イサナガミ

登場作品:4(漫画版)

概要

海に流されたメタビーが出会った、長い年月を生きた巨大な鯨。
数百メートルはあろうかという巨体で、体の表面には珊瑚礁ができている。
性別は女性で、おばあさんのような口調で話し、
メタビー相手には「タツタちゃん」というオリジナルキャラクターを通して話している。
お茶目な雰囲気のおばあさんだが、長く生きただけの知恵と余裕、そして冷酷さを併せ持っている。
人間達のことは「ケナシザル」と呼び、あまり相手にしていない。
また、地球のマザーと月のマザーについても無関心だが、その性質が気に入らないという感情を持っている。

五万年ほど前、鯨を神と崇めていた人間の手により、脳にメダルを撃ち込まれる。
かつて、古代の人々はメダルに知性があることを知っていた。
そして、それぞれの民族により異なるものを神と崇め、更に一部の民族は天災が起こるのは自分達の神が未熟であるが故の失態であると考えた。
彼らは神に知恵の塊であるメダルを捧げることで、自分達の神を賢くしようと考えたのである。
イサナガミの仲間の鯨達はメダルが脳に達したことでみな死んでしまったが、彼女だけは何故か生き残り、
不死身の体と高い知性、メダロットとの対話や電波の操作といったマザーに近い力まで手に入れるようになった。

作中では海を漂っていたメタビーと対話し、メダロットが存在する理由、地球のマザーと月のマザーがどのような存在であるのかを語る。
その後、地球に持ち込まれ活動を開始した月のマザーを襲撃、海溝に引きずり込んで殺そうとするも、体内から頭蓋を撃ち抜かれて死亡する。
シリーズ全体でも数少ない、明確に「死」が描かれたキャラクター。

主な関係者

メタビー 偶然出会ったレアメダルのメダロット。少しだけアドバイスをする
月のマザー 気に入らない存在の一人。深海に引きずり込み殺そうとするが…

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:

このサイトはreCAPTCHAによって保護されており、Googleの プライバシーポリシー利用規約 が適用されます。

最終更新:2009年11月21日 01:28