってしまった。

ル「・・・・・・・・・・・・・・・だぁい好きだよぉ、○○~・・・ムニャムニャ・・・・・・」

チュン、チュン・・・チチチチ・・・
―――鳥や虫の鳴き声が聞こえる。

「ん・・・」
何となく眩しくて眼が覚めた。が、暗い。

「あ、眼が覚めたんだ」

一瞬逆光で誰か分からない。
「・・・何だ、ルキアか」
ル「ひっど~い。それが一夜を共にした異性に言う言葉かね、キミ」

かすかな笑みを残すその顔を、改めて愛しいと思った。

「おや、すぐにふてくされてそっぽを向いたレディーのお言葉とは思えませんなあ~」
ル「それはどっかの朴念仁のせいだよ。私の気持ちは変わらないのにさ、鈍感だよねアイツ」
「へいへい」

怒るかと思ったけど、やっぱり彼女はうっすらと笑っていて・・・とても綺麗だった。
惚れた弱み・・・というのを抜きにしても、とても・・・綺麗で・・・、だから俺はルキアの顔から眼を逸らせない。

「・・・ひざまくら、してくれてたんだ」
ル「うん、先に眼が覚めたから寝顔見てやろーと思ってさ」
「うわ、恥ずかしいな・・・」
ル「うん。勝ちぃー」
「何がだよ」
ル「知りたい?知りたい?」
「別にどうでもいいよ」
ル「無理しちゃってぇ~。正直に言いなよ、ホレホレ」

ほっぺたを両方、人差し指でツンツンされた。

「ひゃめれひょー」
ル「何言ってんだか分かんな~い。ちゃんとしゃべってみろぉ~」

ぐりぐり。今度はほっぺたを摘まんで引っ張ったり縮めたり。
俺はその腕を自分ので抑えて、「止めれっつってんだろ」と、言った。

ル「あ、怒った」
「別に怒ってねー」
ル「ううん、怒ってる。私の事が嫌いなんだ」
「何でそーなる?」
ル「・・・まあ、こんぐらいで許してやるか。感謝したまえよ、キミィ~」

・・・さっぱりわけが分からん・・・。

ル「ところで私、どっかの誰かさんのおかげでずっとひざまくらしてて体が痛いんですけど・・・。」

ガバッ!!!!!・・・っと俺は勢いよく上半身を起こそうとしたのだが、眼の前が真っ暗になった。
つまり、その・・・ルキアの下乳に・・・ゴニョゴニョ。ひっじょ~うに気まずい。

「・・・・・・・・・・・・・・・」
ル「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・・・」
ル「・・・・・・・・・・・・・・・セクハラ」
ギクッ!!
ル「これは何か罰を与えなければいけないと思いませんか、○○さん?」

ヤヴァイ、ひじょーにヤヴァイ。漫画ならルキアの頭に怒りマークが付いてるところだろう。
俺はとりあえず逆らわない方が良いと思った・・・って、それだと罰を受けなきゃならないし、ウ~ン・・・。

「いやそれほどの事も・・・。」
キッ!!!!!
「ありますね、ハイ、ありますあります」
こ、怖い・・・。
ル「じゃあ、眼つぶって」
「え・・・」
ル「ニドイワセナイデクレルカナ?」
「・・・・・・・・・・・・・・・」

腹をくくる事にした。張り手一発で仲直り出来るなら安いものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「あの~、ルキアさん?私はいつまでこうしていれば良いんですかねえ?」
ル「うっ、うっさいなあ~。ち、ちょっと待ってなさいよっ!」
だからさっきから待ってるんだけどなあ。放置プレイ?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

「マダ~?」
ル「あーもう分かったわよ、うっさいなー!覚悟は良いか、歯ぁ食いしばれっ!!!!!」

ビンタか、殴りか。言われた通りに歯を食いしばる。次の瞬間、首と胸に体が触れる感覚があって、
そして「チュッ」という音と共に、それは、口にも。え?それって・・・。

(?????)

キョトンとしている俺に向かってルキアは一言、こう言った。

「私のファーストキス、だよ」

ゴメンナサイルキアサンキスニカイメデス・・・っていうか罰じゃねーし。

「そういえば体どこも痛かったりとかしないの?随分長い間膝枕してもらってたみたいだし」
と言ったら「他に言う事あるでしょ!」という顔をしてしばらく口を聞いてくれなかった。

「起きた時から気になってたんだけど忘れてて、それを今思い出したから聞いただけなんだけど。
 外傷は無いみたいだけど、痛みとかの自覚症状あるかなと思って」
ル「えっと、どこも痛くないし変な感じもしないかな、ありがと」
「じゃあおんぶしなくても大丈夫だね。そろそろ出発しようか?」
ル「え、出発って?」
「朝になったし、この辺には食糧になりそうなものが無さそうだからね。
 それに肝試しのルートから考えれば合宿所の位置は大体分かるし」

陽が落ちていた、という事と俺達が崖から落下して体の具合がどうなのか不安という点、
そして体力を温存した方が良いと判断し、昨日は野宿せざるを得なかった。
・・・単に眠気が凄いというのもあったけど。

ル「じゃあおんぶしてくんなきゃ出発してあげない」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?

「今、何て言ったの?」
ル「だから、おんぶしてよ」
「駄目です」

朝食も食ってないのに殺す気ですか?腹減ってきたんですけど。

ル「おんぶ~」
「第一さっき聞いたら歩けるみたいじゃない」

暗に必然性が無いだろ?と訴えかけてみる。
するとルキアは一瞬上を向いて考え込んだかと思うと、
「痛い、いたぁ~い!」と、言いながら片膝を抱え込み、
ゴロゴロ左右に転がるという誰もが仮病と分かる動作を大げさにやってみせた。

・・・アロエでもやらないんじゃないか、これ?

「分かった、分かりましたよ。・・・おんぶすればいいんでしょ」
ル「え、ほんと!?やったぁー!」

・・・そう言うまで止める気無いくせに・・・。
俺は腰を落とす例のポーズをとった。

「ではお姫様、どうぞお乗りになって下さいませ」
ル「うむ、よきにはからえ」

・・・ツッコムのもめんどくさい。

そして、俺達・・・じゃなくて俺は歩きだした。ルキア歩いてないし。

で、わいわい言いながら移動してたんだけど、ほら、やっぱり・・・アレが当たるわけですよ。
うう・・・、どうしても意識してしまう・・・。
それでも俺は何とか背中に当たるルキアの胸を出来るだけ考えないように歩いていたのだが、
足が疲れてきた。

「ねえルキア、やっぱり自分の足で歩かない?」
ル「・・・・・・・・・・・・・・・」
「・・・? ルキア? どうかしたの?」
ル「・・・・・・・・・スゥ・・・スゥ・・・・・・」

どうも寝ているらしい。しょうがないなあと思い直し、
ルキアの寝息を首まわりに受けながら先を急ぐ事にする。ちょっとくすぐったい。

で、歩いていたら先生達に会ったので、誘導されながら合宿所に着いたってわけ。
着いてからすぐに体の具合などを診てもらったが、特に異常がなく、
学校に戻ってから精密検査という事になった。
その後開放されたけれど、しばらくは同級生達の視線が痛かった(特に男子生徒)。
どこに行ってたんだ?(こっちが聞きたいくらいだ)、ルキアとずっと一緒だったのか、何があったんだ?等々・・・。
さすがにごまかさないと殺されそうなので「何でもないよ」と言ってルキアの方を見たら、
同じ言い訳をしていた。ちょっと悲しい・・・。
んで数日経って合宿が終わった、というわけ。
ん?そういえば学校に帰ってきてすぐに何かあったような気がするんだけど、
思い出そうとすると頭が痛くなるんだよなあ。
まあ、思い出せないことならどうせ大した事じゃないんだろう。

え、彼女とはどうなったかって?特に変わったわけじゃない。
まあその、何だ、いつか・・・告白しようとは思ってる。
どうも待ってるらしくてそれっぽい事を仄めかされる時があるしね。
いや違うって、何と言うか・・・もうちょっと友達の間柄でわいわいバカやっていたいというか・・・。
何?告っても変わらない様な気がする?俺もそんな気がしてきたよ・・・。
あまり意味無さそうだから止めようかな?
・・・冗談、冗談だって、ホントにもうすぐだからさ、それは・・・。

そ知らぬ顔でシレッと最終投下

―――――あたしは、ふいにあの時の事を思い出していた。

いろいろ、あったなあ・・・。今改めて思い返すとおかしい事が多くて、ついクスリと笑みを浮かべてしまう。

―――――そういえば、アイツはまだ、私が気づかなかったと思い込んでるんだなあ・・・。

ハァ。しょーがないヤツだねぇ。眠くて朦朧としていたとはいえ、意識はあったんだけどなあ。
さすがにキスされてた時は眼をあけられなかったけど、
そん時同時に胸に手が当たった感触があったから間違いないよね。
あー、安い女だと思われるのも嫌だな。アイツに限ってはそんなことないか。そ
れに抵抗しなかったのは・・・やっぱり、好きだから・・・なんだろうな。
嫌じゃなかったし、もしそうだったら抵抗してただろうから。
面白いから、黙っておく事にしよう。

・・・・・・・・・・・・・・・そうそう、学校に帰ってからアイツと二人で先生達全員に呼び出されたっけ。
それで私が「キズモノにされちゃったから、彼に責任とってもらいます」
って言ったら、先生達はもの凄い勢いでアイツを連れて全員どっかに行っちゃったんだよね・・・。
止める暇も無かったよ、あれは。後で何があったか聞いても忘れてるみたいだし・・・。
それが原因なのかはっきりしないけど、ま、いいか。どうせ考えても分かんないし。
あたしはシャワーでも浴びようかな、と思って服を脱ぎ始めた。
その後は・・・とりあえずアイツの部屋にでも行ってみるか。

陽が射し始め、部屋は少し暑くなってきた。
今日は日曜日で、学校は休みだった。
季節は、秋になり始めていた・・・。
最終更新:2006年05月04日 12:17
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