ラメント - BEMANIシリーズ歌詞wiki

ラメント/雫/あさき

指さした先の上枝(ほつえ)に明かり
頬(ほお)を撫(な)でる
ささめく　きらら
おもいで　こころ通せんぼ
揺れた　景(けい)の秀(ほ)

「そうね」
と紅涙(こうるい)に浮く静寂(しじま)

ぽろり　ぽろり　と泣き虫やさん

「山紫水明だ」
と目深(まぶか)帽子

ねえ　ここがいいね
垂(しず)れ　声あげた

時代(とき)に流るる深雪(みゆき)の密(ひ)める比翼の芽
摘んだのは　剥落(はくらく)の名残(なごり)

幸せの意味と水漬(みづ)き
去る風花(かざはな)抱き　思う

「あなたに会えてよかった」と

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Long ver.

指さした先の上枝(ほつえ)に明かり　頬(ほお)を撫(な)でる
ささめく　きらら
おもいで　こころ通せんぼ
揺れた　景(けい)の秀(ほ)

鴇色(ときいろ)に染まる　小さな頬
ぽけっとの中で結ぶ　愛しさ
吐息　牡丹雪(ぼたんゆき)と昇る相思
胸に積もっていく心　きらら

時代(とき)に流るる深雪(みゆき)の密める比翼の芽
寄り添う波　薄氷(うすらい)の下
水鏡(みずかがみ)映す月　たゆたえて細(さざめ)泳ぐ
星の船　背に乗せながら

絆を思う日あればそれでよくて
妙(たえ)に雪澄めたことも　言(こと)の葉に募(つの)った
下枝(しずえ)の影で

「そうね」
と紅涙(こうるい)に浮く静寂(しじま)
ぽろり　ぽろり　と泣き虫やさん
「山紫水明だ」
と目深(まぶか)帽子
ねえ　ここがいいね
垂(しず)れ　声あげた

降り続く雪を指に託して流した
小舟(こふね)浮かぶ　小夜(さよ)の波間に
抱き締めた迷子　遙かより近くに頷(うなず)き
はじめて泣いた　強がり屋さんが

幸せを数えたら　指が足りなくなった
寄せ合わせた頬の隙間を埋める迷い星

湖(うみ)べりであそぶ綺羅星(きらぼし)

小さくなる光の点滅に触れ
瞬(またた)く度に映る二人の影　妙(たえ)により澄める

星が回る
飛んでいく影法師(かげぼうし)　光飛沫(しぶき)に消ゆ

波紋に月踊り　舟昇る
糠星(ぬかぼし)の川を
静かに揺れて
水脈(みお)は尖(とが)りなき朧(おぼろ)

薄氷(うすらい)に鏤(ちりば)めて光る星がささめいて
二人の影を消していく

時代に流るる深雪の密める比翼の芽
摘んだのは　剥落(はくらく)の名残(なごり)
幸せの意味と水漬(みづ)き
去る風花(かざはな)抱き　思う

「あなたに会えてよかった」　と