はじめに

△△.Gって装備が出たけど、これ何!?
G装備ってどうやってつくるの?
・・・などなどの疑問と回答をまとめた超・初心者向けのページです。
このページでG精錬の基礎知識をお勉強していきましょう。

…かなり内容が充実してきて、初心者だけでなく、中級者向けの情報も増えてきました。
加筆・修正してくださった皆様に感謝。


G装備とは

  • Gがついていない本来の装備品よりも基本性能(攻撃力や魔力など)が高い(例外あり)
    武器はN→Gで攻撃・魔力の基本性能が10、G→DG・DG→XGで攻撃・魔力の基本性能が5ずつup
    防具はN→G・G→DG・DG→XGで防御の基本性能が2ずつup
    アクセ(アクセ扱いの頭装備含)は基本性能が変わりません
  • 装備に関して、ステータス制限がなくなり、レベルのみの制限となる
    たとえば、知能極のキャラでも「精神」が必要な装備が着られます!
  • 武器はダメージ増加が付加され、防具はダメージ減少が付加される
    これが一番のメリットかもしれません。
    中にはダメージ増加・減少が同時につく優秀なアクセサリーもあります。
    (燃えるしっぽ、黄色のリボンなどなど)
    精錬値ごとのダメージ増加・減少の値については「情報/精錬&鑑定」のページの「G精錬」を参照。
  • G精錬を行うと、武器の[火]などの属性は消える
    +7や+8といった精錬度も+0に戻るが、オプションは維持される
  • 特殊精錬(G含む)の際に、優秀な補助となる
    G精錬の補助にG装備を入れることもあります。むしろほぼ必須。
  • G装備はさらにG精錬できる
    G装備をG精錬するとDGになります。DG装備をG精錬するとXGになります。
    もちろん後者になるほど優秀な装備品となります。
  • 武器に限り、(SP)・(CT)・(HIT)のうち一つと重ね掛け可能。
  • G精錬は鍛冶士のスキルを使う
    鍛冶士を持ってない場合は、信頼できる職人さんに依頼しましょう。
  • G精錬に失敗すると装備は失われる
    作成するときに成功率(%)が表示されるので参考にします。
    基本的に、成功率が100%になるようにします。
  • 一部の装備品(王宮学生服、ムーンライトなど、イベント品が中心)はG精錬できません。


精錬の書(Gの巻)とG精錬について

G化するためには、G書が必要になります。
G書は巻数が上がるにしたがって、より高レベルの装備を扱えるようになり、補助スロットの数も増えます。
反対に、巻数が上がるにしたがって、基本成功率が下がります。

そのため、G精錬したい装備のレベルを大きく上回る書を使うと、
よりポイントの高い補助(当然高価)を用意しなければならなくなるので注意が必要です。
(補助スロットが増えることにより、ピンクダイヤを増やすことで逆に安く済むこともあります。)
装備のレベル 補助スロット数 基本成功率 備考
1巻 13 2 50% 通常ドロップなし
2巻 26 2 45% 通常ドロップなし
3巻 39 2 40% 通常ドロップなし
4巻 52 3 35% 書の入手が困難
5巻 65 3 30% 書の入手が困難な上、入れ墨85個がとても大変
6巻 78 3 25% 露店でよく売買されており、材料集めも楽
7巻 91 4 20% 露店でよく売買されており、材料集めも楽
8巻 104 4 15% 流通量は多いが、エラスネツの紋様55個が少し面倒
9巻 117 4 10% 書の入手が困難(ケテルの結晶は前ほどは苦労しません
10巻 130 5 5% 流通量は多いが、甲殻類の骨120個が少し面倒
11巻 143 5 5% 流通量少なめ
12巻 156 5 5% 流通量は多いが、ジェイソンの恨み172個がやや大変
13巻 169 5 5% 流通量は多いが、自然石とソウルルーンストーンで財布がピンチ!
14巻 196 5 5% 流通量は多いが、自然石とソウルルーンストーン2個でもっと財布がピンチ!
ゲーム内アイテムのレベルに誤りあり。182武器のG精錬に使えます
15巻 220 5 5% 書の入手が半端じゃなく困難
ゲーム内アイテムのレベルに誤りあり。200武器のG精錬に使えます
この表の装備のレベルとは、G精錬したい装備品(+7などにしたもの)のレベルです。
G精錬を行うには装備品を+7以上に精錬する必要があります。
装備品を+8以上にすると、G精錬に必要な補助ポイントが減りますが、システム料が跳ね上がります。
システム料とは、鍛冶士が精錬スキルを使う際に失うセゲルのことです。鍛冶士さんの財布に入るわけではありません。
システム料は精錬したい装備品(とその精錬度)にのみ依存し、何巻を使おうが一緒です。
+8以上にしたときのシステム料の上昇値については「G化システムの考察」を参照。

    参考リンク:情報/G化システムの考察

G14巻以降は、装備品を+9まで上げなければG精錬を行えません。
ルビー・ダイヤ精錬によって装備レベルが上昇することに注意してください。
よく使われるのは6巻、7巻、8巻、10巻、12巻あたりです。

ここでは、書自体が安価なG8巻を例に出して説明します。
ここからはお目当てのG装備の元となる装備品があることを前提とします。

例えば、「僧侶ピヨの帽子+7」。XG+7にするとダメージ減少11%がつく優秀な頭防具です。
この例では精錬済みの装備レベルが30なので、G8巻(レベル104以下に使える)で十分ですね。
「なんでそんなにレベルをオーバーした書を使うんだ!?」って思われた方は
「書・補助の選び方」の項を参考にしてみてください。

まずG書を用意しますが、レアドロップです。高価です。
が、アイスキャッスルの実装によってお手軽に入手できるようになりました。
落とすバイルについてはこちらを参照

    参考リンク:生産系情報

運良く手に入れることができたら、手に入れたG書に必要な材料を集めます。
材料一覧も上の参考リンクを見てください。
集めるのも結構大変ですね。買い取り露店を出すのもいいでしょう。
材料を集め終わったら補助を用意しますので、次のステップに進みます。


補助について

説明

補助とは、成功率を上昇させる働きがあるものをいいます。
  • 参考画像
ピンクダイヤを補助スロットに入れることによって、成功率が上昇しているのが分かりますね。

補助には一般宝石類や装備品(+5以上)などを入れることができます。
もちろんG装備を補助に使うこともあり、成功率上昇に役立ってくれます。
※アクセサリーは補助として使用できません

G8巻と材料が用意できたらいよいよ補助を選びます。
G8巻には補助スロットが4つ用意されています。

では、必要な補助ポイントを求めます。
G書と精錬したい装備品をセットし、初期成功率および、1ポイントあたりの成功率上昇量を確認します。
確認には補助ポイントが10のピンクダイヤを使います。
※昔は補助ポイントが1の水晶がよく使われていましたが、
  上昇量が0.005%刻みに変更された為、ピンクダイヤを使うのが通常になりました。
  水晶では小数点第三位まで計算することができないからです。
  中~高レベル装備ではこの0.005%の誤差が数Pt~十数Ptの誤差を生みます。
必要な補助ポイントは以下の式で求めることが出来ます。

(100-初期成功率)÷(1ポイントあたりの上昇率)

鍛冶士を持っていない場合は、使用するG書・G精錬したい装備品・計算用のピンクダイヤを預けて計算してもらいましょう。
1ポイントあたりの上昇率は装備品と精錬度によって決まります。
装備品と精錬度が同じならどの書を使っても1ポイントあたりの上昇率は変わりません。
なお、ユーザーが作った非公式のG化シミュレーターがいくつかありますが、それらは近似値しか出せないと思います。
従来の法則が通用しない装備品が追加実装されたり(かなり多いです)、
すでに設定されている補助ポイントの仕様変更(こっちは最近ない)があったりするためです。
それによって数M単位の費用が足りなかったり余ったりしますので、なるべくゲーム内で計算することをお勧めします。

必要な補助ポイントが分かったら、補助となる装備や宝石類をどう使うか考えていきます。
G8巻での僧侶ピヨの帽子+7の例では基本成功率18.75%、PDを1つ入れると42.25%となるので
1ポイントあたりの上昇量は(42.25-18.75)/10=2.35%。
必要ポイントは(100-18.75)/2.35=34.57→35ポイントという結果になりました。

装備品や宝石類は、補助として使用したときのポイントが決まっています。
何が何ポイントかを知るには、代表的な補助とPtを見てください。

今必要なのは35ポイントで、スロット数は4なので、ピンクダイヤ(10ポイント)4つで足りますね。
あとは職人さんに依頼してカンカンっとしてもらえば、僧侶ピヨの帽子.Gの完成です。
めでたしめでたし。

注意:成功率が100.00%の場合、失敗することがあります。100%にすると確実に成功します。

しかし、これにも例外があり、補助ポイントがピッタリ割りきれる場合、100.00%でも失敗はありません(おそらく)

例 黄金靴N7をG10書でG化した場合、必要Ptが50Ptピッタリで、
このときPD×5を補助にすると、成功率は100.00%と表示されるが、失敗例は報告されていない


補助をなるべく安く済ませるコツは、装備品を少なめにし、ピンクダイヤを多く使うことです。
装備品は、それ自体が高価であるのと、それを精錬する必要があるためです。

なお、マイスターのスキルには「G精錬技術向上」という神業があります。
マスターすると成功率を25%も上昇させてくれる頼もしいスキルです!
ただし、アクセサリー精錬には適用されません。

G精錬技術向上の上昇率は書の基本成功率と水晶上昇値にかかります。

例: 僧侶ピヨ帽子+7 G8書使用の場合の計算式
精錬向上無し: (100-15)/1.88
精錬向上マスター: (100-18.75)/2.35

代表的な補助とPt

PD ・・・ ピンクダイヤ。10Pt
DD防具 ・・・ 12次防具(Lv180台防具)。+5で26Pt、+6で27Pt
GH胴相当 ・・・ ゴーストハンタースーツ胴、11次防具胴(1次職Lv164防具)、Lv73~80のG装備。+5で17Pt、+6で18.5Pt
GH脚相当 ・・・ ゴーストハンタースーツ脚、11次防具脚(1次職Lv162防具)、Lv57~63のG装備。+5で15Pt、+6で16.5Pt
GH靴相当 ・・・ ゴーストハンターシューズ、Lv43~48のG装備。+5で13Pt、+6で14Pt
11次防具靴(1次職Lv159防具)、2次職2次防具(Lv200台装備)、Lv49~56のG装備 ・・・ +5で14Pt、+6で15Pt
花束、11次防具頭(1次職Lv157防具)、2次職1次防具(Lv160台装備)、Lv36~42のG装備 ・・・ +5で12Pt、+6で13Pt
※狩人職の11次防具、12次防具はPtが低いので補助として適していません。

11次防具 ・・・ 武辰(剣)、深淵(騎)、理力(魔)、慈愛(僧)、ゴージャス・豪華(芸)、名匠(鍛)
12次防具 ・・・ 無影(剣)、光明(騎)、エレメンタル(魔)、セイント(僧)、サファリ・調教師(芸)、鍛冶士(鍛)
12次防具は頭・胴・脚・靴どの部位でも同じ補助Ptになります。

レベル別の補助Ptや例外装備の補助Ptについては下記リンクを参考にしてください。

  • G化用補助PT計算機 (補助Ptの計算ができます)
  • しーるde料理 (補助値について を参考。レベル別・例外装備の装備一覧の他、補助値の計算式も載っています。)


書・補助の選び方

ここでは露店でよく見かけるG7、G8、G10書を例にとっていきます。
持ちキャラの職やレベル、金銭感覚等人によって捉え方が違うので、あくまでも一例として捉えてください。

セゲルで書を選ぶ

2010/10月現在ではG7書が5M、G8書が1.5M、G10書が3M(?)します。
G書の値段だけを見るとG8>G10>G7の優先度で使いたいところです。

G化材料の集めやすさで書を選ぶ

G化材料の面では、G7書はデュラハンのサインで多少苦労しますが、どれも比較的集めやすいです。
G8書はエラスネツの紋様を集めるのが大変。採集でしか取れない上に高レベル鍛冶でないと集めるのに時間がかかります。
G10書は甲殻類の骨を集めるのにかなり苦労します。全体的に材料の必要個数が多いのも厄介です。
材料の集めやすさで考えると、G7>G8>>>G10の優先度で使いたいところです。
補助Ptの節約を優先に…というのでなければG7書かG8書を使うのが無難だと思います。

必要Ptで書を選ぶ

低~中レベルG化編

PT脚N+7をG化するには、G7書で37.5Pt、G8書で40.5Pt、G10書で46.5Pt必要です。
G7、G10書は補助材料がPD(10Pt)のみで足りますが、G8書はPDだけではわずかに足りません。
100%で精錬するためには11Pt以上の補助(+5以上の装備)が必要になり、ルビーを最低でも2つは使うことになります。
なのでこの場合はG7書かG10書を使うのが良いでしょう。
どちらを使うかはセゲルを優先にするか、材料の集めやすさを優先するかで決めると良いと思います。
博打でG8書を使ってしまう!というのも有りですが、90%以上でも割と失敗する事があるためオススメはできません。

低~中レベルDG化編

今度はPT脚G+7のDG化を例に考えていきます。
PT脚G+7をDG化するには、G7書で49.5Pt、G8書で53.5Pt、G10書で61.5Pt必要です。
G7書、G8書の補助スロットが4つなのに対して、G10書の補助スロットは5つなので、G10書のスロット1つにPDを入れてみます。
するとG10書残り4スロットで51.5Ptを満たせば良いので、G8書を使うより少し楽になりそうです。
この例のように、DG化まではG8書を使うよりG10書を使った方が必要Pt数を抑える事が多いようです。

低~中レベルXG化編

今度はPT脚DG7のXG化を例に考えていきます。
PT脚DG7をXG化するにはG7書で73.5Pt、G8書で79.5Pt、G10書で91.5Pt必要です。
上のようにG10書にPDを1つ入れても残り81.5Pt。G8書より辛いのでさっさと除外してしまいましょう。
残りはG7書とG8書ですが、6Ptの差は大きいのでG7書を使うのが無難だと思われます。

補助材料の選び方

  • 1スロットあたりのPtを計算してどんな補助が必要か見積もる
  • とりあえずPDを突っ込んで足りない数Ptを装備で補う
  • 高Pt補助をいくつか突っ込んで残りはPDと他の装備で補う
等のやり方があります。

とりあえずPDを突っ込む場合

戦隊クマさんの服G7→DGにG7書を使うと必要Ptは41.5Ptです。
4スロット全部にPDを入れると40Ptとなり、1.5Pt足りません。
そこでPDを1つ抜いて11.5Pt以上の補助を入れましょう。
11.5Pt以上の補助というと・・・
花束+5(12Pt)、GH頭+6(12Pt)、GH靴+5(13Pt)、11次防具頭+5(12Pt)、11次防具靴+5(14Pt)
辺りが比較的安価で手に入ります。
補助の例: PD×3、GH靴+5(43Pt)

1スロットあたりのPtを計算して補助を見積もる場合

戦隊クマさんの服DG7→XGにG7書を使うと必要Ptは60.5Ptです。
スロットは4つなので1スロットあたり15.125Pt。
GH胴+5が17Pt、GH脚+5が15Ptなので、この辺りを入れれば必要Ptを満たせそうです。
補助の例: GH胴+5、GH脚+5×3(62Pt)
同じPtの11次防具胴・脚や57~80Gを使ってもOKです。

高Pt補助をいくつか突っ込む場合

こちらも戦隊クマさんの服DG7→XGを例にとっていきます。
G7書使用で60.5Pt。
スロット1つに12次防具+5(26Pt)を入れると、残りスロット3つで34.5Pt。
残りスロット全部にPDを入れると4.5Pt足りないので14.5Pt以上の補助を1つ探しましょう。
14.5Pt以上の補助は…
GH脚+5(15Pt)、GH胴+5(17Pt)、11次防具脚+5(15Pt)、11次防具胴+5(17Pt)、11次防具靴+6(15Pt)
辺りが妥当でしょうか。
補助の例: 12次防具+5、GH脚+5、PD×2(61Pt)

補助の費用の考察

12次防具を19M、GH胴を9M、GH脚を5M、GH靴を1M、GH頭を0.1M、PDを0.1M、ルビーを1.8M、
+5に成功するまでのルビーの個数の期待値は100/70+100/60=3.1個、
+6に成功するまでのルビーの個数の期待値は100/70+100/60+100/50=5.1個とします。
※補助装備や宝石の相場によってどの選択肢がお得になるか変わります。
  相場をチェックし、ご自分でも計算してみてください。

  • 戦隊クマさんの服G7→DG(G7書41.5Pt)
GH靴+5、PD×3(43Pt)の場合、1+0.1*3+1.8*3.1=6.88M
GH頭+6、PD×3(42Pt)の場合、0.1+0.1*3+1.8*5.1=9.58M
となり、安価なGH頭を使ったつもりが返って高くなってしまう。

  • 戦隊クマさんの服DG7→XG(G7書 60.5Pt)
GH胴+5、GH脚+5×3(62Pt)の場合、9+5+1.8*3.1*4=36.32M
12次防具+5、GH脚+5、PD×2(61Pt)の場合、19+5+0.1*2+1.8*3.1*2=35.36M
となり、12次防具を使い、残りをPD等で補う方が少々お得。
最終更新:2013年11月01日 19:25
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