もし、ルキアがプールの監視員だったら…?

プールサイドを猛ダッシュして
『コラー!そこは走っちゃダメだぞー!』と注意される藻まい

そして調子に乗って転んでしまい、
溜め息まじりに
『も~ぅ、だから言ったのに~』
とか言いながら、
優しく介抱してくれるルキアたん。
萌えを感じハァハァしつつも、
『だ、大丈夫だって!!』
と突っぱねてみる藻まい。
『ダ~メ。ばい菌が入っちゃったら大変だよ』
と、何故かウキウキしながら応急処置してくれるルキアたん。
『あ…ありがとう』
素直に礼を言う藻まい。
『よし、コレで大丈夫☆
今度からは気を付けてね!』
とウインクするルキアたん。
そして、名残惜しむように監視に戻って行くルキアたん、
見送る藻まい。
遠くなってくルキアたんの後ろ姿。
突然ルキアたんは振り返り、
『あなたの事、ちゃんと見てるからね!』
と、そう藻まいに言って戻って行きました。

そしてまた数分後にプールサイドを走っちゃう藻まい…。

数分後、再びプールサイドを走っちゃってる藻まい。
さっきの事を考え、ボ~っとしてたら、
うっかり躓いてプールに落ちてしまう。
不幸な事に足が吊ってしまい、
あっさり溺れる藻まい。
やがて、薄れゆく意識の中でこちらに近付いてくる影が…。

次に目を開けたときには、陽が傾き始めた空と、ルキアたんの泣きそうな顔があった。
『アレ…?漏れ一体?』
状況を掴めず、ボ~っとしながらも、ポツリと呟く。
『も~、スッゴく心配したんだよ!!』
と涙目で怒り口調ではあるが安堵の表情を浮かべるルキアたん。
『でも良かった…本当に』
涙を手で拭いながら、微笑むルキアたん。
プールサイドに横たわっている藻まい。
ようやく状況が掴め、気付いたコト。
漏れは溺れたらしい。
助けたのはルキアたん?
そして今ルキアたんに膝枕されてる。
慌てて飛び起きようとしたが、ルキアたんに制される。
『もう少し休んでなきゃ駄目だよー』
と、さっきまでの泣き顔が嘘みたいに笑うルキアたん。
もう少しこのままで…とマターリするルキアたんと藻まい。

他の生徒や先生はルキアたんに鍵を任せて、先に帰ってしまったらしい。
プールサイドに二人きり。

ニコニコしながら藻まいの頬を突っついたりして遊ぶルキアたん。
ふと、夕陽に照らされるルキアたんの顔が妙に赤いコトに気付いた。
(やっぱり膝枕が恥ずかしいのかな?)
とか考えていると、ルキアたんは

『初めてだったんだよ…』

とポツリと呟いた。
『え?』
とボケた声を出す藻まい。
『男の子に…こんなコト…したの…』
一人呟くように言うルキアたん。
『膝枕のことか…ナ?』
と藻まい。
ルキアたんは藻まいの声が聞こえてないように
照れたような、恥ずかしいような顔をして
『違うよ…。
私の…ファー…』
と、その時。
強い風が吹いた。
『寒ッ!!』
震える藻まい。
ルキアたんは何かを言いかけたが、
『風邪ひいちゃうし、そろそろ帰ろっか!』
と、さっきとは違う、いつもの調子でルキアたんは藻まいを膝枕から降ろしながら言う。
もう少し膝枕を楽しみたかったが、ルキアたんに風邪をひかせるわけにも行かず、すっと立ち上がる。
藻まいは何を言いかけたのか気になったが、ルキアたんが
『ほらほら、もう帰るよ~』
と背中を押してくるので、気になりつつも、そのまま帰る藻まい。
そして二人、夕暮れ時のプールサイドを後にする…。

その日から、ルキアたんの藻まいに対する態度が
微妙に変わった事に気付くのは、
もう少し先の事である…。

おまけww

先ほど文書いてすぐに思ったのですが、ルキアたんの特徴であるオパーイをもう少し話に添えれば良かったですね。
膝枕の時とか…。
『何見てるの?』
そしてオパーイだと気付いて怒りながら
『気にしてるんだからね!』
みたいな。
キャラの特徴を活かした文章作りが出来てなかったです。
まだまだ未熟だなぁ…。
最終更新:2006年01月04日 19:03
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