SF百科図鑑
マイクル・スワンウィック「ロボットの憂鬱」
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匿名ユーザー
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2001年
6/8
スワンウィック「ロボットの憂鬱」★★★★
既にケリーと並んで21世紀SFの短編の名手の地位を確立した感のあるスワンウィックのアシモフ誌読者賞受賞作。バーでの対話の中で宇宙の熱死まで思いを馳せるという、「コントによる宇宙法螺話」の軽妙なスタイルでよくまとまった小品となっている。最高作とはいえないが、一定の水準の佳作といえるだろう。