一期一会
いちごいちえ
主も客も、茶会に参加する時は、一生に一度のこととして思い、誠心誠意尽くしなさい、という茶の湯、茶道のことばから。
未来はどうなるか判らない。今親しくしている人とも、これが今生の別れとなるかもしれないのだから、真摯に相手を思い、精一杯尽くし、全ての事は二度とは起こらないかもしれないので、今できることを全力で悔いの無いようにしようという教え。
一期(いちご)は人間の生から死までの期間、一生を意味し、一会(いちえ)はひとつの会合、集会を意味する仏教用語である。
「人生は――。仲良く楽しくやりましょう」
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