インヴァネス・スクエア・セット - Wiki the Feathers

''Inverness Square Set''

カナダのノヴァスコシア州 ケープブレトンで踊られているセット。当地ではコーラーによるフィガーのコールがダンサーをリードします。フィガーは３つしかなく、１つのケイリー（Ceilidh）では、同じセットを繰り返し踊り続けます。ひと昔前のクレアでも、カレドニアン・セットばかりひと晩中 踊っていたというから、かつては当たり前の踊り方だったのでしょう。

以下の説明で用いる用語は、アイルランドのセットダンスで用いるものを使用していますが、当然現地では違う言葉で説明します。例えばTop Couples → Head Couples など。

なお、bar数は表記していません。コーラーがダンスをひっぱる関係で、必ずしも8bars
を単位として、フィガーが展開されるわけでなく、必要な伴奏の長さは一定ではありません。フィガーが終わるとダンサーはみんなで拍手をし、それを合図に伴奏が終わります。

フィガー１（ジグ）※まず、パートナー、コーナー・パートナーと挨拶

1. サークル（アドバンス＆リタイア ２回）
2. トップス: 右のサイド・カップルと向かい合い、向かいの相手と回る×２（両手をつなぐ）
3. トップス: スルー・ザ・カップル（向かいのカップルの間をスルー）
4. 全員: コーナー・パートナーとホーム×２
5. 1-4を繰り返す（反対側のサイドカップルと向かいあう）
6. 1-5を繰り返す（スルー・ザ・カップルでは、サイドが中をスルー）
7. サークル
8. クラッピング

フィガー２（ジグ）

1. サークル
2. レディ・ホイール時計回り ジェンツは反時計回り（4bars）
3. レディ・ホイール反時計回り ジェンツは時計回り（4bars）
4. パートナーとホーム２回
5. リードアラウンド
6. 1-5を3回繰り返し（リード・アラウンドは順→逆→順→逆）
7. クラッピング

フィガー３（リール）

1. チェーン（ジェンツは反時計周り） パートナーと会ったらスイング ※右手を組んで左手は上で結ぶ
2. ハーフ・ターンして、チェーンで戻る（反対に動く）
3. リードアラウンド
4. ファースト・トップを先頭に整列（最後尾はセカンド・トップ）
5. トップカップル: 後ろのカップルの間を抜け（後のカップルも続く）、キャストオフ
6. 全員: ラインを作ってアドバンス＆リタイア×２
7. ホーム×２をしながら、元の位置に戻る
8. 1-7を繰り返す×3（2,4回目の整列はセカンド・トップが先頭となる）
9. サークル
10. クラッピング