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第27話

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27話 学園の守護者

-日本 桃月学園-

ぱにぽにXが木星トカゲと戦っている。
ここ最近毎日のように来ていて、学園の被害も増えてきていた。
ベッキー「ぱにぽにトマホゥゥク!」
巨大なトマホークを投げ、何匹か始末する。
いつもなら残った敵を適当に片付けるだけなのだが・・・
ベッキー「くぅっ!」
グラビティブラストの直撃を食らう。
マジンが居た。
ベッキー「いつもの木星トカゲじゃない!?」
即座に向き直り、反撃を開始する。
ベッキー「ぱにぽにぱーんちっ!」
ぱにぽにXが両腕を飛ばす。
グラビティブラストが学校に当たったらタダではすまない(ベッキーの給料も)ので、
チャージさせる隙を与えない。
ベッキー「チャージなどさせるか!」

しかし数で押してくる敵にぱにぽにXは押されていた。
ベッキー「くそぅ・・・先生だぞぉ!私はっ・・・!」
大人びていてもまだまだちびっこなベッキーは精神面で参りそうになっていた。

ユリカ『泣いちゃいけません!先生!』
ベッキー「な・・・なんだ!?」
ユリカ「機動戦艦ナデシコ応援に参りましたー!女の子を泣かす悪い人をやっつけてください!」

各機が出撃する。
一条さん「私が呼んでおいたんです。」
ベッキー「一条!・・・あ・・・ありがとうな。」
一条さん「・・・学級委員ですから。」

マジンにみんながかかる。
ベッキー「とどめだぁっ!ぱにぽにビームっっ!」
ぱにぽにXの全身から赤と青の光線が発射され、マジンを焼き尽くした。

ベッキー「私が桃月学園1年C組担任のレベッカ宮元だ。」
ユリカ「機動戦艦ナデシコ艦長のミスマル・ユリカですっ!ぶいっ!」
ベッキー「か・・・艦長?あなたがぁ?」
ユリカ「むぅ。そういうあなただって先生には見えないちびっこですよ?」
ベッキー「ちびっこ言うなぁ!」
姫子「マホーっベッキーはすごいんだよぉ!」
ユリカ「こっちだってルリちゃんってすごい女の子がいるんですから!」
ルリ「・・・にゃー。」
反応の仕様がないのでネコになるルリ。
姫子「ル・・ルリちゃんもかわいい・・・!」
玲「はいはいそこまでだ。応援ありがとうな、ミスマル艦長。」

ブーンが居なくなって以来暗くなっていたブリッジに久しぶりに明るい雰囲気が戻っていた。



ベッキー「ナデシコと一緒に、ですか?」
校長「ああ、彼等はきっとこの地球の混迷を救う者となる。それを手助けするのだ、宮元先生。」
ベッキー「それはいいですけど・・・その間クラスは?」
校長「心配いらない。生徒達にもいっしょに乗ってもらえばいい。もちろん各員の同意の上だが。」
ベッキー「・・・わかりました。言ってみます。」


-1-C-
ベッキー「私はこれからナデシコと一緒に行くことになった。」
姫子「ええー!ベッキー行っちゃうのぉー!?」
ベッキー「だが着いて来たい者は来てもいいらしい。危険だから私としてはあんまり来て欲しくないんだが・・」
6号「先生、そんなの聞くまでもないです。」
くるみ「みんなの心はすでに決まっていますよ。」
都「いまさら別の先生なんていやだしねー」
一条さん「と、ゆうわけです。みなさん準備してください。」
ベッキー「おまえら・・・。」

ユリカ「と、ゆうわけでナデシコに入ることになった宮元先生with1-Cのみなさんです。よろしく~。」
ベッキー「レベッカ宮元だ。」
姫子「ベッキーはねぇ、オメガカワイイんだよぉっ!」
ルリ「馬鹿ばっか。」
一気にナデシコの中が騒がしくなった。


-食堂-
アキト「うおおおっ!これはぁぁっ!」
食堂では玲が中華を作っていた。
中華料理屋でバイトしているだけあって腕前はかなりのものらしく、
値段以下のマズイ飯には金を払わない承太郎も満足するほどだった。
ユリカ「わたしもわたしも~っ!」
ユリカが食堂に入ってきた。ちなみに「わたしも」というのはユリカが料理をするという意だ。
アキト「あっ・・・俺・・・ちょっとトイレに!」

その後、食堂から阿鼻叫喚が聞こえてきたのは気のせいではないだろう。
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