Royal Guard

歓迎学園編7

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匿名ユーザー

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空気からして重く感じる3階・・・。

「だれかきたのか!!?」

突然の大声に全員がその方向を見た。

「だれかいるのか?ここは危ない早く立ち去りなさい」
「いや、行かせてもらうよ!冒険がまってるんだからね!」

張り合うなよ・・・・。

「管理人さん、今日は私たちの新しい友達の歓迎会
 ですの。3-1に行かせてくださいませんか?」
「・・・あの日から数ヶ月たったが、来たのはお前たちのような
 ヒヨッコどもか・・・あの人が言っていた人はまだこないのか・・・」
アル「?」
エル「?」
フー「?」
咲「?」
イノ「?」
私「?」
天「?」
リー「?」
熱「?」

なにボケてんだこいつ・・・飴わたしたんだから
さっさと通せよ・・・。

「最近は邪気がいっそう強くなっている。鬼女マルヌと
 影鬼の数も倍増していて、狩りができない状態に
 なってるんだ。以前、ドン・ジョバンニに頼んで
 供養師をよんでもらったが、彼は・・・闇の世界に
 引きずりこまれていった・・・。彼の最後の言葉
 にわずかな期待をもっていたのだが・・・まだ来ないのか」
「だれを待ってるんですか?」

ややあきれながらも、私は長くなりそうな話の合間に
質問した。

「新しい供養師さ・・・。ジョバンニも彼が失敗したという
 報告を受けているから、すでに手配はしているとおもうが・・・
 まだこない。日に日に使う飴玉の量も増えてきて在庫が
 危なくなってきたが、あんたたちのおかげで後2ヶ月
 はもちそうだ。だから悪いことは言わない。はやく帰りなさい」

どうやら中はどうしようもない状況になっているらしい・・・。

「管理人さん、鬼女と影鬼を少しでも倒せば負担は軽減されますか?」

天人先生が意外な提案をしてきた。

「この子たちはまだ未熟ですが、戦闘方法に関しては
 学園のなかでもトップクラスに入ります。その分、危険な
 場所にも行ってますし、話を聞いていると手伝わずには
 いられない状態になってしまいました」

すばらしい・・・教師の鑑だ・・・・だが生徒たちを危険な
場所につれていくなYO!

「いいひとだ・・・いいひとだ・・・ありがとう。
 わかったよ、もう止めない。戦ってきてくれ!
 だが約束だ!危険になったらすぐに戻ってくることを
 心がけてくれ!では頼むぞ!」

承諾するな~~!!!!!

っという私の心の叫びもむなしく、転送がはじまってしまった。


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