雨の日

雨の日ルキアたん -- 5スレ82 2006-03-01 02:40:13


と思ったけどやっぱりこっちに投下。いや、やっぱりスレのほうが直接的な意見もらえるし・・・

今日は夕方から雨。結構激しく振ってて、自宅でだらだらと過ごす○○(おまい)

ぴんぽーん
○○「?誰だ、こんな時間に。」
ドアを開けるおまい

ルキア「・・・・・。」
○○「ルキアっ!?」
そこには、ずぶ濡れになったルキアたん。

○○「一体何が・・・、ちょっと待ってろ、タオル持ってくるから!」
ルキア「・・・ぐずっ。」

なにやらベソかいてるし。何事だ一体。

○○「ほら・・・タオル。拭いてやるよ。」
あわててがしがしとルキアたんの頭を拭くおまい。

ルキア「・・・痛いよ、ばか・・・」
○○「あ?あ、ああ、ごめん・・・でもどうしたんだよ、こんなんなって・・・」
ルキア「ぐすっ・・・それは・・・ふぇええ・・・うああああ」
○○「ちょっ、ルキア!?」

おまいの胸にすがって泣き出しちゃったルキアたん。
ルキア「ふぇえええ・・・ああん・・・ふぇええええええ」
○○「ルキア、どうしたんだよ!?・・・あーもう、しょーがねーなー・・・」
そのままそっと黙ってルキアたんを抱きしめるおまい。
○○(・・・こんなになってまで俺ん所に、どんな怖い事が・・・?)

数分後
ルキア「・・・ぐすっ・・・ぐしっ・・・」
○○「・・・落ち着いたか?」
ルキア「・・・うん、ゴメン・・・なんか、情けないや・・・」
○○「・・・で、何があったんだ?」
ルキア「・・・・・・。」
ちょっと恥ずかしげに顔を伏せるルキアたん。
○○「・・・どうしたんだよ。」
ルキア「・・・・・・ブレーカー(ボソッ」
○○「え?」
ルキア「・・・ブレーカー・・・落ちちゃったの・・・電気消えちゃうし・・・暖房も消えちゃうし・・・暗いし寒いし・・・外じゃ雷鳴ってるし・・・それで・・・どうしても・・・怖くて・・・そしたら・・・いてもたってもいらんなくなって・・・どうしても○○に会いたくて・・・」
○○「・・・・・・(゜Д゜)ポカーン」
ルキア「それで・・・手元が暗いから魔法使ったら・・・間違えて・・・ブレーカー・・・壊しちゃって・・・。」
○○「ええっ!?」
ルキア「だって、だって怖かったんだもん!!たった一人で!!・・・気づいたら・・・外に飛び出しちゃってた。」
○○「・・・・・・。」
ルキア「・・・ゴメン、ウザいよね、あたし。何やってんだか・・・」
○○「あーわかった。もうしょーがねーなー。とりあえず突っ立ってんのも何だ、入れよ。」
ルキア「え?あ、ゴメン・・・。」
○○「はあ?何謝ってんだよ。怖いとき誰かに一緒にいてほしいのは当然だろ?むしろ俺はルキアが・・・それで俺のトコに来てくれたのが・・・うれし・・・あーもういいから入れっ!!」
ルキア「・・・うん、ありがとっ!○○!!」

ピカッ!!ズドォォォン!!

ルキア「ひゃっ!?」
○○「大丈夫、怖くないって。何のために俺んトコ来たんだよ。」
ルキア「うー・・・でも怖いー・・・ねえ、○○。」
○○「・・・何だよ。」
ルキア「・・・もういちど、ぎゅっ、ってして?」

上目遣いのルキアたん。ヤバイ、その顔反則。赤面するおまい
○○「なっ・・・なんだよ急にっ!!」
ルキア「そうすれば・・・怖くない。○○が、守ってくれてるから・・・」
男として、ここで引き下がるわけにはいかない。
○○「しょーがないな、ほら。」
両手を広げるおまい。

ばふっ

飛び込んでくるルキアたん。
○○「ちょっ、ルキア、苦しっ・・・!」
ルキア「えへへー・・・○○の胸、あったかいや・・・」
○○「ったく・・・」
といいつつ、まんざらでもなさそうな顔でルキアたんを優しく受け入れるおまいだった。





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最終更新:2006年03月03日 11:30
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