#9 うきうき!居飛車党に転向!!(2008.08.07)



リーグ戦第2戦は嗣永さんと。やはり、初手合わせ。
何回か嗣永さんの将棋は観戦したことがあって、振り飛車が
多かった(ような気がする…)ので、相振りもいいかなとは思ったが、
この時は少し揺さぶりを掛けてみようと思った。






私のとった戦法は筋違い角。
一歩得をして、その歩を活かして攻めようというものだが、
角が筋悪になる上、相手だけ角が手持ちになるのが大きい。

6六の歩を突いて、角を6七や7八に引くのがよくあると思うが、
6五の地点が争点になりやすいため、いつも突かないことにしている。

しかしそのため、角が窮屈になりやすいのだが…。







案の定、角が奥に引っ込められてしまう。
ここでは、△4四角や端攻めが厳しそうに見えるが…。

(後から調べてみると、意外に1八の角をとがめる手がないみたいだ。)








▲3六歩に、△5五角と飛車に当ててきた。
角を手放してくれるとこちらとしても有り難い。

ただ筋は1八の角の方が悪いので、得した一歩を
どう使うかで勝負が決まりそう。







強気に角銀交換を迫る。
ここではやや優勢を意識。







角銀交換の後、さらに銀桂交換と駒損の攻めを続けてくれた
おかげで、ここでは先手が大優勢となっている。

しかし△2五銀は、△2四飛、△2六桂の筋などがあり、なかなかうるさい。

△3五銀がそれらを受けると同時に飛車にも当てた一石三鳥の手。
キラリ☆光る一手 其の一 第二問参照


これからゆっくりと反撃に出ようしたところだった。
後手に銀タダ捨てのポカが出て勝負は決した。




まとめ


疑問手
△50手目7八銀

悪手
△72手目3六銀


注意:コンピュータにかけているわけではありません。
私の勝手な判断です。よって間違いもあるかもしれません。




開始日時:2008/07/12 0:01:28
棋戦:自由対局室
先手:きらり
後手:嗣永さん

▲7六歩 ▽3四歩 ▲2二角成 ▽同 銀 ▲4五角 ▽6二銀
▲3四角 ▽3二金 ▲7八金 ▽8四歩 ▲8八銀 ▽8五歩
▲7七銀 ▽8四飛 ▲5六角 ▽3三銀 ▲4八銀 ▽4四銀
▲2六歩 ▽5五銀 ▲4五角 ▽4四銀 ▲2七角 ▽3五銀
▲1八角 ▽7二金 ▲3六歩 ▽5五角 ▲3七銀 ▽4四銀
▲2五歩 ▽8六歩 ▲同 歩 ▽3三銀 ▲4六銀 ▽同 角
▲同 歩 ▽2四歩 ▲同 歩 ▽同 飛 ▲2五歩 ▽4四飛
▲3八金 ▽4六飛 ▲4七歩 ▽4四飛 ▲5八玉 ▽8七歩
▲同 金 ▽7八銀 ▲8八金 ▽8九銀成 ▲同 金 ▽3七歩
▲同 桂 ▽4五桂 ▲同 桂 ▽同 飛 ▲7八金 ▽4四飛
▲3七金 ▽3四銀 ▲2四歩 ▽3三桂 ▲3八金 ▽2五銀
▲3五銀 ▽8四飛 ▲6六角 ▽5四飛 ▲3七桂 ▽3六銀
▲同 角
まで73手で先手の勝ち


最終更新:2008年08月07日 21:47