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日本武尊

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230 :マンセー名無しさん :2005/12/26(月) 14:47:00 ID:6pyJLKL9
首爾(そうる)より出でまして、寺に至りましし時に、博士を思(しの)ひて、歌ふ者あり。

 ♪ウソクは 国の阿呆ろば
  畳(たた)なづく いつはり
  寺隠(こも)れる ウソクし嘘臭し

博士、歌ひたまひしく、

 ♪命の またけむ人は
  たたみこも 朴李(ぱくり)の山の
  我国(うりなら)が名を 世界(よ)に示せその子

この歌は、国思(くにしの)ひ歌ぞ。
また歌ひたまひしく、

 ♪はしたなし 我家(わぎへ)の方よ 黴(かび)の立ちくも

こは片歌ぞ。
この時に、火病いと俄(にはか)になりぬ。しかして、御歌よみたまひしく、

 ♪嬢子(をとめこ)の 女陰(ほと)のべに
  わが獲(と)りし 卵のタマ そのタマはや

歌ひ終ふる、すなはち火病(ふぁびょ)りましき。

232 :マンセー名無しさん :2005/12/26(月) 15:07:39 ID:6pyJLKL9
htmlプラグインエラー: このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。230の要旨

ソウル大学から遁走し、寺にこもった黄博士に対して。
「おい、おまえの研究、うそ臭いぞ!」
博士、これに応えて
「みんな、俺のイシを継いでくれ!」
「あれはカビのせいなのだ!」
そして最後に
「ああ、私が入手した卵子はどうなったのだろう?」
こうして博士は去っていった。
※『古事記』より倭建命(日本武尊)が死の直前に詠んだ国思歌(望郷歌)
「倭は 國のまほろば たたなづく 青垣 山隱れる 倭しうるはし」
なお、『日本書記』では景行天皇が日向で詠んだ歌とされる。

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