2006年01月16日
ed. Peter Crowther "Tales in Space"
宇宙SF アンソロジー。
- 9 " Introduction " Peter Crowther " in
- 19 " Walking on the Moon [Near Space] " Allen Steele " ss Rude Astronauts, Legend, 1993
- 33 " The Message from Mars " J. G. Ballard " ss Interzone Apr 92
- 47 " Nine Lives " Ursula K. Le Guin " nv Playboy Nov 69
- 77 " Visits to Remarkable Cities " Ian McDonald " ss Empire Dreams, Bantam Spectra, 1988
- 97 " The Dark Soul of the Night " Brian W. Aldiss " ss The Ides of Tomorrow, ed. Terry Carr, Little & Brown, 1976
- 107 " The Man Who Hated Gravity " Ben Bova " ss Analog Jul 89
- 123 " Recording Angel " Paul J. McAuley " nv New Legends, ed. Greg Bear & Martin H. Greenberg, Legend, 1995
- 157 " Pictures Dont Lie " Katherine MacLean " ss Galaxy Aug 51
- 179 " The Odor of Cocktail Cigarettes " Ian Watson " ss IASFM Apr 91
- 197 " The Bone Flute " Lisa Tuttle " ss F&SF May 81
- 217 " Dream Done Green " Alan Dean Foster " ss Fellowship of the Stars, ed. Terry Carr, Simon & Schuster, 1974
- 237 " The Graveyard Cross " Robert Holdstock " ss Supernova #1, ed. Philip Pollock, London: Faber & Faber, 1976
- 257 " Kaleidoscope " Ray Bradbury " ss Thrilling Wonder Stories Oct 49
- 269 " Picnic on Nearside " John Varley " nv F&SF Aug 74
- 297 " Schwartz Between the Galaxies " Robert
Silverberg " ss Stellar #1, ed. Judy-Lynn del Rey,
Ballantine, 1974
既読は「宇宙からのメッセージ」「9つのいのち」「骨笛」「万華鏡」。「ピクニック・オン・ニアサイド」も多分読んでいるか、少なくとも持っている本にはいっている。
silvering at 04:24 │Comments(9)
│読書
この記事へのコメント
1. Posted by MOKK 2006年01月16日
04:52
おはようございます^^いつも楽しく拝見させていただいております。私も最近ブログを立ちあげたので、ちょっと変わったブログですが、時間がありましたら見てあげてください。笑
2. Posted by slg 2006年01月16日
20:38
Walking on the Moon [Near Space] Allen Steele
★★
退職した宇宙飛行士たちが集まり、宇宙開発時代のことを懐かしく振り返る小品。面白くない。
退職した宇宙飛行士たちが集まり、宇宙開発時代のことを懐かしく振り返る小品。面白くない。
3. Posted by slg 2006年01月17日
22:54
Visits to Remarkable Cities Ian McDonald ★★★
4人の男がそれぞれ遍歴した都市の話を語るファンタジー。カルヴィーノちっくな作品。
The Dark Soul of the Night Brian W. Aldiss ★★★
辺境の惑星をひたすら南へ歩き続ける家族の話。
The Man Who Hated Gravity Ben Bova ★★★★
足を失った空中ブランコ乗りが、月へ行き自分を取り戻すヒューマン・ストーリー。佳作。
4人の男がそれぞれ遍歴した都市の話を語るファンタジー。カルヴィーノちっくな作品。
The Dark Soul of the Night Brian W. Aldiss ★★★
辺境の惑星をひたすら南へ歩き続ける家族の話。
The Man Who Hated Gravity Ben Bova ★★★★
足を失った空中ブランコ乗りが、月へ行き自分を取り戻すヒューマン・ストーリー。佳作。
4. Posted by slg 2006年01月22日
23:33
Recording Angel Paul J. McAuley ★★★★
これはけっこう凄い。銀河衝突後に作られた人工世界に現れた<天使>が伝える壮大な人類史。スケールが大きく、ヴィジョンも強烈。
これはけっこう凄い。銀河衝突後に作られた人工世界に現れた<天使>が伝える壮大な人類史。スケールが大きく、ヴィジョンも強烈。
5. Posted by slg 2006年01月25日
01:11
Pictures Dont Lie Katherine MacLean ★★★
超微小エイリアンが来訪する話。
The Odor of Cocktail Cigarettes Ian Watson ★★1/2
エイリアンが自ら開発したマインドゲームで人々をインタースペースに閉じ込める。
タトル「骨笛」は既読。★★★★。刹那的な愛が一般化した未来の宇宙を旅する女商人が、音楽家の男とともに数百年文化的に隔絶した星を訪ねる。その星の人々は一度愛したら永遠であるらしい。この星の娘に音楽家は恋をしてしまう。10年後、娘を捨てた音楽家に娘がした仕打ちとは&&。このシュールなオチは読めなかった。傑作。翻訳は百科掲載。
超微小エイリアンが来訪する話。
The Odor of Cocktail Cigarettes Ian Watson ★★1/2
エイリアンが自ら開発したマインドゲームで人々をインタースペースに閉じ込める。
タトル「骨笛」は既読。★★★★。刹那的な愛が一般化した未来の宇宙を旅する女商人が、音楽家の男とともに数百年文化的に隔絶した星を訪ねる。その星の人々は一度愛したら永遠であるらしい。この星の娘に音楽家は恋をしてしまう。10年後、娘を捨てた音楽家に娘がした仕打ちとは&&。このシュールなオチは読めなかった。傑作。翻訳は百科掲載。
6. Posted by slg 2006年02月06日
23:53
翻訳ばかりしてましたが一段落したのでまたちょっと読み始めました。
Dream Done Green Alan Dean Foster ★★★★
知性を持った未来の馬男と人間の女が地球を再テラフォームする話。イイ。感動的。
The Graveyard Cross Robert Holdstock ★★★1/2
宇宙旅行に行き300年後に帰ってきた男が変わり果てて殺伐とした地球に適応できず、監獄に安らぎを見出す。結末にひねりがなくプロットが単純なのがやや難だが、地球の描写は強烈。あと延々と描写されるサイボーク技術も面白い。
Dream Done Green Alan Dean Foster ★★★★
知性を持った未来の馬男と人間の女が地球を再テラフォームする話。イイ。感動的。
The Graveyard Cross Robert Holdstock ★★★1/2
宇宙旅行に行き300年後に帰ってきた男が変わり果てて殺伐とした地球に適応できず、監獄に安らぎを見出す。結末にひねりがなくプロットが単純なのがやや難だが、地球の描写は強烈。あと延々と描写されるサイボーク技術も面白い。
7. Posted by slg 2006年02月07日
00:28
ヴァーリイ「ピクニック・オン・ニアサイド」★★★
八世界もの。地球はエイリアンに乗っ取られ人類は月や他の惑星に追いやられている。人々は自在に身体改変や精神コピーを行い、性転換や近親相姦もタブーでなくなっているという例の設定。占領された地球を見たくない人類はほとんどが月の裏側に住んでいる。ある日主人公は月の地球側(ニアサイド)へガールフレンドとピクニックに行き、地球出身の老人と知り合う。この老人は古きよき地球のモラルを信じていた──という話。ラノベっぽい青春もの的作風がやや鼻につくのと、八世界の設定に飽きているのとであまりインパクトはないが手堅くまとまった作品だろう。今まであまり感じたことはなかったけど、何となくハインラインっぽいなあと思った。
八世界もの。地球はエイリアンに乗っ取られ人類は月や他の惑星に追いやられている。人々は自在に身体改変や精神コピーを行い、性転換や近親相姦もタブーでなくなっているという例の設定。占領された地球を見たくない人類はほとんどが月の裏側に住んでいる。ある日主人公は月の地球側(ニアサイド)へガールフレンドとピクニックに行き、地球出身の老人と知り合う。この老人は古きよき地球のモラルを信じていた──という話。ラノベっぽい青春もの的作風がやや鼻につくのと、八世界の設定に飽きているのとであまりインパクトはないが手堅くまとまった作品だろう。今まであまり感じたことはなかったけど、何となくハインラインっぽいなあと思った。
8. Posted by slg 2006年02月07日
00:33
「失われた地球」テーマの作品が非常に多い。このテーマの作品だけでもいいアンソロジーが出来そうだ。ゴードン・ディクスンの「王と呼べ」なんかもそうだったな。
9. Posted by slg 2006年02月07日
01:57
Schwartz Between the Galaxies Robert
Silverberg ★★
これは恐ろしく睡魔を誘うつまらなさだった。何段階にも変態するアンタレス星人らを連れた宇宙飛行士が地球に戻りエイリアンと交流しながら自分を見つめなおすというような感じの話で、何がいいたいのかさっぱり分からんかった。
これは恐ろしく睡魔を誘うつまらなさだった。何段階にも変態するアンタレス星人らを連れた宇宙飛行士が地球に戻りエイリアンと交流しながら自分を見つめなおすというような感じの話で、何がいいたいのかさっぱり分からんかった。