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下半身強化法

最終更新:

omisono

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バスケットをやっている学生から、何か良い下半身強化法はないかといわれました。

とても簡単な方法があります。

正しい姿勢をし、静止している状態であっても下半身を強化することができます。つまり、どこにもいかなくても、着替える必要さえなく、学生だったら授業中の勉強をしながらでも強化することができます。

デスクワークの多い方にもお薦めです。

両足をくっつける

この図は、わかりやすいように立った位置でしめしていますが、両膝、両足首(内果)、両母指をくっつけたまま坐る。

ただそれだけです。

膝と膝をくっつければ、足で弱りやすい内転筋郡を鍛えることができます。一時的な負荷ではなく、持続的な負荷をかけることで、強じんな内転筋郡が形成されます。

普段、スポーツをする人であっても大腿部の内側には、左右のどちらかに圧痛が起こっていたりします。

この圧痛は、血行不良を示し、内転筋の弱りを示しています。主に左側の内転筋の圧痛が多く、右側には後内側(大腿後外側)の圧痛が多く認められます。

膝と膝、足首と足首をくっつけながら坐っていると、数秒で足がが震える程辛く感じたりします。

これはスポーツを毎日行っている人であっても同様に起こるようです。

膝と膝の間に紙をはさみ、足首と足首にも紙をはさんで、それが動かないようにしっかり固定して、15分から30分坐っていて下さい。

この運動を毎日続ければ、かなり内転筋が強くなります。

そうすると股関節が柔らかくなった気がすると思います。試しに開脚をやってみるとわかりますが、以前より開きやすくなったりします。

これは内転筋の血流が増加したために起こる現象だと思われます。当然、圧痛は減弱、又は消去している状態になっています。

腰痛を常に起こす人には、坐位で図のようにお尻を突きだすようにしながら、両膝と両足首、両母指をくっつける状態で坐って下さい。

お尻を突きだす

身体は真っ直ぐにして、お尻だけ突きだしながら、膝、足首、母指を離さないように坐るのです。

股関節の前側に痙攣を起こすような痛みを伴う場合もありますが、これは普段から使っていない筋肉を使った結果ですので、心配する必要はありません。痙攣が起こったらやめます。それを何度もやっていると痙攣が起こらなくなってきます。

筋力を強化する場合には、必ずちょっと辛い状態が起こりますが、決して諦めないでやってみて下さい。

この方法だけでかなりの下半身強化が可能になると思います。

この強化法を行ったまま、母指の小指側を意識して、母指の小指側を床につけようとすると更に股関節あたりまで筋肉が鍛えられます。
無理矢理行うのではなく、意識することが何よりも重要です。無理矢理行うと肩に力が逃げるので、正しく内転筋は鍛えられません。

これがとても重要な方法なのです。これができると非常に足腰が強くなりますよ。

 

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