Royal Guard
第11話 ●おぼえていますか
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今あなたの声が聞こえる。
ここにおいで…とは言ってないけどね。
「俺の名前は漁夫のLee。名前はまだない」
と昨日エルが自己紹介をしていた教壇の上でりーやはそう言った。
なんと、りーやまでこの歓迎学園に編入してきたのだ!
まぁ、このカバリア島で学校って言ったらここしかないから学生やろうとするとそうなるのは当然なわけで。
「好きなものはリーチ目と中南海です」
りーやの自己紹介はいたってシンプルで簡潔だった。
もうちょっとひねってもいいんじゃないかと思ったけど、りーやの頬が赤いので気がついた。
ああ、照れてるんだ。と。
りーやってばかわいいとこもあるんだね。によによ。
てゆうか。パチスロもタバコも未青年禁止なはずだけど、それはまた別の話。
「ってなわけでよろしく」
ぱちぱちぱち。
無難なりーやの自己紹介が終わると、拍手が送られた。
「次、ど~ぞ」
ひときしり拍手がやむと、テンレン先生がやるきなさそうに次をうながした。
昨日、たしか好きな俳優さんが結婚したって言ってへこんでたから、きっと自棄酒して二日酔いでもしたんだろう。
いい年こいてなにしてるんだか・・・。
そうそう。それで、そう、まだいるのだ。
転校生が。
まさに、転校生ラッシュ。
コンボともいう。
弱中強で繋がる感じ。
さらに浮かせ技した後スーパーキャンセルかけて当たり判定とか復活させるともうすごいことに。
「泪月です。『おぼろ』はなみだと書きます。キャッツアイのルイさんと同じ漢字です」
黒い服に身をつつんだ少女はおずおずと自己紹介を始めた。
そう、もう一人の転校生とはおぼちゃんなのだ!
あのあとコーラルにえるが飛ばされたとき、二人はパラダイスに飛ばされていたらしく、しばらく探してくれたみたいなんだけど、結局わたしが見つからなかったので探すのを諦めて、二人で旅をしていたようだ。
昨日はお楽しみでしたね。
って言ったら、おぼちゃんにぐーでなぐられた。
しかも。極攻撃装備で。
しかも。フリッカージャブ。
速すぎてみえませんでしたまる。
「…と、いうわけですので兄の朝日を見かけましたら教えて下さい」
おぼちゃんのお兄ちゃんの透さんがまだ見つからないらしい。
うちの姉はあほみたいに速攻で再開できたのに…かわいそうなおぼちゃん…そしてわたし。
立場が逆だったらよかったのにね。
すぱこーーん。
ななめ後ろから何かが飛んできたらしく、my後頭部を直撃した。
ころころと転がる物体が目の端にとまる。
消しゴムだ。
そして、ななめ後ろには…アルがいた。
『あんた、今失礼なこと考えてたでそ?』
『お、思ってないよ』
『嘘だっ!!』
かなかなかな。
っていうか。
『心ん中詠むな』
『双子なんだから仕方ないでしょうが』
『アリエール』
お肌の触れ合い回線で会話する姉妹ってどうなのよ。
『触れ合っていないが』
……。
わざわざつっこむな。
『しゅごいのおおおおおおぉぉぉ』
『だあぁぁぁっ。うるさいっ!』
[>:1拒否
おk。
ここにおいで…とは言ってないけどね。
「俺の名前は漁夫のLee。名前はまだない」
と昨日エルが自己紹介をしていた教壇の上でりーやはそう言った。
なんと、りーやまでこの歓迎学園に編入してきたのだ!
まぁ、このカバリア島で学校って言ったらここしかないから学生やろうとするとそうなるのは当然なわけで。
「好きなものはリーチ目と中南海です」
りーやの自己紹介はいたってシンプルで簡潔だった。
もうちょっとひねってもいいんじゃないかと思ったけど、りーやの頬が赤いので気がついた。
ああ、照れてるんだ。と。
りーやってばかわいいとこもあるんだね。によによ。
てゆうか。パチスロもタバコも未青年禁止なはずだけど、それはまた別の話。
「ってなわけでよろしく」
ぱちぱちぱち。
無難なりーやの自己紹介が終わると、拍手が送られた。
「次、ど~ぞ」
ひときしり拍手がやむと、テンレン先生がやるきなさそうに次をうながした。
昨日、たしか好きな俳優さんが結婚したって言ってへこんでたから、きっと自棄酒して二日酔いでもしたんだろう。
いい年こいてなにしてるんだか・・・。
そうそう。それで、そう、まだいるのだ。
転校生が。
まさに、転校生ラッシュ。
コンボともいう。
弱中強で繋がる感じ。
さらに浮かせ技した後スーパーキャンセルかけて当たり判定とか復活させるともうすごいことに。
「泪月です。『おぼろ』はなみだと書きます。キャッツアイのルイさんと同じ漢字です」
黒い服に身をつつんだ少女はおずおずと自己紹介を始めた。
そう、もう一人の転校生とはおぼちゃんなのだ!
あのあとコーラルにえるが飛ばされたとき、二人はパラダイスに飛ばされていたらしく、しばらく探してくれたみたいなんだけど、結局わたしが見つからなかったので探すのを諦めて、二人で旅をしていたようだ。
昨日はお楽しみでしたね。
って言ったら、おぼちゃんにぐーでなぐられた。
しかも。極攻撃装備で。
しかも。フリッカージャブ。
速すぎてみえませんでしたまる。
「…と、いうわけですので兄の朝日を見かけましたら教えて下さい」
おぼちゃんのお兄ちゃんの透さんがまだ見つからないらしい。
うちの姉はあほみたいに速攻で再開できたのに…かわいそうなおぼちゃん…そしてわたし。
立場が逆だったらよかったのにね。
すぱこーーん。
ななめ後ろから何かが飛んできたらしく、my後頭部を直撃した。
ころころと転がる物体が目の端にとまる。
消しゴムだ。
そして、ななめ後ろには…アルがいた。
『あんた、今失礼なこと考えてたでそ?』
『お、思ってないよ』
『嘘だっ!!』
かなかなかな。
っていうか。
『心ん中詠むな』
『双子なんだから仕方ないでしょうが』
『アリエール』
お肌の触れ合い回線で会話する姉妹ってどうなのよ。
『触れ合っていないが』
……。
わざわざつっこむな。
『しゅごいのおおおおおおぉぉぉ』
『だあぁぁぁっ。うるさいっ!』
[>:1拒否
おk。
こうして。わたしたちの学園生活は幕を開けた。