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その16

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匿名ユーザー

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ブーンは、一人になった部屋で、今日食べた肉じゃがのことを思い出した
(;^ω^)「いったい・・・何を入れたらあんな風になるお・・・・・」
昔から、ツンの料理は下手だった
( ^ω^)「でも・・・・・昔に比べたらマシになったお・・・・・・・」
ちょっとくらい、ちゃんと食べればよかった・・・と、ブーンはすこし残念に思った


彼が初めて、ツンからもらったのは弁当だった



ツンとは、高校の時に出会った
最初見たときから、ブーンはツンに惚れていた
ツンも、やたらとブーンに絡んできていた

秋、ブーンは初めて、弁当を忘れた
(;^ω^)「あ!弁当忘れたお!!!」
彼は、かばんを漁りながら、叫んだ
ブーンの顔は、青ざめていた

そんなとき

ツン「アンタ・・・弁当忘れるなんてバカねぇー・・・・・・」
と、溜息をしながらツンが話しかけてきた
(;^ω^)「う、うるさいお!ボクだってそーゆー時くらいあるお!」

言い返したブーンの目の先に、ツンの手から差し出された弁当があった

( ^ω^)「・・・?」
ブーンには、わけがわからなかった
ツン「じ、実はね、今日お弁当作りすぎちゃったの・・・・・・だから、あげるわ」
  「別に、いらなかったら・・」
言い切る前に、ブーンは弁当箱に手をかけていた
( ^ω^)「ほ、ホントかお!?も、もらうお!」
そう、それじゃ、と言い残して、ツンは駆け足で行ってしまった
('A`)「いーなぁ・・・・・よかったじゃねーか・・ブーン」
(´・ω・`)「ホントだよ、それじゃあ、食べようか」
ショボンがそう言った直後、三人ともふたを開けた
( ^ω^)「うはwwwwwテラウマソスwwwwwwwww夢が広がリングwwwwwwwうぇwwwwwっうぇwwwwwwwww」
ツンが作ってきた弁当は、色鮮やかでとてもおいしそうだった
('A`)「スゲェ・・・・・」
(´・ω・`)「ホント・・・・・・羨ましいなァ・・・・・・・・」
二人の言葉を聞き、優越感がブーンの中に芽生えた
(;^ω^)「!!!?あhふいわおfじおあs!!はばあがあがおおおおが・・・・・・・・」
彼は口を開きながら立ち上がり、すぐに、倒れた
毒男は、興味本位ですこし食べてみた

午後の授業、ブーンと、毒男はいなかった・・・・・

次の日
(;^ω^)「まったく、昨日は酷い目にあったお・・・」
(;'A`)「あぁ・・・死ぬかと思ったぜ・・・・・・」
(´・ω・`)「毒男はつまみ食いしたから、そのバチが当たったんじゃないか」
笑いながら言ったショボンに
( ^ω^)「それなら、何でボクも食べる羽目になったお?」
(´・ω・`)「日ごろの行い」
悩みもせずに、言い切る
(#^ω^)「ビキビキ」
(;´・ω・`)「こ、このコーヒー牛乳はサービスだから、まず飲んで落ち着いて欲しい」
ショボンが、手元にあったコーヒー牛乳を与えると
怒りを沈め、それを飲み始めた
( ^ω^)「さすがショボン、ありがたいお」

そこに、ツンがやってきた

( ^ω^)「昨日はどーもだお」
まったく助かっていないが、お礼を言う
ツン「昨日?あぁ、お弁当ね、別にいいわよ」
  「それより、昨日しぃ達とクッキー作ったんだけど、どくm・・・もらってくれない?」
あぁ、別にアンタに渡そうと思って作ったわけじゃないのよ?と、付け足す

ブーンは、悩んだ

昨日の、『至高の弁当』と言う前例があるから
彼女の作ったものは、うかつに食べられない
しかし
( ^ω^)「ホントかお?ありがたく、もらうお」
彼は、快く受け取った
―――――さすがに、お菓子まで『アレ』ってことはないだろう
他にも、彼女が作ったものだから、と言う理由もあった

ツン「それじゃ、アタシはしぃ達まってるから」
と、彼女は去っていった
毒男も、ショボンも、今回は羨ましいとは思わなかった
(;'A`)「お前・・・正気か?昨日の弁当のことを忘れたのかよ・・・」
(;´・ω・`)「そ、そうだよ・・・・・やめときなって・・・・・・・・」
心配する二人を、うるさい、と一蹴し袋を開ける
( ^ω^)「うはwwwwwうまそうだおwwwwwwwwwwwwwww」
確かに、見た目は整っていて、その辺で売っていてもおかしくない感じだった
ブーンは、チョコチップクッキーを手に取り、口に入れた
問題の、味―――――
( ^ω^)「うん・・・食えなくも・・・な・・・・・・」
(;^ω^)「阿附だhふぃ絵丘hjにじゅいdさhわあえふぁfふいあl!!!!!!!」

そのとき、クッキーに手を伸ばす毒男が、ブーンの目に映った

(;^ω^)「ポルナレフッ!イギーッ!危ない!!」

バシィッ

('A#) (´・ω#`)「も、モルスァ・・・」

午後の授業、ブーンと毒男、そしてショボンもいなかった



(;^ω^)「・・・・・・」
      「あんまり・・・・・料理の腕は変わってないかも知れないお・・・・・・・・・」
仰向けになりながら、ブーンはつぶやく
でも・・・・・
( ^ω^)「今回は・・・気絶しただけで・・腹も下さなかったし・・・・・・・」
と、つけたし
(*^ω^)「やっぱり、少しずつだけど上達してるお」
気のせいか、ブーンの笑顔は、幸せそうだった

その後、数分もしないうちに、彼は眠りに付いた――――
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