今リーグの3戦目は振り飛車の師匠である(?)亀さんとの対局となりました。
さて少しは教えて頂いたことを発揮できますでしょうか・・・?



序盤は成り行き上、振るよりも船囲いで受ける形に・・・
しようと思ったら図1の形は早くも突っ込みどころになるらしいです。


この局面、こちらが居飛車になっているので
船囲いから左美濃や穴熊を目指す方が守りが堅くなるのです(エッヘン

狼将棋の皆さんなら、この局面からは他にも5筋位取りや玉頭位取りなど10通りくらいは戦法が
思いつくそうです!!
リl|;´∀`l|<す、すごい・・・。

※追記
从*^ー^)<実は第1図の後、▲3六歩~▲3七銀~▲5七銀~▲7八飛、のように進めると相振り飛車にすることもできます(囲いは右側に矢倉)。感想戦のときこの順のことをすっかり忘れてて申し訳ないorz
居飛車にするのであれば、第1図は上に書かれたような作戦がとれない分、少し損ですね(ジャンケンでいうと、あんたはグー出すの禁止!みたいな)。

局面が進んで図2は△1五角に対して▲3八飛と守ったところです。



ここまでは3筋から私が先に仕掛けたのです。
それで亀さんの角が飛び出してきたのですが、▲2六銀とすれば
銀桂と角の交換になっていました。
こうなると亀さんもまだ先は分からない状態だったそうです。
確かにせっかく角の逃げ道塞いでるので
受けてしまうと向こうのペースになってしまうんですねえ。


図3の時点で飛車先通ってるんですが、
6筋に角も飛車も睨みを利かせてきているので
こりゃやばいと思って▲5七銀と守りました。


攻めの銀と守りの銀を交換してちょっと満足していたのが甘かったですね。
その銀を△6六銀と打たれてしまい、嫌な感じに。
守りの銀といっても玉の近くの銀じゃないと大してダメージにはならないんでしょうねえ。

※追記
从*^ー^)<第3図の▲5七銀は、遊び駒を活用して守りを固める、とてもいい手でした。惜しかったのは次の△6六銀に対する▲同銀で、こちらは苦労せずに飛車先の歩が前進、しかも金取りという厳しい手になってしまったわけです。
△6六銀には▲6八金上のように受けて、6五の歩は絶対に進ませないぞ!というつもりで粘られると、こちらも少し苦労していたと思います。

図4も実に(・A ・)イクナイ!


相手の角道に金と飛車が並んじゃってますねorz
これではどちらか取ってくださいと言ってるようなもの。
本当、最低でも相手の大駒の利いてる筋っていうのはいつも意識しておかねば・・・(汗)

案の定、この直後△6七歩成と角道通されて飛車を取られてしまいました。
こうなってはいつもの通り逃げ惑うのみ・・・。

いやぁ、将棋って難しいですリl|;´∀`l|


開始日時:2008/08/25 1:14:50
棋戦:自由対局室
先手:* umesan
後手:* kame

▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △3三角 ▲6八銀 △3二銀
▲5六歩 △4二飛 ▲4八銀 △6二玉 ▲5七銀左 △7二玉
▲5八金右 △8二玉 ▲6八玉 △7二銀 ▲3六歩 △4四歩
▲7八玉 △6四歩 ▲2六歩 △5二金左 ▲2五歩 △4三銀
▲4六歩 △9四歩 ▲3七桂 △9五歩 ▲4五歩 △5四歩
▲4六銀 △7四歩 ▲3五歩 △同 歩 ▲同 銀 △3六歩
▲3四歩 △1五角 ▲3八飛 △3二飛 ▲1六歩 △3七歩成
▲同 銀 △5一角 ▲6五歩 △3四銀 ▲4四銀 △8四角
▲6七金 △6五歩 ▲3三歩 △4二飛 ▲4六銀 △4三銀
▲同銀成 △同 飛 ▲3二歩成 △6三飛 ▲5七銀 △6六銀
▲同 銀 △同 歩 ▲5七金 △3七歩 ▲4八飛 △6七歩成
▲同 金 △4八角成 ▲6六歩 △2九飛 ▲5八銀 △4六桂
▲6八金引 △5八桂成 ▲同金上 △同 馬 ▲同 金 △6九銀
▲6七玉 △5八銀不成▲同 玉 △4六金 ▲6七玉 △6九飛成
▲7七玉 △5六金 ▲8六玉 △8五銀 ▲同 玉 △7三桂
まで90手で後手の勝ち



(2008.08.25対局、2008.09.28記す)
最終更新:2008年09月29日 01:47