そもそもなんでGPFに出したのか?五輪に出られないなら、GPシリーズにも出さなきゃよかったじゃん


なぜGPシリーズに出したのか、明確なところはファンにはわかりません。
が、城田強化部長の「経験を積ませたかった」という発言から推測できることはあります。

ジュニアでチャンピオンになり、満を持してシニアに進んだはいいけれど、なかなか結果が出ない…ということは毎年のように起こっています。
数年後にトップ選手になれればまだいいのですが、特に女子の場合、身体の成長によってバランスを崩し、不調になる時期と重なる選手が多いせいか、以降ほとんど名前を聞かないということも珍しいことではありません。

あらゆる意味で規格外の選手である浅田真央にそのような心配は無用かもしれませんが、実際シニアの大会に出てみなければわからないことはたくさんある。東京で開催される07年の世界選手権で上位を期待される浅田選手であるからこそ、シニア1年目を五輪の重圧とは無縁の状態で、シニアの雰囲気や上位選手の滑りを体験し、来るべき06-07シーズンの東京ワールドでは、新世代の女王として花開いてほしい。

是非についての論議は別として、このような意図のもとにGPSに派遣されたのではないかと思われます。

確かに、五輪・選手権大会とその他の試合で年齢制限が異なるというルールが今回の混乱の原因のひとつであるといえます。
今後議論になり、改善されることもあるかもしれません。




最終更新:2005年12月20日 19:09