キングダムハーツ2データベース

登場ワールド

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【デスティニーアイランド(Destiny Islands)】
子供達の笑い声が響く美しい楽園の諸島、デスティニーアイランド。
前作ではソラ、リク、カイリが外の世界に行く事を夢見ていた。
1人、故郷に戻ったカイリは何故かソラの事を思い出せないでいた……

【ディズニーキャッスル(Disney Castle)】
全ての世界を影で支える王様(ミッキーマウス)が治める城で、ドナルドとグーフィーの故郷。
1年以上も王様が旅に出ているため、ミニー王妃が現在、留守を守っている。
城内には、世界を行き来できる船グミシップの格納庫のほか、閉ざされた部屋に
平和を守る“光のいしずえ”がある。 この世界は、聖なる力により守られている。書斎に先祖だと思われる絵が飾られている。

『野村哲也氏が語る見どころ』
前作では、冒頭のイベントでのみ出てきたワールドでしたが、ユーザーのみなさんから「なんでこのワールドのなかは歩けないの?」とか「このワールドをプレイさせて」という声が多く寄せられたので、今回はふつうのワールドとして登場させることにしました。そういう意味では、ファンのみなさんの声によってプレイできるようになったワールドと言えますね。
ただ、イベントでしか登場しなかった前作の場合、キャラクターが歩くことを考えてうなう、ムチャな作りのマップになっていたんです。それをちゃんと歩きまわれてバトルもできるマップにするには、すでにあるものをそのまま使うわけにはいかなくて、大きく作り直しました。とはいえ、前作に出てきた部分は見た目を変更するわけにもいかず、その調整には苦労させられましたね。本来は戦えないはずの場所を戦えるようにするのは、技術的にかなり難しいことなんですよ。
お城の外見は、ディズニーアニメの最初の挿入されるディズニーのロゴのお城をモチーフに、少し亜鉛時を加えました。あと、このワールドでは、ディズニーランドのトゥーンタウンのような雰囲気を出したかったので、城の柱をわざと曲げたりしています。


【オリンポスコロシアム(Olympus Coliseum)】
英雄と怪物たちの戦いが日夜くり広げられている、神々の国オリンポスの闘技場。
一方、ハデスが治める冥界にも闘技場があるが、危険な大会ばかり開催していたため、神々の王ゼウスによって封印され、いまは誰も入ることができない。前作では、コロシアムにしか行けなかったが冥界にも今回は行くことになる
『ヘラクレス』のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
前作ではマップがコロシアムだけだったから、今回はもう少しいろんなマップを歩かせたかったんです。それで、どこを舞台にしようかと考えたときに、前作でハデスの人気が高かったので、ガラリと雰囲気を変える意味でも、彼が治める冥界をメインにしてみました。
『FF』キャラクターのアーロンが登場するのは、「出してほしい」という声が多かっただけでなく“冥界”という死者の国が『FF10』に出てきた“異界”ともリンクすると思ったからです。『ヘラクレス』の世界に和装は似合わないかとも考えましたが、結局はあまり変えてません。サングラスを取って少し若くしたぐらいかな。あとは、身体のシルエットを、『ヘラクレス』の世界らしくウエストが締まったメリハリのある感じにデフォルメしています。ちなみに、彼が登場したときのセリフは、『FF10』と本作の両方のシナリオを担当した野島さん本人によるパロディです。


【アトランティカ(Atlantica)】
海の底にある、魚や人魚たちの楽園。
トリトン王が、トライデントと呼ばれる魔法のヤリの力を使って、平和に治めている。
国の災いがおよぶことを避けるため、この国に生きる者は地上の住人と関わりを持ってはいけないという厳しい掟がある。
トリトン王はキーブレードについて知っており、アリエル達はソラたちが違う世界から来た事を知っている。
『リトル・マーメイド』のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
ディズニーと言えば、やっぱりミュージカルですよね。そのミュージカルを、ちゃんとゲームとしての操作があって、なおかつ物語としても自然な感じでゲーム中に組みこめたら、という想いが以前からありまして。アトランティカなら、セバスチャンが天才音楽家という設定なので、ミュージカルパート主体のワールドにするにはうってつけだったんです。原作を知らない人でもおそらく耳にしたことがある『アンダー・ザ・シー』のような名曲の数々を、ソラやドナルドが歌うっていうのが、ちょっとおもしろい試みじゃないかなと。
ミュージカルイベントでは、ボタンの入力に成功するとさまざまなアクションが見られるんですが、やっている本人は操作に必死で、逆に、横で見ている人のほうが画面全体の演出を楽しんでいたりするんですよね(笑)。『キングダムハーツ2』には、そうした実際に遊ぶ楽しさと横から見る楽しさの両方があると思います。


【アグラバー(Agrabah】</Big></B>)
砂漠に囲まれた大きな都市。
かつて、右大臣のジャファーが闇の者たちと手を組み、この街を支配しようとしていたが、ソラとアラジンの活躍によって平和がもどったのだが……
『アラジン』のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
前作のアグラバーは、プレイのおもしろい場所としてスタッフ間でオススメのワールドだったので、今回もそのイメージを引き継いで登場させました。新しい仕掛けも増えていて、たとえば、空飛ぶじゅうたんに乗って敵と戦うシーンは目玉のひとつですね。じゅうたんに乗っている浮遊感や爽快感を味わいながらバトルを楽しんでもらえると思います。それと、ジーニーのアクションも大幅に増えました。顔だけが大きくなったり目が飛び出したりと、凝ったアクションを見せてくれます。じつはほかにもあるんですが・・・・・・それは実際にプレイしてのお楽しみということで。ジーニーの力を借りる機会ができたら、いろいろ試してみてください。みなさんきっと驚くはずですから。
ちなみに、今回のアグラバーの物語は、『ジャファーの逆襲』という『アラジン』の続編をモチーフにしています。『アラジン』はアニメが結構あるんで、シナリオのネタには困らないですね。


【ハロウィンタウン(Halloween Town)】
年に一度のハロウィンを成功させるため、残りの日はすべてその準備にあてているという奇妙な街。
以前は街全体が不気味な雰囲気だったが、ジャックが「ハロウィン風クリスマス」を提案したことで、いまは電灯などで華やかに飾られている。 今回は、クリスマスタウンという場所にも訪れる事になる。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
自分も含めて開発スタッフには、原作の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をすごく好きな人間が多いので、前作に引きつづきハロウィンタウンを出そうということになりました。で、今回は原作に近い話にして、クリスマスタウンも登場させようということになって。暗いイメージのハロウィンタウンと華やかなクリスマスタウンとのギャップがおもしろいですよ。
ジャックのモーションにもぜひ注目してほしいですね。今回のモーションは、前作よりもかなり理想型に近づきました。とくに口の動きとか、すごくいいデキですよ。そうそう、ジャックにはサンタの衣装を着せたんですけど、ソラたちの変身はハロウィンタウンバージョンだけなんですよね。サンタバージョンのソラたちも入れてみたかったんですが、今回それを思いついたときにはもう時間切れで・・・・・・。もし機会があったら、どこかで出してみたいですね。


【100エーカーの森(100 Acre Wood)】
絵本のなかに描かれたお話の世界。
広大な森には、プーをはじめとする森の仲間たちが楽しく暮らしている。
本自体は、1年前とはちがって、みんなの家や丘などが飛び出す仕掛け絵本になっており、新たに追加されたお話もあるようだ。 『くまのプーさん』のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
前作のときは、ミニゲームのことを想定せずにマップを作っていたから、実際にミニゲームを組みこむときにマップ的な制約が多くて大変だったんです。でも、今回は最初からミニゲームの舞台としてマップを設計していたので、自由に作れたぶん、前作以上におもしろいミニゲームがそろったように思いますね。なかでも『ハチミツスライダー』は、途中で森から絵本の上の世界へ飛び出したりするのが、まるでディズニーランドのアトラクションのような雰囲気に仕上がっていて、僕自身すごく気に入っているんですよ。
物語のほうも、『プーさんと大あらし』とか『クリストファー・ロビンを探せ!』といった原作のエピソードがいろいろ盛りこまれています。プーさんのファンなら、何度もニヤリとさせられるんじゃないですかね。開発チームのなかにディズニー好きの人間が多いというのが、みなさんによく伝わるワールドだと思います。

【ホロウバスティオン(Hollow Bastion)】
レオンたちの故郷、かつては賢者アンセムが平和に治めていたが、マレフィセントひきいる闇の者たちの本拠地とされて以来、荒れる一方だった。 だが、ソラたちが闇の者もマレフィセントも倒し平和を取り戻す。
現在は、ほかの世界へ逃れていた住人たちが少しずつ戻ってきており、街も再建されつつある。

『野村哲也氏が語る見どころ』
今回のホロウバスティオンは、復興途中の世界です。前作でメインの舞台となった城が、半分くずれかけた状態になって建て直されていたり、その周囲に張られていた水が干上がって、あとに市街地ができていたり・・・・・・。そういった前作からの様変わりっぷりが、見た目におもしろいんじゃないかと思いますね。
それと、このワールドは『FF』キャラクターが多いので、彼らがどのように変わったのかも見ていただけたらと。たとえば、ユフィは『FF7 アドベントチルドレン』で好評だったコスチュームで登場しますし、レオンも『FF8』に近い衣装になっています。もちろん、エアリスの服装も変えていますよ。彼女は『アドベントチルドレン』で服の変更がなかったから、思い切って『ビフォア クライシス』の衣装をベースにしてみました。
イベントについて言うと、このワールドでは、非常にたくさんの敵を相手にソラが戦う、大決戦とも呼ぶべき群衆バトルが用意されています。そのときには『FF』キャラクターたちも総出演で一緒に戦ってくれるので、みなさんには「おおっ!」と感じてもらえるんじゃないですかね。そういう意味では、『FF』ファンの人にうれしいワールドになっていると思います。


【トワイライトタウン(Twilight Town)】
時計塔も兼ねた巨大なステーション。街のあちこちに、列車の線路は高架で築き上げられている、夕焼けによってオレンジ色に染まった街。 ソラの心に封印された裏側の記憶(ソラが知ったら不味い記憶らしい)から作ったカードでソラ達がCOMの時に行った場所。ソラは、知らないのに進むうちに懐かしくなった、記憶が無いのに懐かしいという気持ちだけが大きくなった、ソラの心の裏側にこの地が記憶されている、心がココを知っていると謎だらけだった。

『野村哲也氏が語る見どころ』
「新たな物語がはじまる場所として、ふさわしい街になったと思います」
冒険のはじまりの場所ということで、まずは前作をプレイされた人でも、そうでもない人でも、同じスタートラインに立てるようにしたいなと考えました。『2』からはじめた人がチンプンカンプンになるような、いかにも物語の途中からスタートする形にはしたくなかったんです。そう考えて作った物語が、すごく切ないものになったので、それに合わせて街も夕暮れ時の情景にしようと思いついて。さらに、そこに『チェーン オブ メモリーズ』からつづく「光と闇のはざま」のイメージもピタリとハマってくれて、『2』の物語がはじまるのにふさわしい場所になったと思いますね。
街の規模は結構大きいです。でも、ただ広いだけではおもしろくないので、アルバイトとしてミニゲームを散りばめてみました。ミニゲームはそれぞれ、やりこみがいがありますよ。
また、この街には『FF』キャラクターたちが数多く登場します。とくにビビは、ファンのみなさんから「出てほしい」という要望がとにかく多くて。かわいい感じに仕上がったので、ぜひ期待してください。セッツァーを出したのは、僕自身が彼を3Dで見たかったというのもあります(笑)。彼の役どころには、ほかにも『FF7』のルーファウスなんかが候補にあがっていましたね。


【DIVE TO HEART】
前作、ソラが夢の中で訪れた世界。
今作では、ロクサスも来る事になる


■2初登場ワールド

【プライド・ランド(Pride Land)】
たくさんの動物たちが暮らす自然の王国。
サバンナにそびえる大岩プライド・ロックを中心に豊かな大地が広がっており、代々の誇り高い王によって治められてきた。
渓谷やジャングルやオアシスなど、さまざまな自然に取り巻かれている。
「ライオンキング」のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
じつは前作でも入れようと思っていたワールドなんですが、キャラクターを2足歩行から4足歩行へ変えるには別のプログラムが必要だったので断念した、という経緯があったんですよ。今回は最初からスタッフのみんなが「出しましょう」と言ってくれて、ようやく実現しました。
ソラたちが変身する動物については、「アフリカにいるようなものじゃないとダメ」という制約もあって悩みましたね。ソラは、デザインが幼少時代のシンバに似過ぎてしまい、ディズニーからなかなかOKが出なくて苦労しました。ドナルドはザズー(原作に登場する、ムファサの右腕的存在の鳥)がモチーフで、グーフィーはアトランティカでカメだったのを受けてリクガメにしています。カメはまともに歩かせると遅すぎるので、回転しながら移動するようにしました。原作の広大な世界を表現するために、3人ともほかのワールドよりもスピーディな動きができるよう工夫しているんですよ。


【ザ・ランド・オブ・ドラゴン(The Land Of Dragons)】
偉大な皇帝が治める大国。
その国力はとてつもなく強大で北の国境に何千里にもおよぶ城壁を築いているほど。
近ごろ、その城壁を越えてシャン・ユーひきいるフン族が攻め込んできたため、全土に兵の召集命令が出され、緊張が高まっている。「ムーラン」のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
新しいワールドをいくつか入れるにあたって最初に考えたのは、「前作にはなかったイメージの世界を入れたい」ということでした。その点『ムーラン』は、中国を舞台にしたアジアンテイストな世界観なので、これはおもしろいかな、と思いまして。あと、物語の設定自体は、すごくゲーム化しやすかったんですよ。いろいろな場所で戦ったり、雪山で決戦があったりしますから。
見どころは、やっぱり雪山ですかね。雪崩の場面なども、なるべく原作に忠実に作ろうということで、かなり苦労しました、ぜひ、原作そのままの映像が3Dで動くところを見てやってください。それと、キャラクターのフェイシャルモーション(表情の動き)も今回のクオリティアップしているんですが、とくにこのワールドのキャラクターの表情は、もとの絵が動かしやすかったこともあって、いいデキに仕上がったと思っています。


【ビーストキャッスル(Beast's Castle)】
深い森のなかに建つビーストの居城。
もとは光り輝く美しい城だったが、魔女の呪いにより、城の住人もろとも不気味で醜悪な姿へと変えられてしまった。
城のなかは昼間でも薄暗く、さまざまなハートレスがうろつく危険な場所となっている。
「美女と野獣」のキャラ達が暮らしている世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
ビーストは、前作ではソラがくじけそうになったときに導いてくれたりして、結構インパクトのあるキャラクターだったと思うんです。個人的にもそれが印象に残っていて、彼を再登場させたくて『美女と野獣』のワールドを入れました。マップ自体はビーストの城だけですが、プレイヤーを飽きさせないように、いろいろな仕掛けを盛りこんであるので、ぜひ楽しんでください。
あと、キャラクターたちの表情や動きにも注目してほしいですね。とくにビーストのモーションは、凶暴そうに見えるなかでたまに彼の優しさが垣間見える……そんな微妙な表現がうまくできたんじゃないかなと思っています。そうそう、前作ではビーストの身体が大きくて、画面手前にくると邪魔だという声があったんです。今回は、彼の性格を反映したのか、それともプレイヤーの視界をさえぎらないようにするためか、我先にと敵に向かって突進していきますよ(笑)。


【ポート・ロイヤル(Port Royal)】
紺碧の海に浮かぶ熱帯の島の港町。
大陸にある国々との貿易が盛んで、貿易商や船乗りなど、多くの人でにぎわっている。
そのぶん海賊たちの格好のマトになるため、彼らから街を守るべく海軍の砦が築かれているが、あまり効果はあがっていない。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキャラ達が暮らしている。

『野村哲也氏が語る見どころ』
誰も予想できないようなワールドをひとつ入れたかったんです。それを考えたときに、ちょうど『パイレーツ・オブ・カリビアン』が公開されていて、とてもおもしろい映画だったし、スタッフに「実写映画のワールドはどうかな」と聞いてみたら、すごく乗り気だったので採用しました。
こういう描きこまれた世界というのは、どちらかというと『FF』に近い画面作りですよね。もともと『FF』も手がけたスタッフが大勢いる開発チームなので、ひさしぶりにリアルな世界を作ることになって、ためていたものが爆発したというか、ここぞとばかりにノッて作りました。
呪われた海賊たちが月の光のしたにいると正体を現す、という原作の設定は、このゲームでもしっかりと活かされています。影のなかにいるときは人間の姿をしていて、ソラたちの攻撃が全然効かないんですが、月の光の下に出るとゾンビみたいな姿に変わって、ふつうに倒せるんですよ。


【タイムレス・リバー(Timeless River)】
すべてがモノトーンで表現された、懐かしい雰囲気の漂う世界。
「礎の丘」と呼ばれる草原には、近々お城が建つらしい。
丘のわきには大きな川が流れ、そこを行き来する蒸気船ウィリー号は、この世界のシンボルとして住人たちに親しまれている。

『野村哲也氏が語る見どころ』
白黒のワールドというのはインパクトが強いし、自分でも「3Dでの白黒の世界」を見てみたい気持ちがあったので、今回新たに入れてみました。ソラのグラフィックは、オールドタイプのドナルドたちに雰囲気を似せて作ったんですけど、目の表現に苦労しましたね。この時代のキャラクターたちは完全な黒目なんですが、ソラも同じような感じで描いたところ、どうもかわいくない。そこで結局ソラだけは、三角形に切りこんだ形――原作より少しあとの時代の表現を採り入れました。
それと、音声もわざとこもった感じにしてあります。じつは僕もできあがったものを遊んでみて驚きました(笑)。グラフィックだけでなくサウンドやほかのパートのスタッフも、レトロさの表現にこだわっているんです。ちなみに、このワールドのモチーフは『蒸気船ウィリー』だけでなく、いくつかの白黒作品も入っているので、ディズニーファンのかたがたには喜んでもらえると思います。


【スペース・パラノイド(Space Paranoids)】
コンピュータのなかに作られたサイバースペース。
ここでは情報を処理するプログラムたちが働いており、MCPと呼ばれるメインプログラムがすべてを管理している。
彼らプログラムは、システムの外にいる人間のことを「ユーザー」と呼ぶ。
「トロン」の世界。

『野村哲也氏が語る見どころ』
前作の海外版の開発中にロサンゼルスへ出張したら、ちょうどディズニーが『トロン』のゲームを作っていたんです。それの宣伝ポスターとかをディズニーの社内のあちこちで目にしたのが、このワールドを入れようと考えたきっかけですね。全体に流れるレトロなコンピューターの感じを味わってもらえたらおもしろいかなと思って、効果音も、昔のピコピコした電子世界っぽい感じが、かえって新鮮かなと。で、今回『2』を作るとなったときに、一番最初に新ワールドとして決まったのが、このスペース・パラノイドなんですよ。
ソラのデザインに関しては、トロンと同じような全身にピッタリの服にしちゃうと、トレードマークのトンガリヘアーがなくなってしまうので、そこだけ隠さないようにしています。ただ、身体に入っている電気っぽいラインがこまかくて、描くのはかなり大変でして……。その部分は、テクスチャ班にがんばってもらいました。


【トワイライトタウン(Twilight Town)】
時計塔も兼ねた巨大なステーション。街のあちこちに、列車の線路は高架で築き上げられている、夕焼けによってオレンジ色に染まった街。
ソラの心に封印された裏側の記憶(ソラが知ったら不味い記憶らしい)から作ったカードでソラ達がCOMの時に行った場所。ソラは、知らないのに進むうちに懐かしくなった、記憶が無いのに懐かしいという気持ちだけが大きくなった、ソラの心の裏側にこの地が記憶されている、心がココを知っていると謎だらけ。
最初の街。

『野村哲也氏が語る見どころ』
「新たな物語がはじまる場所として、ふさわしい街になったと思います」
冒険のはじまりの場所ということで、まずは前作をプレイされた人でも、そうでもない人でも、同じスタートラインに立てるようにしたいなと考えました。『2』からはじめた人がチンプンカンプンになるような、いかにも物語の途中からスタートする形にはしたくなかったんです。そう考えて作った物語が、すごく切ないものになったので、それに合わせて街も夕暮れ時の情景にしようと思いついて。さらに、そこに『チェーン オブ メモリーズ』からつづく「光と闇のはざま」のイメージもピタリとハマってくれて、『2』の物語がはじまるのにふさわしい場所になったと思いますね。
街の規模は結構大きいです。でも、ただ広いだけではおもしろくないので、アルバイトとしてミニゲームを散りばめてみました。ミニゲームはそれぞれ、やりこみがいがありますよ。
また、この街には『FF』キャラクターたちが数多く登場します。とくにビビは、ファンのみなさんから「出てほしい」という要望がとにかく多くて。かわいい感じに仕上がったので、ぜひ期待してください。セッツァーを出したのは、僕自身が彼を3Dで見たかったというのもあります(笑)。彼の役どころには、ほかにも『FF7』のルーファウスなんかが候補にあがっていましたね。

【存在しなかった世界】
ⅩⅢ機関の本拠地がある世界。
詳細は不明
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