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デスティニーアイランド←→ディズニーキャッスル

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1日目イカダ作り材料集め前

浜辺で目を覚ましたソラ
突然カイリが顔を覗かせる
ソラ「わわッ! おどかすなよ カイリ」
カイリ「そっちが勝手におどろいたんじゃない そろそろさぼる頃だと思ったんだよね ソラは」
ソラ「ちがうって! あの真黒い奴が俺を呑みこんで息ができなくなって――」
カイリがソラの頭を叩く
ソラ「痛ェ」
カイリ「まだ目がさめない?」
ソラ「夢じゃなくて―― 夢だったのかなあ 知らない世界でさ へんな場所でさ」
カイリ「はいはい」
ソラ「なぁ カイリ カイリが子供の頃にいた街ってどんなところだった?」
海を見ているカイリ
カイリ「おぼえてないよ 前にも言ったでしょ?」
ソラ「思い出したかと思って」
カイリ「ぜんぜん」
ソラ「帰りたくならないか?」
カイリ「私はここで幸せだから――」
ソラ「そうか」
カイリ「でもね 見てみたいって気はするな」
ソラ「俺も見たいんだよなあ この世界以外にも世界があるんなら 死ぬまでには絶対見たい」
カイリ「じゃあ 一緒に行こうね」
ソラに笑顔を見せるカイリ
リク「おいおい 俺は仲間はずれかよ しかも―― 真面目にイカダ作ってるのは俺だけだ」
丸太持ってリク登場、ソラに丸太を渡してカイリに近づく
リク「カイリも一緒にさぼってたろ」
カイリ「バレたか じゃあ みんなで仕上げちゃおう ね 向こうまで競争」
ソラ「えー?」
リク「なんだよそれ――」
カイリ「よーい ドン!」
走り出すソラとリク、後を笑いながら追いかけて走るカイリ

1日目イカダ作り材料集め後

夕焼けの空、海を見ている3人
ソラ「海の果てまで行ったら カイリの元の世界があるんだよな」
リク「それはわからない でも行ってみないと わからないままだ」
ソラ「イカダでどこまで行けると思う?」
リク「さあな ダメだったら別の方法を考えるさ」
カイリ「ねえ リクは 別の世界に行ったら何するの? ソラみたいに見れば満足?」
リク「実はそんなに考えてない ただ―― 俺は 俺たちがどうしてここにいるのか知りたい 他に世界があるのなら どうして俺たちは ここでなくちゃダメだったんだろう? 他に世界があるなら ここは―― そう 大きな世界の小さなカケラみたいなものだから―― どうせ カケラだったら―― ここではない 別のカケラでもかまわないわけだよな?」
ソラ「わかんねぇ」
リク「そういうことだ じっと座っていても 何もわからない 自分で動かないと 何も変わらない 同じ景色しか見えないんだ だから動くんだ」
カイリ「リクって いろんなこと考えてるんだね」
リク「カイリのおかげさ カイリがこの島に来なかったら 俺 何も考えてなかったと思う ありがとう カイリ」
カイリ「なんだか照れるなあ」
歩き出す3人(カイリが先行)
リク「ソラ」
ソラに向かって何かを投げるリク
立ち止まり、受け取るソラ
リク「おまえ これが欲しかったんだろ」
ソラ「パオプの実――」
リク「『その実を食べさせあったふたりは必ず結ばれる―― どんなに離れていても いつか必ず』」
歩き出すリク
リク「ためしてみたかったんだろ?」
ソラ「な なに――」
笑うリク
リクの後を追うソラ

ディズニーキャッスル1

歩くドナルド、王の間の大きな扉の前で立ち止まり、ノック
実は小さな扉がありそこを開けて中に入るドナルド王の間へ
ドナルド「おはようございます 王様 朝のごあいさつに――」
王様が居ない、プルートが手紙を加えて登場
ドナルド、手紙を読んで驚き走り出す
庭で寝ているグーフィーの所に走ってくるドナルド
ドナルド「グーフィー騎士隊長! たいへんだ!」
呼んでも起きないグーフィーにドナルドは雷の魔法を使い、無理矢理起こす
グーフィー「やあドナルド おはよう」
ドナルド「た た たいへんだ! 誰にも言っちゃダメだぞ!」
グーフィー「ミニー王妃?」
ドナルド「王妃でもダメ!」
グーフィー「デイジーも」
ドナルド「トップシークレット!」
グーフィー「おはようございます」
ドナルドの後ろにミニーとデイジーの姿

イカダ名前付け競争前

ソラ「俺が勝ったら船長な! おまえが勝ったら――」
リク「カイリとパオプの実 食べる」
ソラ「は?」
リク「いいだろ? 勝ったら方がカイリとパオプの実を食べさせあうんだ」
ソラ「な 何言って――」
カイリ「いい? 位置について!」

2日目イカダ作り材料集め途中 ひみつの場所にて

ソラ「だ 誰?」
フードをかぶり、ローブを着て顔も姿も全く分からないアンセム登場
アンセム「この世界の扉を見に来た」
ソラ「はあ?」
アンセム「この世界は繋がった」
ソラ「あんた 何言ってるんだ?」
アンセム「闇と繋がった世界―― まもなく光を失い世界――」
ソラ「気味悪いこと言うなよ 誰だか知らないけどな―― あんた どっから来たんだ!?」
アンセム「おまえがまだ知らぬ 扉の向こう」
ソラ「他の世界から来たんだな!」
アンセム「おまえには何もわかるまい おまえは何も知らない」
ソラ「俺はこれからいろいろ知るんだよ 準備だってしてるんだからな!」
アンセム「何も知らない者が何を見ても―― そう 何も理解できまい」
消えるアンセム

2日目イカダ作り材料集め後

夕焼けの空、海を見ながら話すソラとカイリ
カイリ「リク ちょっと変わったね」
ソラ「どこが?」
カイリ「ええと――」
ソラ「気のせいだよ」
カイリ「ねえ このままイカダに乗ってさ ふたりだけで行っちゃおっか」
ソラ「え?」
カイリ「なんてね」
ソラ「突然 どうした? カイリのほうが変わったんじゃないか」
カイリ「かもね 海の向こうに行くの 少し怖かったけど 今はワクワクしてるんだ どこへ行っても 何を見ても 私かならずここに帰ってこれる」
カイリ「でしょ?」
ソラ「まかせとけよ」
カイリ「よかった ソラは 変わらないでね」
ソラ「へ?」
カイリ「海の向こう 行けるといいね 楽しみだね」

ディズニーキャッスル2

″親友ドナルドへ〟
『突然、皆の前から消えたことを許して欲しい。事は一刻を争うようだ。どうしてもすぐに出かけなければならない。例の奇妙な事件――夜空の星が消えているのも、すでに始まっている災厄の一部に過ぎない。なんとても、問題を解決しなければ。王として、君とグーフィーに頼みがある。この事件の″鍵〟を握っている人間がどこかにいる。彼を捜し出し、ともに行動してほしい。我々には″鍵〟が必要なんだ。まずはトラヴァースタウンにいる、レオンという男に会ってくれ。』
追伸 
ミニーにはキミからうまくつたえておいて。
デイジー「いったい 何が起きてるのでしょう?」
ミニー「今は―― 王を信じるしかありません」
グーフィー「王様 ひとりで大丈夫かなァ」
ドナルド「ご安心を 必ずや″鍵〟を見つけ 王様を連れ戻します」
ミニー「ふたりとも ありがとう」
ドナルド「デイジー 王妃様を」
デイジー「大丈夫 あなたこそしっかりね」
ミニー「そうだわ 旅の記録役に彼を連れておいきなさい」
姿が見えないでドナルドが目で探す
ジミニー「ここですよォ!」
姿を見せるジミニー
ジミニー「どうも ジミニー・クリケットです」
ミニー「王を助けてあげてね 無事を祈っています」
ミニー達と並んで敬礼するグーフィー
ドナルド「キミも来るの!」
暗い中、階段を降りて行くドナルドとグーフィー
グーフィー「それじゃジミニー キミのいた世界も消えてしまったの?」
ジミニー「みな はなればなれになり―― 私だけが この城にたどりついたというわけで」
ドナルド「グーフィー?」
グーフィー「わかってるよ この城の外では 僕たちがよその世界から来たことを明かしてはいけない おたがいの近所を守るために」
ドナルド「″秩序〟」
グーフィー「そう チツジョを守るために むこうについたら この服も着がえなくちゃね」
ドナルド達は、グミシップに乗れる場所に到着。
ドナルド「整備班? こちらドナルド よかったら はじめてくれ」
整備班のチップとデールが準備し、レバーを動かす
巨大な手がドナルド達を掴み、グミシップに運ぶ
プルートが飛び乗る
見送りに来たミニーとデイジー
ドナルド、デイジーに行ってくると合図
ドナルド「発進!!」
前に飛んでいくのかと思えば落下
世界の外に出て、今度こそ発進

2日目 夜 ソラ自宅

カイリ「海の向こう 行けるといいね 楽しみだね」
ベッドに寝っ転がり、カイリの言葉を思い出しているソラ
窓から外を見るソラ、雷が鳴っている
慌てて起き上がるソラ
ソラ「嵐? やばい イカダが!」
ソラ母親「ソラ ごはんよ!」
誰も居ないソラの部屋
ソラ母親「おりてらっしゃい ソラ?」
開いている窓、カーテンをなびく風

2日目 夜 デスティニーアイランド

ソラ「なんだありゃ」
空に巨大な暗黒球
ソラ「リクの船と カイリも来てるのか」
ハートレスが現れる

リクを見つける
ソラ「リク カイリは一緒じゃないのか!?」
リク「扉が開いたんだ」
ソラ「リク?」
リク「扉が開いたんだよ ソラ 俺達 外の世界へ行けるんだぜ!」
ソラ「何言ってるんだよ! それよりもカイリが――」
リク「カイリも一緒さ! 扉をくぐればもう帰って来られないかもしれない 父さんや母さんにはニ度と会えないかもしれない でも 恐れていても何も始まらない 闇を恐れる事はないんだ!」
ソラに手を差し伸べるリク
ソラ「リク――」
リクの体に絡みつき、地面から溢れる闇がリクを飲み込んでいく
ソラ、リクに近づこうとすると闇がソラをも飲み込もうとする
ソラ、必死にリクの手を掴もうとする……が闇に飲み込まれる
真っ暗な中、光が輝き、ソラの手に現れるキーブレード
キーブレード――
キーブレード――

秘密の場所に入るソラ、カイリを見つける
ソラ「カイリ」
カイリ「ソラ――」
ソラに手を差し伸べようとすると、扉が開き凄い風
カイリはソラの方に飛ぶ
ソラはカイリを受け止めようとすると、カイリがソラの体に触れた瞬間に消える
ソラ、風に飛ばされる
ソラの目の前に広がる、闇に飲み込まれ姿を変えたデスティニーアイランド
黒球から出現した巨大なハートレスを倒すが、島もろとも暗黒球に飲みこまれてしまう
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