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測定その他

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その他の測定法


古地磁気法・考古地磁気法

岩石や焼土(土器)が磁気を帯びていることを利用。
過去の地磁気の変動を時計の文字盤にして、昔の地磁気を記録している土や岩石の残留磁化を時計の針にして年代を測る方法である。


ウラン系列法

天然に存在する放射線核種のうち、ウラン系列中の一次放射線核種(半減期が10億年近くかそれ以上)と、その壊変によって生じる二次放射線核種(半減期が100万年より短い)
との放射非平衡関係を利用する年代測定法。


層序法 テフロクロノジー(火山灰編年学)

火山灰を指標として地層や地形さらに考古学的資料などの新旧関係を調べたり、年代を推定する手法。考古学の分野では発掘調査の際の指標層として利用されてきた。


フィッショントラック法

天然鉱物中に含まれるウラン238が僅かな確率で自然に核分裂(フィッション)する際、原子核が分裂のエネルギーにより鉱物中を移動して傷跡(トラック)を残す。
フィッショントラックは熱(アニーリング)あるいは圧力によって消滅する。温度は試料によって異なるがジルコンで約700℃、黒曜石では400-450℃、釉薬では170-230℃でトラックが消滅する。これをタイムゼロイングとし、それ以後に形成されたトラック数から年代を測定する方法。


アミノ酸ラセミ化法

生物を構成しているタンパク質は生命活動を維持している間はL-アミノ酸で構成されている。生命活動が停止した後L-アミノ酸は時間の経過と共にD-アミノ酸に変わる。これをラセミ化という。ラセミ化が進行すると最終的にD-アミノ酸とL-アミノ酸の存在比(D/L比)は1となる。遺物に含まれるタンパク質やペプチド中のアミノ酸のD/L比を測定することにより生命活動が停止した後の年代を推定する。


黒曜石水和層法

黒曜石を割った新鮮な面は黒いガラス光沢を持っているが、表面は風化によって灰色になっており、光沢がない。これは表面層が水に侵されている(水和)ためである。
この水和層の厚さを測定し年代を推定する。


カリウム-アルゴン法

天然カリウムに0.012%含まれている放射性同位体K40が12億8千万年の半減期で壊変するときに発生するAr40の量を測定し、年代を推定する。

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