キングダムハーツ2データベース
http://w.atwiki.jp/xehanort/
キングダムハーツ2データベース
ja
2006-03-27T13:42:22+09:00
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13機関
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/15.html
第3勢力 ノーバディを従える者。だが自分等もノーバディ
自分達を光でも闇の存在でもない『誰でもない者』と言う。
キンダムハーツを手に入れて、完全な存在になろうとしている。
※ノーバディとは、強い心の持ち主がハートレスになる時に生まれた存在。または「存在しない者」
賢者アンセムの6人の弟子のノーバディが作り出した組織。
補充は無し、ナンバーは機関に入った順
機関のメンバーは全員、人だった頃の名前とxを使って自分に名前を付けている
名前にあるxは「異端の証」
No.01【ゼムナス(Xemnas)】『心:アンセム(Ansem)[ゼアノート(Xehanort)]』属性:無 武器:エアリアルブレード (KH2で消滅)
No.02【シグバール(Xigbar)】「魔弾の射手」『心:ブライグ(Braig)』属性:空間 武器:ガンアロー
No.03【ザルディン(Xaldin)】「旋風の六槍」『心:ディラン(Dilan)』属性:風 武器:ランス (KH2で消滅)
No.04【ヴィクセン(Vexen)】「いてつく学究」『心:エヴェン(Even)』属性:氷 武器:シールド (COMで消滅)
No.05【レクセウス(Lexaeus)】「静かなる豪傑」『心:エレウス(Eleaus)』属性:地 武器:アックスソード (COMで消滅)
No.06【ゼクシオン(Zexion)】「影歩む策士」『心:イエンツォ(Ienzo)』属性:? 武器:? (COMで消滅)
No.07【サイクス(Saix)】「月に舞う魔人」属性:月 武器:クレイモア (KH2で消滅)
No.08【アクセル(Axel)】「踊る火の風」 属性:炎 武器:チャクラム (KH2で消滅)
No.09【デミックス(Demyx)】「夜想の調べ」 属性:水 武器:シタール (KH2で消滅
No.10【ルクソード(Luxord)】「運命を賭す者」 属性:時 武器:カード (KH2で消滅)
No.11【マールーシャ(Marluxia)】「優雅なる凶刃」 属性:花 武器:サイズ (COMで消滅)
No.12【ラクシーヌ(Larxene)】 「非情の妖姫」属性:雷 武器:ナイフ (COMで消滅)
No.13【ロクサス(Roxas)】「めぐり合う鍵」『本体:ソラ(sora)』 属性:光 武器:キーブレード(二刀流) (ソラと同化)
■【キャラ紹介】
□【ゼムナス(Xemnas)】
声優>若本規夫
No.1
指導者として組織をまとめている人物。
賢者アンセムの弟子ゼノートのノーバディ。
ゼアノートがハートレスになったときに、ノーバディとして生まれたのがゼムナス。
人のキングダムハーツを手に入れ、完全な存在となるため
キーブレードの勇者ソラを利用し、キーブレードでハートレス倒す時に飛び出る心を集めていた
FMで登場した黒コートの者は、ゼムナス
配下ノーバディは「ソーサラー」
□【シグバール(Xighar)】
声優>大塚芳忠
No.02
賢者アンセムの弟子ブライグのノーバディ
右目の眼帯が特徴的で左頬に深く刻まれた傷跡が、過去に激しい戦いがあった事を思い起こさせる。
言動が軽く、人をバカにして反応を楽しむようなところもあるようだ。
両手の魔銃から光線を撃ち出して攻撃するスナイパー。
存在しなかった世界にてソラによって倒され、消滅した
配下ノーバディは「スナイパー」
『初登場・KH2』
□【ザルディン(Xaldin)】
声優>秋元羊介
No.03
賢者アンセムの弟子ディランのノーバディ
東洋の武人を思わせる重厚な姿をしているわりに、弁舌に長ける。
「風」の力を味方とし、6本もの長槍を、まるで自分の身体の一部のように使いこなす六槍流。
人のキングダムハーツを手に入れるために、ビーストのハートレスとノーバディを狙っていた。
ビーストキャッスルにてソラによって倒され、消滅した
配下ノーバディは「ドラグーン」
『初登場・KH2』
□【ヴィクセン(Vexen)】
No.04、忘却の城「地下組」
賢者アンセムの弟子エヴェンのノーバディ
忘却の城に居るメンバーで一番の古株。
リクと対峙し、そこから得たデータでリクのレプリカを作り出す。
ソラがマールーシャとラクシーヌの計画にはまりつつある事に、危機感を覚えるゼクシオンに地上に派遣される
ソラの心に封印された裏の記憶からカードを生み出し、カードから生まれた世界にソラを向かわせたが、
そこでソラが『裏側』の知るのは不味いとマールーシャの命令でアクセルに消滅させられた。
『初登場・KHCOM』
□【レクセウス(Lexaeus)】
No.05、忘却の城「地下組」
賢者アンセムの弟子エレウスのノーバディ
ゼクシオンとヴィクセンと共に地下を管理している。
破壊力抜群のパワーを持つが、乱暴な所は全くない。
忘却の城の地下で、リクと戦い消滅する直前に己の闇の力を一気に放出し
リクを闇に飲み込ませた
『初登場・KHCOM』
□【ゼクシオン(Zexion)】
No.06、忘却の城「地下組」
賢者アンセムの弟子イエンツォのノーバディ
地下メンバーをまとめる、地下組のリーダー的存在。
自分の手を汚す事を好まない策略家。とても礼儀にうるさい。
地上組がソラなら、地下組はリクだとリクを手中に収めようとするのだが……
故郷の記憶を利用してリクを精神的に傷つけ、倒そうとするがナミネがカイリの姿となり
リクに助言した事でゼクシオンはリクに敗れ、逃げてきた所をリク=レプリカに消滅させられる。
『初登場・KHCOM』
□【サイクス(Saix)】
声優>佐藤銀平
No.07
額に十字の傷を負い、巨大な剣を武器にして戦う。機関では実力ナンバー2。
無機的で、感情をまったく感じさせない喋り方。
単独行動に走ったアクセルをどこまでも追い続けていた。
アクセルから逃げ出したカイリをさらい、城の牢獄に閉じ込めた人物である。
利用できるものは何でもかまわず利用としている。
存在しなかった世界にてソラに倒され、消滅した
配下ノーバディは「バーサーカー」
『初登場・KH2』
□【アクセル(Axel)】
声優>藤原啓治
No.08、忘却の城「地上組」
一見、口の軽いお調子者だが、本心は誰にも見せず、機関の意志とは異なる独自の考えに従って行動している。
マールーシャとラクシーヌと共に機関を支配しようと思い行動している思えば、忘却の城で起きている出来事を楽しんでする。
だが彼の忘却の城での本当の役目は、 マールーシャの陰謀の証拠をつきと、機関の裏切り者として始末するというものだった。 しかし、最終的には、反逆計画をつぶそうとするゼクシオンをも裏切ったと……意味が分からない。
ロクサスとは親友で、ロクサスといると心があるようなそんな気がしていた。
自分の全存在の力を使い、無数のノーバディを全て倒し、ソラたちを存在しなかった世界に導き、最後は消滅してしまった
「記憶したか?」が彼の口癖
配下ノーバディは「アサシン」
『初登場・KHCOM』
□【デミックス(Demyx)】
声優>鈴村健一
No.09
他の機関のメンバーにくらべて非常に子どもっぽく、キチンとしたことが苦手。
戦闘も不得意だが、いざというときは、属性である「水」の力を、シタールを奏でることで具現化させて戦う。
オリンポスの様子を探りながら、ソラの本性を引き出せという任務を受けていたが、本人はソラを見てロクサスと勘違いし、最後まで勘違いしたままホロウバスティオンでソラに負け、消滅することとなる。
KH2で一番最初に消滅した機関のメンバー
配下ノーバディは「ダンサー」
『初登場・KH2』
□【ルクソード(Luxord)】
声優>中田譲治
No.10
カードを武器として自在に使いこなす。ヒゲをキレイに整え、髪を短く刈りこんだ紳士で、根っころからのギャンブラー気質。ゲームを楽しむかのようにすべてに取り組み、戦いもギャンブルのようにとらえている。
ポートロイヤルでは呪いの金貨とハートレスを使い、組織の役に立つ戦力の実験をしながら心を集めていた
存在しなかった世界で、ソラにギャンブラー的な戦い方で勝負するも倒され消滅した
配下ノーバディは「ギャンブラー」
『初登場・KH2』
□【マールーシャ(Marluxia)】
No.11、忘却の城「地上組」
忘却の城の管理責任者で、ナミネの扱いも任されている。 お花大好き。
ナミネの力を利用してソラの記憶を少しずつ作り変え、ナミネに言いなりの存在に変え、その後はナミネに通じてソラを操り、ラクシーヌとともに機関を乗っ取る計画を企んでいたがアクセルによって、計画は狂ってしまう。
最後はソラに負け、消滅する。
『初登場・KHCOM』
□【ラクシーヌ(Larxene)】
No.12、忘却の城「地上組」
冷酷でヒステリックな女性。
一度怒り出すと手がつけられない。
マールーシャと共に機関を支配しようと企んでいた人物。
ソラに負け、消滅する。
機関、唯一の女性
『初登場・KHCOM』
□【ロクサス(Roxas)】
No.13
1年前、ホロウバスティオンで闇のキーブレードを使ったソラがハートレス化した事で生まれ落ちたノーバディ。
だが、ソラはハートレス化した期間が短く、彼自身の心ではなくカイリの心を媒介として人へと再生したため取り残されてしまい、かつてソラだった記憶を失っている。
彼はトワイライトタウンで生まれ落ち、13機関と出会いその一員となる。
アクセルとは親友で、彼は「約束のお守り」「過ぎ去りし思い出」の2本のキーブレードを使い戦っていた。
ソラの半身であるロクサスの存在がソラから欠け落ちたままなので、ソラの記憶を再生が遅れている。
そのため、13機関に入ったロクサスをデータ化して、ソラへと還元しようとディズが考え、連行しようとするリクと
ダークシティで戦う。リクと戦うのと、ロクサスが機関を抜けたのは時期が近いと思われる。
一度リクはロクサスに敗れ、再度の対決で身を捨てて闇の力をふるい、かろうじてリクが勝利し、ロクサスは
ディズの元へ連行される。
トワイライトタウンのすべてをデータ化し、ソラの記憶に「世界のコピー」を形成
別の人格を植えつけられ、生まれてからの記憶を無くした状態でロクサスはデータ化した
トワイライトタウンに移され日々を過ごさせソラの記憶を夢で見させたりし、ソラの記憶の再生をしていた。
ロクサスはデータ化したトワイライトタウンでナミネと出会い、自分の心とカイリの心と触れ合う事となり、ソラに影響を与えた。最終的にはソラの元へ戻った。
彼は、ノーバディ(心が無い)なのに心があった事の詳細は不明。
特殊なケースで生まれたからなのか、別の人格を植えつけられたからなのか、謎である。
ロクサスに心があるという描写は、ディズの「ロクサスの心とカイリの心が……」
そして、憎しみなどロクサスは普通に感情を見せている事から
配下ノーバディは「サムライ」
2006-03-27T13:42:22+09:00
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トップページ
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『YouTubeで見れるKH2の動画』
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=S2R7wTi1kuI&search=kh2" Target="_blank"><B>CM(15秒)</B></A>)
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=a4QnsKczkJI&search=kh2" Target="_blank"><B>CM2(15秒)</B></A>)
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=Y31-bFg8ZRk&search=kh2" Target="_blank"><B>CM2(ディズニー/15秒)</B></A>)
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=3ZRS21Gql7Q&search=kh2" Target="_blank"><B>アバンタイトル</B></A>)
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=o5wvvWcrFY4&search=kh2" Target="_blank"><B>オープニング</B></A>)
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=BrBOSuXPdJU&search=Kingdom%20hearts%202" Target="_blank"><B>エンディング</B></A>)
・&html(<A Href="http://www.youtube.com/watch?v=OYGu9OlflD4&search=kh2" Target="_blank"><B>隠しムービー</B></A>)
■サイト
当サイトは、キングダムハーツ2の主にシナリオ情報をまとめております。
無断転載、複製は禁止、リンクフリーです。
ネタバレ要素を多く含むので、ご注意下さい
キングダムハーツ、COMのデータベースはこちらで[[キングダムハーツデータベース>http://www7.atwiki.jp/roxas/pages/1.html]]
2の攻略はこちらで[[キングダムハーツ2 攻略>http://www7.atwiki.jp/roxas/pages/1.html]]
■疑問やご意見・感想など
物語の疑問、分からない事があったら出来るだけお答えします
他、追加してもらいたい項目や何か意見などありましたらお使い下さい
・[[管理人へ>http://www2.formzu.jp/formgen.cgi?ID=d3401948]]
■キングダムハーツ2商品情報
発売日:2005年12月22日
価格:7770円(税込み)
メーカー:スクウェア・エニックス
機種:プレイステーション2
ジャンル:RPG
■キングダム ハーツ トリニティ マスター ピース (KH2限定版)商品情報
発売日;2005年12月22日
価格:16,989円(税込)
PS2『キングダム ハーツ(アルティメット ヒッツ)』
PS2『キングダム ハーツ2』
GBA『キングダム ハーツ チェイン オブ メモリーズ』がセット。
限定ボックスのパッケージは特製アルグラス仕様で、イラストやCGがあしらわれている。
オマケに特典ポスターが付いてくる
■KH2主題歌
「Passion」宇多田ヒカル
■KH2サントラ 商品情報
発売日;1月25日
価格:3,200円 (税込み)
テーマソング“Passion”を、シングル・ヴァージョンとは異なるヴァージョンで収録!
このサウンドトラックでしか聞くことの出来ないヴォーカルメロディが存在
□『DISC1』
01 Dearly Beloved
02 Passion (Orchestral Ver.)
03 Passion ~opening version~
04 Lazy Afternoons
05 Sinister Sundown
06 The Escapade
07 Dive into the Heart -Destati-
08 Fragments of Sorrow
09 Tension Rising
10 Kairi
11 Missing You
12 The 13th Struggle
13 Roxas
14 Sora
15 The Afternoon Street
16 Working Together
17 Friends in my Heart
18 Magical Mystery
19 A Twinkle in the Sky
20 Hollow Bastion
21 Scherzo Di Notte
22 Laughter and Merriment
23 Desire for All That Lost
24 Organization XIII
25 Gearing Up
26 Shipmeisters' Rhapsody
27 Blast Off!
28 Asteroids Away!
29 Crossing the Finish Line
30 Waltz of the Damned
31 Dance of the Daring
32 Hesitation
33 Dance to the Death
34 Beauty and the Beast
35 The Home of Dragons
36 Fields of Honor
37 Apprehension
38 Vim and Vigor
39 Cloudchasers
40 Olympus Coliseum
41 The Underworld
42 What Lies Beneath
43 Villains of a Sort
44 The Encounter
45 Mickey Mouse Club March
46 A Walk in Andante
47 Monochrome Dreams
48 Old Friends, Old Rivals
49 Floating in Bliss
50 Winnie the Pooh
51 Bounce-O-Rama (Speed up ver.)
□『DISC2』
01 Isn't It Lovely?
02 Let's Sing and Dance!
03 Swim This Way
04 Part of Your World
05 Under The Sea
06 Ursula's Revenge
07 A New Day is Dawning
08 Nights of the Cursed
09 He's a Pirate
10 The Corrupted
11 Hazardous Highway
12 A Day in Agrabah
13 Arabian Dream
14 This is Halloween
15 Spooks of Halloween Town
16 Adventures in the Savannah
17 Savannah Pride
18 Confrontation
19 Space Paranoids
20 Byte Bashing
21 Sinister Shadows
22 The 13th Dilemma
23 Showdown at Hollow Bastion
24 One-Winged Angel
25 Battleship Bravery
26 Sacred Moon
27 Deep Drive
28 Riku
29 Courage
30 Disappeared
31 A Fight to the Death
32 Darkness of the Unknown
33 Passion ~after the battle~
34 Fantasia alla marcia for piano, chorus and orchestra
35 Destiny Islands
36 Hand in Hand
37 Dark Horizons
38 Dearly Beloved -Reprise-
■公式サイト
-[[公式(スクウェア・エニックス)>http://www.square-enix.co.jp/kingdom2/]]
-[[公式(ディズニー)>http://www.disney.co.jp/interactive/kingdom/2.html]]
2006-03-07T11:55:19+09:00
1141700119
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キーワード
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/22.html
生命を構成する3要素「心」「魂」「肉体」
器である肉体に宿った魂が離れる時、生命は死を迎える。
心が肉体を離れても、生命は滅びない。ただ心のみが闇へと消え去るだけだ。
&html(<B><Big>【ハートレス(HEARTLESS)】</Big></B>)
名前の由来は、心を失った者がハートレスになるため、心無き者『ハートレス』と呼ばれる
人の心の闇に反応して襲ってくる、心の闇が具現化した闇の化け物。
自らの心の闇にとらわれて肉体から離れた心が変化し、心無き者『ハートレス』となる。
『ハートレス』は、他の生物から心を奪って増殖する。
『ハートレス』に奪われた心は、新たな『ハートレス』を生み出す糧となる。
自然に発生したものと、賢者アンセムの6人の弟子に生み出されたものがあり
後者はエンブレムと呼ばれた体に独特なマークを持つ。
ただひたすらに心を感知し、そして群がる。
人間の命令など聞きはしない、本能のままに生きる。心の力を知らない。
より大きくて強い心を求め、この世で最も大きな心『世界の心』を目指している
強い者に従い、闇に近すぎると従わなくなるらしいがマレフィセントが
ハートレスを操れる力を与えられるなど、この辺の事は詳しく分からない。
ソラたちの活躍で数は減ったが、心に闇がある限り完全に消し去る事は難しい
自我を持たずに生まれるハートレスだが、
自らの意思で心を肉体から解き放った者は特殊で
ソラとゼアノートは、ハートレスと化しても自我を保っていた。
闇の回廊を通れる
&html(<B><Big>【ノーバディ(NOBODY)】</Big></B>)
ノーバディという名前は、皮肉をこめてノーバディが自称する。
心無き者『ハートレス』になると心が離れた魂と肉体を媒介に、
別の存在として別の世界に生まれ落ちる。それがノーバディ。
残された抜け殻が意志を持って動き出したもので心を奪われし器、魂の存在、消え行く肉体、
存在しない者など、さまざまな意味を持っている。
ハートレスとは異なって意思を持ち、思考する。
多くのノーバディは、ハートレス同様に人の姿を失っている。
だが良くも悪くも強い心を持った者、強い思いを持った者から生まれたノーバディは
わずかに外見が変化するだけで、人の姿をとどめている。
感情的に動いているように見えるが、実際は心があるかのように振る舞っているだけ。
。闇の回廊を通れる事が出来る
人の姿をとどめているノーバディをダスクにする方法がある模様
ダスクは、姿を代えられる能力を持っているような描写が本編にある
&html(<B><Big>【キーブレード(KEYBLADE)】</Big></B>)
鍵の形をした不思議な剣。
伝説に現れるキーブレードは、大きな力を秘めているという。
キーブレードを持つ者が世界を救ったとも、逆に世界に混沌をもたらした
とも伝えられている。
心が強くなければキーブレードの持ち主とは認められない。
キーブレードは複数存在している。謎だらけの存在。
キーブレードに選ばれた者は、他の者が所持するキーブレードを扱える模様。
キーブレードに選ばれていない者が持つと、持ち主にキーブレードは戻る
持ち主が意識を失った場合は、一時的に手から離す事は出来るようだ。
キーホルダーを代える事で形状が変化する。
ロクサスがキーブレードを扱えたのは、ソラのノーバディだからで、新たなに選ばれた存在でもなく
ただ同じくソラのキーブレードを使っているだけ。
そして今回、シンクロブレードというアビリティで両手にキーブレードが可能になっているだけで
2本のキーブレードに選ばれたという訳では、ありません。
ソラとロクサス同様にリクもシンクロブレードを使い、その1本をカイリに貸しただけで
カイリにリクが渡したキーブレードは、リクのキーブレードの種類だと思われる。
カイリがキーブレードを使えたのは、まだキーブレードの出ていない設定に関係してる部分なので
予想する事も出来ない
キーブレードには隠れた設定が多く存在している
■現在判明しているキーブレード
・『世界の心のキーブレード』
またの名を光の世界側のキーブレード。
本来の持ち主はリクであったが、今はソラが持ち主として認められている。
リクの強い心に反応して現れたが、闇の中で親友を必死に助けようとするソラの心に反応し、
持ち主として、一時的に認めてソラの手に渡る。ソラにはキーブレードを持つ素質があった。
リクが、自分が本来のキーブレードの持ち主だと分かり、ソラの手からリクの手に渡るのだが
本来の持ち主でありながら、闇の力に頼ってしまったリクよりも友との絆を信じるソラの
心の強さが上まわり、ソラの手に戻る。
この瞬間からキーブレードはソラを認め、ソラは本当の意味でキーブレードの勇者となった。
キーホルダーはミッキーマーク
・『闇の世界のキーブレード』
光の側と闇の側の両方からキングダムハーツを閉じて封印するために
王様が狭間の世界にあるトラヴァースタウンから闇の回廊を通り、闇の世界に行き手に入れた、キーブレード。
キーホルダーはミッキーマーク
・『人の心のキーブレード』
人の心を開く力を持つ、闇のキーブレード。
セブンプリンセスの心で出来ている。
セブンプリンセスが呼び出した鍵穴を開ける事が出来る。
闇の探求者アンセム(ゼアノート)がリクの体を乗っ取った時に持っていた。
不完全な鍵穴から闇が溢れ出し、不完全なままだと鍵穴を閉められないと
ソラが、自分の心の奥にいるカイリの心を解き放った時に消滅している。
キーホルダーは存在しない
・『ウェイトゥザドーン』
ソウルイーターを媒介に、このキーブレードは姿を現した。
リク自身は、ずっとソウルイーターを使ってきたので、変化した後もソウルイーターと呼んでいる。
はざまの世界のキーブレードに属する。キーホルダーは、人工ハートレスの目印であるエンブレム
・『???』
王様が昔、レイディアントガーデンに訪れた時に持っていたキーブレード
光の世界側のキーブレード
2006-02-24T14:39:10+09:00
1140759550
-
インタビュー情報
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/29.html
&html(<B><Big>◆【ディズニー作品とのコラボレーションの発想は、どこからきたのか】</Big></B>)
「ディズニーのキャラクターというのは、おそらく世界でいちばん有名だと言ってもいいですよね。ところがゲームという枠内では、ディズニーで有名なオリジナル作品というのは出てなかった。そこにまだだれも開拓していない、できていないところかなと思ったんです。一方で、自分が考えていたゲームのアイデアがあって。そのアイデアにディズニーのキャラクターを使って、今までになかったものができるんじゃないかなと。彼らのこういう生かし方があるんだというのを見せたかった。ディズニーキャラクターに対するイメージって、どちらかというと“子供向け”だとか、ゲームが好きな層とはかけ離れたキャラクターだ、というのが多いと思うんです。でも、ゲームの層へアプローチをかけられる手段はあるんじゃないかと。キャラの使い方次第ですごい発展の可能性がある、まだまだやれることがあるんだよということです」
―2005年12月19日発売、電撃PSの野村氏のインタビューより―
&html(<B><Big>◆【ファミ通/スタッフインタビュー】</Big></B>)
□『イベントチーム』
・ロクサス編のシナリオが当初からボリュームがあった。
・プロローグがあんなにボリュームがあって、ディズニー作品のワールドが入ったら短いっていうのはどうかなと思い、「じゃあ、ディズニーワールドは2本立てにしましょう」と提案したら、凄いボリュームになった
・当初は「1.5倍ぐらいで済みますよ」っていう話をしていたが、フタを開けてみると2倍、3倍というレベルだった。
・イベントもいろいろ合わせると800近くある
・モーションの総数は前作の倍を超えている。バトルとイベント全部で約18600
・ザ・ランド・オブドラゴンは、究極のあっさりというテーマ。最初、他のワールドと同じように書き込んだが、全部イチから作り直した
・プライド・ランドでキーブレードをどうやって持たせるか、ずーっと悩んでいた。最初は、しっぽで持たせようとと思ったが、どうもカッコ悪い。試行錯誤の末に口でこわえて横に持つという事で落ち着いた
・『蒸気船ウィリー』の時代には、ドナルドとグーフィーはいない。そこで、ディズニーから「もし、この時代にドナルドたちがいたら」という見本のデザインを貰った。
・ソラは前作は元気な男の子というイメージだったが、今作では頭身が高くなったので、剣さばきがカッコいいイメージにしてある
・個々のフォームの差別化には悩んだ。ブレイヴフォーム、ウィズダムフォームはすんなり決まったが、マスターフォームは「剣と魔法が使えるってどんなイメージだ?」なんて、皆で想像しながら話し合った。
・アンチフォームになった瞬間にキーブレードの勇者ではなくなるので、キーブレードを使わないモーションにして差別化している。ビジュアルは、前作にいたアンチソラという影のソラに近い。あまり気づいてもらえないんですが、ちょっと青い模様を入れて凝ったデザインにしている
・キャラクターがアップになる瞬間に、無表情だと耐えられなかったので、ダメージを食らった時は、目をつぶるようにしている
・アトランティカのミュージカルだけは初めから決まっていた。前作からミュージカル要素を入れたいという話があったが実現できなかった。今回は、それに特化しようという事になった
・王様はディズニーキャラの中でも背が低いので、ソラと一緒に登場する所では、ソラがしゃがんで話しかけるようにした。そのせいで動きの幅が狭まらないように注意した
・ポート・ロイヤルはコインが大変だった。海賊たちのリアルな人間尾大きさに合わせてコインを作ると、ソラなどディズニーキャラが持った時にもの凄く小さくなってしまう。イベントごとにサイズを変えて調整した。
・『パイレーツ・オブ・カリビアン』のワールドを作ろうという話になった時、イメージしたのが『ロジャー・ラビット』。実写の中にアニメのキャラクターが入り、絵にギャップをつけるという狙い。そのため、他の作品のキャラクターなどは、一切変化させなかった
・ノーバディはチームでデザインコンペをやった。「ハートレスとは違う存在の敵が出ます。ほかの存在とは時間軸がズレているイメージです」と言われ、皆でネタを出した。奇抜なアイディアがいっぱい出た。既存のゲームにない動きを推し進めた結果、あのような、重力感をできるだけ排除した独特な動きになった。ハートレスは心がないということで、コミカルな動きになるが、ノーバディの設定は「存在しないもの」。「存在しないものって何だ?」というところからチーム内で話し合い、今の動きになっていった。その影響で新しく追加されたハートレスは逆にコミカルな動きにしている
・ノーバディはシャープなデザインにしているのも特徴。野村氏が最初にダスクのデザインを出して、そこからイメージを絞り込んでいった。
・ノーバディのマークがあるが、そのえぐれたシルエットを多く使って、より尖ったイメージを与えた
・ノーバディの色に関しては、『KH』は鮮やかな色が多いので、逆にノーバディは限りなくシルバーに近い色にして、動いていなくても差別化できるようにした。でもあんな動きになるとは(笑
・ノーバディは元々あった自我がなくなった人という怖いイメージ。そのため、全部人型にした。しかし、人型の中でも違いを出すために、各ノーバディにジョブを設定し、武器で個性をつけた
・ギリギリまで作りこんでいた。
・プロモーションビデオを作ることが大きな区切りになっていて「ここまで作るんだ」と開発に勢いがついていた。
・プロモーションビデオの構成を決めるたびに、野村氏が「こんなのを作ろうと思う」と言い出して大体、皆が驚く。
・「ハートレス1000体出して」と急に言われて、こっちとしては「締切まであと半月しかないんですけど」と焦るばかり。でもそのたびに開発が一気に進んで、イメージも固まっていった。
・野村氏のリクエストをそれぞれ実現されて今の形になった
・今回は断念した事が少なかったのでやりきった感がある。
・「誰もできないとか言わないけど、本当にできるの?」と野村氏は心配していた。
・イベントチームは皆、印象に残ったワールドはポート・ロイヤル
・ポート・ロイヤルは、映画に出演したご本人の承認が必要だったり、他のキャラクターよりチェックが多いのですが、激励をいただいたりして凄く感動した
・ポート・ロイヤルは、説得力を持たせるために、発音する舌の動きまでモーションを作っている。それに合わせてテクスチャーも作り、二重のまぶたを作るような細かいところまでやったのは初めて
・トワイライトタウンが最初のステージということで気を配ってやった。
・短い時間でいかにロクサスに思い入れを持ってもらうかという所を重点を置いたので、結果として切ない印象を出せたと思う
・『スペース・パラノイド』はあまりリアルに作ってしまうと、ポート・ロイヤルと被ってインパクトが薄れてしまうので、顔は『KH』のキャラクターに寄せて作った。
・ミニゲームのライトサイクルは、『トロン』のワールドが作ると決まった段階でリストに入っていた。『トロン』ならこれは外せないと
□『バトルチーム』
・ファンの声を参考にした部分もあるが、簡単にすればいいというわけでもない
・ライトユーザーからヘビーユーザーまで楽しめるものにするのが難点だった
・豪華にするけど難しくしない、というのがいちばんの目標
・要素は多いが、それらを全部使いこなさなくてもゲーム自体は進められるようにしている
・選択肢の多さがいちばんのウリ。自分が気に入ったシステムだけ使い続けてもクリアできるバランス
・野村氏からの一番大きな注文は、操作キャラクターの数。
・リアクションコマンドは当初カメラ付きのド派手なアクションをする予定は無かった気がする。ケルベロスを作ったあたりから爆発した感じでどんどん増えていった
・カッコ良さを追った部分はあります。開発中には、もっとゲームとして遊べるようにするのか、それとも魅せる部分に力を入れるのか悩んだ
・ボタン連打でクリアもできるが、そうすることでつまらなくなったりもする。出来るだけそうならないように細かな調整をしている
・バトルのテンポについては、ベースになる部分は逆に若干テンポを落としている。ソラの基本動作でいうなら、ほんの数フレーム。
・ゲームのテンポを上げるとどんどん難しくなるので、そうならないように気をつけた
・テンポアップしたと感じるのは、多分フォーム同士の対比だと思う。フォーム自体のモーションやスピードに速い遅いはあるが、実際にボタンを押す間隔はそれほど変わらないようにしている
・モーションやエフェクトの作り方で、プレイしている人にとってはテンポが上がっているように感じる
・カメラは前作より少し離れている。カメラをキャラクターから離すと、キャラクターが小さく見えるという短所はあるが、敵の数を増やすことが出来る。視点が前作のままだと、敵が大量に映り込んで何も見えなくなったりするので。多少引いて全体が見渡せるぐらいがちょうどいいかなとバランスを取った結果、今の視点になっている
・バトルのバランスの調整では、リアクションコマンドが一番苦労した。
・リアクションコマンドは、本当は全てのザコにひとつ、ボスには3つコマンドをつける予定だった。悪くいえば挫折した。ある程度システムに基づいて作れはするが、時間がかかり過ぎてユーザーを待たせる事になってしまう。計画の時点で少しやりすぎた
・ボス戦は最初に状況を作っておかないと演出も成立しないので、マップをどう作りかという段階から考慮している
・それぞれ異なるリアクションコマンドの総数を考えたら、制作作業も大変だったが、ひとつひとつのモーションが変わると、そこでしか見られない、という貴重さがより引き立つ。最終的には物量との綱引きになるが、いい形に仕上がったと思う
・連携の最後に大技が出せるが、入力のタイミングをシビアに設定すると、これがなかなか出せない。タイミングよく出せばダメージ量が増えるのですが、誰がプレイしても最後の大技に辿り着くように、仲間と一緒に戦っているんだと感じられるにしたかった
・『KH』シリーズは、キャラクターの魅力を前面に押し出すゲームとしての側面もある。それで今作は連携を大きく取り上げてみた
・ドライヴシステムは企画当初から要素として組み込まれていた。ドライヴ以外に、召喚なども初めから決まっていた。それらを使い分けて進むというシステムは、最初からそのまま
・召喚システムが固まったのは、かなり遅い時期。
・フォームに関しても固まったのはギリギリの時期。それは数のせいで、ブレイヴフォームは初期段階からあった。1年か2年ぐらいはブレイヴフォームしかなかった
・フォームは最初に数を決めていたので、それぞれの特徴的なものしようと決めていた。
・アンチフォームに謎は特に無い。確かにアンチフォームだけはキーブレードを持っていないので、どうしたものかとかなり模索した。進めているうちに勢いが出てきたというか
・アンチフォームの発動条件はドライヴしている回数が関係している。変身しているほど確率は高まっていく。他にボス戦だと出やすいといった細かな条件はいくつかある。
・アンチフォームには、わかりやすいヒントを入れようと言った。だんだんソラの影が薄くなってきて消えるとか、その状態でドライヴするとアンチフォームになるとか
・ボス戦でアンチフォームのままゲームオーバーになると王様は助けにこないなんてことは無い
・今作から操作可能になった王様は、前作にあまり登場しなかったので、そのぶん登場させようと。それなら操作できるようにしようという話も最初はあったが、操作するなら王様なので強く、と考える一方で、王様で話を進めるわけにもいかないというう問題点が(笑。結果、ソラを助けに来るためだったら王様が勝手に話を進めないし、いいかな? と今の形になった
・王様に限らず、ディズニーキャラクターを操作したいという声はたびたび聞くが、どう操作できるようにすればいいのか、という所で問題が残る。ドナルド、グーフィーは、自分でなく、あくまで「友達」なんです。友達が自分の意のままになってしまうと、ディズニーキャラクターの持つ世界観に合わない。そこでプレイヤーが自分を投影出来るソラがいる。王様は、ちょっと特別扱いになっている。そこは王様だからと割り切って下さい
・セフィロスは最初からラスボス以上に強くして、やり込むためのキャラクターとして登場させている。当然、最初は倒されます(笑)。セフィロスは『KH-ファイナル ミックス-』で初登場したが、今作では最初からいて、そして最後に倒す相手もセフィロスなのかなとおぼろげに思っていました。
・セフィロスは元々物語の本筋とは関係のない相手なので、バトルの質もグッと変えてアクション寄りにしている。油断するとすぐ倒されるアクションゲームのテイストにしようと、数値的な面だけでも相当強くなっている。キチンと攻撃を避けないと倒される、という相手はセフィロスだけ。アクションゲームが好きな人は、敵の動きを見切り、動きを解析して倒すというのがたまらないでしょう
・反響を聞いていると、セフィロスみたいな相手がもう2、3体いてもよかったかなと思う
・グミシップはシューティングというスタイルを前面に押し出すのではなくて、アトラクションみたいにしようというのが最初のコンセプト
・ワールド間をつなぐジェットコースターのような感触になればというコンセプト
・前作は物語の世界観を補う設定として、グミシップの空間があった。その部分の比重が大きかったが、今作では方向性をガラッと変えてみた
・開発スタッフ内でグミシップにハマる人は多い
・闘技大会でスコア2倍になる条件は、敵を50体倒す
・ミッキーを王様と呼ぶか呼ばないかで、その人が『KH』を楽しんだかどうかが分かります(笑)
・ディズニーランドでミッキーを「王様、王様~」と呼んでもらえることが夢(笑)
・ゲーム初体験という人でもできるんじゃないかなぁ、とそんな期待をして作ったゲーム
・できるだけ多くの人にクリアーしてもらえるように、プレイヤーに何も強制しないように作った作品。ですが、ひとひねりすれば、敵より倒しく倒せる、という要素も入れてある
・○ボタンを連打してレベルを上げればクリアーできるが、リアクションなどを使う事で、カッコよく敵を倒せたり、より楽しく遊べる
&html(<B><Big>◆【ファミ通/野村哲也氏インタビュー】</Big></B>)
■「『KH2』の開発コンセプト」
・『KH』が続きがありそうな終わり方をしたので、とりあえず物語を終わらせなかった。
・『KH』が完成した時、『KH2』のおぼろげな形が見えてきて、『KH-ファイナル ミックス-』で具体的なイメージになった。
・ただ『KH』を作った時には、売れなかったら続編を作る気はなかった。面白いものを作った自信はありましたが、時代的にも新規のオリジナルタイトルがそんなに売れると思えなかったので、ここまで売れたのには驚いた。
・当初は、かなり強気に考えても現在の半分ほどしか売れないと思っていた
・今は『KH』や『KH -ファイナル ミックス-』のアルティメットヒッツ(廉価版)が売れている
■「『KH2』の舞台となるワールドの選考基準」
・バラエティー感を求めた結果
・似たようなワールドが多くならないように、いろいろな要素をまんべんなく散らした
■「ポート・ロイヤルに出てくるキャラクターたちのリアルな表情に驚いた」
・リアルな表現ができないものにはしたくなかった
・むしろ「リアルな表現がすごい」と思ってもらえるように頑張ってくれ、とスタッフに伝えた
・いろいろなキャラクター同士のありえない組み合わせが『KH』シリーズの醍醐味でもあるが、特にその組み合わせのギャップを楽しんでほしいワールド
・ソラたちには直接影を描き込んでいるが、ポート・ロイヤルのキャラクターにはライトを当てることで影をつけるという手法でリアルに見せ、よりギャップを出している
■「プライド・ランドはいかがですか?」
・本当は『KH』でプライド・ランドを入れたかった
・『KH』のスタッフは今まで『ファイナルファンタジー』を手掛けてきたスタッフが中心で、リアルタイムのアクション要素がある作品は手探り状態で作った。そんな状況で2足歩行と4足歩行のシステムを入れて、2本のゲームを作るような手間をかけることには無理があり、残念ながら断念した
・『KH2』では、企画初期のワールド候補に入れたところ、「難しいけれどやりましょう」とスタッフの賛同を得られ、無事に形にすることが出来た
■「100エーカーの森に登場するさまざまなミニゲームもバラエティーに富んでますね」
・僕は中でもハチミツスライダーが気に入ってる
・『KH』の実にゲームはイベント班とマップ班が中心に作っていたが、今回はリアルタイム半と呼ばれる、 バトルなどリアルタイムに操作する部分に長けたスタッフが担当している
・システムを専用に作るのではなく、他の部分から応用してミニゲームとして組み立てなおしているですが、上手く出来たと思う
■「タイムレス・リバーの表現も斬新です。」
・目が黒目だけの頃のミッキー・マウスが好きというスタッフが多かったので、そのミッキーが活躍するステージを作ろうと
・そのわりには要所要所でしか出てこないですけれど(笑)。
■「今作ではそのミッキーがバトルに参加しますが、これは開発当初から考えていた?」
・ドナルドとグーフィーが戦うのに、ミッキーだけ戦わないというのはおかしいだろうと
・ただし、ソラとドナルドとグーフィーの3人が旅を続ける中で、ミッキーを固定メンバーにするわけにもいかず、どこかのワールドだけしか出ないのも味気ない、そこでミッキーを場鳥に参加させるならこの方法だと、企画当初から決めていた
■「各ワールドが2部構成になってますね」
・ある時、『KH2』のプランニングディレクター、岡(岡勝氏)が「2部構成」にしたいと言い出した
・本当に? できるの?」と聞いたら、「やります」と言い切ったので、無茶するなあとは思っていたが、やってもらった。バトルなどの他のスタッフが頑張っていたので、「オレもやってやるぜ」と思ったのかもしれません(笑)。
・2部構成にした事で、1回目のストーリーが尻切れにならないように注文は出しました
・岡(岡勝氏)がディズニーワールドのプロットを作り、野島さんと密にやり取りしていたので、うまく盛り上げるポイントを作れたのではないでしょうか
■「確かに、遊んでいるうちにいくつも細かい発見があって、飽きない作りになっています」
・普段ゲームをプレイされない方も『KH』は遊んでくれるようなので、そういう方々がゆっくり遊んだときに、色々な事が見えてくる作りがいいかなと思っている
■「さまざなフォームタイプなど、ソラの成長の過程が多岐に渡っているのには狙いが?」
・やり込み用の要素
・今回は選択肢が多い作品にしようと思っていた
・ドライヴやそのほかの新システムを使っても使わなくてもクリア出来る作り。ただ、時間がないのか、すぐにクリアーしてそれで止めてしまう方もいるんですよね。もうちょっとソラを鍛えると、色々な事が出来るのですが
・特にグライドが使えるようになると、足をつけずに移動出来るようになって操作感覚がガラリと変わるので、是非体験してほしい
■「ブレイヴフォームやマスターフォームなどの二刀流は、当初から入れる予定だったのか?」
・『KH-ファイナル ミックス-』のシークレットムービーで二刀流のキャラクターを出した所、「二刀流で戦いたい」という声が多かった。ただし、常時二刀流だと面白くないので、フォームチェンジというシステムを採用した
■「ファイナルフォームは二刀流だが、キーブレードを手に持ってませんね」
・あれはなかば冗談で「究極のフォームになったら、キーブレードを手に持たないから」と、雑談中に言ってたら、そのまま決まった(笑)。
■「アンチフォームは『KH』でソラがハートレスになった事が原因で変身する形態?」
・ストーリー的にはそう
・ドライヴがとても強いので、力を使いすぎた反動という意味で存在している
・システム面でいうと、強いけれど厄介、というものを作りたかった
■「リアクションコマンドは、簡単にカッコいいアクションを出せるというコンセプト?」
・バトルをカッコよく見せるというのは、本当は『FF8』でやりたかったコンセプトだったが、それがジャンクションアクションシステムに競り負けた(笑)
・『KH2』でそれをやりたいと話したら、企画のスタッフも同じようなことを考えていて、「ぜひやりましょう」と言ってくれた
・『FF8』で考えていたのは、敵ごとに使えるアビリティがあるというもの。たとえば、敵に飛び乗る、飛び乗ったら次はどうする、といったように分岐するシステムだった
・『FF8』の召還獣やリミットブレイクのような、バトル内で派手な演出を行うと思ったのがきっかけ。でも、この時は見てるだけのものだったので、その発展系、プレイヤーが操作して参加できる演出にしたかった
・どこが操作できて、どこが演出なのか区別できないシステムがいいなと思っていた
・『FF8』の時に考えていたものとは違うが、同じコンセプトで作り、より発展したものがリアクションコマンドになった。更に『KH』シリーズのコンセプトとして、それを誰でも楽しめる形に仕上げた
■「あれだけの数のリアクションコマンドを用意するのは、大変だったのでは?」
・それはもう、モーション担当が大変な苦労すると思った。ただ、提案した所、アニメーションリーダーである神藤辰也氏が「たいへんだけど、おもしろそうだからやりましょう」と言ってくれたので、実現できることになった
■「逆に、その作業量に野村さんの方が心配になったりした?」
・そうですね。誰も「できない」と言い出さないので(笑)。
・『KH』チームの気質なのか、音を上げないし、どんどん作り込んでしまうしで、大丈夫かなとずっと心配していた
・ミニゲームも気づいたら増えていた。スケボーは最初トワイライトタウンだけにあったが、いつの間にか他のワールドにも入っていたりした
■「スタッフの方々のモチベーションが高いですね」
・とても
・自分が言いだしっぺなので止めはしないが、「できない」と言われたら止めようと思っている
・「こういうのはできないかな?」と企画を提案すると、皆やってしまう(笑)。
・僕は「やるんだぁ……」という感じ
■「『KH2』では、野村さんが思い描いていたものは、全て出来たのか?」
・最終的には、容量や時間の問題があったので、全て理想通りとはいかなかったが、この期間内で出来うる最高のクオリティーには達したと思う
・スタッフも開発終盤に、「時間があればあれもこれもできた」と言ったり、ムービーを担当したビジュアルワークス(スクエニのムービー制作する部署)も「容量がもっとあれば……」と言っていた
・作り込もうと思えばいつまでも作り込んでしまうスタッフばかりなので、そこは自分が線引きしないと
・かなり切迫した、発売日に間に合わないのではという時期があったが、その時にメインのスタッフを集めて、「このまま作り込むか、どこかを削って間に合わせるか、どっちがいい?」と聞いた。そうしたら、「このまま作り込んで、納期も守る」と「両方取る」と言ったので、「そうか、じゃあやろう」という事になった
■「その甲斐あって盛りだくさんの内容になりました」
・『KH』には色々なゲームが入っているようなバラエティー感を出すというコンセプトがある
・あらゆるジャンルを取り入れて、ないものがないようにしてくれとスタッフにお願いした
■「バラエティー感があるおかげで、全編通して飽きずにサクサクとプレイできますね」
・その代わり、早く終わってしまうという面もある(苦笑)。サクサクと遊べるように狙ってはいるんですけれど
・すぐに終わらせることも出来れば、その世界にたっぷりと浸っていつまでも遊べるようにしている
・時間がない方でも楽しめるように、行かなくてもクリアー出来るワールドを作ったりもしている
■「各ワールドをクリアーするまでのプレイ時間は、想定して作っている?」
・想定しているが、だいたい最終的に崩れてしまう
・トワイライトタウンもあんなに長くなる予定ではなかった(笑)。プロットを書きながら、「これは長くなりそうだ」と思っていましたが
■「トワイライトタウンでのプレイは、ロクサスにとても感情移入できますよね」
・ロクサスは、続編なのに新キャラクターで主人公なので、いかに短い時間で思い入れをもってもらえるかがカギだと思っていた
・遊んだ人の反応を見ていると、「かわいそうだった」、「切なかった」という意見が多い
・ゲーム本編の割合からすると短い時間の中で、よく出来たと思う
・電車に乗っていて、一人だけボールを持っていないというエピソードが本当に切ない。あれは野島節で、野村氏のプロットにはなかった
■「最初、カイリはなぜソラのことを忘れてしまっている?」
・ソラが記憶を失ったことで、ソラに関係した人々、連なる者たちも同じ状況になっているから。ソラがカプセルに入り、記憶を修復すると、皆も記憶を取り戻していく。それで、ホロウバスティオンでレオンたちが「最近まで、みんなソラのことを忘れていた」と言っている
■「王様が黒コートを着ている理由は?」
ソラ達が表舞台で戦っている中、王様は裏舞台で身を伏せつつ、まあ王様はすぐにバレると思うんですけど(笑)。隠れつつ13機関について探るために、カモフラージュで着ている
■「ある人物(賢者アンセム)が、王様と会話するシーンでシーソルトアイスを食べているが、真剣に語りながらアイスを食べるギャップに笑ってしまった」
・あれは野島さんのアイデア
・トワイライトタウンでシーソルトアイスを出したのは、野村氏だった
・ディズニーシーで食べたシーソルトアイスが忘れられなかった。あのしょっぱいのに甘いという味がショックで、「これ、おいしいな」と(笑)。
・ディズニーシーにあるものはカップだったが、食べているシーンの見た目を考えて棒状のアイスにした
・自分の中ではトワイライトタウンだけのものだったが、いつの間には重要アイテムになっていた
■「ハートレスは『心がない存在』ということだが、そのハートレスを倒すと心が出現するのは何故?
・心がないので、心を奪って自分の存在を保っているイメージ。要はエネルギーのようなもの。人の心を奪うと新たなハートレスが発生しますが、奪われた心は奪ったハートレスのエネルギーとして使われる。ソラはハートレスを倒すとそのエネルギーである心が抜かれた人のもとに戻ると思っていたが実はそうでなく……。というのは、プレイされた方がご存知の通りです
■「ノーバディについているシンボルマークは、野村さんがデザインされた?」
・そうです。あのデザインコンセプトは、『欠けた心』。一方、ハートレスのマークのコンセプトは『棘の心』。対極のイメージにしている
■「13機関がノーバディであるということは、彼らのハートレスもどこかにいる?」
・おそらくどこかにいるでしょうが、大したハートレスでないと思う。人間の形をしたハートレスはゼアノートぐらいだった
■「アクセルは『FF7 アドベントチルドレン』のレノと声優も同じで、見たメモイメージが近いが、意識して?」
・自分の中では、レノと近い存在、同じコンセプトで作っているが、別人。二人は違う人物だが、意識的に似せている。全く異なるキャラクターだけど、とても似ているキャラクターが、別々の世界で違う役として登場したらどうなんるかというのを試してみたかった
■「ソラとロクサスが戦うイベントがあるが、野村さんは実際に戦わせようとは思わなかった?」
・本当はバトルにする予定だったが、時間の問題でイベントに差し替えた。13機関クラスのボスを作るのはとても時間がかかってしまう。本当はロクサスとのバトルで構想していた仕掛けがあったが、実際に凝った作りにしようとしたので、実現出来なかった。
■「『FFキャラクター』を出す基準はあるのか?」
・基本的にリクエストの多いキャラクターを選んでいる。『KH』では役があって、そこに当てはめていったが、『KH2』でそうしたのはトワイライトタウンのキャラクターだけ。アーロンやユ・リ・パ達はリクエスト
■「ユ・リ・パを妖精のように小さくして出したのは、どなたのアイデア?」
・あれは僕のアイデア
・等身大であの3人を出すと、画面がうるさくなってしまうかなと思った。それでコンパクトにまとめることで、女の子が3人集まるにぎやかな感じを出しつつ、キャラクターが強調されるかなと
・実年齢で出すと、3人だけ浮いてしまいそうな気もした
■「3人(ユ・リ・パ)の羽のデザインも変えてありますね」
・はい。ユウナの髪飾りが羽になっていというのは、多少、無理があったかもしれませんが(笑)
■「クラウドとセフィロスが戦うシーンは、『FF7AC(アドベントチルドレン)』を彷彿とさせます」
・あのシーンを担当したスタッフに『FF7AC』を研究してもらった
・『KH2』のスタッフは『FF7AC』を見て「がんばろう」と思ったようです。もちろん、その逆もあった。特に野末(『KH2』のムービーディレクター「野末志氏」)は『KH2』を見て「悔しい」と言っていた(笑)。
・その反動が『Passion』とともに流れるオープニングムービーの質の高さにつながったのだと思う
■「終盤のバトルで、急にあるキャラクター(リク)が操作できるようになりますが、あれは驚きました」
・僕も驚いた
・あのバトルを企画した者のサプライズ
・「あのキャラクターを操作したい」という要望に応えたんでしょう
・チェックのためにプレイしたら、急に操作が切り替わって焦った(笑)
■「リクはかなり筋肉質なイメージですね」
・前から筋肉質と言われていたので、いまさら細くするのもおかしいですし(笑)
■「ソラたちの成長した姿を描くのは苦労した?」
・ソラはすぐに描けたが、リクは苦労した。最後の最後、流石に描かないといけない、という段階まで描かなかった
・カイリもずっと制服姿しか描いていなかった。だからパッケージのイラストは制服
■「終盤にソラでないキャラクター(カイリ)がキーブレードを持つ場面がありますが、そのキャラクターも勇者の資質があるということ?」
・どうでしょうね? キーブレードに関しては、まだ出ていない設定が沢山ある。そこに絡んでいるので、具体的には言えない。あのシーンが何かを暗示しているのは確か
■「裏アンセムレポートにも、キーブレードには『過去に混沌と反映をもたらした』とありますが、それもキーブレードの設定のひとつ?」
・そうですね
・キーブレードには謎が多い。
・誰が何のために作ったのかという疑問もありますし、シグバールもソラに「いままでのやつらに比べて、随分とお粗末だ」と思わせぶりなことを言っている。
・キーブレードに関しては答えづらい(笑)。
■「シークレットムービーの内容も、同様にキーブレードに関わってきますね」
・そうですね
・あそこに出てくる人達は、顔を隠しておきたかった
■「ということは、プレイヤーが知る人物?」
・まだ顔を描いていないだけ(笑)。
・『KH-ファイナル ミックス-』のシークレットムービーの様に黒いフードで隠すわけにもいかないし。フードの色を変えればという邪念も浮かんだが(笑)。それはよくないと鎧にした
・僕が最初に雰囲気だけ描いて、後はスタッフに任せたが、鎧は『FF12』のジャッジがいるので、ヒーローっぽいデザインにしてみた
■「あのシーンはソラたちのいる時代より過去? 未来?」
・どうでしょうね(笑)。
・いつの時代なのかは言えないですけれど、ちゃんと考がある
■「今回、シークレットムービーを見る条件、ジミニーメモのコンプリートが難しくなっていますね」
・開発終盤までは簡単に見られるようになっていた
・当初はプラウドはクリアーするだけ、ノーマルも全ワールドクリアーすれば見られて、イージーがジミニーメモのコンプリートという条件
・これですぐに見られてしまうので、もっとやり込んでほしいという思いを込めて変えた
■「そのジミニーメモのアルバムには、ソラの手書きコメントがありますね」
・あれは僕が書いている
・ある時、企画とメニューの担当者が気まずそうに来た。「アルバムに手書きのコメントを入れたい」と言うから、「いいんじゃない」と答えた。そうしたら、「そこでお願いがあって……書いてください」と(笑)。
■「コメントの内容はどなたが考えている?」
・中身は企画の者が、3つのプランを用意してきて、それを混ぜながら書いた
・時間があるときに少しずつ書いてたが、意外とたくさんあって……
・「書き終わったー」と思ったら、「つぎのコメントができました」と、また持ってきて。それを何度も繰り返し
・なるべく間違えないようにしたが、失敗してもソラだったら……と考えて、そのままごまかしつつ書いたりもした
■「ジミニーメモは本当に盛りだくさんですよね」
・メニュー担当が企画志望のスタッフだったので、そのあたりのこだわりは凄い
・攻略法まで書かれているというのは、そうそうない
■「スタッフのこだわりが作り上げた作品ですね」
・皆本当に頑張った。
・『KH』が好きなんですよね。『KH』を作りたくてこの会社に入ったというスタッフもいます。
・『KH2』の制作が終わったのでチームは解散になるが、渋るスタッフも大勢いる。「いつか、続編を作るときがきたら必ず関わりたいので、このままスタッフとして残りたい」と言うんですよね
■「スタッフの声もあるようですが、『KH』の続編は?」
・『KH』、『KH -ファイナル ミックス-』、『KHチェンイン オブ メモリーズ』、『KH2』……と、ここ数年ずっと『KH』につきっきりだったので、少しお休みをいただいて、違う作品を作ろうかと思っている
■「ファンの中には『KH2』の『ファイナル ミックス』を持っている人もいると思うのですが」
・最初に『KH -ファイナル ミックス』-をプレイして、英語版が自分の『KH』だという方も大勢いるので、何か考えたと思っている。ただ、ファンの声次第とは言えない。スケジュール的な問題
■「野村さんの次回作は『KH』とは別の作品で動いているということでしょうか。」
・そうです。ただし、発売には数年かかると思う
・かといって『KH2』の『ファイナル ミックス』は、そのあとに出るとも言えない
・もともと今回は、『ファイナル ミックス』を作らないつもりだった。最初から英語ボイスも入れようと思っていたが、容量的に入らないと判明して……
・仮に『ファイナル ミックス』があるとしても、「容量ないですよ」とスタッフに言われている(苦笑)。
■「今年の活動状況はいかがですか?」
・種まきのはずだったが、実りのあるものも出てくるかもしれない
・『KH2』が完成したのに、手掛けているタイトルの数は減るどころか増えている
・ただ、これからはほかのスタッフをディレクターに立てていくことになるでしょうね
・キャラクターデザインも任せたいと思っているスタッフが何人かいるんですけど、作風による部分もあるので、難しい
■「若いスタッフも増えているんですね。」
・『KH2』が完成したときに、スタッフの何人かが「いままで言えなかったんですが、中学生のころからファンでした」と言ってきた。「僕が『FF7』を作っていたころに中学生!?」と、これには驚いた(笑)。
■「野村さんにとって『KH』という作品はどういった位置づけなのでしょう?」
・自分が作りたかったゲームはこれだ、と言える作品。作ると燃え尽きてしまのですが(笑)。
■「最後にいまプレイしているユーザーや、これから遊ぶユーザーにメッセージをお願いします。」
・いま遊んでいる方は、ゆっくりと楽しんでいるのだと思います。『KH』はやり尽くすところに楽しさがあるゲームなので、そのままのペースで遊んでもらいたいですね。いろいろなところに遊びが詰め込まれているので、それを体験せずにやめてしまうのはもったいないと思います。それから、ディズニーのワールドへは、友達の家に訪ねるような感覚で、いろいろなキャラクターに会いに行ってもらいたいですね。すでに遊んでくれた方も、かつて巡ったわワールドをまた尋ねてみてください。何か発見があると思います
2006-02-11T23:53:47+09:00
1139669627
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FAQ
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/30.html
Q.最初、カイリは何故ソラを忘れてしまっているのか?
A.ソラが記憶を失ったことで、ソラに関係した人々、連なる者達も同じ状況になっているから。ソラがカプセルに入り、記憶を修復すると、皆も記憶を取り戻していく。それで、ホロウバスティオンでレオンたちが「最近まで、みんなソラのことを忘れていた」と言っている
Q.王様が黒フードを着ている理由は?
A.ソラ達が表舞台で戦っている中、王様は裏舞台で身を伏せつつ、……まあ王様はすぐにバレると思うのですけど(笑)。隠れつつ13機関について探るために、カモフラージュで着ている
Q.ディズニーシーにあるシーソルトアイスはカップだが、何故にゲームでは棒状のアイス?
A.食べているシーンの見た目を考えて棒状のアイスにした。
Q.ハートレスは「心がない存在」という事だが、そのハートレスを倒すと心が出現するのは何故?
A.心がないので、心を奪って自分の存在を保っているイメージ。要はエネルギーのようなもの。人の心を奪うと新たなハートレスが発生しますが、奪われた心は奪ったハートレスのエネルギーとして使われる。ソラはハートレスを倒すとそのエネルギーである心が抜かれた人のもとに戻ると思っていたが実はそうでなく、人のキングダムハーツに……
Q.13機関がノーバディであるという事は、彼らのハートレスもどこかにいる?
A.おそらくどこかにいるでしょうが、大したハートレスでないと思う。人間の形をしたハートレスはゼアノートぐらいだった
Q.アクセルはレノと同じ声優で、見た目もイメージが近いが関係あるのか?
A.野村氏の中では、レノと近い存在、同じコンセプトで作っているが、別人。二人は違う人物だが、意識的に似せている。全く異なるキャラクターだけど、とても似ているキャラクターが、別々の世界で違う役として登場したらどうなんるかというのを試してみたかった
Q.ソラとロクサスが戦うイベントがあるが、野村氏は実際に戦わせようとは思わなかった?
A.本当はバトルにする予定だったが、時間の問題でイベントに差し替えた。13機関クラスのボスを作るのはとても時間がかかってしまう。本当はロクサスとのバトルで構想していた仕掛けがあったが、実際に凝った作りにしようとしたので、実現出来なかった。
Q.『FFキャラクター』を出す基準はあるのか?
A.基本的にリクエストの多いキャラクターを選んでいる。『KH』では役があって、そこに当てはめていったが、『KH2』でそうしたのはトワイライトタウンのキャラクターだけ。アーロンやユ・リ・パ達はリクエスト
Q.カイリがキーブレードを持つ場面があるが、カイリにキーブレードを持つ資質はあるということ?
A.まだ出ていないキーブレードの設定に絡んでいるので、具体的には言えない。あのシーンが何かを暗示しているのは確かですけれど
Q.裏アンセムレポートに、キーブレードには「過去に混沌と繁栄をもたらした」とあるが?
A.キーブレードには謎が多い。誰が何のために作ったのかという疑問もあるし、シグバールもソラに「いままでのやつらに比べて、随分とお粗末だ」と思わせぶりな事を言っている。キーブレードに関しては答えづらい
Q.シークレットムービーの内容は、どういう事?
A.あそこに出てくる人達には、顔を隠しておきたかった。プレイヤーが知る人物だから顔を隠したのではなく、まだ野村氏が顔を描いていないだけ。『KH-ファイナル ミックス-』の様に黒フードで隠すわけにもいかないし、フードの色を変えればという邪念も浮かんだ。それはよくないと鎧にした。野村氏が最初に雰囲気だけ描いて、後はスタッフに任せたが、鎧は『FF12』のジャッジがいるので、ヒーローっぽいデザインにしてみた
Q.あのシーンはソラたちのいる時代より過去? 未来?
A.いつの時代なのか言えないが、ちゃんと考えはある
Q.続編は?
A.少しお休みを頂き(数年)、違う作品を作ろうと野村氏は思っている。野村氏は次回作『KH』とは別作品で動いているという事。
Q.『KH2 -ファイナル ミックス-』は?
A.別作品の後に出るとも言えない。元々『KH2』では『ファイナル ミックス』を作らないつもりだった。最初から英語ボイスを入れようと思ったが、容量的に入らないと判明して。仮に『ファイナル ミックス』があるとしても、「容量ないのですよ」とスタッフに言われている
2006-02-11T05:55:51+09:00
1139604951
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メニュー
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/2.html
メニュー
-[[トップページ]]
-[[メニュー]]
□情報
-[[キャラ紹介]]
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-[[裏アンセムレポート]]
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-[[FAQ]]
-[[インタビュー情報]]
&html(<!--shinobict1--><script type="text/javascript" src="http://ct1.shinobi.jp/sc/0306185"></script><noscript><a href="http://ct1.shinobi.jp/gg/0306185" target="_blank"><img src="http://ct1.shinobi.jp/ll/0306185" border="0" alt="忍者ツールズ"></a></noscript><!--shinobict2--->)
2006-02-11T05:53:48+09:00
1139604828
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キャラ紹介「レイディアントガーデン(ホロウバスティオン)」
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/19.html
&html(<B><Big>□【レオン】</Big></B>)
ガンブレードをあやつる剣士。
本名スコール・レオンハート。
故郷であるこの街がハートレスに奪われた時、何もできなかった
昔の自分と決別するため、レオンと名乗っている。
長い間、別の街に逃れていたが、1年前ソラの協力もあってハートレスの手から街を取り戻した。
今は街の再建に力を入れている。
&html(<B><Big>□【シド】</Big></B>)
すぐれた技術を持つエンジニアで、パイロットとしての腕も一流。
故郷を離れ、流れ着いた街「トラヴァースタウン」でショップを営んでいるときにソラと出会う。
故郷に帰ってきてからは、街の再建委員会の一員として活躍している。
&html(<B><Big>□【クラウド】</Big></B>)
大剣を使いこなすソルジャー。
以前、ハデスの刺客として、ソラたちと戦ったことがある。
考えを表面に出すことを嫌うので他人が彼を理解するのはむずかしい。
自分の中の闇と決着をつけるためにセフィロスをさがしていた。
&html(<B><Big>□【エアリス】</Big></B>)
おだやかな瞳の奥に、強い決意を秘めた女性。
レオンたちと同じく、故郷をはなれて「トラヴァースタウン」で暮らしているときに
ソラと出会い、いろいろと冒険の手助けをしていた。
今はレオンユフィたちとともに街の再建にたずさわっている。
&html(<B><Big>□【ティファ】</Big></B>)
誰かをさがして、旅をつづける女性。
どんな時でもひるむことなく
ありとあらゆる場所を調べていた。
その人を見つけ出す日まで、
彼女の旅は終わらない……。
&html(<B><Big>□【ユフィ】</Big></B>)
街の再建委員会の一員。
外の見回りなどを、自らすすんでこなす元気娘。
ソラとは、故郷をはなれて
暮らしているときに出会った。
1年前ソラの活躍により、ハートレスに
奪われていた故郷に戻れたので、
とても感謝している。
&html(<B><Big>□【マーリン】</Big></B>)
街に住む大魔法使い。
ならぶ者がない知識と魔力の持ち主でドナルドの魔法の師匠である。
自分の家を、街の再建委員会の本部として貸している。
ふだんは、なんでも吸いこむ不思議なカバンをたずさえて、
さすらっているらしい。
&html(<B><Big>□【スクルージ】</Big></B>)
ドナルドのおじさん。
世界がハートレスに襲われる前は商品の流通網を作ろうと、
王様と同じグミシップで旅をしていた。
かなりの大金持ちなのだが、
お金のことには、とてもうるさい。
今は、昔流行ったアイスを売り出そうと
試作をかさねている。
&html(<B><Big>□【ヒューイ】</Big></B>)
ドナルドのおいにあたる3つの子の1人。
デューイとルーイを仕切りながら
スクルージの手伝いをしている。
以前の物語では、冒険の旅に出る
費用をためるため、
別の街のショップで働いていた。
赤いぼうしがトレードマーク。
&html(<B><Big>□【デューイ】</Big></B>)
ドナルドのおいにあたる3つ子の1人。
3人の中の知識袋として、
スクルージの手伝いをしている。
以前の物語では、冒険の旅に出る
費用をためるため、
別の街のショップで働いていた。
青いぼうしがトレードマーク。
&html(<B><Big>□【ルーイ】</Big></B>)
ドナルドのおいにあたる3つ子の1人。
のんぶりとスクルージの手伝いをしている。
以前の物語では、冒険の旅に出る
費用をためるため、
別の街のショップで働いていた。
緑のぼうしがトレードマーク。
&html(<B><Big>□【セフィロス】</Big></B>)
かつての英雄と呼ばれた最強の剣士。
長い間行方不明だった彼がなぜ戻ってきたのかは誰にも分からない。
クラウドの過去とも関係があるらしい。
&html(<B><Big>□【ユウナ】</Big></B>)
街をかけめぐる
謎の3人娘の1人。
レオンに用があったらしいが
その目的はいったい……?
&html(<B><Big>□【リュック】</Big></B>)
街をかけめぐる
謎の3人娘の1人。
雇い主のリーダーがおり、
何か目的があって街にやってきらしい。
&html(<B><Big>□【パイン】</Big></B>)
街をかけめぐる
謎の3人娘の1人。
平和の使者と名乗っていたが、
その実体は……?
2006-02-05T05:04:10+09:00
1139083450
-
キャラ紹介「メイン」
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/5.html
&html(<B><Big>□【ソラ】</Big></B>)
光の世界のキーブレードに選ばれた少年。
1年前の物語では故郷であるデスティニーアイランドと共に闇に飲みこまれて
しまった幼なじみのカイリを捜すため、ドナルド、グーフィーとともに
色んな世界を冒険し、闇につつまれようとしていた世界を救った。
その後、闇の扉の向こうに残った親友のリクをさがして旅を続けたが、
旅の途中で1年の間、眠りにつくことになった。
眠りから目覚めたが、どうして眠らなければならなかったのか、思い出せないでいる。
服も気持ちも新たに再び、親友のリクをさがす旅に出て
色んな世界をまわり、新たな世界の脅威であるⅩⅢ機関と戦っていく
&html(<B><Big>□【ドナルドダック】</Big></B>)
王様につかえる魔法使い。
1年前の物語では、王様を捜すために
ディズニーキャッスルを旅立ち、その旅の途中でソラに出会った。
闇につつまれようとしていた世界をソラと一緒に救った後は、闇の世界に
残った王様の手がかりをさがして旅を続けていた。
だがソラと同じく、いつのまにか
1年の間、眠りにつかされていた。
&html(<B><Big>□【グーフィー】</Big></B>)
王様につかえる騎士隊長。
1年前の物語では、姿を消した王様をさがしてディズニーキャッスルを旅立ち
「キーブレードを持つ者に同行せよ」という王様の手紙に従って、ソラとともに冒険した。
王様が闇の世界に残った後も手がかりをさがして旅を続けていたがドナルドたちと同様、
いつのまにか1年の間、眠りについていた。
世界を闇から救い、眠りにつくまでの間に何があったのかは思い出せないでいる
ソラとドナルドよりも、頭が良いと思えてしまう場面が多い
&html(<B><Big>□【カイリ】</Big></B>)
リクやソラの幼なじみで、鍵と鍵穴に関わるセブンプリンセスの1人。
1年前、闇にのまれて行方不明になり、ソラとリクは、それぞれのやりかたで
彼女を救おうとした。
そのおかげで住んでいた島に戻ってくることができたが、なぜか
ソラに関する記憶をなくしており、遊び場だった離れ小島からも足が遠のいていた。
だが、ロクサスの心と触れ合った事でソラを思い出し
ソラを思い出してから、会いたいという気持ちを日に日につのらせていた。
アクセルがあけた闇の穴に飛び込み、やってきたトワイライトタウンで
ハイネ、ピンツ、オレットたちと友達になるが、追ってきたアクセルに捕われてしまった。
もう一度ソラに会うことを心から願っている。
ⅩⅢ機関の本拠地、存在しなかった世界のお城で無事にソラともリクとも再会出来ている
今回、キーブレードで戦うなどの場面がある
&html(<B><Big>□【ナミネ】</Big></B>)
ソラと、ソラに関わる人の記憶をほどいて、自分が描いた別の記憶と
つなぎ直す能力を持つ少女。
ソラが闇のキーブレードを使った時、ソラとカイリの「心」が
同時に肉体を離れ、カイリのノーバディ「ナミネ」が誕生した。
だがカイリは心に闇を持たない7人のプリンセスの1人
肉体を離れても、カイリからハートレスは発生せず
消え去るはずの肉体は光の世界にとどまった。
そのためナミネは、心を失った証であるハートレスも、
ノーバディに新生する媒介となる肉体も欠落した、極めて不安定な
存在であり、それゆえにカイリとしての記憶もとどめていない。
ナミネは、カイリのノーバディとして生まれたが、ノーバディとして
在るために用いた媒介はソラの肉体と魂だった。
ソラの心に直接干渉したカイリの分身であるナミネ。
だからこそソラや、ソラとつながる心を持つ者たちの記憶を操れたと思われる。
彼女が絵を書きつづけているのは、自らに欠けたものを、他者の・・・・・・
主にソラの記憶から補うためかもしれない。
彼女は真の意味で「存在しないもの」であり、ノーバディにすらなれずに
行き場をなくしたもっともはかない影である。
ナミネは13機関に捕まり、忘却の城で記憶に関する実験の被験者となった
「他者の記憶を操る魔女」として忘却の城に訪れたソラたちの記憶をほどいて
勝手に別の記憶つなぎ合わせたが、それはマールーシャに城から出して
やらないと脅されていただけで最終的には、ソラたちと出会い
本来の記憶を取り戻させるためにソラたちを白いポッドに寝かせた。
だがソラが生まれてから過ごしてきた歳月の記憶をすべて回復するのは
かなりの時間が要し、13機関が支配する忘却の城で寝かせておくのは危険だと
ディズに説得され、眠るソラたちをトワイライトタウンに移して守ることになる
また、忘却の城に訪れたリクを助けたりもした。
最後は、カイリに戻った。
&html(<B><Big>□【リク】</Big></B>)
ソラのおさななじみ。
闇の力を利用するため、闇に身を染め、「アンセム(ゼアノート)」の姿となっていた。
彼をあやつろうとしていたゼアノートの心には
打ち勝ったのだが、闇の力を
使いこなすには、この姿になるしかなかった。
自分を「アンセム」と名乗り、闇の住人となる決意をしていた
すべてはソラを目覚めさせるために彼が選んだ事。
本物の賢者アンセムが作り出した
キングダムハーツ転送装置の爆発がきっかけで、
元の姿に戻る事が出来た。
それは闇に負けない心が実現した
奇跡だったのかもしれない・・・・・・。
かつて、リクが選んだ光でも闇でもない道と同じ
「ウェイトゥザドーン(夜明けの道)」という名のキーブレードを所持する
名前通りならば、このキーブレードは「はざまの世界」のものなると
思われるが・・・/・彼がこれをどこで手に入れたかなどの情報は無い
&html(<B><Big>□【セルフィ】</Big></B>)
ソラたちの島に住んでいた少女。
男の子にまじってソラたちと
よく一緒に遊んでいた。
島の消滅にまきこまれ、行方が
わからなくなっていたが、
1年前のソラの活躍により、
島へ帰ってくることができた。
&html(<B><Big>□【ピート】</Big></B>)
世界を回って、ハートレス軍団を集めようとしているヤマネコ。
かつて悪さばかりをしていたため、王様によって、異空間の牢獄に
閉じ込められていた。ドナルドたちとも顔見知り。
この物語では、牢獄から自分を助けてくれた
マレフィセントとともに、ハートレスを使って
すべての世界を手に入れようとしている。
&html(<B><Big>□【マレフィセント】</Big></B>)
闇の魔法をあやつる恐ろしい魔女。
以前の物語では、闇の力を利用しようとたくらむ者たちの
リーダーとして、ハートレスをあやつっていた。
リクをそそのかして、彼が闇に飛びこむきっかけを作った人物でもある。
闇に飲みこまれ、ソラたちによって倒されたが、かすかに残された魔力をたよりに、
1年の時をへて復活した。
&html(<B><Big>□【ジミニー・クリケット】</Big></B>)
1年前からソラたちの旅に同行しているのがジミニー・クリケット。
この物語の記録係をつとめている。
ピノキオの「良心」となって善悪を教えるという大事な役も
まかされている。以前の物語では、ソラたちに、ピノキオのことを助けてもらった。
ソラが目覚めた場面から出番が今回は無い
&html(<B><Big>□【王様】</Big></B>)
全ての世界を見守るディズニーキャッスルの王。
1年前、世界の危機にいち早く気づき、闇の勢力から世界を守るため
1人で旅立ち、トラヴァースタウンから闇の回廊を通って闇の世界に行き、
闇の世界のキーブレードを探して、入手する。
闇の扉を内側からキーブレードで扉を閉めるため、そして闇の扉は光の者では通れないため
リクと共に闇の世界の残った。
現在は、ハートレスと戦いながら、ⅩⅢ機関、ノーバディの目的を探り、
世界を駆けめぐっている。
レイディアントガーデンに初めて訪れた時に
彼が持っていたキーブレードは何だったのか謎である
デスティニーアイランドの書斎の机には、ミニーが1人で写る写真やミニーと一緒に写る写真を
置いているなどミニー王妃への愛情が感じられる。
イェン・シッドがお師匠様で、弟子の時代によくいたずらをしていた模様。
&html(<B><Big>□【プルート】</Big></B>)
王様の忠実な愛犬。
主人とペットの関係をこえた
強い絆で王様と結ばれている。
王様の身を案じ、ドナルドたちとともに旅立ったが、
最初から別行動をとっている。
自慢の鼻を生かして、王様に何度か会っている模様
&html(<B><Big>□【賢者アンセム】</Big></B>)
紅の包帯で素顔を隠し、ディズと名乗っていたがその正体は
本物の賢者アンセム。
かつて心やハートレスの研究に取り組んでいたが世界の秩序を
乱すのを恐れ、研究を中止しようとした。
しかし弟子であるゼアノートの裏切りにより、研究成果も誇りも
すべてが奪われてしまった。
以来、弟子たちへの復讐に心をとらわれていたが、姿を変えてまで
ソラを助けようとするリクの気持ちを目の辺りにして、心を改めた。
&html(<B><Big>□【ゼアノート】</Big></B>)
賢者アンセムのかつての一番弟子。
ハートレス化しながら、人の姿を保ち
「アンセム」を名乗りながら、扉、世界の心に関する研究を続けていた。
彼のノーバディであるゼムナスがⅩⅢ機関のリーダー。
彼は賢者アンセムに助けられる前の記憶が無い
2006-02-04T20:58:58+09:00
1139054338
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登場ワールド
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/11.html
&html(<B><Big>【デスティニーアイランド(Destiny Islands)】</Big></B>)
子供達の笑い声が響く美しい楽園の諸島、デスティニーアイランド。
前作ではソラ、リク、カイリが外の世界に行く事を夢見ていた。
1人、故郷に戻ったカイリは何故かソラの事を思い出せないでいた……
&html(<B><Big>【ディズニーキャッスル(Disney Castle)】</Big></B>)
全ての世界を影で支える王様(ミッキーマウス)が治める城で、ドナルドとグーフィーの故郷。
1年以上も王様が旅に出ているため、ミニー王妃が現在、留守を守っている。
城内には、世界を行き来できる船グミシップの格納庫のほか、閉ざされた部屋に
平和を守る“光のいしずえ”がある。 この世界は、聖なる力により守られている。書斎に先祖だと思われる絵が飾られている。
『野村哲也氏が語る見どころ』
前作では、冒頭のイベントでのみ出てきたワールドでしたが、ユーザーのみなさんから「なんでこのワールドのなかは歩けないの?」とか「このワールドをプレイさせて」という声が多く寄せられたので、今回はふつうのワールドとして登場させることにしました。そういう意味では、ファンのみなさんの声によってプレイできるようになったワールドと言えますね。
ただ、イベントでしか登場しなかった前作の場合、キャラクターが歩くことを考えてうなう、ムチャな作りのマップになっていたんです。それをちゃんと歩きまわれてバトルもできるマップにするには、すでにあるものをそのまま使うわけにはいかなくて、大きく作り直しました。とはいえ、前作に出てきた部分は見た目を変更するわけにもいかず、その調整には苦労させられましたね。本来は戦えないはずの場所を戦えるようにするのは、技術的にかなり難しいことなんですよ。
お城の外見は、ディズニーアニメの最初の挿入されるディズニーのロゴのお城をモチーフに、少し亜鉛時を加えました。あと、このワールドでは、ディズニーランドのトゥーンタウンのような雰囲気を出したかったので、城の柱をわざと曲げたりしています。
&html(<B><Big>【オリンポスコロシアム(Olympus Coliseum)】</Big></B>)
英雄と怪物たちの戦いが日夜くり広げられている、神々の国オリンポスの闘技場。
一方、ハデスが治める冥界にも闘技場があるが、危険な大会ばかり開催していたため、神々の王ゼウスによって封印され、いまは誰も入ることができない。前作では、コロシアムにしか行けなかったが冥界にも今回は行くことになる
『ヘラクレス』のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
前作ではマップがコロシアムだけだったから、今回はもう少しいろんなマップを歩かせたかったんです。それで、どこを舞台にしようかと考えたときに、前作でハデスの人気が高かったので、ガラリと雰囲気を変える意味でも、彼が治める冥界をメインにしてみました。
『FF』キャラクターのアーロンが登場するのは、「出してほしい」という声が多かっただけでなく“冥界”という死者の国が『FF10』に出てきた“異界”ともリンクすると思ったからです。『ヘラクレス』の世界に和装は似合わないかとも考えましたが、結局はあまり変えてません。サングラスを取って少し若くしたぐらいかな。あとは、身体のシルエットを、『ヘラクレス』の世界らしくウエストが締まったメリハリのある感じにデフォルメしています。ちなみに、彼が登場したときのセリフは、『FF10』と本作の両方のシナリオを担当した野島さん本人によるパロディです。
&html(<B><Big>【アトランティカ(Atlantica)】</Big></B>)
海の底にある、魚や人魚たちの楽園。
トリトン王が、トライデントと呼ばれる魔法のヤリの力を使って、平和に治めている。
国の災いがおよぶことを避けるため、この国に生きる者は地上の住人と関わりを持ってはいけないという厳しい掟がある。
トリトン王はキーブレードについて知っており、アリエル達はソラたちが違う世界から来た事を知っている。
『リトル・マーメイド』のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
ディズニーと言えば、やっぱりミュージカルですよね。そのミュージカルを、ちゃんとゲームとしての操作があって、なおかつ物語としても自然な感じでゲーム中に組みこめたら、という想いが以前からありまして。アトランティカなら、セバスチャンが天才音楽家という設定なので、ミュージカルパート主体のワールドにするにはうってつけだったんです。原作を知らない人でもおそらく耳にしたことがある『アンダー・ザ・シー』のような名曲の数々を、ソラやドナルドが歌うっていうのが、ちょっとおもしろい試みじゃないかなと。
ミュージカルイベントでは、ボタンの入力に成功するとさまざまなアクションが見られるんですが、やっている本人は操作に必死で、逆に、横で見ている人のほうが画面全体の演出を楽しんでいたりするんですよね(笑)。『キングダムハーツ2』には、そうした実際に遊ぶ楽しさと横から見る楽しさの両方があると思います。
&html(<B><Big>【アグラバー(Agrabah)】</Big></B>)
砂漠に囲まれた大きな都市。
かつて、右大臣のジャファーが闇の者たちと手を組み、この街を支配しようとしていたが、ソラとアラジンの活躍によって平和がもどったのだが……
『アラジン』のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
前作のアグラバーは、プレイのおもしろい場所としてスタッフ間でオススメのワールドだったので、今回もそのイメージを引き継いで登場させました。新しい仕掛けも増えていて、たとえば、空飛ぶじゅうたんに乗って敵と戦うシーンは目玉のひとつですね。じゅうたんに乗っている浮遊感や爽快感を味わいながらバトルを楽しんでもらえると思います。それと、ジーニーのアクションも大幅に増えました。顔だけが大きくなったり目が飛び出したりと、凝ったアクションを見せてくれます。じつはほかにもあるんですが・・・・・・それは実際にプレイしてのお楽しみということで。ジーニーの力を借りる機会ができたら、いろいろ試してみてください。みなさんきっと驚くはずですから。
ちなみに、今回のアグラバーの物語は、『ジャファーの逆襲』という『アラジン』の続編をモチーフにしています。『アラジン』はアニメが結構あるんで、シナリオのネタには困らないですね。
&html(<B><Big>【ハロウィンタウン(Halloween Town)】</Big></B>)
年に一度のハロウィンを成功させるため、残りの日はすべてその準備にあてているという奇妙な街。
以前は街全体が不気味な雰囲気だったが、ジャックが「ハロウィン風クリスマス」を提案したことで、いまは電灯などで華やかに飾られている。 今回は、クリスマスタウンという場所にも訪れる事になる。
「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
自分も含めて開発スタッフには、原作の『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』をすごく好きな人間が多いので、前作に引きつづきハロウィンタウンを出そうということになりました。で、今回は原作に近い話にして、クリスマスタウンも登場させようということになって。暗いイメージのハロウィンタウンと華やかなクリスマスタウンとのギャップがおもしろいですよ。
ジャックのモーションにもぜひ注目してほしいですね。今回のモーションは、前作よりもかなり理想型に近づきました。とくに口の動きとか、すごくいいデキですよ。そうそう、ジャックにはサンタの衣装を着せたんですけど、ソラたちの変身はハロウィンタウンバージョンだけなんですよね。サンタバージョンのソラたちも入れてみたかったんですが、今回それを思いついたときにはもう時間切れで・・・・・・。もし機会があったら、どこかで出してみたいですね。
&html(<B><Big>【100エーカーの森(100 Acre Wood)】</Big></B>)
絵本のなかに描かれたお話の世界。
広大な森には、プーをはじめとする森の仲間たちが楽しく暮らしている。
本自体は、1年前とはちがって、みんなの家や丘などが飛び出す仕掛け絵本になっており、新たに追加されたお話もあるようだ。 『くまのプーさん』のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
前作のときは、ミニゲームのことを想定せずにマップを作っていたから、実際にミニゲームを組みこむときにマップ的な制約が多くて大変だったんです。でも、今回は最初からミニゲームの舞台としてマップを設計していたので、自由に作れたぶん、前作以上におもしろいミニゲームがそろったように思いますね。なかでも『ハチミツスライダー』は、途中で森から絵本の上の世界へ飛び出したりするのが、まるでディズニーランドのアトラクションのような雰囲気に仕上がっていて、僕自身すごく気に入っているんですよ。
物語のほうも、『プーさんと大あらし』とか『クリストファー・ロビンを探せ!』といった原作のエピソードがいろいろ盛りこまれています。プーさんのファンなら、何度もニヤリとさせられるんじゃないですかね。開発チームのなかにディズニー好きの人間が多いというのが、みなさんによく伝わるワールドだと思います。
&html(<B><Big>【ホロウバスティオン(Hollow Bastion)】</Big></B>)
レオンたちの故郷、かつては賢者アンセムが平和に治めていたが、マレフィセントひきいる闇の者たちの本拠地とされて以来、荒れる一方だった。 だが、ソラたちが闇の者もマレフィセントも倒し平和を取り戻す。
現在は、ほかの世界へ逃れていた住人たちが少しずつ戻ってきており、街も再建されつつある。
『野村哲也氏が語る見どころ』
今回のホロウバスティオンは、復興途中の世界です。前作でメインの舞台となった城が、半分くずれかけた状態になって建て直されていたり、その周囲に張られていた水が干上がって、あとに市街地ができていたり・・・・・・。そういった前作からの様変わりっぷりが、見た目におもしろいんじゃないかと思いますね。
それと、このワールドは『FF』キャラクターが多いので、彼らがどのように変わったのかも見ていただけたらと。たとえば、ユフィは『FF7 アドベントチルドレン』で好評だったコスチュームで登場しますし、レオンも『FF8』に近い衣装になっています。もちろん、エアリスの服装も変えていますよ。彼女は『アドベントチルドレン』で服の変更がなかったから、思い切って『ビフォア クライシス』の衣装をベースにしてみました。
イベントについて言うと、このワールドでは、非常にたくさんの敵を相手にソラが戦う、大決戦とも呼ぶべき群衆バトルが用意されています。そのときには『FF』キャラクターたちも総出演で一緒に戦ってくれるので、みなさんには「おおっ!」と感じてもらえるんじゃないですかね。そういう意味では、『FF』ファンの人にうれしいワールドになっていると思います。
&html(<B><Big>【トワイライトタウン(Twilight Town)】</Big></B>)
時計塔も兼ねた巨大なステーション。街のあちこちに、列車の線路は高架で築き上げられている、夕焼けによってオレンジ色に染まった街。 ソラの心に封印された裏側の記憶(ソラが知ったら不味い記憶らしい)から作ったカードでソラ達がCOMの時に行った場所。ソラは、知らないのに進むうちに懐かしくなった、記憶が無いのに懐かしいという気持ちだけが大きくなった、ソラの心の裏側にこの地が記憶されている、心がココを知っていると謎だらけだった。
『野村哲也氏が語る見どころ』
「新たな物語がはじまる場所として、ふさわしい街になったと思います」
冒険のはじまりの場所ということで、まずは前作をプレイされた人でも、そうでもない人でも、同じスタートラインに立てるようにしたいなと考えました。『2』からはじめた人がチンプンカンプンになるような、いかにも物語の途中からスタートする形にはしたくなかったんです。そう考えて作った物語が、すごく切ないものになったので、それに合わせて街も夕暮れ時の情景にしようと思いついて。さらに、そこに『チェーン オブ メモリーズ』からつづく「光と闇のはざま」のイメージもピタリとハマってくれて、『2』の物語がはじまるのにふさわしい場所になったと思いますね。
街の規模は結構大きいです。でも、ただ広いだけではおもしろくないので、アルバイトとしてミニゲームを散りばめてみました。ミニゲームはそれぞれ、やりこみがいがありますよ。
また、この街には『FF』キャラクターたちが数多く登場します。とくにビビは、ファンのみなさんから「出てほしい」という要望がとにかく多くて。かわいい感じに仕上がったので、ぜひ期待してください。セッツァーを出したのは、僕自身が彼を3Dで見たかったというのもあります(笑)。彼の役どころには、ほかにも『FF7』のルーファウスなんかが候補にあがっていましたね。
&html(<B><Big>【DIVE TO HEART】</Big></B>)
前作、ソラが夢の中で訪れた世界。
今作では、ロクサスも来る事になる
**■2初登場ワールド
&html(<B><Big>【プライド・ランド(Pride Land)】</Big></B>)
たくさんの動物たちが暮らす自然の王国。
サバンナにそびえる大岩プライド・ロックを中心に豊かな大地が広がっており、代々の誇り高い王によって治められてきた。
渓谷やジャングルやオアシスなど、さまざまな自然に取り巻かれている。
「ライオンキング」のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
じつは前作でも入れようと思っていたワールドなんですが、キャラクターを2足歩行から4足歩行へ変えるには別のプログラムが必要だったので断念した、という経緯があったんですよ。今回は最初からスタッフのみんなが「出しましょう」と言ってくれて、ようやく実現しました。
ソラたちが変身する動物については、「アフリカにいるようなものじゃないとダメ」という制約もあって悩みましたね。ソラは、デザインが幼少時代のシンバに似過ぎてしまい、ディズニーからなかなかOKが出なくて苦労しました。ドナルドはザズー(原作に登場する、ムファサの右腕的存在の鳥)がモチーフで、グーフィーはアトランティカでカメだったのを受けてリクガメにしています。カメはまともに歩かせると遅すぎるので、回転しながら移動するようにしました。原作の広大な世界を表現するために、3人ともほかのワールドよりもスピーディな動きができるよう工夫しているんですよ。
&html(<B><Big>【ザ・ランド・オブ・ドラゴン(The Land Of Dragons)】</Big></B>)
偉大な皇帝が治める大国。
その国力はとてつもなく強大で北の国境に何千里にもおよぶ城壁を築いているほど。
近ごろ、その城壁を越えてシャン・ユーひきいるフン族が攻め込んできたため、全土に兵の召集命令が出され、緊張が高まっている。「ムーラン」のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
新しいワールドをいくつか入れるにあたって最初に考えたのは、「前作にはなかったイメージの世界を入れたい」ということでした。その点『ムーラン』は、中国を舞台にしたアジアンテイストな世界観なので、これはおもしろいかな、と思いまして。あと、物語の設定自体は、すごくゲーム化しやすかったんですよ。いろいろな場所で戦ったり、雪山で決戦があったりしますから。
見どころは、やっぱり雪山ですかね。雪崩の場面なども、なるべく原作に忠実に作ろうということで、かなり苦労しました、ぜひ、原作そのままの映像が3Dで動くところを見てやってください。それと、キャラクターのフェイシャルモーション(表情の動き)も今回のクオリティアップしているんですが、とくにこのワールドのキャラクターの表情は、もとの絵が動かしやすかったこともあって、いいデキに仕上がったと思っています。
&html(<B><Big>【ビーストキャッスル(Beast's Castle)】</Big></B>)
深い森のなかに建つビーストの居城。
もとは光り輝く美しい城だったが、魔女の呪いにより、城の住人もろとも不気味で醜悪な姿へと変えられてしまった。
城のなかは昼間でも薄暗く、さまざまなハートレスがうろつく危険な場所となっている。
「美女と野獣」のキャラ達が暮らしている世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
ビーストは、前作ではソラがくじけそうになったときに導いてくれたりして、結構インパクトのあるキャラクターだったと思うんです。個人的にもそれが印象に残っていて、彼を再登場させたくて『美女と野獣』のワールドを入れました。マップ自体はビーストの城だけですが、プレイヤーを飽きさせないように、いろいろな仕掛けを盛りこんであるので、ぜひ楽しんでください。
あと、キャラクターたちの表情や動きにも注目してほしいですね。とくにビーストのモーションは、凶暴そうに見えるなかでたまに彼の優しさが垣間見える……そんな微妙な表現がうまくできたんじゃないかなと思っています。そうそう、前作ではビーストの身体が大きくて、画面手前にくると邪魔だという声があったんです。今回は、彼の性格を反映したのか、それともプレイヤーの視界をさえぎらないようにするためか、我先にと敵に向かって突進していきますよ(笑)。
&html(<B><Big>【ポート・ロイヤル(Port Royal)】</Big></B>)
紺碧の海に浮かぶ熱帯の島の港町。
大陸にある国々との貿易が盛んで、貿易商や船乗りなど、多くの人でにぎわっている。
そのぶん海賊たちの格好のマトになるため、彼らから街を守るべく海軍の砦が築かれているが、あまり効果はあがっていない。
「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキャラ達が暮らしている。
『野村哲也氏が語る見どころ』
誰も予想できないようなワールドをひとつ入れたかったんです。それを考えたときに、ちょうど『パイレーツ・オブ・カリビアン』が公開されていて、とてもおもしろい映画だったし、スタッフに「実写映画のワールドはどうかな」と聞いてみたら、すごく乗り気だったので採用しました。
こういう描きこまれた世界というのは、どちらかというと『FF』に近い画面作りですよね。もともと『FF』も手がけたスタッフが大勢いる開発チームなので、ひさしぶりにリアルな世界を作ることになって、ためていたものが爆発したというか、ここぞとばかりにノッて作りました。
呪われた海賊たちが月の光のしたにいると正体を現す、という原作の設定は、このゲームでもしっかりと活かされています。影のなかにいるときは人間の姿をしていて、ソラたちの攻撃が全然効かないんですが、月の光の下に出るとゾンビみたいな姿に変わって、ふつうに倒せるんですよ。
&html(<B><Big>【タイムレス・リバー(Timeless River)】</Big></B>)
すべてがモノトーンで表現された、懐かしい雰囲気の漂う世界。
「礎の丘」と呼ばれる草原には、近々お城が建つらしい。
丘のわきには大きな川が流れ、そこを行き来する蒸気船ウィリー号は、この世界のシンボルとして住人たちに親しまれている。
『野村哲也氏が語る見どころ』
白黒のワールドというのはインパクトが強いし、自分でも「3Dでの白黒の世界」を見てみたい気持ちがあったので、今回新たに入れてみました。ソラのグラフィックは、オールドタイプのドナルドたちに雰囲気を似せて作ったんですけど、目の表現に苦労しましたね。この時代のキャラクターたちは完全な黒目なんですが、ソラも同じような感じで描いたところ、どうもかわいくない。そこで結局ソラだけは、三角形に切りこんだ形――原作より少しあとの時代の表現を採り入れました。
それと、音声もわざとこもった感じにしてあります。じつは僕もできあがったものを遊んでみて驚きました(笑)。グラフィックだけでなくサウンドやほかのパートのスタッフも、レトロさの表現にこだわっているんです。ちなみに、このワールドのモチーフは『蒸気船ウィリー』だけでなく、いくつかの白黒作品も入っているので、ディズニーファンのかたがたには喜んでもらえると思います。
&html(<B><Big>【スペース・パラノイド(Space Paranoids)】</Big></B>)
コンピュータのなかに作られたサイバースペース。
ここでは情報を処理するプログラムたちが働いており、MCPと呼ばれるメインプログラムがすべてを管理している。
彼らプログラムは、システムの外にいる人間のことを「ユーザー」と呼ぶ。
「トロン」の世界。
『野村哲也氏が語る見どころ』
前作の海外版の開発中にロサンゼルスへ出張したら、ちょうどディズニーが『トロン』のゲームを作っていたんです。それの宣伝ポスターとかをディズニーの社内のあちこちで目にしたのが、このワールドを入れようと考えたきっかけですね。全体に流れるレトロなコンピューターの感じを味わってもらえたらおもしろいかなと思って、効果音も、昔のピコピコした電子世界っぽい感じが、かえって新鮮かなと。で、今回『2』を作るとなったときに、一番最初に新ワールドとして決まったのが、このスペース・パラノイドなんですよ。
ソラのデザインに関しては、トロンと同じような全身にピッタリの服にしちゃうと、トレードマークのトンガリヘアーがなくなってしまうので、そこだけ隠さないようにしています。ただ、身体に入っている電気っぽいラインがこまかくて、描くのはかなり大変でして……。その部分は、テクスチャ班にがんばってもらいました。
&html(<B><Big>【トワイライトタウン(Twilight Town)】</Big></B>)
時計塔も兼ねた巨大なステーション。街のあちこちに、列車の線路は高架で築き上げられている、夕焼けによってオレンジ色に染まった街。
ソラの心に封印された裏側の記憶(ソラが知ったら不味い記憶らしい)から作ったカードでソラ達がCOMの時に行った場所。ソラは、知らないのに進むうちに懐かしくなった、記憶が無いのに懐かしいという気持ちだけが大きくなった、ソラの心の裏側にこの地が記憶されている、心がココを知っていると謎だらけ。
最初の街。
『野村哲也氏が語る見どころ』
「新たな物語がはじまる場所として、ふさわしい街になったと思います」
冒険のはじまりの場所ということで、まずは前作をプレイされた人でも、そうでもない人でも、同じスタートラインに立てるようにしたいなと考えました。『2』からはじめた人がチンプンカンプンになるような、いかにも物語の途中からスタートする形にはしたくなかったんです。そう考えて作った物語が、すごく切ないものになったので、それに合わせて街も夕暮れ時の情景にしようと思いついて。さらに、そこに『チェーン オブ メモリーズ』からつづく「光と闇のはざま」のイメージもピタリとハマってくれて、『2』の物語がはじまるのにふさわしい場所になったと思いますね。
街の規模は結構大きいです。でも、ただ広いだけではおもしろくないので、アルバイトとしてミニゲームを散りばめてみました。ミニゲームはそれぞれ、やりこみがいがありますよ。
また、この街には『FF』キャラクターたちが数多く登場します。とくにビビは、ファンのみなさんから「出てほしい」という要望がとにかく多くて。かわいい感じに仕上がったので、ぜひ期待してください。セッツァーを出したのは、僕自身が彼を3Dで見たかったというのもあります(笑)。彼の役どころには、ほかにも『FF7』のルーファウスなんかが候補にあがっていましたね。
&html(<B><Big>【存在しなかった世界】</Big></B>)
ⅩⅢ機関の本拠地がある世界。
詳細は不明
2006-01-25T03:13:04+09:00
1138126384
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カット・変更されたシーン
https://w.atwiki.jp/xehanort/pages/21.html
■【カット】
ロクサス
「俺には よく分からないんだ
この世界が、本当も、本物なのか。」
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■【カット】
<トワイライトタウン>
街の中を逃げ、闇の中に消えるダスク
それを追って走るロクサス
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■【カット】
ホロウバスティオンの城、黒コートのゼムナスが立つ場所に
色んな場所から、闇の回廊を通って闇から現れる黒コート達は
ゼムナスが立つ場所に歩いていき、集合する(全5人)
ホロウバスティオンの城、ネオシャドウに囲まれているソラたちは
ネオシャドウを倒しながら走り、先行するソラは高い場所に立っている黒コートの者に
飛んで斬りかかる、それと同時にフードを取ろうとしている黒コートの者
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■【カット】
<トワイライトタウン・屋敷:地下廊下>
グーフィーとドナルド
ドナルド
「寝ぼけてる場合じゃないだろ」
ドナルドが杖からブリザドを出すと、跳ね返って自分の所に戻ってきて凍る
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■【カット】
<トワイライトタウン・屋敷:ダイニング>
椅子に座るディズ
現れた黒コートを着たアンセム(リク)
ディズ
「我々の計画を――
悟られてはまずいぞ アンセム」
立ち去る黒コートを着たアンセム(リク)
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■【変更】
<トワイライトタウン・地下広間>
『約束のお守り』『過ぎ去りし思い出』を出すロクサス
ロクサス
「おまえをソラに会わせるわけにはいかない!」
アクセル
「血迷ったか!」
強風、そしてアクセルとロクサスを囲む炎
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■【変更】
<トワイライトタウン・駅前広場>
・ダスクにやられ、ソラたちが倒れてダスクに囲まれ、黒コートを着た王様がソラたちを
助けるシーンで、ダスクの攻撃でソラは地面に尻を着く
ソラの衣装が2の衣装
王様のキーブレードのミッキーマークのアクセサリーが金色じゃなく銀色
他、カメラアングルやダスクが1匹多かったり色々あります
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■【変更】
<ホロウバスティオン・大渓谷>
1000体のハートレスの中にべヒーモス、ワイバーン
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■【変更】
<存在しなかった世界・記憶の摩天楼>
サムライがソラたちを囲み、武器をかまえる。
キーブレードをかまえて走り出すソラ。逆側から同じように走り出す黒コート。
ソラが黒コートに、黒コートがソラに向かって跳んで……激突するくらい接近して……
(ここでお互い、攻撃しようとしている)
黒コートが素手。
2006-01-24T05:02:51+09:00
1138046571