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作品解説

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デスピリアとは

2000年9月21日発売のドリームキャスト対応マインドRPG
主人公であるアルーアを操り、列車事故から始まる数多くの事件を解決しながら
世界の謎を解き明かしていくゲーム。製作は電脳映像製作所、販売はアトラス

主人公はマインドと呼ばれる力を駆使して相手の精神を読み、時に破壊しながら
物語を進めていく。アトラス製のゲームよろしく悪魔合体のようなシステムがあり、
それによってマインドを強化していく。といっても、向こうよりシンプルで親切

まず、マインドは記憶素子という材料のようなものに分解できる
そして、その記憶素子をどのくらい使うかで強さが決まるというわけ
一度作ったマインドに記憶素子を投入して強化することもできるし、
分解して新しいマインドに作り変えるなんてこともできる

しかも、作成に必要なのは少額のお金。強化・分解はお金すら必要なし!
さらに、強化したマインドはレベルが上がることで、変化前のマインドの持つ
アビリティを「任意で」継承することができる!あの鬱陶しい継承キャンセルに
悩まされることがないのだ!ただし、2つまでという制限付きだが

マインドは愛、死、怨、絶の4つの属性に分かれ、さらにレベルごとに13種類づつ、
計52種類にも及ぶ。厳密には特別条件で作れるものが14種類いるため、66種類だが
彼ら(?)はどれも個性的な外見をしており、そのほとんどが例外なくグロテスク
はじめこそ度肝を抜かれるかもしれないが、攻撃や防御のたびに繰り出す
個性溢れるアクションを愛らしく感じたなら、あなたも立派なマインド使い

基本的に進行は主観、視点をぐるぐる回しオブジェクトを調べるという
オーソドックスなシステムとなっている。しかし、カーソルを動かすなどという
面倒な操作は一切必要ない。調べられる対象を自動的にロックしてくれるのだ
これがデスピリア名物「スフィアシステム」。なお、移動も選択するだけ

そして戦闘。敵との戦闘は「マインドバトル」と呼ばれ、お互いのマインドと
本体を介しての戦闘となる。勝つためには本体を叩く必要があるが、本体には
マインドの強さに応じたシールドが張られている。かといって、マインドには
厄介なアビリティを持つものも少なくない。そいつらを呼び出されないように
今いるマインドを残しながら本体に集中攻撃をかけるのも戦略の一つだ

なお、全てのマインドは敵味方共通。こちらは継承ができる分強くなるが、
前述の通り厄介なアビリティは意外と多いため、油断は禁物。特に愛の持つ回復系
ボスですら専用マインドがいないのは多少見た目に欠けるところかもしれないが、
特殊マインドも普通に使ってくるので、作り方を知らないとインパクトあるかも

そしてこのゲームのキモとなる要素。それが「マインドダイブ」
相手の精神にダイブすることで記憶を読み、普通には得られない情報を
入手することができるのだ。その際の文字が単語になり文章となる演出に
心を奪われる者は数知れず。まさに必見の価値ありと言わざるをえない

中盤あたりで少々中だるみするが、話の組み立て方とクオリティは秀逸
あまり見かけないタイトルだが、見つけたらぜひ手にとってみてほしい

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