SF百科図鑑

ed. Janet Morris "Rebels In Hell"

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December 01, 2005

ed. Janet Morris "Rebels In Hell"

地獄を舞台にしたシェアードワールドものファンタジーの書き下ろしアンソロジー。シルヴァーバーグのヒューゴー賞受賞作"Gilgameshin the Outback"とChris Morrisの"UndercoverAngel"のみ既読。残りを。
silvering at 02:43 │Comments(5)読書

この記事へのコメント

1. Posted by slg   December 02, 200514:11
garrisonまで入れた。
2. Posted by slg   December 03, 200502:31
Bill Kerby "Hell'sGate"★★ 地獄の住人が映画を作る話。ジェームズ・ディーンらが出演。今一。
C. J. Cherryh "MarkingTime" ★★ 地獄でアウグストゥスらが戦争をしている話。単調で退屈。
Nancy Asire "Table With AView" ★★★1/2 これはなかなかいい。地獄に復活したナポレオンが恋人?妻?のマリーと再会する話。
Martin Caidin "There Are No Fighter Pilots Down InHell" ★★★★ これは面白い。世界大戦、ベトナム戦争などに従軍した爆撃機パイロットが地獄に復活、<リンボー>に放置されている多数の爆撃機パイロットの待遇改善のため、ドッグファイトを勝ち抜いていく話。最後は何とSFになっちゃいます(アルファケンタウリ星人と戦う時代に再生)。
3. Posted by slg   December 03, 200502:31
David Drake "Cause I Served My Time InHell" ★★ また戦争物、今一
C. J. Cherryh "MondayMorning" ★★ 戦争物ショートショート つまらんけど、短いので訳すかも。
Janet Morris "GraveyardShift" ★★★ 地獄での麻薬密売組織? との戦い 毛沢東軍団などが出てくる かなり本格的な謀略ものストーリー、さすが編者だけある。ただ本シリーズの基本設定がわかっていないとついてくのがちょっと難しいかも。

総合 ★★1/2
4. Posted by SLG   December 03, 200515:10
投票内容
件数 場名 レース 式別 馬組 金額
(1) 中山(土) 11R 複 勝  08
100円
(2) 中山(土) 11R 馬 連 ながし 軸馬:08
相手:01,05
各100円(計200円)
合計 300円
5. Posted by slg   December 03, 200518:00
チェリイの「月曜の朝」を訳して新しい方のまとめサイトに掲載した。
しかし、つまらない作品なので、短いのに訳すのは苦痛だった。これからは面白かったものしか訳さないようにしたい。
改めて読み直したけど、世界の基本設定がわかってないとよくわからないないような上に、わかっていたとしても物語性に乏しい「一断面」を素描しただけの代物で、オチといえるほどのオチもない(地獄では死んでも生き返るから仇敵シーザーを何度も殺せるというのがオチだとするなら、はぁ?って感じ)。
***
2000年日記

12/28
クリス・モリス「隠密天使」★★★★
「地獄の反逆者」冒頭の編者夫作品。単なるテーマアンソロジーというより、作品の設定まで似通っている(=いわゆる「シェアードワールドもの」)のは「ワイルドカード」あたりに近いノリ。天国から、地獄に「希望」をもたらすために隠密行動を行う天使の話。地獄のサタンがまるでお役人のようなキャラなのが笑える。地獄社会にもいろいろな統治機構がありそれなりに秩序があるというわけだ。で、「悪が善」で法廷が「injustice hall」。天使アルは「希望」をもたらそうとしたかどで逮捕され投獄される(笑)。隣の房にはヒットラーがいるわ、ラムセス二世が助けにくるわ。正直言って神話や歴史の予備知識があればもっと楽しめると思うのだが、特にラムセス二世のネタのところはいまいち分からなかった。再読ないし訳するときにはインターネット検索で調べた方がいいだろう。
さて、この設定でいろんな作家が競演するこの本、目当てはシルヴァーバーグなのだが、実質共作のノリであり、他の作品も一通り目を通さないことにはシルヴァーバーグの作品も十二分に楽しめない。次はビル・カービーなる、またもや知らない作家。知っているのはシルヴァーバーグとチェリイだけ。さて、どうだろうか。

12/30
「地獄」、結局シルヴァーバーグを先に読むことにする(リレー小説ではなく、各独立した作品のため)。ジャネットモリスのこの地獄シリーズは大半がチェリイとの共作で、彼女のビブリオグラフィの大部分を占めるらしい。アンソロジーとしてはこれが二冊目。同時発売の長篇もあるらしい。ただ、「エンサイクロペディア」によると今いちストーリー展開が型にはまっているらしい。
で、その長篇シリーズの方は特に読む気もしないので、この本に入っている短編だけで十分と思う。
シルヴァーバーグは、彼自身の「王ギルガメシュ」という歴史小説(!)の直接の続編である、と書いてあった。ただ続編とはいってもこちらは完全に死後の話であるので、毛色が異なる。
で、内容も、何とロバート・E・ハワードとラヴクラフトがローヴァーに乗って登場(笑)、しかも、ハワードの代表作「コナン・ザ・グレート」のコナンまで登場(爆)。メタ・フィクション的な色彩を帯びてきた(というかパロディというか)。すぁて、当然ラヴクラフトの作中キャラとかも登場するんだろうな、面白くなってきたなり。

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