□容姿
男の木の幹のような脚は毛布にくるまれ、皮紐を十字に交差させて結んであった。膝まで届く鎖かたびらを着て、腰をベルトでしめている。ベルトの片側には恐ろしく重そうな剣が、もう片側には柄の短い斧が下がっていた。髪の毛は編んでおさげのようにしてあり、強そうな赤ひげがもじゃもじゃと生えていた。
男の木の幹のような脚は毛布にくるまれ、皮紐を十字に交差させて結んであった。膝まで届く鎖かたびらを着て、腰をベルトでしめている。ベルトの片側には恐ろしく重そうな剣が、もう片側には柄の短い斧が下がっていた。髪の毛は編んでおさげのようにしてあり、強そうな赤ひげがもじゃもじゃと生えていた。