436名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん投稿日:2005/12/22(木)16:39:22ID:IaOxgXLp
汚れちまった経歴に
今日も火の粉が降りかかる
汚れちまった経歴に
今日も弟子さへ嘲笑う
汚れちまった経歴は
たとえばチョンのゴミ餃子
汚れちまった経歴は
懲戒かかってちぢこまる
汚れちまった経歴に
いたいたしくも怖気づき
汚れちまった経歴に
なすところもなく 日はくれる
※詩集『山羊の歌』より「汚れつちまつた悲しみに……」
461 名前:それではw投稿日:2005/12/22(木)16:54:37ID:IaOxgXLp
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幾時代かがありまして
黄色い研究ありました
幾時代かがありまして
冬に捏造ばれました
ノーベル賞は高い壁
そこに十一の卵細胞
在りもしない卵細胞
ソウル辺りの黄色い博士
犬のカビだと嘘を吐き
ネチズンどもはみな火病
電波が飛びますキムチ汁
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
将来は真ッ暗 暗の暗
日時粛々過ぎまする
英雄時代のノスタルジアと
ゆあーん ゆよーん ゆやゆよん
※詩集『山羊の歌』より「サーカス」
479名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん投稿日:2005/12/22(木)17:10:05ID:kfwc1bMb
半島にゐるのは、
あれは人ではないのです。
半島にゐるのは、
あれは、ヒトモドキばかり。
曇つた東海の波の向こう、
ヒトモドキはニダニダとエラを張って、
イルボンを呪つてゐるのです。
いつはてるとも知れない呪。
半島にゐるのは、
あれは人ではないのです。
半島にゐるのは、
あれは、ヒトモドキばかり。
※詩集『在りし日の歌』より「北の海」
522名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん[sage]投稿日:2005/12/22(木)17:37:13 ID:FWdu4wC1
黒い夜カビ臭い室にあつて、
一匹の獣がシャアレの中で
細胞を殖やして、カビを作つた。
入院をする 黄が黙って。
獣はもはや、なんにも見なかつた。
カメラフラッシュと罵倒のほか
目覚ますことなきカビを抱いて、
倫理的には冒涜を迎へて。
病後らしく思ひ出は一塊となつて
廬と手を組み、波を打つた。
あゝ ほこらしい物語――
獣医も候補者と美しかれよ。
卵殻もどきののむひよんの微笑と
遅鈍な民衆の弾劾とは、
それな獣を怖がらす。
黒い夜カビ深い室の中で、
一匹の獣の心は燻る。
黒い夜カビ深い室の中で――
太古は、ノーベルも二つは狙えた!……
※詩集『在りし日の歌』より「幼獣の歌」
653名前:<丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´ )さん投稿日:2005/12/22(木)19:36:53ID:WhGJ5/IB
ばれちまった悲しみに
今日も新聞でたたかれる
ばれちまった悲しみに
今日も会見で吊るし上げられる
ばれちまった悲しみは
たとえば犬のクローン双児
ばれちまった悲しみを
犬鍋食べてまぎらわす
ばれちまった悲しみに
火病になってあばれちらし
ばれちまった悲しみを
チョッパリのせいにすべく手をつくす
143 :マンセー名無しさん :2005/12/24(土) 19:41:48 ID:B3o3xofd
汚れちまつた研究に 今日も疑惑の降りかかる
汚れちまつた研究に 逆の風さえ吹きすぎる
汚れちまつた研究は たとへば黄色い幹細胞
汚れちまつた研究は 疑惑のかかつてちぢこまる
汚れちまつた研究は 望みまくりの願いまくり
汚れちまつた研究は 惓怠のうちに死を夢む(※シャッテンが)
汚れちまつた研究に いたいたしくも怖気づき
汚れちまつた研究に なすところもなく日は暮れる
(参考:中原中也/汚れちまつた悲しみに)
253 :マンセー名無しさん :2005/12/27(火) 01:15:12 ID:XICNqZnV
スナツピイがポシンタン食べて
冬の日の夕暮は穏かです
エキスポオズされた黄が蒼ざめて
冬の日の夕暮は静かです
吁(ああ)! 幹細胞はないか――あるまい
火病(フアビヨ)るか――火病りもしまい
ただただ報道陣の涙滂沱と流るるまゝに
従順なのは 蝋燭持てる患者か
ポトホトとウリナラの中にウソクは白く
祖国の英雄 色を失ひ
黄が仮想的科学に物を云へば
嘲る嘲る 世界とイルボンとが
シャーレが一枚 はぐれました
これから冬の日のウソクは
無言ながら 熔解します
自(みづか)らの 尿道管の中へです
春の日の夕暮(中原中也)
※詩集『山羊の歌』収録