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<p>2001年</p>
<p>6/8</p>
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スティール「キャプテン・フューチャーの死」★★★★★<br>
面白かった。原典の方を読んでいればもっと面白かったろうが。作中にキャプテン・フューチャー自体が現れるわけではなく、その幻想に取りつかれた冴えない船長が太陽系一の英雄にまつり上げられるまでの顛末を船員の目から皮肉に綴った作品。作品自体がスペオペ批評になっているという意味ではメタSFでもある。90年代後半の懐古的な流れを象徴する一編である。野田御大の見事な訳文が流石。それにしてもこれだけ多彩な一定水準の作品を書き分けるスティール、腕は確かだ。</p>
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これでSFマガジン掲載分のヒューゴー受賞作完読。(ネビュラは読んでいないけど)<br></p>
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