SF百科図鑑
小野不由美『屍鬼1~5』
最終更新:
匿名ユーザー
2002年
3/10
ルグイン「帰還」は面白い。年をとったゲドとテナーの再会。ファンタジーというよりも人生を考えさせる純文学だ。老境に入り円熟の境に達したルグインの真骨頂発揮だ。「バッファローの娘っこ、晩になったら出ておいで」を思わせる雰囲気。これでアースシーシリーズは大人の文学になった。続編や短編集も必読だろう。同じ作者の70年代と比べてどうか、研究のしがいがある。
3/11
マシスン「ある日どこかで」購入。
小野「屍鬼」読み始める。
3/14
「屍鬼」やっと面白くなってきた。ディテールの書き込み過ぎと言う気もするがこれはこれですごい。さてこの先の展開が楽しみ。
ヒューガート「鳥姫伝」ラッカー「フリーウェア」購入。
3/18
「屍鬼」3巻目に入ったぞ。面白くなってきた。恐さよりも、村人の日常生活や心理に与える影響のリアルな書き込みが凄い。ホラーの手法を用いた純文学だ。カミュの「ペスト」を思い出した。表面的にキングのオマージュだというだけで「盗作」と貶す岡田某とかいう読書日記を公開してる間抜けな作家もどきがいるらしいが、わかっちゃおらん。どこを読んでいるんだ。文学作品のエロシーンだけ拾い読みしてポルノだと怒るやつとオツム同レベル。そういう皮相な読み方しかできないからうだつが上がらないんだよ。能力の絶対値の低さを物語っている。
そうそう、昨日名鉄杯トウカイキュートと逃げ馬で4万1000円馬券を100円1点でげっと。久々だ。これで残高30万に乗った。
3/20
屍鬼面白くなってきたYo!
(略)。
3/21
屍鬼面白い! いよいよ4巻に突入。
3/23
ダイタクフラッグから総流しで馬連8400円