貴族院
061207
2006/12/07(木)
本日の日経平均 16,473円 (102円高)
日経先物 16,480円 (80円高)
出来高 15億6581万株 (昨日 16億5609万株)
売買代金 2兆2625億円 (昨日 2兆3500億円)
東証一部 値上り銘柄数 981銘柄 (昨日 1251銘柄)
値下り銘柄数 588銘柄 (昨日 360銘柄)
新高値更新銘柄数 19銘柄 新安値更新銘柄数 0銘柄
TOPIX 1622.77ポイント (+7.60)
NT倍率 10.15倍 (昨日 10.13倍)
騰落レシオ 93.99% (昨日 93.35%)
【概況・トレンド】・・・米国市場は下げたが、寄り付き前の外資の大幅買い越しにより東京市場は90円高で始まった。一目均衡表の雲を突破し堅調な動きとなった。それをみた売り方が買い戻しに走り、更に一段高となった。
昨日掲載した本日の予想である16,488円(117円高)を早々に抜き、上値目処の16,518円(147円高)まで抜いてしまった。しかし、さすがにそこまで上げるとオーバーシュートという事になり、やり過ぎは修正された。
これで日経平均のサイコロジカルは来週の火曜日までは、万が一5連騰しても過熱ゾーンへは入らなくなった。しかし、問題はTOPIXである。個人投資家に最も関係の深いTOPIXは本日で過熱ゾーンへ入ってしまった。この過熱は冷まさなければならない。
明日は、GDP・SQそして2時から機械受注の発表である。更に加えて、明日の晩は米国雇用統計の発表でもある。よって本日は様子見ムードで買いが手控えられた。そして19日には利上げ観測が強まっている。福井総裁の講演も控えている。
明日も、日経平均は上昇するだろう。しかしその上昇とは、寄り付きの日経平均価格より大引けの日経平均の方が高いという事である。しかし、個人投資家に直結するTOPIXは過熱ゾーンに入り買いが手控えられそうである。やはり明日は、日経平均採用銘柄が主体の相場となりそうである。しかし、下げる場合はTOPIXも下げる。
新興市場は、一旦調整を抜け出した。それは当サイトでも掲載したようにマザーズ指数の1030ポイント割れがキッカケであった。その後急激に150ポイントまで急騰した為、本日再度一旦の調整となった。しばし、様子を見て欲しい。調整明けで再度乗れば良いのである。
来年のことを言うのは早いが、トレンドでは20,000円を超えてくる。楽しみにして欲しい。
※連日の急騰した事、明日のメジャーSQ及び10月機械受注の発表を前に買い手控え感が市場に蔓延している。上昇銘柄が一服してしまうのも自然な流れだと言える。ここのところの上昇幅と比較すれば、また一時期の下落に比べるとその下落幅は非常に小さなものと言える。再び上昇に転じるものと思われるが、明日は出来るだけ様子見として欲しい。それからでも充分間に合う。新興市場全体が調整に入ってしまった。
【推奨銘柄】
◆4840 ドリテク 9,000円 (650円安)
やはり、昨日で第2回自社買いが完了したようである。上昇の反動で、利益確定売りに押された。これより同銘柄は材料の発表が無ければ、他に買い手掛かりがない。再度保有銘柄数を調整しての待ちの姿勢となる。しかし、劇的に株価が変化する時が来る。一部は手放さず保有を継続して欲しい。
◆8734 アストマックス 69,600円 (6,300円安)
連騰の反動が来ている。その上昇率は最近では群を抜いていた。しかし、それを打ち消すほどの下落とはならないはずである。何故なら、同銘柄は非常に割安であるからである。業績が悪くて下げた訳ではない。幹事証券会社に責任の一端があるイージーミスと、新興市場全体安の流れで下げたのである。
まだまだ、割安であるが、ここは一旦リスクを避ける意味からも次の上昇波動が確認できるまで仕込みは抑えたい。調整をしている可能性の高い銘柄にわざわざ向かっていく必要はない。これまで1株で2~3万円は抜けたはずである。次も大きな波動が必ず来る。その時に再度乗れば良い。
◆2126 GCA 750,000円 (1,000円高)
プラス圏・マイナス圏を行ったり来たりの揉み合いで終始した。同銘柄もここ数日で急騰したので揉み合いは いたし方ない。しかも地合いが新興銘柄にとっては不利であった。
その大きく、複数ある背景(昨日以前の記事を読んで欲しい)から目標株価100万円超としているが、数日で一気に駆け上がる訳もない。ここはコマメな利益確定と押し目待ちを心掛けて欲しい。 時価での新規買いにはリスクが伴う。押し目を充分引き付けてから再度仕込んで欲しい。
【注目銘柄】
◆9312 ケイヒン 319円 (4円安)
上がらない。ガッカリである。何がガッカリかと言うと、今週になって会員様になった方々へ利益をもたらす事が出来なかったからである。
それまでの会員様は227円で掲載し316円まで急騰した。2回戦は290円どころで仕込んで欲しいとして、即331円まで上昇した。そして今回の3回戦は310円台で仕込んで欲しいとしたが、未だ上昇していない。新規会員様は同銘柄で利益を得ていないのである。
しかし、これで終了ではない。来週は充分350円を狙える勝算大である。1週間ずれてしまったが、これも相場であると割り切って欲しい。350円以上はまず350円を取ってから分析後コメントする。強気でOKである。
◆2478 MKCM 334,000円 (14,000円安)
調整に入ったようである。35万円の壁が厚かった。このままだと新興市場の地合い任せになってしまう。下げたが推奨価格よりかなりプラスになっているはずである。一旦利益確定をして様子を見て欲しい。
◆3736 コネクトテクノロジーズ 230,000円 (18,000円安)
急騰をしていた新興市場の先行銘柄が調整場面となってしまった。あとから追いかけ、昨日ストップ高となった同銘柄は、その勢いから高く始まったが、本日からの先行銘柄の調整場面が重なり、つられて下げてしまった。
もっとも昨日のコメントで、「明日の押し目があれば良いのだが・・・」としたように、押し目があった。明日の安い場面も仕込み場になるだろう。という事は、その後上げるとみている。まだまだ満足できる株価に達していない。
◆7860 エイベックス 1,992円 (14円高)
ゴールデンクロスがみえてきた。と昨日掲載した。この地合いの中でも健闘していた。業績回復と株価が連動して来たのが強みである。数社の格付けが同銘柄に付いて格上げとなる予想である。ゴールデンクロスで更に一段上げるだろう。投資効率は+5.78%となった。
◆8585 オリコ 245円 (±0えん)
コメントに変化なし。
【新規銘柄候補】・・・本日の新規銘柄は、今までのものと少しニュアンスが違う。あくまでも新規銘柄候補である。通常の新規銘柄は、ここから格上げさせている。但し、タイムリーに入ってくる銘柄情報とはまったく別物である。
下記銘柄は、業績変化率・配当が高い銘柄であり、チャート上も底値圏に位置している。話題性やM&A・業務提携なども加味し、時間のバラつきはあっても、更に銘柄によって違いはあるが、ほぼ間違いなく上昇する銘柄である。下落幅も少なくローリスクであると言える。
上記掲載銘柄が連日の急騰により、相場の定石通りの一服・調整をして来た。「上がり続ける銘柄は無い」として来た通りの展開であるが、いくら相場の流れとは言え揃って止まってしまい歯がゆい思いである。特に一昨日と昨日に新規登録をされた会員様には申し訳ない気持ちが残る。「新興市場の調整は当サイトの責任ではない」という言い逃れをするつもりは毛頭ない。むしろそれを読めなかったのが悔しい。
下記銘柄はこれからの銘柄である。是非参考にして欲しい。
◆4320 シーエスアイ 80,200円 (1,500円安)
自社開発による電子カルテシステムで成長している。元々はNECの外注先の企業である。19年9月期は1株利益の予想が6,327円から9,778円と大幅に上方修正することになる。仕込みのタイミングとなっている。
◆3323 レカム 34,350円 (1,050円安)
今期は赤字予想であったが大幅に黒字転換である。中小企業向け情報通信機器販売の企業。9月決算企業の中では業績変化率が上位にランクされている。現在は出来高が少ないのが難点である。
◆8941 レイコフ 204,000円 (3,000円安)
不動産ファンドのコンサルタント事業を行なっている。19年8月期に1株利益予想が10,101円から20,167円に大幅上方修正される。そろそろ買いのタイミングである。
◆4809 パカラ 267,000円 (40,000円高)
昨日新規銘柄として掲載した3736コネクトテクノロジーズと同様掲載直前に上昇してしまった。コネクト同様押し目を待って仕込んで欲しい。 駐車場経営の会社である。1株利益予想が8,968円から9,439円に上方修正である。復配も予想されている。財務体質もしっかりしており、このまま買いが入るだろう。急騰したあとは、利益確定売りが入り安い。押し目を待って仕込みたい。
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