今リーグ戦の開幕戦の相手はよっすぃーさんでした。
数日前に矢倉vs矢倉でガチ勝負となったのですが完敗しており、
そのリベンジじゃーってことで行ってみましょう。


一応、作戦としては矢倉にしたいなぁという方向。
(↑それしか知らない癖にwww)

それなりに慣れた駒組みが終わり、(図1)
ここからどう展開するかが問題なんですが・・・。


▲3六歩、△7四歩、▲3七銀と進みました。(図2)
この後はあまりそうするつもりが無かったけど棒銀っぽく・・・。


対局後の感想戦で、よっすぃーさんが仰るには
3七銀より4七銀の方がしっくり来るとか何とか・・・。
ふーむ、振り返ると自分は3七銀ばかり指しておりました。
多分、どこかで最初に読んだ手筋がそうだったからw
これは研究の余地がありそうですねえ。

図3は38手目で△7五角と飛んできたところですが
ここは歩を打つかどうか迷います。


とりあえず害が無さそうなので▲2六銀として
△7ニ飛のところで▲7六歩と守っておきました。
まぁこれはこんなもんでしょうか。


肝心の攻めですが(汗)
47手目で▲3五歩としたのが図4です。
普通に△同歩、▲同銀、△3四歩打、▲2六銀で終了~orz

感想戦では1五銀からの攻めの提案もありましたが、
角に睨まれてるため上手くいかなそうだということに。
飛車も3筋に振っちゃってますし。
こうして銀が役立たずのままポツンと・・・(´・ω・`)カワイソス
やる気が無いなら棒銀なんてしちゃ駄目ですね。

でも何とか銀を活用すべく機会を探したいところ。
感想戦でガキさんにご指摘頂いたのが67手目辺り。(図5)


ここは何はともあれ2四歩と突き捨てるのが良いそうです。
これで相手の守りに隙を作れると!
△2四銀と取られたらどこかで▲4五桂とでも跳ねておけば良い感じかな?
△2四歩なら▲1五銀から▲2四銀と行ってみる感じでしょうか??
難しくて完全には分かってないですが、確かに銀も活き活きとしてきそうですw

(2008/07/20 追記)

( ・e・)<△2四同歩ならあとで歩と桂馬が手に入ったときに、▲2三歩から▲1五桂で玉を囲いから追い出したり、金を攻撃するような狙いが残ります。
飛車が相手陣1段目にいるのなら▲2三歩で大変厳しい攻めになります。

またこの将棋では実現は難しいですが、飛車が2筋にいて銀が邪魔していないような場合ですと歩を手に入れてから▲2五歩とあわせて桂馬をはねたり歩で玉頭を圧迫していく狙いが手筋でよく出てきます

つまり隙ができている形なので△2四同歩なら、できればこちらからは2筋はすぐにはいじらずに銀は▲3五歩と合わせて使ってていくか、上に逃げてきたときの逮捕用に放置で他の所でポイントを稼げれば。。というイメージが良いと思います

(追記 ここまで)

そしてその歩の突き捨てを流石よっすぃーさんはきっちりと指されます。
図6は70手目で△8六歩と突き捨ててきました。


これは問答無用で取るべきなんですが、愚かにもスルーしてしまい、、、
△8七歩成、▲同金と形を崩される結果に。
何故取らなかったかは、今になるとよく分からないです。
ちゃんと一手一手、その意味を持たせるようによく考えないと駄目ですよね・・・。


83手目、私が角を打った場面です。(図7)


ここから△6二飛、▲6三歩としてしまい
これで角道を塞いだことで△8ニ飛とされて勝負オワタ\(^o^)/な感じに・・・。
85手目は▲3六馬と、すぐ馬を作って勝負すればもう少し展開を変えられた気がします。


角を失ってからはもう一方的な展開で受けてばかり。
自分ではあまりに内容が無さ過ぎて納得できない開幕戦になってしまいました。


開始日時:2008/07/10 0:28:05
棋戦:自由対局室
先手:* umesan
後手:* yossy

▲7六歩 △3四歩 ▲6六歩 △8四歩 ▲2六歩 △4二銀
▲6八銀 △6二銀 ▲4八銀 △5四歩 ▲5六歩 △3二金
▲7八金 △5二金 ▲5八金 △4四歩 ▲6七金右 △4一玉
▲7七銀 △3三銀 ▲7九角 △3一角 ▲6九玉 △4二角
▲6八角 △4三金右 ▲7九玉 △3一玉 ▲8八玉 △2二玉
▲3六歩 △7四歩 ▲3七銀 △9四歩 ▲2五歩 △7五歩
▲同 歩 △同 角 ▲2六銀 △7二飛 ▲7六歩 △4二角
▲3八飛 △7三桂 ▲4六角 △8五歩 ▲3五歩 △同 歩
▲同 銀 △3四歩 ▲2六銀 △6四歩 ▲7五歩 △6三銀
▲5七角 △6五歩 ▲1六歩 △7五角 ▲7六歩 △6四角
▲3七桂 △9五歩 ▲4六歩 △7四銀 ▲4五歩 △同 歩
▲1八香 △4六歩 ▲4八飛 △8六歩 ▲4六角 △8七歩成
▲同 金 △4六角 ▲同 飛 △8五桂 ▲8六銀 △6六歩
▲6八金 △4四歩 ▲5五歩 △同 歩 ▲8一角 △6二飛
▲6三歩 △8二飛 ▲8五銀 △同 銀 ▲6六飛 △8一飛
▲8六歩 △同 銀 ▲同 金 △同 飛 ▲8七歩 △8二飛
▲6二歩成 △6五歩 ▲同 飛 △5六角 ▲6七飛 △同角成
▲同 金 △6六歩 ▲6八金 △6七銀 ▲6九金 △2八飛
▲7八銀 △2六飛成 ▲7三角 △7八銀成 ▲同 金 △6七銀
▲7九金 △2八龍 ▲7八銀 △同銀成 ▲同 金 △同 龍
▲同 玉 △6七金 ▲8八玉 △7九角
まで124手で後手の勝ち


(2008.07.10対局、2008.07.12記す)
最終更新:2008年07月20日 03:02