◆TCG
TCGとは「Trading Card Game」の略称で意訳すれば
「交換によってカードを集めて遊ぶカードゲーム」的な事になる。
発音をそのまま略して「トレカ」と言う方が日本では一般的。
◆神羅万象TCG
読んで字の如く神羅万象をモチーフとしたカードゲーム。
ルールは言ってしまえばジャンケンの複雑化したような物でTCGとしては
単純で面白みに欠ける物となってしまっている。
また、本来トレカ最大の売りであるはずのイラストが
全て既存イラストの使い回しと言う事で
コレクターにとっても魅力に乏しい物となってしまっている。
本来、カードゲームと言うのは、モチーフとなった作品の世界観を尊重して、
それぞれのキャラを様々なシュチュエーションで描いた「イベントカード」や
普段はあまり注目を集めない小道具などの「アイテムカード」などの存在が
収集欲を刺激し、またゲームにも奥行きを与える物である。
ところが件のTCGは既存絵しか用意出来なかった事から
カードはキャラクターカードだけとなってしまい、
その縛りの中で無理矢理ゲームルールを構築した事が
失敗の原因の大半を占めると思われる。
◆販売形態
販売は「スターターパック」「カードダス」「ブースターパック」の三形態
で行われた。特徴などは次の通り。
・スターターパック
定価¥840 カード30枚 プレイシート 解説書つき
「全22種でうち5枚はスターター専用カード。」
・ブースターパック
定価¥158 カード6枚入
「1弾2弾あわせて全112種、泊の色が金色。神羅万象レアが2弾から混入」
・カードダス
定価¥100
「4枚一組。仕様はブースターパックに準じる。泊の色が銀色。」
最終更新:2009年01月22日 15:42