ドイツ語

ゲルマン語派の言語の一つ。使用文字はラテン文字。

 

ダイアクリティカルマーク

  • ダイアクリティカルマークとしてウムラウト(äöü)を使うほか、ドイツ語固有の文字としてエスツェットßを使用する。
    (ただしスイス・ドイツ語では一般的にエスツェットßが使用されずssで代用される。加えて大文字のウムラウトも使用されず、それぞれAe、Oe、Ueと表記される。ただし小文字のウムラウトは使用される)

 

配列

  • ドイツ語配列の大きな特徴としてQWERTZ配列(QWERTYとはZとYの位置が逆になっている)であることが挙げられる。
    ドイツ語にはQWERTY配列が用意されていないため、どうしてもQWERTY配列で打ちたい場合はインターナショナル配列を導入するか、配列変更を行う必要がある。ただし、クロアチア語のように配列変更しないかぎりQWERTZ配列を回避するのが難しい言語もあるので、今後それらの配列を使用する予定があればドイツ語でQWERTZに慣れておくのもよいかもしれない(実際、ドイツ語ではyよりもzの方がはるかに出現頻度が高いため、ZとYの位置を入れ替えるのは理にかなっていると言える)。
  • エスツェットßがないスイスドイツ語を打つ場合は、エストニア語配列のようにウムラウト(äöü)が打てる他のQWERTY配列を使用するという方法もある。しかし本番でエスツェットßが出てこないとも限らないため、どうしてもQWERTYで打ちたい場合はむしろ配列変更ソフトでYとZを入れ替えた方がよいだろう。

 

その他

  • 固有名詞だけでなくすべての名詞の語頭が大文字となることから、Shiftを使う頻度が多い。
  • フランス語のように時代とともに母音間の子音が摩耗していった言語と比べると、ゲルマン諸語は語中の子音が残っているケースが多いことから、ドイツ語では子音の割合が多く感じられるかもしれない。
  • オランダ語と同じく、単語と単語を組み合わせて複合語が作られる。そのため単語が長くなりやすく、少し打ちづらく感じる面もある。
  • また、後半部分が一致している複数の複合語をundでつなぐ際に、前の複合語の後半部分を省略してハイフンが置かれることがある。
    例:Nieder- und Oberösterreich (←Niederösterreich und Oberösterreich)

<各配列における特殊文字の出し方の例>

ドイツ語配列

  • ウムラウト(äöü)およびエスツェット(ß)
    →すべて1打鍵で入力可能(下の配列画像を参照)

 

エストニア語配列

  • ウムラウト(äöü)
    →すべて1打鍵で入力可能(下の配列画像を参照)
  • エスツェット(ß)
    →入力不可

 

USインターナショナル配列

  • ウムラウト(äöü)
    →Shiftを押しながら:キーを打った後、該当の文字を打鍵
       または「右Altキー」を押しながらq(ä),y(ü),o(ö)を打鍵
  • エスツェット(ß)
    右Altキーを押しながらsを打鍵

 

フランス語(カナダマルチリンガル)配列

  • ウムラウト(äöü)
    →Shiftを押しながら@キーを打った後、該当の文字を打鍵
  • エスツェット(ß)
    右Ctrlキーを押しながらsを打鍵

<ドイツ語配列の画像>

通常の状態

Shiftを押した状態

Altキーを押した状態

 


<ドイツ語(スイス)配列の画像>

通常の状態

Shiftを押した状態

Altを押した状態

 


<エストニア語配列の画像>

通常の状態

Shiftを押した状態

Altを押した状態