インテルステノ・オンライン大会について

 

 

インテルステノ・オンラインタイピング世界大会とは

Intersteno(インテルステノ/国際情報処理連盟)が主催するタイピングの世界大会、Intersteno Internet Contestsのことを指します。年に一回春頃に開催され、2016年は4月11日(月)~5月2日(月)に実施されました。

昨年(2015年)、隅野さん(Pocariさん)の多大な尽力によって日本語部門の追加が実現し、100人以上の日本人が参加しました。世界全体では1811人が参加しています(参考リンク:公式ランキング母語部門日本人ランキング)。

 

このWikiに記載されている情報は、あくまでも非公式のものです。最新の情報は隅野さんのTwitterなどでご確認ください。

 

~オフライン大会について~

インテルステノではオンライン大会と別に、2年に一度、オフライン大会も開催されています。入力部門(TP部門)は競技時間が30分に設定されるなど、オンライン大会とは少しルールが異なりますので、そちらに関心のある方はdqmaniacさんの参加レポートや、togetterのまとめ(参加者の感想)などをご覧ください。次回は2017年7月22日~28日、ドイツ・ベルリンにて開催予定です。

また、やださんが2017年ベルリン大会に向けて、文章校正部門(Text Correction/TC)の練習を開始し、ブログで情報を発信しています。他にWordやExcelなどの操作を競う文章作成部門(Word Processing/WP)などもありますので、パソコンの操作に自信のある方、ぜひ世界大会を目指しましょう!


オンライン大会・ルールの概要

正式なルールについては第14回インテルステノオンラインタイピング世界大会ルール(PDF)をお読みください。
 

ここではルールの概要を紹介します。

  • 10分間の入力文字数と正確性を競います。大文字などは2文字扱いです。
  • ミス1つにつき、入力文字数から50点が引かれます(ただし一行飛ばしてしまってもミス1扱い)。
  • 年齢ごとに合格基準があり、たとえば21歳以上では分速240文字以上、ミス0.5%以下の基準に満たないと失格となります。
  • 「母語部門」「多言語部門」という二つの部門があり、「母語部門」では自分の母語のみ打つことができます。もし自分の母語以外の言語を打ちたい場合は「多言語部門」に登録する必要があります(仮に自分の母語よりも他の言語の記録が速くても、母語部門のランキングには母語の記録が反映されます)。
  • 「多言語部門」は、日本語を含む17言語の記録の合計点で競います。

練習および本番ではTakiソフトウェアを使用します。練習についてはこちらからいつでも打てるので、興味のある方はぜひ一度打ってみることをお薦めします。


Takiソフトウェアを使用する際の注意


ミスの扱いについての詳細

(※ここに記載されている内容はあくまでも練習用のTakiソフトウェアの仕様であり、本番環境および本番後に人のチェックが入った際に修正される可能性があります。あくまで参考程度に留めておいてください)

ミスの実例

inverted letters文字の順番を間違えるミス。すべて入力された文字数としてカウントされ、一箇所につき1ミスとなる。
error:異なる文字を入力してしまうミス。単語内の間違えた文字以降すべてが赤く表示される。
    入力された文字数としてカウントされ、一箇所につき1ミスとなる。
added:余分な単語を付け加えてしまうミス。
missing:脱字。一行飛ばしてしまった場合などはこのミスになる。
lower/upper case error:大文字・小文字のミス。入力された文字数としてカウントされる。
inverted words:単語単位で順番を間違えるミス。入力された文字数としてカウントされる。

一つの単語内では何箇所ミスをしても、ほとんどの場合ソフトウェア上では1ミスしかカウントされていないようです。


ヨーロッパのキーボード配列を使用するにあたり注意すべきポイント

  • ヨーロッパのキーボードでは、左Altキーと右Altキーがしばしば区別され、右Altキー、あるいは右AltキーとShifキーを組み合わせて押しながら他のキーを押すことで、いくつかの特殊文字を入力することができます。出ない文字がある時は、試してみるといいかもしれません。
  • 日本のキーボードと異なり、半角/全角キーにも文字が配置されています(たとえばハンガリー語における数字の0など)。
  • 日本のキーボードとのハード面での違いとして、ヨーロッパのキーボードでは左シフトとZキーの間にもう一つキーがあります(その代わりBackspaceや右シフトキーの隣のキーがありません)。その位置に配置されている文字については、キーボード配列を変更するソフトなどを使用しない限り入力できないことがあります。
  • ヨーロッパのキーボードでは、しばしばデッドキーと呼ばれるキーがあります。これは、デッドキーを押した後に別のキーを押すことによって文字が入力でき、単体で押しただけは何も表示されません(例: ^ キーを入力した後にaを入力することでâが表示される)。
最終更新:2016年05月17日 11:38
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