486名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん投稿日：2005/12/22(木)17:17:28ID:FWdu4wC1
わたくしといふ論文は
捏造された体幹ES細胞の
ひとつの無理な証明です
（あらゆる国民の願望の複合体）
ミズメディやシャツテンといつしよに
せはしくせはしく捏造しながら
いかにもたしかに見せかけつづける
因果応報論文の
ひとつの無理な証明です
（黄色はたもち その細胞は失はれ）
※詩集『春と修羅』より「序」
495 名前：よう( ﾟ∀ﾟ)ノ厨◆YOU.2MZwPE[sage]投稿日：2005/12/22(木)17:22:52 ID:wJL6eT13 ?
「ファンウソクは 笑ったよ。」
「ファンウソクは ホルホル笑ったよ。」
「ファンウソクは はねて笑ったよ。」
「ファンウソクは ホルホル笑ったよ。」
「ファンウソクは 死んだよ。」
「ファンウソクは 殺されたよ。」
「ファンウソクは 死んでしまったよ・・・・・・。」
「殺されたよ。」
「それなら、なぜ殺された。」
※小説「やまなし」
502名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん投稿日：2005/12/22(木)17:25:41ID:IaOxgXLp
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htmlプラグインエラー: このプラグインを使うにはこのページの編集権限を「管理者のみ」に設定してください。チョンが捏造の夜 ｷﾀｰ
うまいなあｗ
<丶｀д´>.｡oO（ウソツク先生、ウリはもう、あのサソリのように、
ほんとうにウリナラの名誉のためならば
ウリのからだなんか百ぺん焼いてもかまわない）
※小説「銀河鉄道の夜」
517名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん投稿日：2005/12/22(木)17:34:28ID:kfwc1bMb
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おお、作者殿。
お詫びに「チョンが捏造の夜」をさわりだけ。
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「ではみなさんは、そういうふうにES細胞だと云われたり、
万病に効く魔法の技術だと云われたりしていた
このぼんやりと丸い写真がほんとうは何かご承知ですか。」
調査委員の先生は、黒板に吊したネイチャーの、
なんとなくそれっぽい写真を指しながら、みんなに問をかけました。
２ちゃんねらーが手をあげました。それから四五人手をあげました。
ファン・ウソツクも手をあげようとして、急いでそのままやめました。
たしかにあれがみんなES細胞だと、いつか雑誌で読んだのでしたが、
このごろはファン・ウソツクはまるで毎日病室でもねむく、2株の細胞を増やすひまも
解凍するはずの細胞もないので、なんだかどんなこともよくわからないという気持ちがするのでした。
※小説「銀河鉄道の夜」
536名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん[sage]投稿日：2005/12/22(木)17:47:01 ID:FlUlMOjK
捏造の朝
ああ 今日のうちに行ってしまう私の黄よ
髭のはへた苦しい息でいふ
ノーベル賞とてきてけんちゃ
わたしは鉛色のピッツバーグの町に飛び出した
ノーベル賞とてきてけんちゃ
わたしは送られてきた幾枚かの写真と拙い論文をもちかえり
ひとつの素敵な物語にした
おまへの病気がきっとよくなるように
今日の内にいってしまふ黄よ
わたしも行くことになるとは思わなかった
※詩集『春と修羅』より「永訣の朝」
537名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん投稿日：2005/12/22(木)17:47:46ID:YpR3RCPV
誤報の多い研究室
「君、ちょうどいい。ここはこれでなかなかイケてるんだ。貼ろうじゃないか。」
「おや、こんなとこにおかしいね。しかしとにかく何かES細胞ができるんだろう」
「もちろんできるさ。論文にそう書いてあるじゃないか」
「やろうじゃないか。ぼくはもう賞を取れないと殺されそうなんだ。」
二人は論文をつくりました。写真ははフォトショップのコピペで組んで、実に立派なもんです。
そして投稿の入り口があって、そこに金文字でこう書いてありました。
「どなたもどうか投稿してください。決してご遠慮はありません」
二人はそこで、ひどくよろこんで言いました。
「こいつはどうだ、やっぱり世の中はうまくできてるねえ、
フォトショップ加工になんぎしたけれど、こんどはこんないいこともある。
このうちは有名雑誌だけれども捏造論文が通過するんだぜ。」
「どうもそうらしい。決してご遠慮はありませんというのはその意味だ。」
※小説「注文の多い料理店」
656名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん投稿日：2005/12/22(木)19:47:59ID:TiZ3x+ow
ノーベル賞の冬の祭りの晩でした。
亮二はあたらしい水色のしごきをしめて、それに十五銭もらつて、下朝鮮にでかけました。
「幹細胞」という見せ物が大繁盛でした。
それは、黄という名札をつけたエラを張つて目の細い男が、小屋の幕の前に立つて
「さあ、みんな、はいるスミダスミダ」とおおいばりでファビョつてゐるのでした。
亮二が思わず看板の近くに行きましたら、いきなりその男が
「おい、トンム、はやぐ入るﾆﾀﾞ」と亮二たちにさけびました。亮二は思はず
つつと木戸口を入つてしまひました。
すると小屋の中には、ピッツバーグのシャッテンだの、だいぶ知つている人たちが
みんなおかしいような、まじめなような顔をして、真ん中の台の上を見てゐるのでした。
台の上に幹細胞がねばりついていたのです。それはおおきな平べつたいふらふらした黄色いもので
口上いいがこつち側から棒でつっつくとカビが生え、むこうをつくと十一個にわかれ
でもよくよく見ると二個しかないのでした。
亮二はみつともないのでいそいで外にでましたら、いとこの達二にあいました。
達二はその見せ物の看板を指さしながら、声をひそめて言いました。
「おまえはこの見せ物にはいつたのかい。こいつはね、幹細胞なんていつてるが、じつはね、
ふぉとしょつぷでこぴぺしたものだそうだよ。こんなものにはいるなんて、おまえはばかだな。」
※小説「祭りの晩」
691名前：<丶｀∀´>（´・ω・｀）（｀ハ´ ）さん[sage]投稿日：2005/12/22(木)20:44:46 ID:StXLhF2A
アメにも勝てず 雨にも負けず
日にも勝てず 風にも負けず
質でも層の厚さでも負けて 雪にも夏の暑さにも負けぬ
居丈高な口だけをもち 丈夫なからだをもち
慾ばかり 慾はなく
決して静まらず 決して怒らず
いつもうるさく火病っている いつも静かに笑っている
一日に卵子四号と 一日に玄米四合と
写真に少しの回転を加え 味噌と少しの野菜を食べ
あらゆるウソを あらゆることを
自分の論文に書き加え 自分を勘定に入れずに
まったく検証せず よく見聞きし分かり
そしてすぐ捨て そして忘れず
ソウルの研究塔の陰の 野原の松の林の陰の
汚染された実験室にいて 小さな萱ぶきの小屋にいて
東に病気の子供あれば 東に病気の子供あれば
行ってウソの約束をし 行って看病してやり
西に不妊で疲れた女あれば 西に疲れた母あれば
行ってその卵巣を奪い 行ってその稲の束を負い
南に死にそうな人があれば 南に死にそうな人あれば
行って細胞をねだり 行ってこわがらなくてもいいといい
北に貧しい女ありと聞けば 北に喧嘩や訴訟があれば
金を出すからよこせといい つまらないからやめろといい
取材の時は虚言を流し 日照りの時は涙を流し
検証の日にはおろおろ隠れ 寒さの夏はおろおろ歩き
世界中から嘘吐きと呼ばれ みんなにでくのぼーと呼ばれ
ノーベル賞も取れず 褒められもせず
期待もされず 苦にもされず
そういう者が そういうものに
わたくし わたしは
黄です。 なりたい
※「雨ニモマケズ」
251 ：マンセー名無しさん ：2005/12/27(火) 00:32:19 ID:e61EjnVJ
ファンウソクといふ黒い花といっしょに
破滅がやがてやってくる
ブルジョワジーでもプロレタリアートでも
おほよそ卑怯な下等なやつらは
みんな李朝で中華へ媚びた輩のやうに
潰れて流れるその日が来る
やってしまへやってしまへ
賞を受けたいために尤もらしい論文を記すやつも
じぶんだけで調子よいことを考えて
世界のハブだなんていふにせ政府も
いつでもきょろきょろ日本と自分とくらべるやつらも
そいつらみんなはびしゃびしゃに叫き叫んで
その中から卑怯な鬼どもは媚びへつらえ
それらをみんな中華や露西亜につかせてしまへ
呼吸をするやうに賤しい民族は賤しい人間を生み出す
増殖した特亞の嘘をも暴け
北とつがって極貧国家もつくれ
（サキノハカといふ黒い花といっしょに）宮沢賢治 より
