メテオストームのお話
- 略称はMS、前提スキルはTS1/SiR2です。
- 大魔法中で唯一、スキルレベルの大小に左右されない、固定された詠唱値を持ちます。レベル10同士で比較すると、LoVの約1.5倍の詠唱時間とスキルディレイを要します。
- よくLoV(ロードオブヴァーミリオン)とライバル視されます(笑)。三大魔法の中でSGが飛びぬけて強く、MS・LoVが二番手の座を争う形になるからです。
- 指定した7*7セルの範囲内のランダムな地点に、隕石を落とします。隕石は落下した地点を中心に、やはり7*7セルの攻撃範囲を持っていて、最大で7つの隕石を落下させます。(スキルレベルが高いほど多くの隕石が落ちてきます。)
- 隕石は落下地点に障害物があると落ちてきません。広い地形で用いることが絶対条件となります。
- かなり特殊な攻撃範囲を持つためダメージが拡散しやすいです。ただし隕石がどの地点に落ちても中心の一点のみは必ず攻撃範囲に入ります。
- 隕石ひとつが、最大5HITします(レベルによります)。MATKは1HITにつき1倍と単純です。
- 隕石ひとつは5HITの集合体なので、正確には7*7範囲に5HITする攻撃を1セットとして、7セット実行するということになります。
- 隕石1つが当たるごとに、スタン状態を付与する判定を伴います。
- 敵のMDEFは1HITに対して1回適用されます=こちらのMATK100%に対して、敵もMDEFを100%の状態で適用できます。LoVと違い、MDEF貫通能力を一切持ちません。
- 単純な表現で「中心点には35HITします」。MATK*35という攻撃力は、SGを除く他のどの魔法よりも強力です(他には「最高の条件を整えたWB」が、これに匹敵するダメージを発生します)。
- ただし運が悪いと、まったく当たらない事も有り得ます。
- 以上から「ランダムな命中精度」を持ち、「0~35倍のMATK倍率」となることから、結果として【極めて不安定なダメージを与える範囲攻撃で、ただし中心点のみには全スキル中最大水準の火力を発生する】という特性を持ちます。
- この中心点への純粋な破壊力が、最大の長所です。
- 一方で、最低でも3つの隕石が命中しないと計算上LoVに火力で劣ることになります。またMDEF貫通能力を一切持たないことから、極めて高MDEFの敵に対しては、全弾命中してもLoV以下のダメージしか発生しない場合もあり、絶対的に有利な火力というわけではありません。
- 見るべき点として、火属性の範囲魔法なためSGが苦手とする風属性の敵に対しても問題なく効果があり、SGとMSを備えるだけでも、対処できない属性は水属性以外はなくなります(水属性にはJTなどで対応します)。HDが効かない敵に対してはSGより大きなダメージを期待できる点も注目すべきです。
- 単体で見た場合も、火属性大魔法は多くの属性・種族に高めの効果があり、またエフェクトが比較的軽く単純な打撃のみを行うために、BOSS戦での後方支援にも適する特徴を持ちます。
- 対人戦では火属性への対処が比較的なされないことと、クリーンヒットしたときの攻撃力やスタン付与などが、有利に働くようです。
- スタン後のターゲット流れには気を付けなければなりません。
- ブラギの歌などと併用して複数のMSを同時発生させたり、またはSG-MSを連射する場合、どれだけ重ね置きしてもすべて効果を発揮するため、極めて強力な破壊力を生み出します(SGやLoVは、複数が同時に効果を発揮することはありません)。
- 個人的な感想として、総合的に見た場合は非常に優秀な攻撃魔法です。ただし範囲攻撃として用いるよりは、爆心地点への単体火力と考えるのが無難な運用法です。
- Intが非常に高い状態では、信じがたい火力を発生します。氷割りも含めたSGの威力はMSを上回るものですが、MSは敵を弾いたりして座標に手を加えないため、こちらのほうが使いやすい場面も見られます。また、氷割りをしない/できない場合、MSの単純火力はSGを上回ります。
- スタン発生率は意外に高いです。が、MSの直撃を受けても死なずにスタン効果が発揮されるような敵は、基本的にはスタンからすぐに復帰します(汗)
- FWを憶えるための条件である「FB4」で換算すると、中心点では実に9回のキャスト分に近い破壊力を持つ…と言えば、どれだけ強力なのかが想像できると思います。
■MSが活躍する狩り場の例
- グラストヘイム監獄
- グラストヘイム地下水路
- グラストヘイム騎士団
- タートルアイランド地表
- 地下2Fを除くピラミッドダンジョン全エリア
- オークダンジョン2F
- 時計塔地上4F
- 他、地属性の敵やアンデッド、移動しない敵(メガリスや各種アーチャーなど)、極端にHPが高い強敵が出現するところすべて。
■強化の可能性
SGと比較してしまうと弱いため、増大し続ける敵のHPに対処する形で調整がはかられた場合、どのように強化されるかの予想です。
- MATK倍率の単純な増加。現状の35倍をSGに匹敵する50倍にするなど。
- HiWIZスキル、魔法力増幅の影響を完全に受けるようになる。
- 落下範囲の縮小や隕石の攻撃範囲拡大、隕石数の増加=命中確率の向上。
すべて妄想です。まず有り得ないと思います。実装されると幸せですね(笑)