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第1話

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匿名ユーザー

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キーン、コーン、カーン、コーン
始業ベルが鳴る。
桃月学園。
個性溢れ過ぎる生徒で構成されたこの学園は新宇宙暦でもあまり変わらなかった。

ベッキー「よーし、おまえらHR始めるぞー。」
一条「きりーつ。きょーつけ。」
ベッキー「ん?姫子はどうした?」
六号「姫子さんなら例によって遅刻です。」
ベッキー「まったく・・・最近は木星トカゲも襲ってきてるのに個人行動なんて危ないぞ。」
都子「まぁ、姫子だしな。いざとなったらアホ毛でなんとかなるだろ。それに、この学園にはアレもあるし。」
ベッキー「まぁそうだけどなぁ・・・。まぁいいや、授業始めるぞー。」                 
              

-ネルガル重工-
アキト「ちくしょう!なんでこんな時に木星蜥蜴なんて襲ってくるんだよ!ちくしょう!」
ユリカ「あなたは・・・アキト!?私のアキト!?」
アキト「ユ・・ユリカ!てめぇっ!やっと見つけたぞぉっ!」
ユリカ「やっぱりアキトは私の王子様なのね!ナデシコのピンチに駆けつけてくれたのね!」
アキト「なでしこ?ぴ・・ぴんち?なんのことだよ!おい!ユリカ!」
アキトの乗ったエステバリスが地上へ出る。
が、すでに空はバッタ、ジョロ等で一杯だった。
ルリ「ナデシコ発進までなんとかもたせてください。」
アキト「はぁ!?もたせて・・・って俺かぁっ!?」
バッタのミサイルが近くの地面に当たった。
衝撃でアキトのエステバリスがぐらつく。
アキト「ちくしょう!ちくしょう!ちくしょおおお!こうなりゃやってやるさぁぁぁ!」 
            
エステバリスの腰からナイフを引き抜く。
足底のローラーを駆動させ、近くのバッタまで近づき、一閃した。
アキト「な・・・なんだ。俺って結構やれるじゃん。」
と、油断すると後ろから爆風を受けた。
アキト「くそっ!こんなところで死んでたまるかあっ!」
ディストーションフィールドを展開する。
アキト「これでぇっ!くらええええええええええ!ゲキガンフレアアアアアアアアア!」
フィールドをまとったまま敵へ突撃する。いわゆるDフィールドアタックだ。 
           
ルリ「エステバリス、敵木星蜥蜴の半数を撃破。」
ユリカ「ううんっ!アキトかっこいい!流石私の王子様っ!
アキト『ふざけるなぁっ!このままじゃやられちまううう!』
ユリカ「待っててアキト!急いで行くから!ナデシコ、発進まだですか!?」
ミナト「ううん・・相転移エンジン出力20・・40・・・80・・・!行けるわよ!」
ユリカ「ナデシコ、発進!」
              
              
ゲキガンフレアでかなりの敵を殲滅できたが、まだまだ無数に居る木星蜥蜴達に
アキトは押されていた。
アキト「くそおお!このままじゃエネルギーが持たないぞ!」
ユリカ『アキト、海に飛び込んでぇっ!』
アキト「ユ、ユリカ!?海!?くそわけわかんないけどやってやる!」

エステバリスの足が地を蹴る。
海面にぶつかるかと思ったその時。
白い板が浮上してきた。
ルリ「エステバリス、着艦確認。」
ユリカ「了解っ!ルリちゃん、グラビティブラスト射線上の敵へ発射!」

ナデシコの前の海面が歪む。
ルリ『グラビティブラスト、発射。』
海が割れ、木が折れた。
そして、木星蜥蜴は全て消し飛んでいた。
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