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アイザック・アシモフ『世界SF大賞傑作選5』講談社文庫」(2005/12/06 (火) 20:35:51) の最新版変更点

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<p>2000年</p> <p>10/7<br> 「魔の都の2剣士」★★★★1/2。しかし、主人公2人の彼女がいきなり死んでしまったのには驚いたぞ。実際には、この生い立ちのエピソードは後で付け加えられた部分らしいので、死んだ2人は多分、他の作品では思い出に語られるだけなんだろうけど。この基本的に陰鬱な雰囲気とユーモアがライバーらしいというか。このショッキングなストーリーと、主人公2人の運命的な出会いのエピソードということで、SFではないにもかかわらずヒューゴー/ネビュラ両賞をとったのもしょうがないという感じ。<br> しかし、断片を書きついで後で年代順に本に纏めたらしいが、よくそれで辻褄が合うもんだ、感心する。<br> 同時に「世界SF大賞5」★★★★1/2も読了扱いになる。ライバー、スタージョンという渋めの作家ばかりの収録であったが、いずれも秀作で特に「影の船」は最高傑作の1つだろう。ただ、収録作1つ1つは優れているのだが、本としてのまとまりがやや悪く1/2引いた。</p>

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