カードに関する用語知識


未開封(中袋未開封)

神羅万象における「未開封」とは一般的にカードを保護している透明の袋が開けられていない状態の事を指す。人により、「中袋未開封」と表記する場合もある。

開封済み

「未開封」に対し、カードの入っていた透明の袋を開け、カード剥き出しの状態を指す。大抵のコレクションファイルのポケットにはこの状態でないと奇麗に収まらない。だがトレードや販売をする場合「開封済み」の価値は「未開封」に比べ著しく落ちる為、出来る限り「未開封」で保存するのが望ましい。

ヒダ剥がれ

カード保護用の透明の袋の後ろ側の中央にある背鰭(セビレ)のような部分を「ヒダ」と呼び、購入時、このヒダは袋の上下で接着されている。この上下の接着が剥がれている状態が「ヒダ剥がれ」である。トレードであまりこの事に固執するのは控えた方が良いが、自分の提供分に「ヒダ剥がれ」のカードが有る場合に関しては明記しておくと無用なトラブルを避ける事が出来る。

ホロ仕様

神羅万象のホログラムシートにはいくつかのバリエーションがあり、商品によっては同じカードでも異なる仕様のホログラムが使われる事がある。後述する1章2弾の「ドットホロ」と「ミラーホロ」がその典型であるが。これに固執するトレードは嫌遠される傾向にある。

ホロ継ぎ目(継ぎ目)

ホログラムシートは特定のパターンを連続して印刷する事で大きな面積をカバーしており、当然パターンとパターンの境目にはズレや重なりが発生しそこに不自然な線が出来る、これが「ホロ継ぎ目」である。シートのパターンとカードのサイズは必ずしも一致しないのでカードにこの継ぎ目が縦、或は横の線となって現れる事がある(場合によっては両方の線が入る事も珍しく無い)。が、これは商品特性上やむを得ない事なので本来カードの価値を左右する物ではない。トレードなどの際に不安があった場合、相手にホロ継ぎ目の存在と状態を報告するのはトラブル防止のエチケットとなるが、相手に執拗にホロ継ぎ目の確認をとったり、「ほろ継ぎ目無し」などの条件を押し付けるのは好ましい行動とは言い難い。また、「ホロ継ぎ目無し」を希望品の条件に加える事は「ホロ仕様」以上に嫌遠される傾向にある。

ドットホロ

1章2弾まで使用されていたホログラムの仕様で、目を凝らすと0.5mm程の微細な四角のパターンで構成されている為「ドットホロ」と呼称される。

ミラーホロ

1章2弾の後期生産分に使用されたホログラムの仕様で色味や反射色は「ドットホロ」と酷似しているが、「ドットホロ」の特徴であった四角いパターンが消えており、滑らかな光沢面になっている。尚、1章1弾復刻版もミラーホロが採用されている。

ホロ透け

ホログラムやシルバーカードに見られる現象で、キャラクターの印刷面に掠れや薄い部分があると光の加減で下のシートがキャラクターの印刷面を透かして光って見える現象を指す。扱いは「初期傷」と同様。

初期傷

神羅万象のカードに使われているプラスチックシートは比較的硬質の物が使われており、傷がつき易い。その為、製造中にカード表面に微細な傷がつく事が多い。これを「初期傷」と呼称する。初期傷は購入時から着いている物なので「ホロ継ぎ目」同様、カードの価値を左右する物ではない。当然、「初期傷」を主張できるのは「未開封」のカードに限られる。あまりに酷い物があった場合は、その状態のまま発売元のバンダイ?に発送すれば、新しいカードと交換してもらえる。トレードや販売の場合もこれら「初期傷」は不問とするのが一般的である。

抜き

「抜き」とは店頭に配置されている商品から何らかの目印を探して特定のアイテムだけを依って購入する行為を指す。神羅万象の場合、カードが詰められている順番が固定されているので出荷時のままの状態であるならば、4隅のどれかを購入すれば、その箱の中の配列が完璧に把握出来る為、「抜き」はかなり容易である。当然人気のある商品であれば店側もそれを察し、箱から出して陳列し直すなどの処置を施すのだが、神羅万象はまだまだマイナーな商品の為、大半の店では元の状態のまま陳列しているのが現状である。逆に、人気商品になると、今度は店側の人間が抜き行為を行うようになるので難しい問題でもある。これを完全に避けたい場合、自身で信用の於ける店や通販などで箱ごと購入するしか解決策はない。個人からのBOX購入は上記の理由から御薦めできない。

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最終更新:2007年12月06日 16:37