ニワカにもわかるフィギュア騒動@浅田選手の五輪出場浅田選手の五輪出場特例嘆願反対派反対派の言い分・作成中

賛成派サイトへのツッコミ

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匿名ユーザー

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方々で見かける五輪出場賛成・特例嘆願賛成サイトへの突っ込みをのせてあるページです。






【「城田強化部長の件」へのつっこみ】

例に出されている「指導した選手/チーム」リストは古く、 2003年時に活躍した日本選手を列挙してあるだけですね。

正しくは
>◆選考用ポイント表と内定の可能性が高い選手◆
>1位 浅田真央 1901点 山田コーチ ○
>2位 安藤美姫 1865点 城田強化部長 内定? →×ジェンキンスコーチ
>3位 中野友加里 1643点 山田コーチ →×佐藤コーチ
>4位 恩田美栄 1564点 山田コーチ →×シュイナールコーチ
>5位 荒川静香 1560点 城田強化部長 内定? →×佐藤&プラトフコーチ
>6位 村主章枝 1550点 城田強化部長 内定? →×佐藤コーチ


城田氏は誰のコーチもしていない。日本チーム全体を統括する立場。
現在なら当然「浅田真央」と入ります。

>実はこれらの選手を指導する城田氏と、浅田、中野、恩田を指導する
>山田コーチは犬猿の仲だ、という噂があります。

ちょっとしたフィギュアファンならば、 どこからそんなでっちあげを? と思う嘘だそうです。
城田強化部長にとって、山田コーチは最も信頼し親しいコーチです。





【「協会は『GPファイルで3位以内になったら、無条件で代表内定』と公表していたが、急に変更した。」 へのつっこみ】

日ス連が「無条件で代表内定」と発表した事実はないです。「代表を内定することもある」と言っただけ。

例に出されているこの記事ですが、↓
>フィギュアGPファイナル3位以内で五輪
>来年のトリノ五輪フィギュアスケート女子代表3人の選考について、
>12月のGPファイナル(15~18日・国立代々木競技場)で3位以内に入れば内定が得られることになった。 [2005/4/11/09:33]


その記事は4月に連盟が発表したトリノ代表選考規定をソースにした記事です。
そしてその同じソースを基にした他社の報道などです。
http://www.sponichi.co.jp/olympic/special/road_to_torino/figure.html
http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2005/1018_8.html
http://nanno.seesaa.net/article/3075584.html
http://ebet.jp/user/bet/solebet/close.php?BetCD=84557
同じニッカンスポーツでもこういうのもあります(下の方)
http://www5.nikkansports.com/sports/figure/figure-top.html

つまり上の記事は明らかに間違いです。
マスコミが勝手に言い始めた事でしょう。初めから連盟側は可能性あり。との発言しかしていない。ただこの頃の可能性ありで示唆していた選手は安藤荒川村主恩田各選手のこと。中野選手は視野に入っていなかったと思われる。因みに中野選手が3位に入ったのに確定しなかったのは出した点数が低かったため。




【「実は、『安藤選手が代表になれない可能性が大になったから』だ」へのつっこみ】

これも全然嘘。ロシア2位、NHK4位でファイナルに出られた時点で、安藤選手の五輪代表はほぼ確定している。なぜならこの2年間安藤選手は試合に確実に出場し大きな失敗をしておらず、連盟の設定した「ポイント」ではトップに立っており、この後の全日本の成績が7位のポイントだったとしても、上から3人目に入る点数を得ている。

注目の集まったNHK杯とGPFのフリーでよくない演技だったために一般の印象は悪いが、GPFの最下位だったとしても点数的な優位は変わらなかった。

中野選手のポイントが彼女に比べて足りないのは、昨年はほとんどよい成績が取れなかったせい。




【「実はこの事は中野選手にも言え、中野陣営はGPファイルで内定を貰う事を目指していたから。内定させなかったのはつまり協会による中野選手落とし」へのつっこみ】


>実はこの事は中野にも言え、中野陣営はGPファイルで内定を貰う事を目指していたから。
>予定していなかった大会に向けて、一週間で体調管理は難しい。つまり、協会による中野落とし。

とありますが、
中野さんはそもそも最初はGP1試合しか組まれておらず、NHK杯自体が予定外の試合。
ファイナルで内定を目指すなんてとんでもない話。




【城田部長は野辺山で徹底したエリート教育をしている」へのつっこみ】

> 城田部長は、92年のアルベールヒル五輪で、伊藤みどりが、金を取れなかったことを教訓に、
> 複数のメダル候補を五輪に送り込むべくことをこれまで目指してきた。
> 具体的には、徹底したエリート教育である。
> 小学生の段階から優れた選手を見出し、野辺山に集め、徹底的に鍛え上げる。また選手の両親は
> もちろん祖父母まで身体検査し、その選手の将来の成長を予想し、それに見合ったメニューの
> 練習を行うのだ。

というコピペをよく見ますが
野辺山の有望新人発掘合宿とは小学生を100人も集めて4日ぐらい合宿して、体力テストとかセミナーとか演技会とかするんだけど、4日間ぐらいで何をできますかね?100人の祖父母両親を全員全国から呼んで、身体検査などできるでしょうか。

野辺山有望新人発掘合宿は基本的に「どこにどんな子がいるか」と連盟がチェックするだけ。
徹底的にエリート教育をするほど、金や手間をかけてはいません。スケートの練習は、毎日、自分のコーチとリンクの上でするものです。





【日本スケート連盟はスポンサーや広告代理店の意向があるから、真央の特例を申請しないんだろ?へのつっこみ】

もちろん日本スケート連盟がスポンサー方面の顔を潰さないよう配慮するのは当然ですが、浅田選手の場合はそれ以前の問題として、特例を言い出せる立場にはないです。何故ならば、


「オリンピックや世界選手権の年齢制限を決めた総会で日本も賛成票を入れている」
「浅田選手のことは日本スケート連盟のみならずフィギュアスケート界の人間なら何年も前から判っており、彼女がトリノ・オリンピックに出られないことも何年も前から判っていたにも関わらず、今年の総会で特例を願い出なかった」

という事情があるからです。2度もチャンスがあったのに、そのチャンスを使わなかったわけだから、今更、浅田選手だけの為に、トリノ・オリンピックが間近に迫ったこの時期に各国のスケート連盟の理事を一カ所に集めて総会を開いてもらう、なんてこたぁとうてい言い出せる立場にないということです。







【「シンボルアスリート」とか言って、安藤・荒川・村主でとっくの昔に決まっているんじゃないの?へのつっこみ】


まあ城田さんが「ファイナル表彰台で内定(の可能性もある)」とか曖昧な物言いをした点は城田さんの短所&ミスかもしれない。


「しかし昨シーズンの調子や実績から判断すれば、ロッテCMの3選手がオリンピック最有力候補だったことは明らかであり、彼女らをシンボルアスリートに起用したのは当然の流れだと言えます。

だって恩田選手や中野選手、太田選手に較べたら明らかに成績上位でしたからね。浅田選手はそもそもオリンピック出場権がないし。

「つまりそもそもシンボルアスリートに3人がなったのはそれだけの実績があったから。








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