【-St.Sera's Temple-】

南側の円柱3

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■壁画を展望できる、物語の中心へ。
■壁画を展望できる、南側の円柱へ。(【はる】と【るみ】の話)
■壁画を展望できる、南側の円柱3-2へ。(【あず】の話その2)
■人物を展望できる、南の門の中心へ。

【安土 春海】①
【安土 春海】②
【安土 春海】③
【安土 春海】④
【安土 春海】⑤

>
>【安土 春海(あず)】①[人物/Dancer]
>
>
>「ねぇあず姉、何でローグやめちゃったの?」
>時計の針は既に、深夜をむかえようとしている。今日は(といってもすでに『昨日』であるが)久方ぶりに家に帰ってきた長女「春海」を囲んでの夕餉であった。テーブルの上には、空になった酒瓶が5、6本転がっている。
>「そういえば私も聞いたこと無いや。あず、何で?」
>はるも援護に入る。
>「ん、あぁ、その事ね…」
>はるもるみも興味津々といったふうににじりよっていく。
>あずは飲みかけのグラスを置いて、腕を組んで暫し考え
>「えーと…飽きたから~~」
>「…」「…」
>2人とも「え~そんなのが理由なの~?」という顔で見ている…
>「だって私が飽きっぽい性格だっていうのは知ってるだろ?」
>「あずが飽きっぽい性格なのは十分知ってるけどさ…」
>「うん、ちょっと期待はずれというか何というか…」
>2人の返答が終わらないうちに、あずは椅子から立ち上がり腰布の位置を直しつつ
>「ま、ちょっと飲みすぎたみたいだし先に寝るわ」
>と、裾を翻して自分の部屋へと向かっていった。
>背後からは非難の声が上がっているが、無視することに決めた。
>
>部屋に入り年代ものになったベッドに腰を下ろす。ランプを灯し、残り火で煙草に火をつけ燻らせる。
>あずにとって、就寝前の至福の時である。
>「…何で…か」
>煙をはいて余韻にひたる。
>「まったく…昔の事を思い出しちゃったじゃないか…」
>
>
>それは、あずがまだRogueであった頃の事。その日もミョルニル山脈廃鉱で一攫千金を夢見て狩りをしていた。
>「そーれ[スティール]」
>確かな手応え、これはいけた!と思った。手に握り締めた物を見[ランタン]獲得。
>「……」
>しばし呆然。
>「…なんでレアが出ないんだー(でないんだー)(デナインダー)…」
>むなしく叫びだけが木霊した…。すでに袋には山盛りのランタンが入っている。
>「はぁ…レア運の無さは家系かな……帰ろう」
>とぼとぼとその場をあとにしようと[ドスン]
>「きゃあ」「ぐは」
>何かが降って来た。
>「あ、あの…ごめんなさい…」
>その何かはあずの上から謝ってきた。
>「…謝るのはいいから、とりあえずおりてくれる?」
>「あ…ごめんなさい…」
>おりてからも平謝りをしている。
>そんな彼女に、あずは水筒から水を手渡した。
>「ほら、まずは落ち着いて」
>手渡された水を一気に飲み干し
>「ふぅ…ありがとうございます……わたくし紅月(ホァン・ユィエン)と申します」
>「私は安土春海だ、『あず』と呼ばれてる」
>「なら、わたくしの事も『ホァン』と」
>入物を返しつつ自己紹介をした。炎のように紅い髪に紅い目、名は体をあらわす、といった感じだ。
>
>「ホァンもレア目当て?」
>「ですわ、スティールが使えるので[ジュル]を狙いに…でも」
>「「たまるのは[ランタン]ばかり…」」
>お互いに顔を見合わせ、ため息をついた…。
>
>「あら、もうこんな時間に…わたくしはここで失礼いたしますね」
>「うん、それじゃあね」
>「はい、またどこかでお会いしましょう」
>荷物入れから[蝶の羽]を取り出し、ホァンは姿を消した。
>「さてと…私も帰らないと…」
>荷物入れから[蝶の羽]を…羽を…羽……。
>「忘れてきちゃった…仕方が無い、歩いて帰るか…」
>
>
>「まさか、それがあんなことになるとはね…」
>2本目の煙草に火をつけつぶやいた。
>
>

>
>【安土 春海(あず)】②[人物/Dancer]
>
>
>「ええと…右に行って左に行って…つきあたりまでまっすぐ行って…」
>手元の地図を頼りに行ったり来たり…
>「…あれ?ここ行き止まりだっけ…」
>あずは完全に迷っていた。
>「落ち着こう…確か迷路では右手を壁につけば出れるはず…」
>さらに2時間経過。
>「…ここは…どこなんだろう…」
>すでに疲労困憊、そんな時にワープポータルの光を見つけた。
>「や、やった…ようやく外に出れるよぅ…」
>喜び勇んで飛び乗る。そして外には緑の広がるミョルニル山脈の光景が
>「…ここは外だよね?」
>無かった。
>あずの目に飛び込んできたのは、薄汚れた空気、茶色の山、油の匂い、遠くからはかすかに機械音が聞こえてくる。
>その街の名は、この時点であずが知っているはずもない街、[シュバルツバルド共和国]の[アインブロック]その鉱山地域である[アインベフ]であった。
>「まぁ…街ならカプラサービスもいるでしょ…」
>とりあえず、街の散策に乗り出した。が、
>(尾行されている…)
>さきほどから、つけられている気配がする。
>(むぅ…悪いけどストーキングされるのは好みじゃないんでね)[ハイディング!][トンネルドライブ!]
>尾行者をまくため、姿を隠した。
>
>ちょうど良い空家が見える。あずはその小屋の中に飛び込んだ。
>「ふぅ…それにしても…」
>[トンネルドライブ]状態を解除し、懐から煙草を取り出し一息つく。
>「ここはどこなんだ…それに、私をつけていたのは…」
>「吸い過ぎはは体によくありませんよ」
>「!?」
>その声に、2本目にのばしていた手がとまった。
>[クローキング]を解除して現れたのは紅い髪。
>「ホァン…どうしてここに?」
>「またお会いしましたね、あず」
>そういってホァンは微笑んだ。
>

>
>【安土 春海(あず)】③[人物/Dancer]
>
>
>「さて、早速ですけど…あず、何も聞かずにこの場を立ち去っていただきたいのです」
>「早速というかいきなりだな…質問してもいい?」
>「だめです」
>にべもなく却下するホァン。
>「でも少しくらい…」
>「…世の中には、知らないほうが幸せだということもあるのですよ…」
>「…あいにく、好奇心だけは旺盛でね」
>「わたくしは…せっかくできた友人をなくしたくないだけです」
>「でも…!?」
>急に辺りの空気が変わった。重くのしかかるような空気に…。
>「(…ホァン)」
>「(だから…言ったのですのに…)」
>ますます空気が重くなる。
>「(ここまできたら、何か説明が欲しいんだけど?)」
>「(…いけません)」
>小屋を取り囲む気配がある。そいつらが空気を重くしているようだ…。
>「(…でも、事情を知る知らないってのは外の連中には関係なさそうなんだが?)」
>「(…しかし…)」
>重い空気がさらに重く…むしろこれは
>「(これだけ殺気漂わせてるんだ、せめて何か聞きたいんだがなぁ…)」
>「(…)」
>「(ひとつ…ふたつ……計9人か…私は4人くらいは相手にできるけど)」
>「(いけません、これ以上巻き込むわけにはまいりません…)」
>「(でもねぇ…私もむざむざやられたくはないんでね)」
>そう言って、短剣を握り締める。
>「(言っとくけど、決意は固いからね?)」
>それを聞き、ホァンは唇をかみ締め何か逡巡していたが
>「(わかりました…わたくしが5人受け持ちましょう)」
>「(そうこなくっちゃ)」
>互いに武器を手に取り
>「(あず)」
>「(ん?)」
>「(必ず…生きて会いましょうね)」
>「(あぁ…もちろんだよ)」
>[ハイディング!][トンネルドライブ!][クローキング!]
>
>(さて…あぁは言ったものの…)
>あずは敵の姿が見える位置まで接近した。
>(なにものなんだ、こいつらは…)
>敵の姿は…黒だった。漆黒を体現したような鎧、服…全身が黒ずくめである。クルセイダーを黒くしたような鈍重そうな印象を受ける。それに加えて
>(武器は無し…素手…Monkなのか?)
>手持ちの武装を一切していない。
>(まぁ…相手がなんであれ、やるしかない!)
>敵に接近し、Rogueの必殺スキル[バックスタブ!]を放った。
>どぅ、と倒れ伏す黒の塊…すぐさま[ハイディング]で身を隠す。
>(残りは3人か…)
>近場にいた2人目を[バックスタブ]で打ち倒す。
>そして3人目を手にかけ《サイト》「くぅ!?」
>3人目を倒せたものの…置き土産の《サイト》で燻り出されてしまった。
>あずの姿を確認した残り1人の黒の塊は
><das Ziel die Bestatigung der Anfang beseitigen>
>謎の言葉を発し、こちらを向いた。
>「へっ、ガチでやってやろうじゃないか!」
>あずは負ける気がしなかった。なぜなら
>(あの鎧で高速移動なんてできるわけがない!)
>という計算があったからなのだが……現実は非情なものだ。
>黒の塊は、予想をはるかに超える速度であずに迫ってきた。
>「なっ」
>そして大きく腕を振りかぶり、唸りを立てて振りぬかれた。
>「むぅ…」
>ぎりぎりのところでかわしたが、2撃目がすでに迫っていた。
>足元を蹴り、大きな弧を描いて後方に着地する。あずが居た場所は2撃目によってクレーターと化していた。
>(まずいわねぇ…)
>速度だけは勝っていると予想していたが、こうも簡単に覆されてしまった。
>(だけど…)
>3撃目を加えようと黒の塊が迫る。
>「…ったく、高かったんだからね!」
>盾をフリスビーの用量で投げつける。避ける様子も無く片手で落とされ
>「でも、姿は見えなくなったでしょ」
>盾を投げると同時にその真後ろを駆けていたのだ。一瞬の隙をついて、首筋に向かって短剣をつきたてようとした。
>だが、盾を落とした腕が有得ない速さで戻ってきた。
>「な…そんな、まさか!」
>首筋につきたてられるはずの剣が深々と腕に刺さる。だが、そこまで。黒の塊は何事も無かったかのように追撃を加える。
>(くぅ…残りの短剣は……3本か)
>紙一重の見切りをしつつ、予備の本数を数える。
>大振りな攻撃であるためか、避けるのはそう難しいことでは無い。隙を窺いつつ回避に専念する。
>ふいに、黒の塊の動きがとまる。あずが訝しんでいると≪sich verstecken≫と言い、姿を消した。
>(…逃げたわけではなさそうだねぇ…)
>相変わらず気配だけはする。その気配を頼りに敵の位置を探る………背後に気配。
>「!」
>振り向きざまに短剣をつきたてようとしたが
>「いない!?」
>黒の塊はすでに正面にまわっていた。
>「ちぃっ!」
>地面を蹴って後方に逃れようとした。だがすでに見抜かれていた。
>着地地点に向かって猛然と突込み、すでに攻撃態勢を整えている。空中では避けようが無い…。
>(ホァンごめん…約束…守れそうにないや……)
>あずに向かって、その黒い腕が振りぬかれる。
>だが、破局のときは訪れなかった。あずの命を消し去るはずであった腕は、すでに無くなっていた。
><?!!>
>黒で覆われた顔からは、その表情を窺い知るできないが事はできない。が、驚愕している様子はわかった。その顔も、次の瞬間には消し飛んでいた。膝を突き倒れる黒の塊。
>「ふぅ…間一髪でしたわね…」
>「ありがとうホァン…」
>
>「さて…いろいろと説明がほしいなぁ」
>「…聞いた後で後悔をするかもしれませんが、それでもよろしいのです?」
>「聞かずに後悔するより、聞いて後悔するほうがいい」
>「…わかりました、ではこのワープポータルに乗ってください」
>
>

>
>【安土 春海(あず)】④[人物/Dancer]
>
>
>着いた先は[シュバルツバルド共和国]の首都[ジュノー]であった。
>「で、さっきの街はなんてところなの?」
>問いかけるあずにホァンは
>「そうですわね…あのベンチでお話しますわ」
>と、木々に囲まれたベンチを指差した。
>「ここは、わたくしのお気に入りの場所なのですよ」
>確かにここは心地よい。[ジュノー]が高所にあるためか、空気が澄み風も穏やかである。眼下には雲がたなびいている。しばし、その心地よさにあずも身を任せた。
>「…あの街は[アインベフ]と呼ばれています」
>重い口を開き、ホァンが話し始めた。
>「わたくしたちは、ある方からの依頼を受けて調査を行っているところなのです」
>「今日襲ってきたあれは?」
>「あれは…まだ正式な名前はわかりません。ですがわたくしたちの間では[レッケンベル兵]と呼んでいます」
>[レッケンベル]。その名にはあずも聞き覚えがあった。確か[ガーディアン]の作成に携わっていた企業だ。
>「そうして調査中であったわたくしの下に『あやしげなローグがいる』と情報がはいりました」
>「…あぁそれが私だったわけか」
>「後をつけさせ、似顔絵からあずだという事がわかりましたので、わたくしが出向いたのですけど…」
>「ああいう事態になっちゃった、と」
>「本当なら、ああなる前にここに移動して頂きたかったです」
>「まぁ…結果として良かったからいいんじゃない?」
>「何を言っているのですか!あそこであずにもしもの事があったら…わたくしは…」
>「う…ごめん…」
>
>「現時点でお話できることはここまでですわ」
>「…まぁ依頼内容まではさすがに話せないだろうからね…」
>「はい」
>そう言ってにっこり微笑む。
>「しばらくは、ジュノー近辺にも近寄らないほうがよろしいかと存じます」
>「あぁそうしておくよ…」
>「ではこの辺で…」
>「あ、もうひとつ」
>立ち去ろうとするホァンを引きとめ
>「『わたくしたち』とか『わたくしの下に』とかって出てきたけど、ホァンって何者なの?」
>とたずねた。
>ホァンは、小首を傾げてちょっと照れくさそうに
>「そうですわね…肩書きとしては非公認ギルド「Finsternis」のギルドマスターですわ」
>「!!!?」
>「…少し驚きすぎではありませんこと?」
>「あ、あぁ…かなり驚いた…」
>「ふふふ…ではまた会いましょうね」
>踵を返してホァンが立ち去る。
>「またね、ホァン」
>そうしてその場を離れた2人。
>
>だが、あずの足は[プロンテラ]ではなく[コモド]に向かっていた…
>
>「ただいま~」
>「あず姉、おかえ…」
>帰ってきた姉の姿を見て、るみは固まった。
>「ええと…あず姉だよね?」
>「そうだよ?」
>「なんで弓使いに…」
>「ん~…ローグ飽きた」
>「…ちょっとお父さん、何か言ってやってよ」
>父に同意を求めるるみ、だが
>「うーん…父さんは何も言えないなぁ…」
>「どうして?」
>「父さんも、Priestになる前は商人だったからね」
>衝撃の事実に驚く、るみ。
>「…わたしはずっとWizard続けよう…」
>
>
>3本目の煙草に手をのばした。
>「吸い過ぎは体に良くありませんよ」
>不意に窓の外から声がした。月の光の下、紅い髪が煌いている。
>「ホァン、いつ来たの?」
>「つい先ほどですわ、窓から失礼いたします」
>そう言って窓からするりと入ってきた。[ジュノー]で別れた後も2人は連絡を取り続け、交友を重ねていた。
>「今日は…この間の依頼の件?」
>「はい、ある程度まとまったのでご報告に参りました」
>小脇に抱えていた大き目の封筒をあずに手渡す。中に入っている資料に目を通しつつ
>「いつも悪いねぇ…依頼金無しの仕事なのに」
>と詫びた。本来なら依頼金を支払わなければならないのだが
>「わたくしとあずの仲ですもの、問題はありませんわ」
>と、いつもただなのである。
>「それで…あの男の正体とか、下手人の話とかはわかった?」
>首を横に振るホァン。
>「いいえ…やはり非公認の…しかも暗殺専門のギルドに関しては、絶対的な情報が少ないですわ」
>「やっぱりねぇ…」
>「ただ、この間の事件においては被害にあった貴族が『こうして私は無事であったのだから、不問に処そうではないか』と」
>「ふむ…ある程度、危険度は下がったわけか…」
>「ですが、油断は禁物です…『表』と『裏』が関わって、良い結果を生んだことはほとんどありませんのですから…」
>「「でも」」
>「わたくしたちのような例もありますわね」「私らみたくなるかもよ」
>顔を見合わせ笑い出す2人。
>「ふふ…ではここで失礼させていただきます」
>「あいよ、今度は仕事抜きで会おうね」
>「ええ、ぜひとも」
>と言って、また窓から出て行った。
>ずっと手に持っていた3本目の煙草を箱に戻し、ベッドに横になる。
>「さて…明日りく姉のところに行かなくちゃな…」
>ランプの灯りが消え辺りは闇に包まれた…。
>
>

>
>【安土 春海(あず)】⑤[人物/Sage]
>
>
>「るみ、魔法を使うのって難しいの?」
>ある朝、唐突にあずが尋ねてきた。
>「いきなりなんなのよ~…まだ眠いのに…」
>まだ部屋で熟睡していたるみは寝ぼけ眼で姉を見る。
>「…あ~…1つ聞きたいんだけど…」
>「何?」
>「またなの」
>「そう、また」
>そこにはDancerの姿は無く、Magicianの姿があった。
>「はぁ…まぁいいか…じゃあ朝ごはん食べたらね」
>「了解、るみ師匠」
>
>
>2週間後
>「よし、[ジュノー]行ってくる」
>「いってらっしゃい…ってSageになるの?」
>「…何よ、その『似合わなーい』って顔は」
>「ソンナコトオモッテナイヨ」
>「…まぁ行ってくる、今日はフリュが来るんでしょ?」
>「うん、ここのところMagicianが多くて嬉しいよ~」
>満面の笑みのるみを置いて[ジュノー]へと急いだ。
>
>「ここに来るのも1年ぶりか…」
>高地の[ジュノー]の風を受けながら呟く。あれから後[アインベフ][リヒタルゼン]への通行が許可され、今では多くの冒険者で賑わっている。
>「ですが、念のため護衛に参りましたわ」
>そう言って、傍らにはホァンがやって来ていた。
>
>『魔法アカデミーにようこそ、我々は君の転職を歓迎するよ』
>アカデミーの学長からSageの制服が手渡され、無事転職の儀を終える事ができた。
>「あず、おめでとうございます」
>「ありがと、ホァン」
>さっそくもらった制服に着替え始める。
>「(…こないだの件は根が深いようだね)」
>「(えぇ…どうやらただの暗殺未遂事件では無いようですわ)」
>「(表面上はとりあえず納まったようだけど…)」
>「(…実は、まだ公式発表の段階では無いのですが、全公式ギルドへ依頼が出されるそうです)」
>「(全部…それはまた大掛かりな・・・)」
>「(いずれまた会いましょう)」
>「(うん)」
>
>この事が公になるのはそれから更に2ヵ月後であった…。
>

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