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記入、中農です。
澤見さんのプリントの説明だけではイメージがつかみにくかったので、
どういうことなのか自分なりにまとめてみようとしました。
自分の勝手なイメージで書いているので、間違っている箇所などがありましたら、
修正していただけると助かります。
まずは用語。
・スペクトル強度
参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=89963
スペクトル強度 = パワースペクトル ?
波長ごとの見える色の表
波長 波長域 (nm) 色
短い 約 ~400 紫外線 (見えない)
↑ 約400~450 紫 ───
│ 約450~500 青 │ 可
│ 約500~570 緑 │ 視
│ 約570~590 黄 │ 光
│ 約590~610 オレンジ │
↓ 約610~700 赤 ───
長い 約700~ 赤外線 (見えない)
参考URL:http://www.chitanet.or.jp/users/tok/15/tk.htm
各図について、気づくことを箇条書きにします。
図をご覧になりながら読んでみてください。
●図1について
スペクトル強度の最大値が1となるように正規化されている。
ある色温度の光が、どの波長の光をどれぐらい含んでいるかを表している。
可視光線は波長が4e-07~7e-07(m)の光。
・色温度2900の曲線は、波長が長い光が多く含まれていることが分かる。よって赤っぽく見える。
・色温度9300の曲線は、波長が短い光を多く含んでいることが分かる。よって青っぽく見える。
●図2について
日中の自然光を白色(6500)と考え、これを基準値1として
相対的にほかの色温度のスペクトルを求めている。
・6500の曲線(直線)は、すべての波長の光を均等に1含んでいるとしている。よって白っぽく見える。この曲線(直線)を基準とする。
・6500より低い色温度の場合、波長が短い光よりも長い光の方が多く含まれているので、5000はやや赤っぽく、2900は赤っぽく見える。
・6500より色温度が高い場合、波長が長い光よりも短い光の法が多く含まれているので、9300は青っぽく見える。
●図3について
図2は色温度6500を基準としていたが、
図3では5000を基準としている。
この図で、6500で撮影されて得た画像を、
どのような処理を施せば5000で撮影された画像のように
表示することができるかが分かる。
・この図の色温度6500の曲線に注目する。色温度5000の画像に変更するためには、この図の色温度5000の曲線(直線)に、6500の曲線を近づけてみようとすればよい。緑に見える波長のスペクトルは大体1なのでそのままにし、1より大きい青に見える波長のスペクトルは、1に近づけるため、2割程度落とす。1より小さい赤に見える波長のスペクトルは、1に近づけるため、3割程度上げる。つまり緑色の輝度はそのままにし、青色の輝度を2割程度落とし、赤色の輝度を3割程度上げると、色温度6500の画像を5000として表示できる。
・ほかの色温度の表示変更も同じようにできる。
●図4、5について
どちらも、RGBがそれぞれ色温度をどの程度含んでいるかを表している。
図4は白とする基準を6500とし、
図5は5000を基準としている。
・G(緑)を基準として、6500または5000の照明下で撮影して得た画像の色温度を変更するにはどの程度R(赤)B(青)を増減させれば良いかの目安となる。
以上
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