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浅田選手はなぜ出場できないの?

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1.浅田選手はなぜ出場できないの?

2. 年齢規定とは

3. 特例賛成派の言い分 に対する反論集~年齢制限編~




1. 浅田選手はなぜ出場できないの?


国際スケート連盟の規定として、オリンピックに出場するには、オリンピックの前の年の7月1日までに15歳になっている必要があるからです。これが今回焦点となっている年齢制限です。

ちなみになぜ7月1日かというと、フィギュアのシーズンが7月1日から始まるから。 つまり6月30日がシーズン末。






2. 年齢規定とは



【何故、そんな規定があるのか】

オリンピックや世界選手権をさっさと勝ってプロに転向してしまった風潮に歯止めをかけるために設けられたのが、フィギュアスケート独自の年齢制限。日本スケート連盟もこの決定に賛成しています。


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【でも、プロになるかどうかは個人の自由でしょ?】

その通り。しかし、14歳や15歳で最高レベルの競技会に勝つ為には、桁外れの才能に加えて幼い頃からの鍛錬が求められる。そうした時期の子供たちが、親や周囲の要求に毅然として対応し、自らの心身の健康を守る為の主体性を維持出来る可能性はさほど大きくないです。

親や周囲の大人がアイスショーでの収入やマスメディア露出に伴う収入目当てで子供に厳しい訓練を課してしまうおそれもあります。
国際スケート連盟の年齢制限規定には、こういった状況を未然に防ぐという意味合いもあるのです。





【じゃ何でグランプリ・シリーズやグランプリ・ファイナルは年齢制限が緩いの?】

はっきりした理由はわかりませんが、オリンピックや世界選手権に較べると、競技会のレベルや知名度が明らかに落ちる為、グランプリ・シリーズやグランプリ・ファイナルを勝った程度では、プロに転向しても人気者になれる可能性が低いからかもしれません。


たしかにグランプリ・シリーズとオリンピックや世界選手権で、年齢制限が異なっていることは、今回のような混乱を引き起こしかねないので、将来的には規定変更の議論も出てくるでしょう。

しかしそれはあくまでも、次のシーズン以降どうするかという議論であり、今シーズンは既に連盟としてルールに合意している以上、シーズン途中での規定変更はあり得ません。





【結局なぜ、浅田選手は特例でもトリノに出てはいけないの?】

フィギュアスケートという競技全体を考えると、浅田選手の特例を認めないことには合理的な根拠があります。というのは、たしかに浅田選手は色々な意味で規格外の選手であり、トリノ・オリンピックに出たからといって競技寿命を縮める可能性はさほど大きくありませんけれども、
『あるジュニア選手がそういった桁外れの天才なのか、あるいは異常な早期教育を施されたいびつな選手なのかを判定する合理的な基準が設定できない以上、ここで浅田選手の特例を認めると、心身に過大な負担をかけて育成された選手であっても、グランプリ・シリーズで浅田選手と同等の成績を上げたならば、オリンピックや世界選手権に出さざるを得なくなるから』です。


将来的に、例えば複数のスポーツ医学の専門家による診断書があれば年齢制限を解除出来るようにするなど、より合理的な制度が考案される可能性はありますが、そういった方策が未だ具体的な議論の場に出てきていない段階で、超法規的に浅田選手の出場を認めることは、将来に禍根を残すのではないでしょうか。


別の言い方をすると、フィギュアスケート競技におけるジュニア選手の心身の保護を、現在の年齢制限よりもより合理的に実現出来る対案が提出されない限り、年齢制限を解除することのリスクは、それによって得られるメリットより大きいという事です。





3. 特例賛成派の言い分 に対する反論集~年齢制限編~



【チンクワンタ会長も「将来的には年齢制限は14歳以上という形になるんじゃないか」と言ったじゃん】

それはチンクワンタ氏個人の意見であり、連盟の総会で可決されたルールではありません。チンクワンタ氏個人の意見は連盟のルールを無効化しません。




【過去にもタラ・リピンスキーなど年齢制限ルールの例外を認めた例があったぞ!】

その特例自体がタラの一件後に廃止されて今のルールとなったはず。当然日本スケート連盟もこの決定に賛成している。現在詳しいウラ取り中。

















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