榊ガンパレオリジナルキャラクター 自衛軍一覧
略記(詳細は各キャラクター名をクリック)


■自衛軍■

《陸軍》

□岩国基地・筑豊要塞□

司令部

荒波壮一郎(あらなみ そういちろう)

  • 登場巻  :episode two もうひとつの撤退戦 九州撤退戦(下) 山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還3.4 萩・幽霊戦線
  • イラスト初出:山口防衛戦1
  • 階級   :千翼長→中佐→大佐→少将
  • 所属   :3352小隊→士魂号教官→岩国基地副司令→岩国最終防衛ライン臨時司令官→九州派遣軍司令官・筑豊要塞司令官
二十代後半の二枚目俳優のような顔をしている“大天才の荒波神司令官”
格闘技の名手で動体視力にも優れる。元はLに乗っていた。
士魂号単座軽装甲に赤い旋風(ローテンシュトルム)と名付けている
自衛軍きってのエースにして善行の盟友。パズルゲームの作家が友人にいる。
善行同様人型戦車の有効性に着目し部隊を設営・運用。
八代戦で多くの部下を失った為、部下の負担を減らす戦術「吊り野伏」を考案。
九州戦初期の撃墜数は200以上、銀剣突撃勲章授与3回。
山口戦時には300以上に。
阿蘇戦区で部下を庇い負傷し、療養を兼ね郊外で士魂号教官となるが、
態度と顔のでかい上官に直談判し岩国に異動。
撤退戦では遠坂の要請と本田の懇願により殿の後退を支援。
山口戦では岩国基地の臨時司令官に就任し、
大規模陣地と巧みな部隊指揮で幻獣軍に対抗。
奪還戦では作戦半ばから派遣軍司令官・筑豊要塞司令官に就任。
性格・実績・政治色のなさから派閥を問わず人気あり。
会津閥の第二師団長は友人。大胆不敵なエースにして用心深く慎重な指揮官。
岩田憲吾(いわた けんご)
  • 登場巻  :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還3.4,5
  • 階級   :少佐→中佐→大佐
  • 所属   :第21旅団→岩国基地司令部→九州派遣軍司令部作戦課主席参謀
二十一旅団出身の岩国基地参謀。
耳にピアスをしており、外見は5121の岩田裕(従弟)に似ている。
通称・土木の岩田。
ゴスロリ好きが遠坂と出会う事によりメイド趣味へと昇華した。
自称「スタッフの潤滑油」
自衛軍きっての奇才とされるが、
奇矯な言動が災いして部下が長続きしない為直系の弟子がいない。
職業上では日本参謀史の研究を趣味とし、
著書に「日本参謀史・黎明編」がある。
長州が失脚した影響で評価が低い大村益次郎を再評価している。
山口戦では陣地建造を指揮。
又、直属の独立防空支援隊を使い敵の航空戦力に対抗。
奪還戦にも司令部作戦課主席参謀として参加。
浮田(うきた)
  • 登場巻  :九州奪還5
  • 階級   :伍長
  • 所属   :司令部護衛小隊
水原(みずはら)
  • 登場巻  :九州奪還5
  • 階級   :上等兵
  • 所属   :司令部護衛小隊

栗田中隊

栗田(くりた)
  • 登場巻 :もうひとつの撤退戦、九州奪還4,5
  • 階級   :中尉→大尉
  • 所属   :士魂号試作実験小隊長→人型戦車中隊長
某派閥の若手エリートで、映画やアニメから抜け出たような軍人。
上官にも礼儀正しく、悪い人物ではない。
荒波より一回り大きな体格で、無骨で生真面目な印象。
人型戦車のエキスパートになるように期待されている。
上層部は彼に手柄を立てさせたい意向(本来は全くの畑違い)
熊本戦では5121の後を引き受ける為、
旧:荒波小隊の面々を率いて菊池戦区に出撃した。
奪還戦にも参加し、人型戦車中隊を率いる。
清原(きよはら)
  • 登場巻 :九州奪還4
  • 階級   :軍曹
  • 所属   :人型戦車中隊
山口戦時、戦場に向かっていた人型戦車パイロットの一人。
大宰府に出撃時、乗機が脚部不良に。

列車砲<厳島>

林(はやし)
  • 登場巻 :九州奪還4
  • 階級  :大佐
  • 所属  :列車砲<厳島>指揮官
元戦艦乗りの年金生活者。
戦艦砲を使って試作され御蔵入りしていた列車砲<厳島>の再就役に伴い
再召集される。

派遣軍司令部後方支援

宮下倫太郎(みやした りんたろう)

  • 登場巻 :山口防衛戦2・3・4 九州奪還2・3・4
  • 階級   :中佐→大佐
  • 所属   :善行戦闘団→九州派遣軍守備隊→九州派遣軍司令部後方支援主席参謀
40代後半風采のさえない外見で愛想が悪い。
荒波からは士官学校時代の癖で「先輩」と呼ばれる。
従軍経験は大陸戦からあり、
仁川防衛戦では兵站を担当し前線に物資を送り続けた。
しかしこの件は独断だった為軍上層部から忌避を買い出世コースから外れる。
山口戦では市内にて守備隊を統括・指揮し、善行戦闘団を後方から支え続けた。
奪還戦当初は守備隊司令官として軍を後方から支えた。
同時に島村和美に補給のイロハを教え込んでいる。
後、後方支援主席参謀に就任。
極秘作戦発動に伴い、専用のオペレーションルームを仕切る事に。
前園 菫(まえぞの すみれ)
  • 登場巻  :山口防衛戦3・4 九州奪還3.4,5
  • イラスト初出 九州奪還5
  • 階級   :少尉
  • 所属   :第二十一旅団→岩国基地司令部→九州派遣軍司令部
岩国基地での兵站・補給を司るロジスティクスチームの一人。
士官学校を卒業後、二十一旅団に配属。その当時の主席参謀が現・岩田大佐。
髪を短く切り揃えた二十代の女性将校で、
一般の兵・下士官とも気軽に話が出来る気さくな性格。
射撃・格闘術ともSP級。趣味は合気道とショッピング。
宮下をして「まるでネコだな」といわせる。
山口防衛戦では作戦課のオペレータを務め、
岩国戦では舞・厚志にサンドイッチを補給している。
九州奪還戦では後方支援オペレータを務める(九州奪還5記述)。
奪還戦にも同行し、
ロジスティクスチームのオペレーションをこなしつつ、
岩田参謀から宮下大佐を守る盾役を務める。
とある件で島村を援護し、是を契機に彼女と戦友になる。
極秘作戦発動に伴い、
宮下大佐の下、専用のオペレーションルームに配属される。

吉香公園陣地

堂島(どうじま)
  • 登場巻 :山口防衛戦3
  • 階級   :少尉
  • 所属   :第十四師団
岩国戦時、合田小隊と共に吉香公園を守備した市街戦のプロ。
大阪の下町育ちで楽観論者。
負傷兵を野戦病院へ送るため後退するが、
そこが襲撃を受けていた為移転先の整備工場へ赴き守備隊に参加。
亀井
  • 登場巻 :山口防衛戦3
  • 階級   :
  • 所属   :第十四師団
堂島の部下。
三山
  • 登場巻 :山口防衛戦3
  • 階級   :
  • 所属   :第十四師団
堂島の部下。

巌流島砲台陣地

高野(たかの)
  • 登場巻 :山口防衛戦1・4
  • 階級   :少尉
  • 所属   :巌流島第三砲台陣地所属
大柄でヒゲ面だが、神経が細やかで長年不眠症に悩まされている。
西部方面軍に赴任してきた途端、九州総軍の大潰走が始まった。
山口戦の際は予想外の大群を前に抗戦を中断、
隊員と共に地下へ避難し他隊に向け敵情を報告し続けた。

□第三歩兵師団□

名古屋常設師団だが、会津閥の影響下。奪還戦では直方に司令部を置く。
よく訓練された精鋭で、将校・兵は闘志と責任感に溢れているが、経験不足。

山川譲(やまかわ みのる)

  • 登場巻 :九州奪還1.2.3
  • 階級   :中将
  • 所属   :九州派遣軍司令官→第三歩兵師団師団長
新任の師団長で、館山海軍士官学校生・山川道久の父親。
学生時代は生徒会長のニックネームで呼ばれていた。
会津閥が温存してきた逸材で、その世代No.1と目される人物。
代々政治家・軍人・学者を輩出した会津藩家老の家柄(史実)からの分家で、
頭の回転が速く議論を好む、派閥きっての論客。
政治力に富み、本来地味な防御・迎撃戦で本領を発揮する人物だが、
出来れば派手な攻勢をやりたがる演説好きという難儀な性格。
ユーラシア戦を経験しているが、
戦場に出た途端、中央に呼び戻されるという経歴を繰り返していた。
彼に「滅私奉公」という言葉を使った穏やかで丁寧な物腰の父親は、
ユーラシア戦で若くして亡くなった。
善行に対し胡散臭さを感じているが、
撤退戦後の査問会での抗弁には共感している様子。
奪還戦では派遣軍司令官に就任。
シビリアン・コントロール下の軍のあり方を良くも悪くも理解しており
“山川中将の歴史的瞬間”と称される大演説を行って積極策を推し進める。
泉野光也(いずみの みつや)
  • 登場巻 :九州奪還1.2.3
  • 階級   :大佐
  • 所属   :第三歩兵師団作戦課首席参謀
30代の若い大佐で、山川と同じく会津閥。
地形を上手く利用し敵をいなすように戦う有能な片腕で、
その世代の№1エリート。 
善行に対し強烈なライバル意識を持ち功名心旺盛だが、門閥社会には疎い。
岡部(おかべ)
  • 登場巻 :九州奪還2
  • 階級  :少尉
  • 所属  :第三十四連隊
第三小隊長。実家が静岡市内の茶屋で、
玉露の前にうっかり軍務を二の次にするほどの茶の愛好家。
萩原(はぎわら)
  • 登場巻 :九州奪還3
  • 階級   :軍曹
  • 所属   :第六連隊
第三師団(名古屋)が定員不足の為、第六連隊に配属された小隊機銃手。
原隊は第八師団(青森)で、下北の漁師の息子。
藤川(ふじかわ)
  • 登場巻 :九州奪還3
  • 階級   :伍長
  • 所属   :第六連隊
元からの第三師団員で名古屋人、味噌カツが好物。

□第三戦車師団□

虎の子、精鋭ともてはやされているが、戦場の経験が不足している。

兵頭幸一(ひょうどう こういち)

  • 登場巻 :九州奪還1.2.3
  • 階級   :中将
  • 所属   :第三戦車師団師団長
泣く子も黙る第三戦車師団師団長。大陸では凄惨な撤退戦を経験する。
戦車将校として日本で唯一人の中将だが、
これまでの(政府の)戦車温存策もあり実力未知数。
矢吹のような指揮官が育っていることから
先達としての役割は果たしている模様。
酒見(さかみ)
  • 登場巻 :山口防衛戦1 九州奪還1.2
  • 階級   :中佐
  • 所属   :第三戦車師団参謀
山口防衛戦では善行戦闘団に、僚友の矢吹を派遣。
奪還戦では善行の真意を見抜き周りの将校たちを諫める等、
有能な面を所々に見せる。

矢吹重雄(やぶき しげお)

  • 登場巻   :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還2・3
  • イラスト初出:山口防衛戦3
  • 階級    :少佐→中佐
  • 所属    :第三戦車師団第四大隊→善行戦闘団→第三戦車師団第四大隊長
維新以来有能な軍人を輩出してきた矢吹家の、多少難ありサラブレッド。
堂々とした長身の三十代の佐官で既婚者。またの名をカレーの鉄人 。
八代会戦で兄と弟を亡くしている。
幼年学校の入試をインフルエンザ発病の為失敗してから父親とは不仲。
中学の頃担任の影響で天文学者を目指していたが、
家系以外に、自分よりもっと星が好きで才能のある人間を守る盾となる為に
軍人となる。
戦車小隊長の頃に植村中隊に散々に打ち負かされた。
山口戦で酒見参謀の推薦を受けて善行戦闘団に派遣され初陣を飾る。
派遣される途上、車内で人型戦車に関する論文を読破し、
戦闘では舞たちを自在に動かし初陣とは思えない功績を残した。
臨機応変と頑固さが同居する稀有な軍人で5121の理解者。
「戦車屋の伝統は馬鹿にならない」とは善行評。
しかし危険な目に合わせた部隊から凄まじい怒りを買い、
手土産(神戸モロトフ社製高級チョコ)を手に平謝り。
奪還戦にも参加。芝村支隊と行動を共にする事も。
終盤では自ら戦闘団を組織し、圧倒的な敵に対し戦線維持に奔走。
練馬の宿舎には、
プラネタリウムで再会した"彼女"と、
家に来る連絡等を取り仕切る参謀役で料理の腕もなかなかの、
今年小6になる"小さな彼女"。父親は中将。
藪(やぶ)
  • 登場巻   :九州奪還4
  • 階級    :大尉
  • 所属    :第三戦車師団第四大隊第四中隊
矢吹の部下。久留米戦にて追随し、市役所・大橋間に展開。冷静な人物。
大石(おおいし)
  • 登場巻   :九州奪還1
  • 階級    :少尉
  • 所属    :第三戦車師団
真新しい指揮官型アーリーFOXに軽量のサブマシンガン。偵察要員と思われる。
5121整備班が宗像市付近の公園に立ち寄った際は、
大隊の指揮所を物色中だった。
梶山(かじやま)
  • 登場巻   :九州奪還3
  • 階級    :
  • 所属    :
大隊長の一人で、個人としては情に厚く立派な人物。
大損害覚悟で駆け抜けなければならない撤退行動中に
苦戦する友軍を見兼ねて支援に赴いてしまった為、
兵頭師団長よりオトリ役として引導を渡された。

□第五十八山岳師団□

特設師団。中隊長以上のみ自衛軍からの出向者で、装備車両も僅少。
予備役将校と学兵から成る急拵えで練度も低い為、後方警備以上の能力は無い。

鷺宮(さぎのみや)

  • 登場巻 :九州奪還2
  • 階級  :少将
  • 所属  :第五十八山岳師団師団長
二十代後半の女性で、背が高く中性的な魅力の持ち主。元:予備役中佐。
「無駄に敵と戦うな」が口癖。
兄が統括する地方財閥の経営に加わる一方、
広島から近畿圏にかけていくつかの学校の理事長を務め、
文部省との関わり合いが深かった。
召集・現役復帰後、文部省の意向で特進して(戦時階級?)師団長に就任。
練度が低い為小倉で後方警備に徹する筈が急遽前線に駆り出される。
直属の部下に、家令から召集されて作戦参謀を勤める中佐と、
中佐の弟子の不良達から成る山岳戦特殊部隊がいる。
ガンパレード・オーケストラ緑の章で
第百五山岳師団長を務める鷺宮透子少将と風間東二、
シュークリームナイト小隊員と思われる。

五百十八連隊

師団の中では比較的高錬度。
楡(にれ)
  • 登場巻 :九州奪還2・3
  • 階級  :中尉→大尉
  • 所属  :第五百十八連隊
元:社会科教師の中年の予備中尉。
戦闘未経験の小隊が幻獣軍の大攻勢に晒されビル最上階に撤退。
援護を受け後退した後、中隊を率いて八幡西区へ。

島田中隊

西木(さいき)
  • 登場巻 :九州奪還2
  • 階級  :
  • 所属  :五百十八連隊島田中隊
戦死した中隊長に代わって指揮をとる、体育会系の指導者タイプ。
福原(ふくはら)
  • 登場巻 :九州奪還2
  • 階級  :十翼長
  • 所属  :五百十八連隊島田中隊第四小隊

斎藤中隊

斉藤弓子(さいとうゆみこ)
巻(まき)
  • 登場巻 :九州奪還1・2・3,5
  • 階級  :百翼長
  • 所属  :斉藤中隊第二小隊長
髪の毛をリーゼントにしている第二小隊長。
零式ミサイルの名手で岩国防衛戦ではスキュラを八体撃破している。
福田(ふくだ)
  • 登場巻 :九州奪還2
  • 階級  :
  • 所属  :斉藤中隊第三小隊長
第三小隊長。
田島(たじま)
  • 登場巻 :九州奪還2
  • 階級  :
  • 所属  :斉藤中隊第三小隊
第三小隊所属。
北川(きたがわ)
  • 登場巻 :九州奪還2,5
  • 階級  :百翼長
  • 所属  :斉藤中隊第四小隊長
第四小隊長。金髪のロンゲ。終盤、スキュラのレーザーを受ける。
篠田(しのだ)
  • 登場巻 :九州奪還5
  • 階級  :十翼長
  • 所属  :斉藤中隊第四小隊
第四小隊所属。終盤、スキュラのレーザーを受ける。

□第百十六師団□

京都第十六師団の子師団で、熊本連隊、鹿児島連隊を隷下に持つ。

桐野武人(きりの)

  • 登場巻 :九州奪還1.2
  • 階級  :中将
  • 所属  :第百十六師団師団長
薩摩閥からの要求で就任した鹿児島出身の54歳。
髭を蓄えた古武士といった風貌。
予算委員会の西とは親友。山口戦での善行の「冒険」に好意的。

□第二十一旅団□

第二師団と共に軍都岩国を守る一線級の部隊。通称“鬼の二十一旅団”
部隊章は錦帯橋マークの下に21の数字。
芝村閥で固められた珍しい旅団。柔軟な戦いを特徴とする。
岩国戦を経て陸軍に勇名を響かせた。

藤堂京介(とうどう きょうすけ)

  • 登場巻 :九州奪還1.2,5
  • 階級  :大佐
  • 所属  :第二十一旅団旅団長
芝村閥で善行と同世代。実家は大阪の老舗和菓子屋。
小太りで温厚な人柄だが危機に陥るほど生き生きしてくる奇特な性格。
岩国戦でも最後まで笑みを絶やさなかったという
ドメスティック・ジョークの達人。  

合田小隊(彦島分遣隊)

合田純一(ごうだ じゅんいち)

  • 登場巻 :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還1.2.3.4,5
  • イラスト初出:山口防衛戦3
  • 階級   :少尉
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊長
彦島分遣隊の小隊長。実家はクリスチャン。身長170cm以上。
野球(投手)の経験があり、
山口戦後は紅陵α小隊の所属するソフトボール部の臨時監督を務めた。
山口戦前は学生といった風貌であったが
戦後には一応軍人にみえるようになった。
得意技は工兵用手榴弾の遠投(約100m)
橋爪薫(はしづめ かおる)
  • 登場巻 :episode two 九州撤退戦(上・下) 山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還1.2.3,4,5
  • イラスト初出:山口防衛戦1
  • 階級   :十翼長→軍曹
  • 所属   :水俣082独立機関銃小隊→化工402小隊→第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
熊本戦時、益城戦区において小学校を守備。
その後部隊を転戦し阿蘇特別戦区に編入されるが、幻獣の強襲により壊滅。
その後、水分補給を目的に立ち寄った鈴原医院(久石クリニック)で
鈴原・飯島と出会う。(ここで鈴原に治療を受け“逆モヒカン”に)
医院スタッフらの撤退を手伝うため5121小隊の通信を傍受し合流。
その後は5121とともに撤退戦を戦う。
鈴原医師と行動を共にする中で彼女にで惹かれ始め、
その正体に勘付き思い悩むも、結局は放置。
撤退戦後は自衛軍軍曹として
第二十一歩兵旅団彦島分遣隊(合田小隊)の下士官となり、
火力の充実を合田に訴え、装備品確保に奔走。
山口戦開戦後、傷の手当てをする際、鈴原医師と再会、またも逆モヒカンに。
その後は合田小隊を支え続ける。
奪還戦では隊と共に八幡IC付近の陣地の守備についている。
半端な慰めでお茶を濁すのを流儀とせず言い訳はしない。
寄らば斬るぞといった雰囲気で口が悪くすれた所があるが、
心根は優しく合田からの信頼も厚い。
しかし即席の軍曹で戦争しか出来ない為、生活面等は苦手。
94式小隊機関銃を単独で扱う身長170cm以上の古参兵で、
先任軍曹と共に隊の中核を成す。
山口戦後は飯島リサと同棲。通信教育で高校卒業を目指している。
親は工務店経営。
先任軍曹
  • 登場巻 :
  • 階級   :
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
本名不詳。人のよい中年男性。
橋爪が着任した後は「軍曹役」を譲り、生活面等の面倒を引き受けている模様。
安藤(あんどう)
  • 登場巻 :九州奪還5
  • 階級   :
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
久保(くぼ)
  • 登場巻 :九州奪還5
  • 階級   :
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
ミサイル兵
相川(あいかわ)
  • 登場巻 :九州奪還5
  • 階級   :上等兵
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
零式ミサイル兵を率いる、ボクサー体型を保ち闘犬の様な雰囲気を持つ人物。
配属当初は荒んでいて装備の独占について先任軍曹と衝突したが、
事情説明の後和解。
平野(ひらの)
  • 登場巻 :九州奪還5
  • 階級   :一等兵
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
相川の部下。
寒川(さむかわ)
  • 登場巻 :九州奪還5
  • 階級   :
  • 所属   :第二十一歩兵旅団彦島分遣隊合田小隊
相川の部下。

植村中隊

植村悟郎(うえむら ごろう)

  • 登場巻 :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還1.2.3,4,5 萩・幽霊戦線
  • イラスト初出:山口防衛戦4
  • 階級   :中尉→大尉
  • 所属   :第二四旅団→善行戦闘団歩兵中隊→第二十一旅団 植村中隊中隊長
通称:アフロ大尉。
他の旅団から引き抜かれた外様だが、藤堂旅団長からの信頼は厚い。
九州で共生派との戦闘経験あり。
鷺宮少将のファン一号。苦労症のやんごとなき大人の女性が好み。
山口戦において一時的に歩兵に志願した壬生屋の
生身での白兵戦を目の当たりにし、彼女の“大ファン”に。
感情を抑えた淡々とした物言いが祟って
二線級の沿岸警備旅団(二十四旅団)に左遷させられたが
下関・宇部間の防衛戦で壊滅。
10名近くに磨り減った中隊を率いて善行戦闘団に合流した。
近江失脚後、柔軟な指揮が求められる戦闘団主力部隊の歩兵中隊長に、
矢吹の推薦で抜擢される。
奪還戦では、技術者達の護衛を行いつつ柿沼指揮下の支隊に箕田小隊を派遣。
佐賀戦では中隊を率いて芝村支隊に同行。
箕田虎雄(みのた とらお)
  • 登場巻 :もうひとつの撤退戦 九州奪還1.2.3.4,5
  • イラスト初出:九州奪還2
  • 階級   :少尉
  • 所属   :第一七歩兵旅団→第二十一歩兵旅団植村中隊第四小隊
無精髭を生やした二十代後半の風貌で、叩き上げの下士官。
故郷ではお利口さんの頭を触ると自分も頭が良くなるという信仰がある?
撤退戦では第〇九六六独立駆逐戦車小隊を護衛しながら熊本港を目指した。
岩国戦でも植村中隊に参加していた模様。
奪還戦では柿沼指揮下の支隊に派遣された。
佐賀においては鷺宮の部隊を護衛し、その後退を支援。
その後、福岡市内で桜沢レイを保護する。

その他

久萬(くま)
  • 登場巻 :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還2
  • 階級   :一等兵
  • 所属   :第二十一旅団
年齢は十五才だが、向こう傷のある頬、咀嚼力のありそうな顎などから
厚志に善行と同年代と勘違いされた。
所属部隊でケンカばかりして、少年院や懲罰部隊に送られたりしている。
山口防衛時には中西と組んでミサイルネズミとなって主にスキュラを狩った。
撃墜数17。牛丼のレーションが大好物。
奪還戦にも参加し、隊と共に交通整理等を行った。
中西(なかにし)
  • 登場巻 :山口防衛戦1・2・3・4 九州奪還2.4
  • 階級   :伍長→軍曹
  • 所属   :第二十一旅団
山口防衛時に久萬と組んでミサイルネズミとなって主にスキュラを狩った
優秀な狙撃兵。
零式ミサイルの射撃は久萬が担当し、
中西はミサイル三発パックを担ぐ役をしているが、
中西の警戒と援護射撃のおかげで十分な戦果を出せた。
室井(むろい)
  • 登場巻 :山口防衛戦3
  • 階級   :中尉
  • 所属   :第二十一旅団
熊本戦ではトーチカ陣地を守っていた。
山口戦では烈火部隊を率い、遠坂を護衛し整備工場を守った。

□第六百一独立混成旅団□

岩国戦後、五十八山岳師団と共に試験的に編成された、
殆どが学兵から成る文部省管轄の部隊。
中隊長以上に予備役の将校が出向し、現役の古参将校はごく希。
装備は二流で学兵の練度も低い。

赤松(あかまつ)

  • 登場巻 :九州奪還4
  • 階級   :大佐
  • 所属   :第六百一独立混成旅団旅団長
温厚な初老の軍人だが、ユーラシア戦で悪鬼の如く戦って友軍の撤退を援護し、
自ら捜索中隊を率いて負傷兵を助けた人物。
その時重傷を負い現在も足を引きずっている、戦争嫌いの偏屈な親父。
帰還後退役し妻子と別れ山小屋に引き篭もったが、
第六百一旅団の指揮官として再召集された。
学兵に対しては厳しくも公平で、予備役将校にも彼を尊敬する者は多い。
中隊長以下に与えた訓示は「将来ある学兵を死なせるな」
沢渡(さわたり)
  • 登場巻 :九州奪還4
  • 階級   :中尉
  • 所属   :第六百一独立混成旅団沢渡中隊
ユーラシア戦当時の曹長。
将校不足に悩む自衛軍に説得されて少尉に任官するが、
同僚とよく衝突し他隊の将校との暴力沙汰で拘置所入りしていた。
北陸の沿岸警備隊で燻っていた所を赤松大佐にスカウトされた。
六百一旅団を気に入っている。
「威張るのも威張られるのも嫌いだ」というのが口癖。 
広田(ひろた)
  • 登場巻 :九州奪還4
  • 階級   :
  • 所属   :第六百一独立混成旅団
岩瀬(いわせ)
  • 登場巻 :九州奪還4
  • 階級   :
  • 所属   :第六百一独立混成旅団

その他

那智 浩一(なち こういち)

  • 登場巻 :もうひとつの撤退戦 九州奪還4
  • 階級   :中尉→大尉
  • 所属   :第四十二師団 師団戦車隊
元・紅陵α小隊の戦車教官。通称「髭だるま」。
実家は深川の那智建設(木造屋敷風旧家。都庁ビルも請け負ったとか)
兄は小柄でほっそりした銀色チタン眼鏡の学者肌。
丸顔でずんぐりむっくりの小太り、
揉み上げからもじゃもじゃと髭を生やしている、
目だけが鋭い刑事ドラマの犯人役の様な容姿だが、
"経理課長閣下"の前では借りてきた月ノ輪熊。熊本戦時の撃破数は七十八。
「死んで花実が咲くものか」というモットーと、視認だけに頼らない事、
車体を隠蔽しての待ち伏せ戦術を教え、後の小隊の部隊運用に影響を与えた。
初陣を堅田戦車隊の後方で飾らせた後、前線に復帰。
撤退戦時には菊池を救出し、奪還戦を前に紅稜女子α小隊に配属させた。 
奪還戦では再建中の師団ごと九州に再投入された。
その後、気落ちする佐藤を励ます。
顔馴染みを引き抜いて師団戦車隊を編成し、第一線へ。

西本(にしもと)

  • 登場巻 :山口防衛戦1
  • 階級   :中将
  • 所属   :前・西部方面軍司令
政畑出身。
九州戦では広島・山口を一大補給基地として円滑な物資輸送を行ったが、
山口戦開戦後、秘書官共々言動が怪しくなる。
木戸(きど)
  • 登場巻 :九州奪還3
  • 階級   :中尉
  • 所属   :第五百十一独立混成旅団捜索隊
金剛山トンネル内にて友軍の遺体を発見。
岩熊(いわくま)
  • 登場巻 :もうひとつの撤退戦
  • 階級   :大佐
  • 所属   :
熊本市郊外の自衛軍演習場の基地司令官。
自衛軍士魂号部隊創設に関わっており、反芝村派。
同基地には試作実験機小隊司令の栗田中尉も所属していた。
三月末に負傷した荒波も、療養を兼ねて教官役を務めていた。

[九州撤退戦]

村上(むらかみ)

  • 登場巻 :九州撤退戦(下)
  • 階級   :少佐
  • 所属   :第二十七戦車旅団・村上戦隊
山鹿市西方・三加和町付近にて包囲されていた
精鋭三十個小隊の中の将校の一人で無派閥。
生き残る為に部隊ごと善行の傘下に入り、ついていくことを決める。
安藤(あんどう)
  • 登場巻 :九州撤退戦(上)
  • 階級   :少佐
  • 所属   :
山鹿市西方・三加和町付近にて包囲されていた
精鋭三十個小隊の中の将校の一人。
5121小隊が接触した際は公民館で指揮を執っていた。
その後、夜間ではあったが連動して包囲解除の攻勢を行い、部隊を脱出させた。
包囲網脱出後は村上戦隊に追随したと思われる。
敷島(しきしま)
  • 登場巻 :九州撤退戦(上・下)
  • 階級   :中佐
  • 所属   :自衛軍第八軍・敷島戦隊
ロジスティクス部門にいた為、戦闘経験は皆無。
友軍救出に赴く部隊を率いて南下する途上、善行・原を
“幕僚総監部からの命令”で拘束しようとする。民間人に対する暴行歴あり。
政治的に立ち回ろうとして墓穴を掘るタイプ。

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最終更新:2009年12月11日 02:07