カヌー・カヤック用語辞典 @Wiki内検索 / 「クローズドデッキ」で検索した結果
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デッキ
...:オープンデッキ?、クローズドデッキ? -
C-1
競技カヌーのカテゴリー名。クローズドデッキカヌー1人乗り。CはCanoeのC。 二人乗りの場合にはC-2。オープンデッキカヌー一人乗りの場合には、OC-1という。 正座が大好きな礼儀正しい人たちの乗る舟。C1乗りなのにダブルパドルを持っているなと思ったら、単に座高が高いカヤッカーだったりする。 -
カヌー
...プンデッキカヌーと、クローズドデッキカヌーがある。デッキの有る無しで、カヌーとカヤックを分類することはできない。オープンデッキのカヌーとしてカナディアンカヌーやアウトリガーカヌーが挙げられる。 競技では、OC-1、OC-2, CC-1などのカテゴリーが存在する。 一般人と話をするときには、いちいち説明するのが面倒なので、なにもかも全てカヌーということになる。カヤックしか乗らなくても「カヌー馬鹿」と自称したりする。結局、厳密な定義は存在しないってこと。 でも、やっぱり英語圏に行ったときは、KayakとCanoeは使い分けた方が良さげ。 -
ドライバッグ
文字通り、防水バッグ。 クローズドデッキ?とはいえ、リバーカヤックも沈脱すれば艇内には大量の水が入るし、例え一度も沈がなかったとしても艇のボルトの穴や、スプレーとコーミングの隙間や、乗り手のウェアに入った水が胴体を伝って、など様々な経路から少しずつ水が艇内に浸入してしまう。そのため、食料、財布、車のリモコンキー、煙草など、水に触れさせたくないものを運ぶ際にドライバッグを用いる。ただし、構造上、完全な防水というわけではなく、防水バッグを何度も川に放流したりすれば、間違いなく浸水する。 nrs_drybags_sml.jpg 長期ツーリング用の大きなものから、財布程度しか入らないものまで、サイズは様々。色付き、透明なもの、のぞき窓のように部分的に透明なものもある。素材の厚さ、耐久性も多様。最近のものでは空気を抜くためのプラグがついているタイプもある。 # ビ... -
クローズドフェイス
closed face クローズドフェイス ブレードの凸面のこと。 同義語:バックフェイス 対義語:オープンフェイス。 -
バックフェイス
パドルの凸面のこと ローブレイスやスターンラダーで頻繁に使う。 同義語:クローズドフェイス 対義語:パワーフェイス -
バックデッキロール
ロールの一種。 バックプッシュロールとも言う。クイックロール、ロデオロールいう呼び方もあるようだ。 体を開いた状態から開始し、前傾姿勢で起き上がることが特徴で、非常に素早く起き上がれることが何よりも利点である。身体があまり深く水につからないため岩などにぶつかる危険が最も少ない。きちんと習得すれば最強のロール。 慣れておらず身体が潜ってしまう人、素早くできない人にとっては、状況によっては顔面の怪我につながる危険もある。 上級者は、顔を一度も水につけないままロールする。 -
スターンラダー
スターンにラダーを入れてターンするテクニック。 自分の斜め後ろあたりの水にブレードを入れて、肘を曲げ押さえつける形をでキープすると、ボートがターンする。 ブレードの凸面を下ちょい外側に向けるのが基本形。初級者はここまででOK。ブレードの角度を変えることで、ターンの仕方が変わる。オープンフェイスにすれば、クローズドフェイスとは逆方向にターンする。 直進性の強いファルトなどの艇種では、最も頻繁に用いるターン方法。(スウィープストロークの方が早く回るが、何度もスウィープしないと、これらの艇は回転しないため、疲れる) -
一発芸ロール
実用性に欠けるロールの総称。 多人数でするシンクロ・ロール、逆手でパドルを握った逆手ロール、タバコの火を消さずに片手でロール、バックデッキにのけぞった状態でスターン方向にしばらく漕いでからロール、起き上がるや否やそのまま倒れて際限なくロール、一人艇のハル側にもう一人が足でしがみ付いて二人で連続ロールとか。 浜の真砂がつきるとも、世にお馬鹿さんの種はつきまじ。 -
ロール
沈した状態からリカバリーするテクニック。 カヤックを始めて、最初にブチ当たる関門。 数時間で乗り越える人もいれば、2~3年かかる人もいる。 結構漕げる人なのに、ロールスランプに陥ったりすることもある。 ロールの種類としては、 C to C スウィープロール ブレイスロール ロングロール バックデッキロール スカーリングロール ハンドロール ヘッドロール 等がある。 分類しにくいロールを得意とする人もいるし、要は確実かつ素早く安全に上がれば良い。 また、一発芸ロールが多数存在すると言われている。 得意な向きと逆側でおこなうロールを、逆サイドロールあるいはオフサイドロールと言う。 -
ブレイスロール
ロールの一種。 手順の最後がブレイスであることが特徴で、スウィープロールとC to Cを組み合わせたロールと言える。 ブレードが水をキャッチしている時間が長いため、腰をゆっくりと確実に返す時間的余裕があり、反作用によりブレードが沈むことがない。ゆえに、体力が消耗した状態でも成功し易く、使用するパドルのキャッチ性能にも影響されにくい。 動きが複雑になるため、人によっては、他のロールよりも習得に時間がかかる。 やり方は、セットした状態から体の真横あるいは少し後ろまで、水面をスウィープして、同時に腰の捻りを腰と両の膝で船体に伝えて50%くらいまで舟を起こす。このときブレードの角度は一定にキープする。 次に、ブレードの角度を変え(猫手を解除)、ハイブレイスの要領で残りの50%を起き上がる。このとき、どのロールでも共通だが、頭を上げるのは一番最後である。 ... -
オフサイドロール
左か右か通常と反対の側(オフサイド)から上がるロールのこと。 右利きの人が最初に練習するロールは右に倒れて右から上がる方なので、多くの中級パドラーは左右どちらに沈しても右から上がるロールをするが、キーパーホールなど危険な場所で右舷を上流に向けて沈をすると、右のロールでは上がらない。途中、完全に起き上がる1つ手前で、ちょうど上流側にリーンを掛けたのと同じ格好になるため、デッキに上流からの流れを受けて上沈させられて何度も何度も失敗するハメになるからだ。 そうならない為には左右を逆にして左から上がる手順、つまりオフサイドロールを日頃から練習しておいた方がいい。すぐにできる人もいるが普通は練習が必要。 右のロール習得に時間の掛かった人は意識せぬうちに右用のセットの体勢だけ体が柔らかくなって対応できている場合があり、もしそうなら左もセットの体勢が取れるよう、運動不足の体を解す... -
メニュー
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スウィープロール
Sweep Rolll 水上で逆さまになった舟の姿勢を自力で復旧させるロールの一種。 かつては(一部で?)スクリューロールという呼び方もされていたと聞く。 バウからスターンまでスウィープする間に腰を返すことから、スウィープロールと呼ばれる。 C to Cと並んで覚えやすいロール。 修得の際には、 腰の返し(すべてのロールに共通) ブレードが水面から沈まないようにしてスターンまでスウィープする。 水面に対するブレード角のキープ(猫手) 軸手の脇の引き締め 頭は最後 等に気をつける。 多少なりとも、バックデッキに仰け反りながら起きることになる。(より低重心の方が起き上がりやすいため) 一発でロールが上がり、なおかつ安定していれば良いのだが、失敗した場合や、すぐまたひっくり返ってしまった場合、川底の岩などに顔面を打つ可能性がある。起き上がってから漕ぐま... -
クロスストローク
通常漕ぐ側とは逆側のブレードを使って漕ぐ技術。 たとえば右ブレードを左側に入れておこなう。すると両腕がクロスする形になる。 シングルパドルで漕ぐカヌーの場合、持ち替えないで両側を漕ぐことがあり、特に競技系やWW系カヌー(C-1やOC-1等)ではクロスストロークが頻繁に用いられる。 ダブルパドルを用いるカヤックの場合には、多用することはないが、フォニックスモンキーなど、この技術を必須とする技もある。 -
オープンフェイス
Open faced stroke パドルの凹面を意図的に使うストローク。 凹面は、パワーフェイスとも言う。 スターンラダーの時には同じサイドにブレードを入れていても、手首を返してオープンフェイスにすると、ターンする方向が逆になる。 バックデッキロールの時には、オープンフェイスで水をしっかり掴むことによって起き上がる。 -
パーティートリック
Party Trick 静水テクニックの一つ。 ひっくり返った状態から直接バウステーションに移行する技。 バックデッキロールの途中、バウが刺さりやすい角度のところでタイミングよく、グッと前傾&ブレイスするらしい。 このときって、ブレードの向きはオープンフェイスなの?それとも逆? 教えて下さい>出来る人。 スターンステーションに移行する場合はゼロトゥヒーロー。 -
パーティトリック
Party Trick 静水テクニックの一つ。 ひっくり返った状態から直接バウステーションに移行する技。 バックデッキロールの途中、バウが刺さりやすい角度のところでタイミングよく、グッと前傾&ブレイスするらしい。 このときって、ブレードの向きはオープンフェイスなの?それとも逆? 教えて下さい>出来る人。 スターンステーションに移行する場合はゼロトゥヒーロー。 -
キックフリップ
ダウンリバー中に行う技。 スタンディングウェーブなどで、ウェーブのトップに上がる直前に、思いっきり片側を漕いで、ウェーブのトップから空を突くようにして飛び上がり、その瞬間に空中バックデッキロールをして着水し、元の状態に戻って漕ぎ進んでいく。 かなりカッコイイ。 参照:キックフリップの連続写真。 -
ドンキーフリップ
Donkey Flip 基本的にはウェーブ技。 ブラント同様に、片側のエッジを使ってボートを走らせて、そこからエッジを切り返すと同時に身体を投げ出し、バックデッキロールするような形で、ボートがスクリューして起き上がる。凄いウェーブでトップパドラーがおこなうと、ボートが空中でドリルのように一回転して着水、何事もなかったのようにサーフィンに戻ってしまう。 EJの解説と動画 -
カナディアンカヌー
オープンデッキカヌーの一種。 parts-of-a-canoe.jpg 北米インディアンが使用していた舟がルーツ。 一般的には、のんびりと湖で釣りをしているようなイメージかもしれないが、OC-1、OC-2などの競技者が乗ると、激流でも気味が悪いほどの機動性を示す。当然ロールも可能。 ただしそのようなホワイトウォーター用カナディアンは、中が浮力体で埋め尽くされていて、ビールを満載したりはできない。 -
OC-1
オープンデッキカヌー1人乗りという意味。 カヌー競技のカテゴリー名。 カナディアンシングル(あるいはソロ)と呼ぶ場合もある。 二人乗りの場合には、OC-2(またはカナディアンペアと呼ぶ) フリースタイル用OC-1の形状は、 いくらなんでも無理矢理オープンデッキにしている感じがする。 (参照:Pyrania社のSpanish Fly) -
クロス
クロスストロークのこと。 -
OC-2
オープンデッキカヌー2人乗りという意味。 カナディアンペアと呼ぶ場合も。 -
エンダー
フリースタイルテクニック、最初の一歩。 バウあるいはスターンのデッキ上に、水の流れを受け止めて、艇がグワッっとバーチカルになる。 一昔前のデカいフネでやると、気持ちイイ。 -
ラップ
Wrap 河の水の流れをデッキに受けて岩に押し付けられ、身動きが取れなくなる現象を言う。 音楽のラップ(Rap)ではなくて、包み込む方のラップ(Wrap)。 そのまま沈してしまうと水中でも岩に押し付けられる可能性もあり、大変危険である。 沈して逆さまのままで流されて岩にぶつかり、舟底に水の流れを受けてラップすることもある。 ラッピングやブローチングともいう。「(岩に)貼り付く」ともいう。 こうした事態を防ぐため、まず重要なのは、川の流れを読む目。自分の技量を考慮に入れて、遠くまで予測する能力である。その上で、早め早めにアクションを起こして、自分の想定したルートを漕ぎ抜けよう。 不可避的にラップしやすい岩の近くを通る場合、つい岩を怖がりすぎ、自分と岩戸の間に艇を入れて(つまり上流側にリーンして)しまうのが初級者にありがちなミスである。岩に抱きつくくらいの... -
ストローク
様々な漕ぎ方のこと。 フォワードストローク リバースストローク スウィープストローク ドローストローク スカーリング クロスストローク Cストローク Jストローク など。 -
脱
「だつ」と読む。 沈して水中で舟から抜け出すことをいう(沈脱)。 これにも手順があって、落ち着いて実行することが肝要である。 沈したらまず上半身を舟のデッキに押し付ける姿勢をとる。小さくなることで水中の岩などとの衝突を避ける意味がある。 次にスプレースカートのグラブループを引っ張ってスプレースカートを外し、両手で舟の脇を押すようにして腰から抜け出る。 ピニングした状態から脱するにはもう一工夫が要る。 -
上流沈
上流側に沈すること。 略称:上沈 カヤックの船体は前後に長く、横幅が極端に狭い(長さは人の背丈以上で、幅は肩幅と同じくらいである)ため、前後の揺さぶりには安定して耐えられるが横に揺さぶられると脆い。リバーカヤックの場合はキールがないことも手伝ってシーカヤックよりもこの傾向が強い。為に舟が横を向いている時にデッキに流れを受けてしまうと、簡単に(というより一瞬で見事に)クルリと引っ繰り返されることがある。これを指して言う。 だが極端にパワーのあるスポットでは舟が横を向かなくてもバウやスタンに流れを受けて上流沈に至ることもある。その原因は多くの場合、近付き過ぎたか、ループなどを試そうとして失敗したかである。 -
トリッキーウー
Tricky Wu ホール技。 名前の通りトリッキーな動きをする摩訶不思議な技。説明すら困難だが、スプリットホイールにいくとみせかけて、ぐねっと動いてバウを刺すような。 参照:ここにビデオあり(解説はドイツ語) -
スローロープ
Throw Rope 直訳すると、投げ縄。 有事のレスキューのために使用する。 Small_Wedge_Throw_Bag.jpg バッグの中に折りたたまれたロープが入っており、一端を掴んだまま、バッグの部分を放り投げて使用する。ロープの長さは様々。 ただし、投げ方には練習が必要であり、ロープの折りたたみ方、川のどこに投げるか、岸へ引っ張り上げ方など、知識と訓練が必要とされる。専門家によるレスキュー講習に参加した方がいいだろう。またレスキューされる側もロープの掴み方、川の流され方を知っていると、レスキューが著しくやりやすくなる。 現実に使う機会はそうそう無いが、ボートの中に常備しておくべき。 同義語:レスキューロープ、スローバッグ -
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アグレッシブスイミング
目的地に向かって、平泳ぎやクロールなどで、積極的に泳ぐこと。バタフライで泳ぐ人はあまりいない。 顔までアグレッシブになる必要はありません。 岩が絡むような場所や、浅い場所では、怪我を避けるため、ディフェンシブスイミングで泳ぐ。その後、淵や瀞場になってからアグレッシブスイミングをおこなう。ただし、下流側にストレーナーなどの危険物があり、緊急を要する場合には話が別。 いくら流れが緩く見えたとしても、流れに逆らって泳ぐことは凄まじく体力を消耗するので、上陸地点が下流にもあるならば、そこにたどり着くように、流されながら徐々に岸に寄れば良い。緩やかな川であっても、よく夏場に溺死者のニュースが報道されるが、元いた場所に戻ろうとして流れに逆らって泳ぎ、その結果、死んだケースが多い。焦れば焦るほど、体力の消耗は数倍になる。子供を助けようとする場合などには、さらにフルパワーを使ってし... -
ドローストローク
Draw Stroke 基本的ストロークの一つ。 最初に覚えるドローストロークは、艇がほぼ静止している状態で、体の真横にパドルを入れて、そのまま引きつける。横方向に移動でき、接岸時などに利用する。 また、艇がある程度スピードに乗っているときにも、同様のドローストロークを行うことができる。進行方向をキープしたまま、横移動可能。その移動距離は小さいが、2回ターンを行うよりも迅速に対応できるので、岩を頻繁に避けるようなコースでは役に立つ。 ターンのときにもドローストロークを用いる。ブレードの入れ方までは上と同様だが、そのままの位置でパドルをキープして、手元には引き寄せない。気持ちリーンをかけてると、パドルを入れた方向にターンしていく。回転半径は大きいが、スピードを落としたくない場合に用いるターン。(ドローしてないじゃないか?という気もするが、EJのビデオではドローと言っ... -
バウドロー
文字どおりバウの近傍でドローストロークをすること。 ストリームインの際に、よく用いられる。この場合、ブレード面で川の流れをしっかりと掴んで、視線を下流に向けると、まず体がひねられる。次いでボートをパドルに近づけるように体をひねり戻していくと、綺麗に流れに乗れる。もちろんリーン必要。 同じようにエディキャッチでも使う。エディに入り始めはオープンフェイスのバウラダーで、終わりはバウドローだったりすることもあるが、そこらへんは、流れの強さやエディの状況によるし、どこに止まりたい、あるいは突き抜けたいこともあるので、一概に言えない。意図を持って、いろいろな技術を自然に使い分けるもの。 静水でスピードに乗っている時に、バウの横にボートに水平にパドルを刺し固定するだけで、ターンが出来る。ボートに向けてドローしていないのだけど、EJのビデオを観ていると、これもバウドローと呼... -
スラローム
カヌー競技の一つ。 略称はスラ。 川の中の一定区間に設定された18〜25個のゲートをくぐりつつ、タイムを競う。 空中を渡したロープから、2本のポールをぶら下げてゲートを作る。ゲートには、上流側から進入しなければならない緑&白色のダウンゲートと、下流側から進入する赤&白色のアップゲートがある。ゲート設定により難易度が大幅に変わる。 1秒を1点として数え、ペナルティを加算したものがポイントとなる。ポイントは、少ないほど良い。ゲートを不通過の場合には50点、接触した場合には2点が、ペナルティとして加算される。 スラロームのオリンピック種目は、 男子K-1, 女子K-1, 男子C-1, 男子C-2の4つ。 これに用いる艇をスラローム艇、略してスラ艇と呼ぶ。 参照サイト 日本カヌー連盟スラローム委員会 -
ロングロール
ロールの一種。 パドルを持ち替えて、なるべく遠くの水を掴む。 テコの原理により起き上がりやすいが、タイムロスとパドルを手放す危険性のために、ホワイトウォーターでは実用的ではない。 パドルの持ち方により、ロングロールの中でもいくつか分類できるようだ。パウラタロールもロングロールの一種。 一方、パドルを持ち替えないC to Cやスウィープロール等を、ロングロールに対して、ショートロールと分類することもある。 -
ローブレイス
ブレイスの一種。 たとえば艇が予想以上に傾いた時に、咄嗟にリカバリーするのに使う。その際には、ブレードの凸側を水面に叩き付けることによって反発力を得て、艇の傾きを元に戻す。 初心者の頃にはなかなか難しいが、咄嗟にローブレイスが出るようになれば、ダウンリバーの幅が広がる。 ホールに入れるレベルになると、サイドサーフィン中のみならず、様々な局面で艇の挙動をコントロールするため、ローブレイスを使用する。 ローブレイスを軽く継続的に入れることによりターンするのが、ローブレイスターン。 -
パワーロール
力任せに起きあがるロール。 技術と柔軟性が不足してる男性にありがち。 疲れてくると起きあがれない。 マネしてはいけません。 一般的に女性の方が非力な分、なめらかな美しいロールをする人が多い。 しかし稀に女性でも豪快なパワーロールをされる方がいらっしゃいます。 -
ヘッドロール
ロールの一種。 パドルはもちろん、腕すらも使わずに、上半身の振りと腰の返しだけでおこなうロール。腕は体にぴったりつけるか、あるいは組んでいる。 究極の一発芸ロール。噂だけで見たことない。多分、それが可能な艇種は限られると思う。 -
ショートロール
ロールは、ショートロールとロングロールに大別される。 通常、ホワイトウォーターで用いられるロールは全てショートロール。つまり、C to C、スウィープロール、ブレイスロールはショートロールに含まれる。 -
スローバッグ
Throw Bag スローロープと同義。 -
Cストローク
前進している舟の進行方向を変えつつ、変えた方向へ前進する漕ぎ方。 バウの右にパドルで「C」の文字を書くようなのでこう呼ばれる(左は「C」の鏡文字になる)。 スライスと組み合わせて、連続的にCストロークを行い、円を描くように進む練習をする。 Cストロークにスウィープストロークとエッジの切り替えを組み合わせると、一漕ぎで小さなターンを2回行うことができる。小さな障害物をとっさに避けるときなどに便利。 -
Jストローク
カナディアンの基本ストローク。 シングルパドルで片側だけ漕ぐとカヌーが回転してしまうので、その回転を殺す方向に最後にちょっとだけブレードの向きを変えて漕ぐ。すると、左側を漕いだ場合、ブレードの描く軌跡がちょうど「J」みたいな形になる。もっとも、本当にJの字を書いてしまうと、やりすぎだが。 また、当然の事ながら、右の場合はJの字にはならないが、ストロークの名前が変わることはない。 -
パウラタロール
ロングロールの一種。 パドルを持ち替えて、片手でブレードを掴み、その凹面をお腹にぴったり固定する。漕ぎ手はシャフトを持ち、スウィープロール同様の動きで起き上がる。 お腹のところで作用点が固定され(他のロールで、軸手が固定され(脇が締まっている)ることに相当)、また、力点(もう一方のブレード)が遠いため、梃子の原理により、より簡単に起き上がれる。 しかしながら、岩の多い川、浅い川では、そんなことをやっている暇はないので、誰も実用していない。海用のロールと言えるだろう。 -
ピローウェーブ
川の流れが岩にぶつかって、上流側に生じる反射波のこと。 岩があると、上流側の水が盛り上がっているでしょう。アレです。 大きさは、数ミリから巨大なものまで様々。 岩が見えないのにピローウェーブがある場合、隠れ岩が水面下の浅いところにある。 速い水の流れが岩に正面からぶつかっているにも関わらず、ピローウェーブが全く無い場合には、アンダーカットになっている可能性があるので注意が必要。 ピローウェーブを利用して、サーフィンやスプラット等が出来る場合もある。 -
レスキューロープ
Rescue Rope スローロープと同義。 -
スカーリングロール
ロールの一種 スカーリングと腰の返しで、ロールすること。 純粋なスカーリングロールは、ホワイトウォーターではあまり実戦的ではない。しかし、これを練習しておくと、ブレードの向きをコントロールする技術が向上するし、他のロールを失敗しかけたときも、ササッとスカーリングして踏ん張りが利くようになる。 -
ダッキー
1〜2人乗りのインフレータブルボートのこと。 プリプリしたお尻を振りながらホワイトウォーターを下る様子が、アヒルに似ていることから、こう呼ばれる。 関連:ストライド -
ローブレイスターン
Low Brace Turn ローブレイスを軽く継続的に入れることによりおこなうターン。 ローブレイスを入れている側の抵抗が増えるために、そちら側にゆっくりとターンしていく。このときリーンも適切に調整する。前に進行しながらゆるやかに曲がりたい時に用いる。 ローテレマークターンも同じ。英語圏ではLow brace turnと呼ぶことの方が多いようだ。 - @wiki全体から「クローズドデッキ」で調べる