ニコニコ上のシミュレーションシリーズでよく使われる用語の辞典です。
基本的に、特定作品の登場人物・専門用語などはその作品の解説を利用することをオススメ。
成(セイ)
「三国志」に登場する国家の一つ。197年建国、首都は寿春。
ご存じ偽帝袁術陛下の治める国。
諸侯の支持を得られず、また重税を課すなど悪政を敷いたため離反を招いた。
199年6月、袁術の死とともに滅亡したと考えられる。
油断すると、魏・呉・蜀・成、と三国の中に自然に混じっている。
オチ担当ネタ国家としての輝かしい地位に揺るぎはない。大成帝国万歳!
★国号問題
実は、正史本文には袁術の立てた国家の国号・元号は記されていない。
歴史的事実としては、国号に関しては「仲」が正しい、とする説が今日は有力である。
※「仲家」あるいは「仲氏」と記す文献もある。
「漢王朝」の意味で「漢家」と記すこともあるので、国号としては「仲」でいいのだろう。
「成」あるいは「成家」が国号と誤解されたのは、『後漢書集解』(『後漢書』の注釈書の一つ)に
「仲氏は劉氏の漢家や公孫述の成家のように(国号である)」という一文を取り違えたらしい。
※公孫述は新末後漢初の群雄の一人。蜀の地に割拠し、成都で即位して皇帝を称した人物。
そんなこんなで、いつしか「袁術の国号は成、元号は仲家」という誤解が定着しており、
各種創作物ではむしろ「成」のほうが主流であるほど。
正史と演義の設定の違いのようなもの、と思えばよいかもしれない。
西国方陣
(セイコクホウジン/サイゴクホウジン)
★
「信長の野望・革新PK」における
南蛮技術
のひとつ
イスパニアから友好度250でもたらされる。
スペイン方陣(Spanish square)と呼ばれたテルシオ(Tercio)のことと思われる。
※とすると、「西国」は「西(西洋)の国」の意味ではなく、「西伯牙(スペイン)国」の略となる。
テルシオは長槍兵の密集陣に銃兵を組み合わせたもので、16世紀~17世紀頃にスペインの軍事的覇権を支えた。
※ちなみにこのニコニコ歴史ゲーとは直接の関わりがないが、
セガのアーケードカードゲーム、「戦国大戦」では丹羽長秀の計略として
「イスパニア方陣」が登録されている
正史(セイシ)
中国においては、歴代王朝が編纂・公認した(前の王朝の)歴史書のこと。
ここに載せられたことが一応公認された「史実」になるわけだが、正史自体が一種の政治的な文書なわけで、
「前王朝の最後を悪し様に描いて、滅ぼした自王朝を正当化している」など、記述を疑えばきりがない。
★
三国志界隈では、
歴史書の三国志
を指す
後漢末から三国時代にかけての人々とできごとを紀伝体で記した歴史書。
エンターテイメントである
演義
とはいろいろ異なる点が多い。
西晋による三国統一から約10年後、290年頃に完成した歴史書で、魏書30巻、蜀書15巻、呉書20巻からなる。
編者は陳寿。はじめは陳寿の個人的編纂物であったが、のちに正史として公認された。
陳寿の師匠であった譙周の伝には、亡くなる前に陳寿が師匠を訪問した際の思い出話が載っている。
このため、「本文に編者本人が登場」という他の正史には見られない特徴がある。
晋に帝位を譲った魏を正統王朝として描いているのだが、陳寿はもともと蜀の人(蜀滅亡時31歳)ということもあり、
蜀に関する記述には思い入れも見え隠れしているという指摘もある。
陳寿の「三国志」は信頼性の疑わしい資料を徹底的に排除して、記述も極めて簡略に描かれている。
そのため、南北朝時代の裴松之は、時の皇帝(宋の文帝)に命じられて本文の三倍にもなる「注」を編集した(通称「裴注」)。
歴史書「三国志」完成以後の出来事が補われたり、事実関係が補われたりしているほか、
さまざまな異説を紹介したりしている(「信用できない史料」と断りながら紹介しているものもある)。
ちなみに、邪馬台国のことが載っている通称「魏志倭人伝」(魏書の東夷伝倭人の条)も、歴史書「三国志」の一部。
精神力バグ(セイシンリョクバグ)
「101匹劉璋(+200%)」が「101匹阿斗ちゃん」のパロディとして始まったのがそもそものきっかけである。
「101匹阿斗ちゃん」では、「チート」の上を行くとんでもなく優秀な武将を「バグ」と呼んでいた。
(阿斗基準でなにかの間違いとしか思えないことから)
「101匹劉璋(+200%)」は、「「兵1」10000部隊出撃」というとんでもない目標を掲げた作品であり、
出撃指示の回数はとんでもないことになった。
その精神力のとてつもない強さを、「101匹阿斗ちゃん」うp主のネ禁氏が「バグ」に譬え、
「精神力バグ」と呼んだのがこの呼び名の始まり。であるから、ある意味で尊称である。
正統派(セイトウハ)
そのジャンルの「あるべき路線」を歩むもの。
下記の1.を指すことが多いが、文脈によっても意味するところが異なる。
また、何をもって「正統派」とするかは、人によって考え方が違う。
1.「歴史戦略ゲームのプレイ動画」を期待する人の「正統派」
登録武将を使わず、紙芝居を挟まず、淡々とプレイする「
硬派
・
純粋プレイ動画
」を、こう呼ぶ傾向にある。
2.「歴史を改変するIFの物語」を期待する人の「正統派」
武将たちの史実のエピソードに沿った「まじめ・シリアスなシナリオ」を持つ作品を、こう呼ぶ傾向にある。
3.「キャラ競演の異世界ファンタジー」を重視する人の「正統派」
既存/登録武将を
キャラブレイク
させず、史実エピソードや原作設定に沿った作品を、こう呼ぶ傾向にある。
★
「正統派プレイ動画」を掲げる炎帝蝗君伝のこと
作者がそう言うんだから、正統派に違いない。「正統派☆プレイ動画」「正統派(ry」とも呼ばれる。
同作者による
反袁紹包囲網も始まるが一部の視聴者の暴走により打ち切られた。
性癖
(セイヘキ)
人間の心理や行動にあらわれる志向。
「潔癖」「収集癖」「虚言癖」「衒学癖」など。
★俗用として「性的な趣味志向」
「性癖」が「性的な趣味志向」に限定されて使われることがあるが、これは本来の意味とは異なっている
(「性格」「性質」といった言葉があるように、「性」がついても「性的」なものには限られない。
とはいえ、性的な趣味嗜好も本来の意味の「性癖」の一部ではある)。
どうしたわけか歴戦界隈の動画には、かわった性癖の持ち主の武将やうp主が多いようだ。
関連用語――――
セイムスメル
歴戦界隈では、「
軍師黄皓の憂鬱」で、
ジョン欠地王
が劉禅に初めて会った際の心の声
「俺とセイムスメルがする!」が由来となっている。
この場面は「
諸王の戦い
」で氏真がジョンに対して発した
「この男…… まろと同じ匂いがするのう」というセリフが大元になっている。
「英雄は英雄を知る」をどこか間違えた方向でさせたもので、「ティンと来た」(お隣)のダメ版。
ダメ武将たちでゲームをスタートする作品の導入では、よく使われる。
西洋建築(セイヨウケンチク)
★
「信長の野望・革新PK」における
南蛮技術
のひとつ
オランダから友好度200でもたらされる。建築・改築・修復の期間が短縮される効果がある。
西洋建築によってなぜ水田づくりが早くなるのか、なんてことを気にしてはいけない。
★
いくつかのプレイ動画における紙芝居パートの背景グラフィック
なぜ日本にノイシュバンシュタイン城が建っていて、武将たちが当たり前のように生活しているんだ。
どうやらいくつかの戦国時代では、西洋風の城を建てるのが流行したらしい。
地震大国・日本では、総石造りの建物は倒壊の危険性が極めて高いのだが……
出典は、
ダメ君主の野望。
井闌(セイラン)
三国時代に使われた攻城兵器の一つ。
井桁状に組み上げられた移動式の櫓で、城壁上の敵より高い位置から射撃ができる。
★三國志Ⅸでの井闌
(1)攻城陣形の一つ。施設の守備兵士に対して強力な間接攻撃を行う。弩系の兵法の発生率が上がる。
編成には兵法「井闌」を習得している武将が必要。
守兵への攻撃力は極めて高い半面、防御力と機動力が低いため、野戦陣形全般に弱い。
CPUが特に好んで指定する陣形でもあり、文官単騎で出撃させることも多々ある。
攻城時に便利すぎるため、縛りの一環として、「自軍は井闌の使用禁止」とする動画もある。
また、CPUの文官単騎を見越して、井闌自体の能力(特に移動力)を改造する場合もある。
(2)武将が習得する攻城系兵法の一つ。
世界の新着動画(セカイノシンチャクドウガ)
生放送で「カテゴリごとに、新着からランダムで動画を流す」のであるが、コメントも動画側に反映される。
一発ネタ・瞬発力のある動画や「見ればわかる」作品に向いたシステムではあるが、
続き物が多く「内輪」の世界観の上に成り立っていることの多い「歴史戦略ゲー」界隈とは相性が悪い。
それほど多いとはいえないニコニコ歴戦ゲー界隈の視聴者数を上回る「一見さん」たちによって
ネガティブなコメントが大量に投下された場合、作者によっては精神的な負荷が大きいだろう。
まあ、これによって新しい視聴者が来ることもあるのだが…
批判的な立場からは「世界の爆撃動画」「世界の荒らし動画」「世界の公開処刑」とも揶揄される。
ニコニコ歴戦ゲー界隈で最初の「被災者」になったのは
たぬたぬ幻想奇52話
。
「世界の新着動画」で紹介されないためには
- 「ゲーム」「東方」等のカテゴリタグを入れない。
- SmileVIdeoの動画情報登録ページで「生放送での引用」という設定を「許可しない」にする。
といった対策が挙げられる。また、視聴者側では
- 「コメント(に関する設定)」から「「世界の新着動画」のコメントを表示しない」にチェックを入れる。
という対策をとることができる。
関(セキ)
三国志シリーズにおける防衛施設の一種。撤去できない常設施設であり、山間部など隘路に築かれている事が多い。
★三國志Ⅸ
三國志Ⅸでは屈指の硬さを誇り、統率の高い武将が大将になれば守りの要になる。
ただでさえ硬いのに、左右に櫓や城塞を建設すると、難攻不落の要塞と化す。
とはいえ、統率が低い武将が大将になってしまうとかなり脆くなるので注意。
★
三國志11
三國志11では
棺おけ
の1つといわれるほどに弱体化している。
舌戦(ゼッセン)
三國志シリーズにおける「文官の一騎討ち」。
ニコ動ではMAD素材になってる「孔明大車輪」のようなものと考えればよい。
三國志Ⅹから導入され、最新作11にも存在する。ただしルールは全く異なる。
★
三國志11
三國志11の舌戦チュートリアル(
動画
)
説明文(セツメイブン)
動画タイトルの下にあるスペース。動画内容を説明したり、前後の動画やリストへの誘導があったり、
うp主からの連絡事項(次回掲載予定や休止情報など)が書かれたりする。
作者によっては、ネタ用スペースにすることもある。
「作者コメ」「主コメ」「投稿者コメ」、あるいは「上コメ」などと呼ぶ人もいるが、
「
投稿者コメント
」には別の用法もあるので、注意が必要である。
戦艦(センカン)
★かつて存在した軍艦の類別
艦砲を用いた戦闘において、最強の能力(最強の主砲と装甲)を備えた戦闘艦のこと。
19世紀後半~20世紀初頭にかけて全盛を極め、その攻防性能と経済価値から一国の軍事力・経済力・工業力の象徴とされたが、
ミサイルの出現と航空機の進化によって、艦砲を用いた戦闘そのものが非効率的となったため、第二次世界大戦後にほぼ消滅した。
最近、報道機関のニュースなどでは、水上戦闘艦(つまり空母と潜水艦以外の軍艦)全てを指してこう呼ぶこともあるが、
これは戦国武将を誰彼構わず「将軍」と呼ぶようなもので、非常に頭の悪い使い方なので注意。
★
涼宮ハルヒの憂鬱の登場キャラ、長門有希のこと
ニート三国志で見せた水上戦闘での活躍から。元ネタは、旧日本海軍の戦艦長門。
戦艦空母(センカンクウボ)
(本来の意味の)架空戦記、それもトンデモ系の作品で見掛けられる超兵器。
戦艦と空母のいいところを全部取りし、並み居る従来型艦艇をバッタバッタとなぎ倒す。
たまに敵側にも同様の戦艦空母が登場し、怪獣大決戦状態となることもある。
★提督の決断2の場合
新型艦として戦艦や空母を開発すると、たまに出来上がる謎の存在。
技術力の上がったゲーム後半では、新型艦のステータスに割り振れるポイントが多いため、
開発対象の艦種に必要な性能を限界まで上昇させても、ポイントが余る場合がある。
この余剰ポイントを、まだ上昇余地のある適当な性能に割り振っていくと、
数十機の搭載能力を持つ戦艦や戦艦並みの対艦攻撃力を持つ空母が出来上がることになる。
これらは一見すると、戦艦と空母の長所を併せ持った万能の超兵器にも思えるが、
実際のところゲームのシステム上、
「戦艦に搭載できる飛行機は水上偵察機のみ」
「空母の対水上射程は全艦種中最低」
という制限が存在するため、本来の艦種に対応していない性能には殆ど意味がない。
もちろん、必要な性能は限界まで上げてあるわけだから、強力なことには違いないし、
不要な性能が高いからといって、何も困ることは無いのだが……何にせよ、勿体無い話ではある。
戦国史
(センゴクシ)
往年の
天下統一
をモデルとして、個人が開発した戦略シミュレーションゲーム。
フリーウェア版とシェアウェア版とがある。
附属のエディタによって、自分でシナリオを作れるのが特徴であり、
マイナーな地域・時代に焦点を当てたもの、マイナーな武将まで網羅しようとしたもの、オリジナルなものなど、
様々なユーザーシナリオがネット上で配布されている。
外交戦略重視、演出・キャラクター性軽視といった「天下統一」と同様のコンセプトをとっているため、
動画の原作にするには、あまり向いていない。
それでも、紙芝居つきのキャラ差し替え動画、普通にプレイ動画、観戦動画など、いくつかが上げられている。
戦国時代
(センゴクジダイ)
1.日本における中世末期の内乱時代(15世紀末~16世紀後半)
現代日本で単に「戦国時代」と言うと、ふつうこっち。「信長の野望」「太閤立志伝」などが舞台とする時代である。
かつては応仁の乱(1467年)をはじまりとみなすことが多かったが、近年の歴史学では「室町幕府の権力機能」を重視し
(応仁の乱後もしばらくは幕府の権力・権威自体は残っていたため)、
管領細川政元が将軍足利義材(義稙)を追放した「明応の政変」(1493年)を始期とみなす考えが主流となっている。
「戦国時代の終わり」の時期の説明としては、
信長による将軍義昭の追放(1573年、室町幕府の滅亡と安土桃山時代のはじまり)、
秀吉による小田原攻め・奥州仕置(1590年、惣無事令を全国に実効普及させる)など、諸説ある。
つまり、最古のシナリオが1555年スタートの「信長の野望・革新」は、
「戦国時代の後半」以降しか扱っていないことになる。
※ある日(ある年)を境に「戦国時代になった」「戦国時代でなくなった」というのも変な話であるが、
歴史学的な「時代区分論」というのは、「どうすればひとまとまりの時代として説明しやすいか」という議論である。
「前後の時代と区別されるこの時代の特徴を示す、もっとも重要な指標は何か」には当然諸説があり、
時々の議論によって主流の見解(多くの研究者が「なるほどね」と納得する見解)も変わることがあるのである。
歴史学的な定義とは別に、一般的なイメージとしての「戦国時代」は、全体的に時代が少し後ろにずれており、
だいたい信玄・謙信が活躍していたような時代(15世紀中頃)から関ヶ原の合戦(1600年)や大坂夏の陣(1615年)までが
ひとくくりの「戦国時代」として認識されているようだ。
「戦国初期」には隠れファンもいるのだがマイナー。
蒼天録PK
には、1495年開始など、戦国初期を扱ったシナリオもある。
毛利元就(1497年生まれ)は、信玄(1521年生まれ)・謙信(1530年生まれ)・信長(1534年生まれ)より約一世代上の人物。
朝倉宗滴(1477年生まれ)は、元就よりさらに一世代ほど上になる。
2.
中国における古代の内乱時代(紀元前5世紀~紀元前221年)
『戦国策』という書物が書かれたことから、「戦国時代」と名づけられた。
春秋時代を承ける時代で、大国・晋の解体をそのはじまりとすることが多く、秦による中華統一がなされるまでを指す。
呉起・孫臏(ソンピン)などの兵法家、商鞅・蘇秦・張儀などの政治家・思想家、楽毅・田単・白起などの将軍が活躍した。
陳舜臣さんとか宮城谷昌光さんとかの優れた小説も多いのだけれど、三国志に比べるといまひとつマイナーである。
戦国時代の人物は、三国志には「いにしえ武将」として登場することがあるほか、
登録武将として登場するプレイ動画(例:
春秋戦国三国志)もある。
戦国時代板(センゴクジダイイタ)
2chの板の一つ。2006年に
三戦板
から分離して出来た。
戦国時代関連の話題を扱う。
マイナーな地域の国人領主たちの動向についてかなりまじめな(学術的な)会話をしているスレもあるが、
基本的には「趣味」のカテゴリーにある板なので、
「女の子な安東愛季と共に苦難を乗り越えていくスレ」などのAAスレ、ネタスレ、
「IDに出た数字だけ知行を溜めて百万石スレ」のような雑談的なスレから、
自分のひいきの大名・武将を盛り立てて嫌いな大名・武将を蹴落とす合戦場状態のスレまでさまざま。
戦国ちょっといい話・悪い話(センゴクチョットイイハナシ・ワルイハナシ)
2ch
戦国時代板
のスレの一つ。通称「いい悪いスレ」。
戦国武将に関する実にさまざまな逸話を紹介しており、ニコ歴戦ゲをはじめネット上における話題のネタ元ともなっている。
「逸話」がテーマなため「史実」としては微妙なのもある(たいてい出典は書かれない)ので、そこのところは多少注意が必要。
「
DQN四天王
」「
鮭様
」「悪い方の家久」など、このスレで発生した用語(
用語集
)は多く、
中には、ニコ動歴戦ゲ界隈でも通用しているもの・重複するものもある(おそらく閲覧者層が重なるため)。
ただ、ほかの「外部ネタ」とも共通するが、必ずしも通用するとも歓迎されるとも限らないので、
そのネタを振れるかどうかは空気を見極める必要がある。
戦国のガラハド(センゴクノガラハド)
戦国のトップブリーダー(センゴクノトップブリーダー)
戦国のファンタジスタ(センゴクノファンタジスタ)
戦極姫
(センゴクヒメ)
げーせん18(システムソフト・アルファーのアダルトブランド)が制作した戦国武将女体化エロゲ。
天下統一ADVANCE
のシステムを用いた戦国シミュレーションゲームでもある。
正式名称は「戦極姫 -戦乱の世に焔立つ-」。
後に一部絵師変更・シナリオ追加を行い、PS2・PSPに移植された。(移植版タイトルは「戦極姫 -戦乱に舞う乙女達-」)
最近の「天下統一」とシステムソフト・アルファーの評判(悪評?)、
グラフィックの不統一感(絵師が違うからしょうがない)などから、一種のキワモノとしても話題になった。
あれこれのバグなどから「クソゲー・オブ・ザ・イヤー」をにぎわせた。
しかし、キャラクターは好評のようで、とくに立花道雪・武田信玄・上杉謙信(いずれも女体化)などは人気があるらしい。
いくつかの動画では、本作のキャラクターが登録武将として登場する。
戦国ブックガイド(センゴクブックガイド)
戦国変態記(センゴクヘンタイキ)
戦国時代を舞台にした、
変態記
に匹敵するようなキャラブレイク動画に対する、畏怖を込めた通称。
変態だらけの戦国動画に思い当たるものは多いが、とくに視聴者に【戦国変態記】のタグを進呈された
ダメ君主の野望を指すとされることが多い。
また、人によっては、【変態記II】タグを付けられたことがある
蓮子とメリーの戦国旅日記をこう呼ぶ。
ちなみに
チルノがゆくは、【変態記Ⅴ】との通称があるため、【戦国変態記】と呼ばれることは無い。
全顧の礼(ゼンコノレイ)
基本的に、助言の確実性が低い場合に取られることが多い方法であるため、軍師が優秀であればあるほど、必要性は薄まる。
登用の対象が自勢力を一度裏切ったことのある武将の場合、登用に関する関連数値が非常に低くなっているため、登用に応じにくい。
そのような時に、この全顧の礼の出番となる。
戦死(センシ)
司令官などが戦闘で死亡すること。
信長の野望などでは、「
討死
」という言い方をするため、
「戦死」が登場するのは、三国志や西洋を舞台にしたものや、近代の戦争を扱ったゲームが多い。
★Hearts of Iron2における戦死
敵との戦闘時に、一定の確率で司令官の戦死が発生する。
確率はそれほど高くなく、普通は1プレイで1人か2人が戦死するかどうかである。
ただし、どのような戦闘でも戦死発生の可能性があるため、時には圧倒的有利な状況でも戦死してしまうことがある。
イベントで司令官が死亡したり退役した場合でも戦死と表示されていたり、
戦死したはずの人が閣僚や研究機関員として生き残っていたりするのは、気にしてはいけない。
禅譲(ゼンジョウ)
皇帝が「我が親族ではもはや天下は治められない」として、徳のある別の人物に帝位を譲ること。
実際はクーデターである事がほとんど。
歴史上で最初の例は前漢から新への禅譲だが、上記の理由で行わせるパターンを初めてやったのは曹丕である。
なお、日本で行われたことは無い。
多くの作品でも、皇帝を名乗る際には手続き上「禅譲」という形になる事が多い。「簒奪」が可能な作品もあるが、それをやると信望やら名声やら家臣の忠誠心が大きく下がる。
せんせー(センセー)
先生(センセイ)
★味方として、この上なく有難い武将の敬称
敵に廻すと厄介この上ない。「せんせー」も参照。
時代劇に登場する用心棒に「先生、お願いしやす」と頼むようなイメージ。
★技能開発のために必要な高適正武将
能力値自体はそれほど優秀でないこともある。
弓Sの「吉田先生」(吉田重政)など。
戦隊
(センタイ)
★
スーパー戦隊になぞらえた5人組の武将たち
武将を5人そろえると、色を割り当てて結成させたくなるもの。
三国志には五虎将など数人の名将を集めたチームがあるので、ぜひ実現させたいところ。
ネタとしては、
亡国戦隊ラストエンペラーズ
がある。
戦国時代の北条家には
北条五色備
が実在し、
北条綱成が「
キレンジャー
」と呼ばれるゆえんとなっている。
戦国時代には、5人セットよりは4人セット(四天王)の方が多いような気がするが、
竜造寺四天王
が変則的に5人組である。
中華武将祭りでは、その特性上、複数の同名武将によるチームを拝める。
例としては、曹操5人で編成された「奸雄戦隊SOSOファイブ」など。
★「提督の決断」に登場する軍事用語としての「戦隊」
作戦単位の一つ。同一の機能を持つ艦艇が、数隻~十数隻程度まとまったもの。
複数の「戦隊」が集まることで、「艦隊」となる。
……のだが、ゲーム上の単位として「戦隊」が登場することは、滅多にない。
鮮卑
(センピ)
中国北方の遊牧民族の一つ。三国志にも異民族として登場する。
テュルク系ともモンゴル系とも言われるこの民族は長らく匈奴に従っていたが、やがて諸部族の中には自立性を強めるようになった。2世紀半ば(黄巾の乱より少し前)、一代の英雄・檀石槐が登場する。勇猛果敢さと政治の公平さとで鮮卑の民の信望を集めた檀石槐は、大人(部族長)に推戴される。檀石槐は惜しくも早世し、子や孫の代は求心力も衰えてしまう。
ここに登場するのが梟雄・軻比能である。あるときは漢民族の王朝と手を結び、あるときは同属と争った末に、北方に「帝国」を構え、曹操・曹丕・曹叡の三代に渡って向背を繰り返し、時に諸葛孔明と結んで魏を脅かした。戦闘では決して屈しなかった軻比能は、魏の放った刺客に殺されるのである。
三国を統一した晋が内部から崩壊を始め、八王の乱が勃発すると、鮮卑の民は傭兵として中国本土に移住するようになった。慕容部・宇文部・拓跋部などの諸部族に分かれていた彼らは混乱の中で自らの国を立て、五胡十六国時代の主役となるのである。そしてその姿は、華北を統一し、すぐれた仏教文化を花開かせた北魏で頂点に達する。
しかし「中華文明」を取り込んだ鮮卑は、やがて漢民族の中に同化していった。
- 馬鹿カルテットの項、レティは確かに本気じゃないと書かれているが、求聞史紀では人間に対する危険度がルーミアやリグルと同じだったり(人間友好度、低 危険度、中)文花帖(書籍)で文に駄目だし喰らっていたり、文花帖 (ゲーム)でチルノと同じLVで出てきたりで、決して強キャラ設定はされていない -- 名無しさん (2008-02-24 20:05:43)
- 指摘多謝です。考えてみると元ネタ寄りの記述になっていたので、必要最小限に整理しました。 -- 名無しさん (2008-02-25 22:53:10)
- 異民族が力を合わせます第18話で武力差約5倍の一騎打ちでの勝利を確認 -- 名無しさん (2008-03-23 08:37:18)
- 魔王(なのは)も強いがその嫁も強い。 -- 名無しさん (2008-04-19 20:25:48)
- 孔明の罠は横山さんのとこだったっけ? -- 名無しさん (2008-06-16 20:06:41)
- フラグ回収に定評あるのは東方騎行録だろう -- 名無しさん (2008-06-22 22:39:43)
- 孔明はその二人だけを異様に強調されて人を見る目がないと言われるが、蜀の内政官をたくさん見いだしているのでこの評価は酷すぎると思う。 -- 名無しさん (2008-06-23 12:03:58)
- 馬鹿息子の例、本当にどうしようもなかったのは信雄ぐらいだろうに。劉禅以外もフォローしてやれよ。 -- 名無しさん (2008-06-27 18:05:00)
- ブートキャンプの項目、三国志9では異民族相手に行われることもあるので「直接の攻略とは関わらない敵/施設に攻撃を仕掛けて熟練度を上げること」くらいの意味に差し替えたほうがいいのでは。ex:烏丸ブートキャンプ、土塁ブートキャンプ -- 名無しさん (2008-07-05 15:20:52)
- 「馬鹿息子の項、プレイ動画用語解説という側面で大幅整理しました。ご了承ください。 -- 名無しさん (2008-07-13 02:30:32)
- (中途送信失礼)「馬鹿息子」の項、プレイ動画用語解説という側面からほぼ全面的に書き改めました。執筆者の方、ご了承ください。「馬鹿息子」とされた個々の武将の弁護をしだすとキリがありませんので、総論として後世のイメージによって不当な評価がおこなわれている可能性もあることを示すに留めました。 -- 名無しさん (2008-07-13 02:38:53)
- むむむの元ネタは吉川英治の三国志(横山漫画の原作)が初出だよ -- 名無しさん (2008-09-26 04:01:57)
- ご助言ありがとうございます。補足してみました。 -- 名無しさん (2008-09-26 11:12:19)
- スペルカードシステム、~ルール、~ブレイクは完全に東方専門用語だから削った方が良いと思う。 -- 名無しさん (2008-10-15 05:21:34)
- 概ね削りました。~ルールは、東方キャラがいつも不真面目な理由を知って欲しかったので一部削ってちょっと追記して残しました。 -- 名無しさん (2008-11-04 02:59:02)
- イベコンの項、「イベントコンバーター」と「神ツール」は別物なので当該部分を削りました。 -- 名無しさん (2008-10-26 01:58:46)
- 妖怪ババア自重w -- 名無しさん (2009-01-02 20:53:45)
- 誰だ!ソフトバンクなんて入れたのは!? -- 名無しさん (2009-01-26 13:23:59)
- 変態記並びに予備軍が大量に発生中! -- 名無しさん (2009-06-17 18:04:04)
- 容量限界につき、用語解説「シ」 part2 を新規作成。「シールド」~「人類筆頭」の項目を part2 に移動。さらに、移動した項目にリンクがあるページを修正 -- 名無しさん (2009-09-29 11:24:30) ※「シ」のページへのコメント
- インフレの項のインフレ動画にひなやぼ追加 -- 名無しさん (2010-05-23 07:41:25)
- 容量一杯なので「シ」にならって分割。includeとどっちがいいんだろう -- 名無しさん (2010-11-23 20:56:02) ※「カ」のページへのコメント
- ここにいるぞ!について吉川版では「ここにいるのを知らぬか」になっていたけど、一応ここからつながってるといえるのかな? -- 名無しさん (2010-01-25 00:17:28)
- フラグの語源を修正しました。flagmentなのは「デフラグ」などですね。 -- 名無しさん (2011-05-08 13:44:41)
- 恋姫真名の五十音順を修正しました。 -- 名無しさん (2011-09-16 09:11:19)
- 醤油と醤油外交で意味が全然違うのにフイタwww -- 名無しさん (2012-01-09 11:09:01)
- 用語解説各ページへのコメントを一か所にまとめ、includeで表示するようにしました。 -- 名無しさん (2012-04-19 16:07:05)
- 今号のイブニングのしばちゅうさんで阿会喃が「システム」言ってたぞw -- 名無しさん (2012-10-09 09:10:43)
最終更新:2013年03月23日 23:45